神谷ちづ子・ついつい・一言
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ものいわぬは はらふくるることなりて。 言いたいこと、いっちゃいましょ。
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行ってきました ジュリーこと沢田研二の還暦コンサート@東京ドーム。 とにかく、後楽園の駅に着いたときから、オバサンがゾロゾロ。 あっちもこっちも、いろんな種類のオバサン!です。 それに混じって、中年男性も、結構チラホラ。 よって、6時間半のコンサート中、トイレに通う人の波が、切れることなく・・。 当然、トイレの前は演奏中だろうと、常に長蛇の列。 女性が多いと大変です。 さて。コンサートでありますが。 私の席から、(S席なのに!)ジュリーの姿は小さくしか見えず、 結局、後ろの大画面を見るばかり。 これじゃあ、テレビと一緒じゃん・・と思ったものの、 おそらく、特別客、ファンクラブ用なんだろう、 舞台のすぐ近くの席の客は、最初から最後まで、ずっと立ち通しでしたから、 う~ん、どっちがいいのかねぇ・・でありましたね。 そのジュリー。 確かに、スクリーンに映るその顔は、 人生、いろいろ不摂生し続けてきたでしょ、と詰問したいような、 オジサマの疲れた顔でしたし、 飛んだり撥ねたりのサービスも、痛々しいところがあって、 また、インディアンの酋長ばりの衣装も、60歳のオジサンさんには、 さすがに、ゼンゼン似合ってなかったのですけれど、 6時間半という長丁場を、80曲を歌い続けるその元気。 しかも、声は最後までつややかで、 さほどしゃべりはしないのですが、ボヤいたり、呟いたりするその雰囲気は、 しっかり、「沢田研二ワールド」を作り上げて、 見事、りっぱ でありました。 なんといわれようと、60過ぎて、平日の東京ドームに、 3万人以上ものファンを、6時間も惹きつける、 その魅力・実力は、凄いものだと思いましたね。 ただ・・思いましたね。 80曲もの中で、ファンがワッと盛り上がる曲、というのは、 結局、若い頃の彼の全盛時代の曲ばかりなんですね。 ジュリー自身も、そういう歌だと、実に上手い。 でも、そういう歌って、「愛のくちづけ~」とか「キミに捧げたい~」とか、 10代のアイドルが歌うならともかく、60過ぎたオッサンが歌うのはねぇ・・ と思うような、甘ったるい歌詞ばっかしなんですね。 せっかく、いまだ枯れないいいものをたくさん持っているのだから、 誰か、彼の今の年齢に適した、シブくていい曲を、 作ってあげればいいのに・・と。 40代50代の彼の代表作・・というのが、あまりないのが、残念でありました。 ・・なんて書くと、また、「あるわよ!」なんて、 ファンの方に叱られちゃうのでありましょうけど。