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福岡県久留米市文化財保護課は27日、同市合川町の筑後国府跡で、新たに9世紀(平安時代)の国司館の建物跡を確認したと発表した。同国府跡では3棟目の発見。国司の館跡が1つの国府で3カ所見つかるのは全国初という。
国司館は、地域を統治した長官や役人など国司の住居。当時、地域を統括する「国」は全国に約60あり、このうち筑後国には都から4人の国司が派遣されていた。 新たに見つかった国司館跡は、既に発見された2つの館の南側に隣接。南北の長さは約50メートルで、東西の長さはまだ分かっていない。周囲は溝で取り囲まれ、敷地内で皿や杯、かめなどの陶器の捨て場所とみられる穴も見つかった。陶器はうわぐすりを施された当時の高級品もあった。同課は、国司が宴を開く際に使っていたとみている。 西谷正・九州大名誉教授(考古学)は「国司館跡は全国でもほとんど見つかっておらず、今回の発見は国司館の構造などの解明に大いにつながるのではないか」と話している。(西日本新聞より) ---------------------------------------------------- □現地説明会 ---------------------------------------------------- 29日午前10時半から ---------------------------------------------------- □参考図書 ---------------------------------------------------- 古代地方官衙遺跡の研究 著者:山中敏史 出版社:塙書房 サイズ:単行本/431, 発行年月:1994年02月 税込 7,875 円 【目次】 序章 古代地方官衙遺跡研究の意義と方法/第1章 郡衙の構造と機能/第2章 国府の構造と機能/第3章 古代地方官衙の成立と展開/終章 総括と今後の課題/付 主な国衙・郡衙遺跡所在地・調査報告書等一覧 ---------------------------------------------------- 幻の国府を掘る 東国の歩みから 著者:寺村光晴 /早川泉 出版社:雄山閣 サイズ:単行本/245p 発行年月:1999年09月 税込 3,045 円 国府の成立年代・立地・広がり、国衙の構造と変遷および文献にみられる国府などについて、考古学の最新の成果をもとに詳細に検証。全国68か国の国府跡やその推定地をも紹介。 【目次】 1 古代の国府を概観する(国府と国庁・国衙・館/国府調査の現状と課題)/2 東国の国府を掘る(幻の国府を求めて―安房国・上総国/国府は移転したか―相模国/国衙の変遷から国庁を探る―下総国/国府の民とひろがり―武蔵国/国府に地割はあったか―上野国 ほか)/3 国府を歩く―全国六八か国 │<< 前へ │次へ >> │一覧 │コメントを書く │ 一番上に戻る │ |
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