伊達市霊山町大石の宮脇遺跡で室町時代の寺院跡とみられる礎石や瓦などが発見され31日、報道機関に公開された。試掘調査を行った市教委は1401年に大石地区に再興されたと伝えられる「霊山寺」の有力な候補になるとみて来年度以降、本格的な調査に入る方針だ。
宮脇遺跡から寺院跡が確認されたのは初めて。最も注目されるのは礎石で、30―50センチ程度の平らな石が幅約2メートル間隔で2列に並んでいる。寺院を建てるために整地されたような跡も見つかった。さらに数種類の瓦、青磁、古瀬戸なども発掘された。このうち菊の文様が配された軒平(のきひら)瓦は同市梁川町の東昌寺跡でも発見されている。東昌寺は伊達家が建立した寺院の筆頭格であることから、寺院にも伊達家が関与していた可能性が高いとみられる。
霊山寺は859年に慈覚大師によって開山されたが、南北朝の動乱によって焼失。現在の大石地区など数カ所に再興されたと伝えられている。
市教委は10月3日から約2週間にわたり遺跡内の約83平方メートルを調査した。
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□現地説明会
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3日午後1時半から