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みなさん、こんにちは!アウトドアーズ・コンパスの松末です。
先日、2月12日(日)にソルファオダスキーゲレンデさんご協力のもと、 講師としてビーコンの基本知識講習会を行ってきました。 前日に大雪が降り当日はピーカンの晴れという事もあり、 この日ソルファオダさんは今季最多の入場者数の日となったようです。 本当に最高のコンディションでした。 道中残念ながら登れなくなった車もあるぐらいの積雪! 今回ソルファオダさんが用意してくれて場所はこちら! 今回の講習に十分な積雪があり、深いところで50cmほど! 最高の雪質! 今回用意したビーコンはこちら! 画面向かって左から【bca社 TRACKER3】・【マムート社:パルスバリボックス】 【マムート社:エレメントバリボックス】・【bca社:TRACKER2】・【bca社:DTS】です! それぞれの特徴やメリット・デメリットも説明しますよ! さてさてまず初めに、あらかじめ基本的な知識と動作等を机上で理解しましょう。 まずは雪崩が起きた直後から、捜索開始を行い埋没者発見までの一連の流れを説明。 なんとか作り上げたレジメが役に立ちました! みなさん熱心に聞いてくれています。 それでは実際に操作してみましょう! どのように液晶画面に表示されるのか、今何人埋没しているのか・埋没者への方向は、距離は。 などの基本的な見方を理解してもらいます。 実際に複数のビーコンを送信状態にして 受信モードに切り替えてみる事自体も良い機会になりますね。 みなさん少しづつ理解してきてフィールドでやりたくてウズウズしています。 午後からは実践! クワ型になるシャベル持参の方と興味がある方との談笑中ですね。 まず初めに数回レクチャーします。 そのあと2人づつビーコンを探してきてもらいます。 基本的な動きができるようになると次は、複数捜索を行います。 たどり着いたビーコンの電波を一時的にシャットアウトして、次の埋没者を探しに行くことです。 最後はこの複数捜索のタイムトライアルを行います。 雪崩が起きた際には適切な装備をきちんと持っている事が 前提でおよそ15分以内に発見しなければいけません。 今回の講習会会場の広さだと3分きるぐらいが目標です! 参加者の方々の熱心な姿勢に負けじと僕の方も熱が入り、体育会系な講習会になりました(笑)。 予定時間を越えるほど時間を忘れ練習しましたね。 この講習でマスターではありません。練習し続けて忘れないことがマスターです。 これにて今回の講習は終了です。本当に良い講習会になったと思います。 ソルファオダさんのご協力頂いたおかげです。 本当にありがとうございました。 新雪がとてもきれいだったので最後にパシャリ。 今年もバックカントリーの事故をよく耳にします。 白銀の世界は非常に魅力的ですが、 【絶対】がない以上、生存する可能性を上げるしかありません。 ビーコンは持っているけど使い方に自信がない方や、これからバックカントリーに挑戦する方、 ぜひまた次回のビーコン講習会にご参加されてみてはいかがでしょうか。 それではまた! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2018年12月29日 15時43分11秒
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