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以前、尚絅学院高校の数学の問題は
なかなかの良問が多い ということについて書きました。 そのことについて、 「特にそうは感じなかったが、どの辺が良いのか」 というお問い合わせをいただきましたので、 ちょっと補足させていただきます。 「良問が多い」というのは、 ここ数年の問題に限定した話ではありません。 私がこの仕事を始めた20年ほど前から ずっと見続けての感想というほうが正確だと思います。 昔の私立高校は、特に入試の数学で、 かなりひどい問題を出すところが たくさんありました。 あちこちから寄せ集めたような 問題ばかり出す某女子校。 毎年同じような、というよりも ほとんど同じ問題ばかり出す某共学校。 こういったところは、 ほとんどやっつけ仕事で 入試問題を作っていたのだと思います。 こういう高校の入試問題は、 ひと目見れば、解き方から出題者の意図まで 全部わかってしまいます。 底が浅くてつまらない問題だと思います。 それに対して尚絅の入試問題は、 ちょっとアレンジされていて、 考えさせるような問題も バランスよく含まれています。 教える側から見ても、 「これはちょっと面白い問題だ」とか、 「生徒にやらせてみたい」 と思うようなものが、昔から多いのです。 もっとも、最近はどの私立高校の入試問題も レベルが上がってきました。 (この場合の「レベル」は、 「難易度」という意味ではなく、 「質」の意味です。) ですから、特に尚絅の問題が良いとは 感じない方も多いかもしれません。 ちなみに、宮城学院の数学も好きです。 こちらは「面白い」「やらせてみたい」 というよりも、「良い意味でオーソドックス」 という印象です。 逆に、男子校や旧男子校の中上位校は 問題が難しすぎるところが多くなっています。 それでも、最近は現状にあった 標準レベルの問題が多くなっているので、 こちらも以前よりは だいぶ良くなっていると思います。 ただ、あまり易しくなりすぎて、 つまらなくなった面もあります。 東北学院などは、十数年前とは 比べ物にならないぐらい易化しましたから。
はじめまして、仙台金四郎と申します。
公立中高一貫校を受験する我が子に算数を教えていて、「Xを使えば楽に自然に解けるのに」と思うことがたびたびありました。 「Xの使用は禁じ手である」という説もあれば「Xを使って解いても差し支えない」という説もあり、判断に苦しみました。塾長さんのご見解をお示しいただければ幸いです。 (2012.02.01 17:04:34)
仙台金四郎さん、こんにちは。
個人的な見解ですが、正直なところ、 「方程式を使うかどうか」は あまり重要な問題ではないと思います。 どちらでも良いのではないでしょうか。 ただ、矛盾するように思われるかもしれませんが、 安易に方程式に頼るのはよくないと思います。 「方程式」を使った解き方は、 ある意味「思考停止」につながりかねないからです。 求めたい数値をxとおいて方程式をつくり、 それを機械的に解いていくという作業は、 楽ではありますが、その分 「工夫」や、「思考」が入りにくいように思います。 ですから、どちらをおすすめするかと言ったら、 方程式を使わないほうです。 方程式を使わない解き方もマスターし、 その上で方程式を使った解き方も覚えるとか、 そういうことならば問題はないと思います。(2012.02.01 21:23:09)
yoshi-k-ksさん、ご説明有難うございます。
公立校が入試における採点基準を明確にしてくれることを望むのみであります。開かれたスタイルを持つ貴塾のご発展を祈ります。(2012.02.02 22:11:27)
yoshi-k-ksさん、こんにちは。暖かいメッセージありがとうございます。
あまり熱心に勉強したわけではなかったものの、子どもはどうにかこうにか第一志望校合格を果たしました。ただ、「算数でXを使って減点されないかどうか」は悩ましい問題でした。 結局のところ、「Xを使って解くと減点するようなケチな了見の学校ならばそもそも進学する価値がないから、必要性を感じたらXを使ってもいいんじゃね」といって試験場に送り出しました。 「中学入試の算数でXを使って減点されないかどうか」は謎のままです。公立であれ私立であれ、採点基準のような情報を積極的に公開する学校が評価される時代が来ることを願っています。(2012.02.04 10:30:50) │<< 前へ │次へ >> │一覧 │コメントを書く │ 一番上に戻る │ |