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あれは、小学校の時の遠足のバスの中での出来事。
私は、途中で猛烈におしっこがしたくなった。 小学生とはいえ、バスを途中で止めるのは、恥ずかしいので、必死に我慢していた。それはそれは、辛い時間だった。 でも、ついにその我慢も限界に近づいていた。バスが揺れるたびに、冷や汗が流れ、貧乏ゆすりをして必死に尿意をごまかしていた。 もう我慢の限界だ、先生に言おう。何度そう思っては言葉を飲み込んだことか。 しかし、ついに耐え切れなくなり、恥をしのんで「先生、おしっこに行きたい」と大声で叫んだ。バスを止めてくれ!そんな俺の心の叫びだ。 しかし、先生は、何を思ったのかそれを冗談だと思い、そんなにしたかったら、空き瓶にでもしとくか?とのたまったのだ。 バスの車内は笑いに包まれた。 その笑いの中、私は真剣に水筒の中に出そうかと思った。 まさに、穴があったら入りたいとはこのことであった。 結局、私は必死に我慢して、バスから降りるないなや、トイレに駆け込み、九死に一生を得た。 バスの中でもらさなかったのがせめてもの救いだった。 │<< 前へ │一覧 │コメントを書く │ 一番上に戻る │ |