ナンパ男が断られるや否やブス!と言う心理

ご質問にお答えして


サンプルの最後の方で<ナンパしてた男が、断られるや否や「ブス!」と発する姿にも似ています!?>
と書きましたが、知り合いの女性から、

「なんで男はナンパしてた女に、急にそんなこと言えるの? 気に入ったから声かけたんでしょ。
特にブサイクな男に限って!その心理をおしえて!」

との質問を受けたので、ここで正直に解説しましょう。
主題の<つき合いたい異性にアピール!どっちが効果的?>とは何の関係もありませんが・・(;^_^A

女性のみなさんは、おこらずに聞いてください。


人類が誕生したのが、今から200万年前。
最近の学説では500万年前とも言われています。

その間、人類は、男が狩りに行き、妻と子に食料を運んで暮らしておりました。
(もちろん女も、家事や育児に大忙しです!?)

いきなり、200万年も遡られてもとおっしゃるかもしれませんが、
日本人は農耕民族になってから、たったの2000年余りしか経っていません。
(200万年の0.1%にあたり、数字的には誤差にすぎない微小なものです。)

つまり、日本人には、性別を問わず、狩猟時代の遺伝子が今も脈々と息づいているのです。
特に昨今のように狂気犯罪、リストラなど、既成概念の崩壊が進む世の中は、
まさに狩猟時代といってもいい様相を呈しております。

続けます。

そのころ、男がいったん狩りにでたからには、
何も捕獲せずに帰るわけにはいきませんでした。

「今日はかわいい野うさぎか、しま馬を捕まえるぞ!」と、意を決してでかけておいて、
野うさぎに嫌われ、しま馬には足蹴にされても、たぬきやきつねを、いや、
日が暮れるまでに捕まえられれば、イタチやモモンガでもなんでもいいから、
家で待つ愛する家族に食料を持って帰らねばならなかったのです。

もうおわかりですね。おそるおそる続けます。

ナンパというのは、現代の完全な狩猟行為にほかなりません。(肯定してるのではございません。)注意1

よって、かわいい子に断られ続けると、だんだん声をかける子のランクを落としていき、

「じゃああと15分でダメだったら終わりにしよう。」と男同士で‘最後の打ち合わせ’をした後は、

まさに‘女であればだれでもいい’という気持ちになるそうです。
(聞いた話ではそうです。)

そうして、つい、イタチに声をかけ(失礼!)、
優美でゴージャスな‘後ろ姿’に思わず声をかけたら、モモンガだったとしても(大変失礼!)、

「人まちがいでした!」とは言いたくても言えないし、*詳説

結果、断られた瞬間にふと我に返り、

狩猟家としての男のプライドを思い出して、「ブス!」と発してしまう構造になっているというわけです。

このときは、自分がブサイクだろうが、そんなことは関係ありません。
ハンターは、なんの気兼ねもなく常に上物を狙うからです。


以上を鑑み、女性のみなさんは今後、ブサイクな男に「ブス!」と言われても、
彼が今まで50人の女に振られつづけた末、そのどこにももって行き場のない怒りの矛先が、
タイミングよく、女性を代表して私に向けられただけだと、大きな心で笑顔で許してあげましょう。

・・・無理ですよね。

「すみませんでした!」 男を代表して謝ります。 注意2

まあ稀に、かわいい子に断られ、悔しさから「ブス!」と発する男もいないことはないので、
貴女の場合はこれだったのかもしれません。
きっとそうです。間違いありません。


*女性の断り方がお高くとまって偉そうとナンパ男に思われちゃったから、逆切れされるんですね。
「ブス!」と言われない方法は、第一声は早足で無視がベタ-。これで半分以上諦めます。
  二声目は「ごめんなさい。急いでるから。」と時計を見ながら歩を早めれば、それでまず諦めます。

断るのが苦手な方は、ぜひお試しあれ。




注意1
 

 



注意2

 


*詳説
女性の方には信じられないでしょうが、ナンパというのはとてもハードで、獲物に先回りして様子を窺い、視覚に入らないようにじりじり距離を詰めてから襲い掛かるという高度なものです。
これをしばらく続けると、普段使わない筋肉に負担をかけ、翌日は筋肉痛に悩まされるという人もいます。
私が関西で恋愛相談を受けた方は、斜め後ろに早歩きしながらの第一声で、‘足をつり’その場にへたれ込んでしまったそうです。
良い子はそんな恥ずかしい思いをしない様、日頃から身体を鍛えておきましょう!

女に生まれてこの方、ブスなどと言われた覚えがないあなたであり、今日がブスと言われた初体験の日になったとしても、「あんたより、マシやろ!ボケ!」とか言って、つかみ掛っていかないように。
狩りにことごとく失敗し、疲れきって腹を減らした手負いのライオンの群れと、けんかをしては危険です。

このとき男は、[5秒でいい、時よ戻れ!「えいっ!」]と、心の中で神に祈りますが、眼前の景色はかわるものではありません。彼女を振り向かせてしまった責任は、第一声を放った彼にあるので、自己責任原則に基づき彼はナンパ行を誠実に勤め上げます。
男社会での暗黙の了解(unwritten rule)では、複数でナンパする場合、一番かわいい子に最初にアプローチする権利など一切の権利・義務・責任は、‘第一声を放った男’に帰属しています。 
ちなみに、第一声を放った男にことわりなく抜け駆けすると、みんなに次回の猟には誘ってもらえず、しばらく冷や飯を食わされることになります。




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