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今回は更に日常レベルでのコミュニケーションのお話をしていきましょう。 「いつもいけないとは思っても主人に愚痴や嫌味ばかり言ってしまう」と感じている奥さん・彼女は意外に多いもの。 付き合いが長ければ長いほど、自分では預かり知らぬところでそんな不満がたくさん溜まってしまいます。 その顕著なものが夫婦関係や親子関係ですね。 でも、不満を直球でぶつけても相手の反応も分かってしまいますから疲れちゃうことも多くて、伝える気力すら無くなってしまった方も少なくないかもしれません。 それに、下手に直球投げたら、逆襲を食らってこちらが沈没しそうだったりして、嫌味の一つを口にするに収まってしまうこともあるかもしれません。 その嫌味や不満に気付いてくれたらまだいいのですが、相手もさるもの、「また嫌味言ってるよ・・・」と無視されたり、気付かない振りをされることがほとんどで、ますます「む、む、むー!!」と不満が高まり、お互いの壁が高くなってしまいます。 そうすると「口を開けばケンカばかり」になったり、「気がついたらセックスレスで、触れられるのも嫌っ!」になったり、「主人の存在そのものに嫌悪感を感じてしまう」ようになったりしてしまいます。 程度にもよりますが、何かしらその不満を解消して心に余裕を持たないと次のステップに進めないものです。 そこでは、まずは何よりも自分の心に素直になる時間を自分自身のために持つことが大切なことになってきます。 ●ポジティブ・コミュニケーション 嫌味を言われたり、不満や愚痴ばかりを伝えられると、誰も気分はよくありませんよね。 言っている本人だっていい気分ではないはず。 でも、そんな不満を上手に相手に理解してもらえる方法も無いわけではありません。 ただ、これは今すぐに可能、というよりはじっくり時間をかけてあげる必要があります。 というのは、もしあなたがパートナーや、お子さん、両親に対して不満や愚痴ばかりを言っているとしたら、彼らにしてみればあなたは「愚痴を言う妻・親・子ども」であるわけですから、その印象を変えて行くことが最初のテーマになります。 (これを読んで60%くらいの方は戦意喪失したかもしれないけど諦めないで下さいね(^^)) その最初のステップがポジティブ・コミュニケーションと呼ばれる(というか、僕が勝手に呼んでる)ものです。 それは相手の価値や魅力、感謝をできるだけ積極的に伝えて行くことなのです。 (あ、ここで鳥肌が立ってしまったあなたにこそチャレンジして欲しいですね) 良いことを言われたら誰でも悪い気持ちはしないものですよね。 態度では「そんなことないわ」と言っていても、本音では「ん?俺のこと分かってるじゃん」とか「そっかー。そんないいところがあったのか」と思っているもの。 そして、それを出来るだけ毎日続ければ続けるほど、相手の人のあなたへの印象はがらっと変わっていきます。 これは対人関係に自信の無い方にもお勧めで、あなたが仲良くなりたい人の価値を見つけて、それを伝えて行くというのは、上手な人間関係構築の大きな柱になっていきます。 ●今日のエクササイズ そこで今回のエクササイズは、あなたが不満を感じている誰かの価値・魅力・長所をその人の年齢分だけ見つけてみることです。 あなたのパートナーが30歳だったとしたら、30個。37歳ならば37個。 人の価値って、100や200は優にあるものです。 それに長いこと一緒にいるわけですから、それくらいの価値や魅力は分かって当然、そう思いませんか? ただ、不満があるとその価値や魅力の部分を覆い隠してしまうものですから、その不満や怒りを“意識的に”解消してあげないとなかなか前に進めないところもあります。 何か犠牲をしているように感じたり、無理をしてるな、と感じたら、その場合は一旦思いをめぐらすことを中断して、また時期を改めましょう。 ですから、すぐに完成させようと思うよりは、よく持ち歩く手帳やいつも手元に置いてあるメモ帳などを使って時間をかけながらやってみるといいと思います。 そして、実は「この価値を探す」ということだけでも大きな意味があるんです。 その人のいいところを見ようと思うことで、その人への普段気付かない思いや感謝を感じることができます。 そして、機会を見つけて「あなたにはこんないいところがあるわよ」ということを伝えていきましょう。 ●落とし穴に注意 あなたが嫌悪感と格闘しながら数え上げた価値・魅力の部分をパートナーに伝えたとしましょうね。 その時のパートナーの最初の反応は果たして次のどれでしょう? A.そっかー。そんな風に思ってくれてたのか。ありがとう。嬉しいよ。 B.お前、何か悪いモノでも食ったんじゃないのか?頭、大丈夫か? C.ふーん・・・。あっそ。(沈黙) D.あのな。今度は何を買ったんだ?また勝手に高いもの買うたんか? E.お前、なんか怪しい宗教とかそんなんにはまってへんやろな? Aと答えてくれるパートナーなら、多分あなたもそんなに不満を溜め込むことは少ないでしょうね。。。 たいていはB〜Eのような感じで、素直に受け取ってなんかくれません。 むしろ、そんなあなたの態度が急変した分だけ、態度を硬直化させたり、訳もわからず逆ギレしてしまいます。 なぜかというと、今まであまり価値や魅力を伝えてくれなかった自分が急にそんなことを始めたとしたら、相手も気持ち悪いんです。怖いんです。 だから、きっと何か裏があるんじゃないか?と思ってしまって警戒モードに入ったり、また、何か言ってるよ的な態度を取ってしまうことがほとんどです。 そして、最初の1週間目くらいには「いい加減にしろ!」と怒り出してしまうこともすごく多いんです。 だから、これは続けることが何よりも大切です。 もし2週間続けたとすると、ちょっとその状態に慣れてきてパートナー自身が「そうかな?」って思い始めます。 もし1ヶ月続けたとすると、それが当たり前になってきて「こいつ、なかなか良い事言うじゃないか」と思い始めます。(ちょっと天狗になってきて、あなたがむかついてしまうのもこの頃) もし3ヶ月続けたとしたら・・・、今度は逆にあなたの価値をパートナーも見始めるでしょう。 そして、その頃には価値や魅力の部分からパートナーを見ることに、あなた自身も慣れ始めていますから、不満はあれど「やっぱりこの人は素敵やわあ」という気持ちになっていたりしますし、パートナー自身が、その魅力をどんどん発揮始めたりもしていきます。 これはホント、「言霊(ことだま)」の存在を感じさせてくれる出来事ですので、皆さんにも体験していただけたら嬉しいですね。 ●ネガティブ・コミュニケーション 「じゃあ、不満は我慢せいっていうの?」と思われるかもしれませんが、それは違います。 価値や魅力を伝えてくれる人を僕達は大切にしたいと思いますし、信頼されている、愛されてるって感じることができます。 そうすると、その人が感じているネガティブな気持ちも信頼できるように心が準備をし始めます。 僕達は信頼できる人の言葉しか聞きませんから、ポジティブ・コミュニケーションというのは、実は信頼関係を作るための大きな役割を担ってくれるツールになるんですね。 そして、それだけ価値を見てくれる人が言う不満だからこそ、受け入れることができるわけです。 これが最大のポイントです。 そうすると今仮に「彼は全然私の言うこと聞いてくれないわ」と思っていても、急にあなたに対して素直になってみたりします。 普段たくさん価値を見てくれているあなたが言うことだから、彼は信用しやすいわけです。 そして、その気持ちにに応えようとしてくれることもあるでしょう。 「そっかー、お前の言うことだったら、信頼するよ。頑張って、その部分を治して行くようにするよ」と。 (そういう言葉はないかもしれないけど、自分成りに心に期するものを持って行動するようにはなります) そうして、あなたは不満を不満として溜め込むことなく、信頼という土台の上で 相手に伝えて行くことが可能になっていくようになっていくわけです。 │<< 前へ │次へ >> │一覧 │コメントを書く │ 一番上に戻る │ |
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