星空
星の綺麗な夜におうちの屋根に上った。お空でキラキラとまたたく可愛い星たち地上では、みんなのおうちの灯りがキラキラと輝いている。「綺麗~♪」ぽつりとつぶやくと「なに?なに?」って、レオンが上がってきちゃったよ^^;「もう、黙って上がってきちゃ危ないでしょ~」「ディジーだって・・・」と口ごもるレオンを手招きした。「そこじゃ危ないから、こっちにおいで^^」ごそごそと移動してきて、隣にちょこんと腰掛け、レオンは天使の笑顔でにっこり笑った。「わ~、きれいだね♪」「ね、綺麗でしょ~☆」しばらく、二人は無言でそのキラキラに見入っていた。その静寂を壊したのは父親の声だった。「さて、お二人さん 夢見心地のところを邪魔して悪いが、もう降りていただけませんか? ママが下でとても心配しているよ」いきなり後ろからパパに話しかけられて、ちょっとびっくりした。でも、下を見るとママが怒っている顔が見えた^^;「は~い、ごめんなさい・・・」「ごめんなさい・・・」「今度上る時は、パパもまぜてくれるかな?」小声でパパがささやく(笑)「うん!」二人同時に、返事をした。こっそり上ったのに、決して怒らないパパが大好き!そして、心配させてごめんね、ママ。その日の夜は、星空の中を皆で飛んでいる夢だったよ☆ その数日後、今度はパパと一緒に屋根に上がってママに怒られたのは、内緒(笑)