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カテゴリ:鉄道 イベント
みなさまこんばんは。
電通大鉄研にアドバイスをして製作を進めてまいりましたが、いよいよ本番です。 昨日、一昨日と開催された鉄道模型コンテストの様子をご紹介したいと思います。
まずは、モジュールの紹介です。
苦労の末、どうにか完成にこぎつけたモジュールです。 高架複々線化工事をイメージして製作しています。また、奥の住宅地は学校近隣の多摩ニュータウンなどをイメージして、ひな壇に建物を配置しています。
昔からの街道が通っていますが踏切の為いつも渋滞、しかも大型車の通行量も多いので、鉄道を立体交差にして、バイパスを整備しているという想定です。
リアリティーにこだわって製作したので踏切に目線を下げると町の広がりを実感できます。
工事の看板などの小ネタの他に、きちんと列車が運行できる設備を再現しました。 電力柱に踏切制御装置、信号・通信ケーブルの仮防護管など。
工事現場も人形や車両を何をしているかを考えて配置しました。
掘削が終了したので重機を搬出している想定。
住宅地も宅配便がいたり、帰宅中の学生がいたり全体的に活気のあるモジュールとなりました。
さて、それでは成績はというと・・・
9日の朝に表彰式が行われました。 主催者の挨拶に引き続き、国内の鉄道模型メーカー大手のKATOの社長の挨拶。 挨拶の途中でゲストで呼ばれたドイツの模型メーカーFallerの社長とその倅の紹介。 なんと、今回は高校生モジュール部門の最優秀賞獲得校はドイツのイベントへ招待されるとの事です。 それでは、大学生部門の最優秀校は・・・
女子チームの白梅学園でした。 優秀賞以下はこのようになりました・・・ ちなみに、栄えあるドイツ行きを手にしたのは共立女子高でした。
さて、見事大学生部門の最優秀賞を手にした白梅学園の作品です。 荒波の中を走る201系がシュール。 電通大モジュールを津波が襲っているようにみえなくもありません。
葛飾北斎の有名な版画を立体的に再現した作品です。 発想が斬新です。ワテクシのようなコチコチのリアル主義者には思いつきません(´Д`)y─┛~~
優秀賞を獲得したのが共栄大学のモジュール こちらは王道の機関区のモジュール。 市販品でまとめられていますが、ジオラマ工作がしっかりと出来ています。
部員たちに鉄道としてちゃんと列車が運行できるのはウチだけだ、胸を張って行けと言いましたが、半分は自分に向けての言葉です。 正直、悔しい でも、自分はあくまでアドバイスする立場なのでどうする事もできません(。´Д⊂) 細かすぎて一発で伝わらなかった事がいくつもありました・・・逆にそこを説明すると「おお~スゲエ」という言葉をたくさんいただきました。
鉄研のみんなには今回のモジュール製作で得た教訓を糧に素晴らしい作品を作ってくれる事を願ってやもません。また、振り返ると伝えきれなかった事や十分に説明できなかった事も多々あり申し訳なく思います。
願わくば、またアドバイス役として係らせていただければとの思いの他、自分自身で出せるチャンスが有ればと思う次第です。
それでは本日はこの辺で、ご覧いただきありがとうございますm(__)m
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