福一原発事故に関する、国会の「事故調査委員会」、
いよいよ菅前首相の意見聴取、行われましたね。
TV朝日のモーニングバードのような、
「あれだけの事態だったのだから、混乱はある程度しょうがない」
・・などと政府に味方する意見を言わせている番組もありましたけれど、
大勢は、TVも新聞も「言いわけに終始した
」感想でありました。

誰が言ったの、どうしたの・・を今更追求しても、あまり意味は無く、
アタフタするばかりで、あれだけ稚拙な対応しかできなかった、
という責任は、首相、関係閣僚、保安院、安全委員会、東電・・
全ての関係者が負うべきでありましょう。
誰か一人でも、そういう、潔さを、見たかったですよ。
いざという時、適切な判断と対応が出来てこその、国のトップであり、
それが出来ないのなら、その地位に就いてはいけないわけで・・。
なのに、いまだ、誰も責任を取っていない、というのは、
あり得ないことだろうと思うけど・・。
菅さん、「緊急の時に、どういう権限があるか、分からなかった」
と言っていましたね。しかし、総理職に就いたその日のうちに、
そういうことは、周囲がしっかりご説明していないんですかね
確か民主党が政権を取ってすぐに、
緊急事態対応の、模擬訓練があったはずですけれど、
そこから何も学んでいなかったんでしょうか。
それと、気になったんですが、菅総理・ヘリで原発視察・・の件で、
枝野氏は「政治的批判は免れません」と諭した・・と述べてますが、
言うべきだったことは、「政治的批判云々」ではなく、
「緊急事態の時ほど、総司令官は、動いてはいけない」・・
という、基本中の基本的定義であり、
ああ、こんな事態の時でも、政治的影響を、意識していたのかぁ・・・・
と考えると、なんか、ね。悲しいものがある。
それに菅氏も、あの視察で、「顔と名前が一致したことは極めて大きかった」
などと、言っちゃあいけませんよ。
わざわざ出向いて、そこかよ
・・
って国民はみんな、思いましたよね。
まあ、そもそも、あの一刻を争う最中に、カメラマン連れて行って、
視察する顔や、乗り込む様子を、撮らせている・・時点で、
「なにを、考えているのか」ということでありますけれど。

ところで、東電は「全面撤退したい」と言ったのでしょうか
この点だけは、政府関係者の意見が、
ものの見事に合致している・・
ところが、私はなんとも胡散臭い気がするんですよねぇ・・。
どうなんでしょ。
母親の生活保護受給問題で、お笑いコンビ次長課長の
河本準一さんが記者会見を行いましたねぇ。
昨日の午後以降は、TV界はそれ一色、
彼の顔のドアップが、どの局でも大写しで、
心ならずも、私もついつい・・しつこく視てしまった・・。
要するに、女手ひとつで、彼と姉を育てて来た母親は、
14~5年前、体を壊し、スーパーの鮮魚部での仕事を辞めて、
生活保護を受けるようになったわけですよね。
その当時、売れない芸人だった河本君は、年収が100万ぐらしかなくて、
母親の生活まで、みることは出来なかった・・そうです。
その後、売れるようになって、今や年収5000万とも
言われているわけですが、それでも当人曰く「不安定な収入なので」
母親の生活保護受給は、そのまま続けていた・・のですね。
「貰えるものは貰っとけ
」と言っていた説もあり、ですが、
それが、週刊誌の知ることになり、国会議員まで問題視し、
とうとう彼は記者会見を開き、
先月、生活保護受給はストップした・・ということのようです。
カメラの前で、「考えが甘かった」と深々、謝罪したものの、
「福祉の担当者がくれるというものを貰っただけ、
悪いことをしていた認識はないのに・・」意識は、アリアリで、
母親も姉も(お姉さんも生活保護を受給しているらしいけれど)
「なにも悪いことをしていないのに、叩かれる筋合いはない
」
と、内心、腹を立てているようなんですなぁ。

改めて思うに、生活保護制度、って
「生活保護を受けるのは、一家の恥」的
価値観の元で成り立っている制度なんですよね。
その価値観が崩れ「貰えるものは貰わなくちゃ損」
という意識をみんなが持つようになると、
やっていけなくなるわけです。
今、受給者数がどんどん増えて207万人にもなっている背景の一部は、
要するにそういうことなのでありましょう。
「体を売る」ことが「耐えがたい屈辱」「女としての恥」から、
「誰かに迷惑かけるわけでも、減るわけでもないじゃん
」
という価値観に変わって、「援交」が堂々とまかり通るようになり、
借金して「自己破産」することが、人間としての恥から、
「借金したことをなかったことにする一方法」と
なってしまったことと、なんとなく、同じラインにある。
しかし、そうなると、どこかで制度を変えて行かないことには、
社会として、グチャグチャになるわけで・・。
ということで、生活保護制度も、今が、
見直しのタイミングなのでありましょう。
しかし、あまり宗教的ではない日本人の、
唯一のモラルのよりどころであった、
「恥」とか「みっともない」とかの価値観が、
こんな風に、あちこちで崩れて行くと、
日本人って、どんな民族になってしまうのでしょうかね。
なんともサツバツ・・でありますなぁ。
あれだけ、注目を浴びていたファイスブックの株式公開。
すぐにも急騰するような前評判だったのに、
当初から伸び悩み、今日は、なんと、13%余り値を下げたそうです。
久々に「確実に大儲けできる株
」として買った人は、
がっくりきているのじゃないのでしょうかね。
しかし、ミクシィの人気が落ちていること等を見れば、
フェイスブックだって、所詮、広告収入だけの(多分)の、
浮雲稼業、ちょっと目新しい他のSNSが出てきたり、
人々が飽きたりしたら、すぐにも沈んでしまう業界ですものね。
そういうことを案外、人々はシビアに察知していたのかもしれません。
そもそも、この不景気な中、ネットゲームなどの会社が、
やたら儲けているのも、不健全というか不思議な話で、
これがいつまでも続くとは、とても思えない。
きっと、いずれ落ち着くべき形で落ち着くのでしょうが。

私は、ファイスブック利用して遊んでいる一人ですが、
といって、そんな凄い世界とは思えなかった・・んですね。
この中で、どうやったら、
お金儲け、できるのかしら??って不思議だったし。
何故、世界じゃ、こんなに大騒ぎしているんだろう
って
なんとも違和感、感じていたのですよ。
その違和感は、正しかった・・ってことでしょうか。
ま、これじゃあ、後出しジャンケンだし、
これまで株で儲けたことないので、
全くもって、信用できない「違和感」ではありますが・・。
それにしても、まっとうで堅実な企業の株・・
まっとうに戻って欲しいものでありますよ。
オリンピックの聖火が、18日、ロンドンに到着したようです。
アテネからブリティッシュエアーウェイズに乗って、
英国西部の海軍航空基地に到着し、
アテネから付き添ってきた、ベッカムが
トーチで同基地に設置された聖火台に点火した・・そうです。
ずっと前から疑問だったんですよね。
飛行機の中では、火種をどうやって運ぶんでしょ
今や、100円ライターだって持ち込み禁止なのに、
「火」そのものを、乗せられるのだろうか
・・と。
回答はどうやら、小さなランタンに保管され運ばれるようで、
今回も、アン王女がランタンを手にタラップを下りる映像が
映されていましたっけ。
例えば、日本の場合は、「爆発物等輸送承認申請書」と言う
書類を出し許可を得れば、持ち込んでもいいことになっているらしいし。
ランタン用に、一人分の席を用意されているとも言われています。
ふうん・・って感じ。
この聖火リレーは、1936年のベルリンオリンピック大会が最初だそうで、
まさにヒットラーの肝いり行事・・ってわけですよね。
その程度のもの。
で、リレー中も、風などで、途中で消えることも多く、
そういう時のために、走者の後方にこっそり、
種火を乗せた車が走っていて、消えた、となると、
慌ててそこから、火を持って来るのだそうです。
北京オリンピックの時には、チベット問題で抗議活動が相次ぎ、
混乱の中、聖火は何度か、消されたそうですよ。
なんとなく想像するに、その種火だって、途中で消えてしまう、
あるいは消すことを余儀無くされることは、頻繁にあって、
こっそり点け直しているのじゃないかなぁ・・。
そんな、後生大事なものでもないですしねぇ。
あのアン女王が手にしていたランタンも、
どこかに隠しスイッチがあって、そこをピッと押すと、
火が消えたり点いたりする・・ようになっていたりして。
私が担当者なら、そうしますけどね・・。
TV朝日「モーニングバード」の、「そもそも総研」コーナーで、
今や大阪市特別顧問となっている、古賀茂明氏が、
「関西電力は、わざと火力発電所の事故を起こして、
原発再稼働に持って行こうとしている」と説いているとかで、
池田信夫氏がブログで批判しています。
関電が電力不足になったのは、まさか原発が再稼働出来なくなるとは
思わなかったからで、しごく当然なことなのだけれど、
TV朝日の番組では、いろいろな数字をあげて
「関電が意図的に電力供給を絞っている」という結論に
誘導しているのだそうです。
で、その先頭となって、「関電停電テロ」論をぶち上げているのが、
あの海江田さんと上手く行かなくて、役所を辞めさせられて、
でもマスコミ界では「優秀な改革派」と持ち上げられ、
すっかり「正義の味方」みたいに、アチコチ出ている古賀さんなんですね。
この「そもそも総研」は、多分に、偏ったコーナーでありまして、
以前も「福一の原発の4号棟は、まだまだ大変危険な状態で、
いったん何かあったら、日本は終わりだ」という小出准教授の話を取り上げ、
「福一がこんな状態なのに、再稼働だなんて、あり得ないでしょ
」
ということを、言葉鋭く、追及していました。
「問題のない原発を再稼働させることと、福島第一原発が、
まだまだ、危険な状態であることとは、別問題だろ
」と
私はTVのこっち側で、思ったものでしたが・・
ま、あの番組は、多分にそういう傾向がある。

しかし、私が今回、引っかかったのは、
実はそのことでないんですね。池田氏は語るわけですよ。
「誤解を恐れずにいうと、これは専業主婦の思考回路に
最適化しているのだろう。」と。
『彼女たちは「東電は悪い」と思い込んでいるから、
それに迎合することが番組の出発点だ。』と続けるんですね。
そして、『これは社会生物学の観点からは合理的な戦術である。
専業主婦の頭は90%ぐらい感情で動いているので、
まず「東電は悪い」という感情を刺激し、「その東電より悪い」
というイメージで引きつける。そのフレーミングを疑うと
チャンネルを変えられるので、東電は悪だという前提は絶対に変えない。
論理はどうでもいい。数字はごまかすための飾りだ。』
『専業主婦は毎日4時間以上こういう番組を見ているのだから、
「放射脳」になってしまうのは当たり前だ。(中略)
日本の政治経済が混迷している一つの原因は、こういう
TV朝日を先頭とする愚民メディアではないかという気がしてきた。』
とまとめているわけですよ。
池田氏の分析は、的を射ているところはあるけれど、
大きな思い込みもしてますね。
「専業主婦の頭は90%ぐらい感情で動いている」わけでは決してなく、
「世の中には、原発となると90%ぐらい感情で動いてしまう人がいる」
であるし、専業主婦の思考回路は、残念ながら1つじゃない。
それに、あの「モーニングバード」は、
朝の時間帯の中では、かなり左寄り、かつ理屈っぽい番組でして、
主婦よりむしろ、定年退職したオジサマ達が、
よく見ている番組だと、私は、分析してますけどね。
池田信夫氏のブログは、なかなか面白い面があるので、
時々、覗いてはいるんですが、
こういうステレオタイプな「専業主婦」像しか浮かばないというのは、
やっぱり、今時の、頭が固くなってしまった、
オジサマなのかなぁ・・とも思ったのですがね。
大阪市・職員の刺青の是非が、話題になっています。
市職員に、刺青をしているかどうか、アンケートし、
結果、110人が刺青をしていたことが分かり、橋下市長は、
「入れ墨をしている職員の分限免職を検討する」考えも示したそうで。
その件に関して、藤村修官房長官は「一概には言えない」
と言葉を濁し、名古屋の河村市長は、
「やる気があることの方が大事だ」と述べ、
市職員の入れ墨については問題にしない考えを示したとか。

意外なのは、ここからで、ネットのコメントは、
「刺青なんか、やくざの象徴で、公務員には、
許されないこと、公務員辞めろ
」的意見が、圧倒的なんですね。
河村、見損なった
・・みたいな感情論ばかし。
なんかこれ、ちょっと、嫌な感じ、するんですね。
私も刺青は好きではないです、むしろ嫌いです。
あんなの、汚いし、わざわざお金掛けて痛い思いして、
入れる人の気がしれない・・と思っています。
でも、世界じゃあ、実に軽い気持ちで入れているのも事実なわけで。
その辺の十代のオネーチャンだって、
おしゃれのつもりで小さいの入れていたりするし、
アルジェにいた時のギリシア大使夫人も、
足に入れていましたっけ・・まあ、若気の至りで、とか、
照れてましたけどね。
少なくとも、刺青=やくざ・・ではない。
国によっては、刺青を美とする文化だってあるくらいだし。
「日本の文化は、違う
」という意見も分からないわけではないけれど、
日本だって、刺青入れている人=ヤクザというわけでもないし、
刺青入れている人=犯罪者でも、悪い人でも、全くない。
入れていないヤクザだって、大勢いるのだろうと想像するし。
もちろん、市役所の窓口で対応する人が、
刺青をチラつかせていたりするのは、愉快なことではないし、
公務員として、好ましいかどうかと聞かれれば、
好ましくはないと思いますよ。
おそらく、大阪市の現状と言うのは、私の想像以上に、
深刻で、荒れたものがあるのかも、ですが、
でも、じゃあ、金髪はどうなのよ、とも思うし、
男のピアスはどうよ、モヒカン刈りだったらどうよ・・
といろいろ、考えちゃうし。
橋下氏が、老舗の和菓子屋の社長とか、個人の会社のトップなら、
「そう言う人は辞めてもらったらいい」というのは勝手だけれど、
市長である限り、「公務員の入れ墨は許されない。」というなら、
それは「法令上のルールに従って」対応することであって、
進め方が、違うんじゃないかな・・と思うわけですよ。
でも、世論は、どうやら「刺青、けしからん
、
そういう奴は、すぐにも辞めてもらえ
」的感情に傾いていて、
極めてまっとうな意見を表した官房長官や河村市長を、
ガンガン非難しているわけで・・。
なんか、嫌~な感じ、というか、危険な感じというか。
どうなんでしょ。