台打ちからアタリまで思考回路その2 台打ちからアタリまではじめの千円を投入する瞬間、そう、それはまさに戦いの合図なのです。 あなたはカーネル(軍曹)であり、パチンコ玉たちは兵士なのです。 あなたは兵士に指示を出します。 ハンドルを動かすということ、それは兵士に指示を与えていることなのです。 ストロークとは兵法の技術であり、それを極めしものは策士なのです。 兵士は戦います。 大当たりという大将を仕留めるために。 チャッカーに玉が入った瞬間、あなたは自分の兵士が敵陣に侵入したと感じます。 チャッカーに入れず死んでいった同胞たちの無念を晴らすべく、あなたはその兵士に思いを託します。 しかし時には、非情の決断もします。 予告機能付の台において、予告がこなかった場合などです。 あなたの心は、すでに次の兵士に移っています。 彼はもう助からない、そうあなたは感じているのです。 戦場においては、ときに非情でなければいけないのです。 しばらくの激戦の後、ゲキ熱予告が来る場合があります。 あなたの期待は一気に膨らみます。 ついに兵士が大将と戦おうとしているのです。 その兵士は多くの修羅場をくぐり抜けてきた強者です。 多くの兵士がノーマルリーチという砦を攻略できずにいるのに、その強者はまるで当たり前のごとくその砦を攻略します。 そしてスーパーリーチという決戦場へ向かうのです。 強者と大将の決戦、それはあなたの体力を大幅に奪います。 神経と神経の削りあい、まさにそのような感覚です。 強者が勝利した場合、あなたは歓喜に包まれます。 多くの犠牲の上に勝ち取った勝利、それをじっくり味わいます。 それが周りのカーネルよりも早かった場合、あなたは少しの同情心と多大な優越感を感じます。 次の瞬間、あなたは財布や札束をポケットにしまいます。 その動作は、刀をしまうサムライのごとくスムーズに行われます。 あなたの戦いを終え、一時の休息を楽しみます。 強者が負けた場合、あなたは困惑と絶望の渦へと落とされます。 強者への失望、憤怒と同時に、あなたは強い自己嫌悪にかられます。 私は指示を誤った。強者を死なせてしまった。 こう感じます。 周りの視線も気になります。 自分の失態を笑われているのではないかと。 自分の両サイドがフィーバーしている場合、あなたの心はより絶望します。 それはまさにエリート競争に負けたサラリーマンの気持ちです。 二度と表舞台に出ることはないであろうということを自分自身で悟るのです。 そう、敗者には何も残らないのです。 パチンコ依存症の小部屋へ ↑ これをクリックしてもらえるとランキングに1票入るらしいです 内容が役にたったり参考になったら押してあげてください m(_ _)m ジャンル別一覧
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