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南風子のこんなんできたよ

南風子のこんなんできたよ

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P5263709

5/25 須玉IC=22:30瑞牆自然公園
5/26 瑞牆自然公園6:30=瑞牆山荘6:50…富士見平小屋…大ヤスリ取り付き9:05~9:50…
大テラス14:00~15:00…富士見平小屋16:20…瑞牆山荘17:00


5月25日の夜発で26日に瑞牆山の大ヤスリ・ハイピークルートに行った。
25日の夜から雨、26日の朝は風も強く寒く、心配していたけど快晴となった。
難しかった~(-_-;) 
4人で登るというのも馴れてなくてロープさばきに四苦八苦だった。

1p目は相棒さんがリード。ボルトは古いものが大半で、
数日前に机上の講習会を受けていた相棒さんは、古いボルトの怖さを散々言われた為か、かなり慎重、予想外の時間が。
P5263693

クラックは難なく登って、2~3m右にA0deトラバースするのに苦労していた。

私はセカンドなのだから楽なはずなのに、なるほどめっちゃ怖い!
それでも、クラックもA0トラバースも後のチムニーに比べればまだましなほう?
P5263697


後で後続パーティの人に聞いたら、もう少し下をトラバースすれば、
足場もあるし、アンダーのホールドもあったんだそうだ。
奥に行くと窮屈になるチムニーを相棒さんは外側をステミングでじりじり登る
P5263696

相棒さんはいつもと違って、「足がつりそう~!」と、かなり辛そうだ。
チムニーから脱出した狭い足場で終了。

私はチムニーから出るのが怖くて、ついつい奥に入ってしまって、
身動きとれなくなってしまう。時間がかかってしまった。
始めからステミングで頑張ればよかったんだヨ。
とにかく思っていたより難しくて怖い1p目だった。

2p目はフェイスを直上してトップ・リーダーがすいすいと登っていく。
中が巨大な階段みたいになってる大きなチムニーをくぐると
P5263700

岩の壁に囲まれた不思議な空間「中庭」と呼ばれるテラスに出た。 
庭木みたいに良い具合に緑が生えている。ここでほっと一息。

下でさんざん待たされていた次のパーティーのガイドさんが追いついて、
1p目や、これからの3p目の登りかたなど教えてもらう。
陽気な外人のガイドさんは、もうここは5~6回目だそうだ。

3p目はリーダーがトップで、私が2番目。
壁にへばりつくような細い階段を登って、スラブっぽい所をちょっと上がって、広いチムニー。
さすがリーダーはスイスイと登って、あっという間にチムニーに消えて行く。
そのすぐ上がお昼寝にもってこいの大テラス。あぁ、私も早く大テラスに上がりたい。

「アブミを用意しといて!」のリダーの声。
早く上がれるものならば、アブミでも何でも用意しますよ、とチムニーに辿りつく。
すぐ後を追いかけてきた後続パーティーのガイドさんが、
「ここはネェ、フリーが面白いんダヨ。アブミなんてもったいナイヨオ」
の流暢な日本語を聞きながらアブミをセット・・・それからが長かった。

アブミに乗ったとたんに、左に振られて壁にぶちあたる。
乗っては左壁にベチャ、乗ってはベチャと何回かやっているうちに、
完全にパニックってしまった。
なんでだ、たった2本のアブミが登れないなんて~!
なんのことはない、ロープが左に延びているから、左に引っ張られているだけのこと。気がつくまで、かなりの時間がかかってしまった。

緩めてもらって、直ぐ上のカラビナに掛けなおして、さあ!これで!
疲れきった足でやっとこさ何段かあがると・・・あれ?でも最後が登りきれない?
そりゃそうだ、カラビナからロープはずさなきゃ登れるわけ無いじゃん><。
ジタバタしていると、左右のアブミがどっちがどっちだかわかんなくなって来た。
なんで、左右で同じ色のアブミを買っちゃったんだヨー><。
あぁ、もう、アブミなんて大キライだ。 クライミングなんて・・・(TT)

私の後の2人の仲間は、ガイドさんの指導のもと、
荷物をおろしてフリーで登り切って来た。
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2人とも、私がなんでそんなに時間がかかったのか不思議そうな顔。
・・・すみません(-_-;)

これでやっと4人が大テラスにたどり着けた、のはいいがもう14時。
後続パーティーさん、ほんとにすみませんでした、私達はここから撤退です(TT)
私には大テラスまでこれただけで嬉しいのだけれど、
このルート実はここからが本番、なんだそうだ。
つまりここまではほんのアプローチ!?
そうこうしているうちにもう1パティーが大テラスにやってきた。

「ココカラが楽しいいんだヨ~」とガイドさんが、40mの垂壁をアブミでジリジリと登っていく
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ガイドさんの陽気なヨーデルと優雅な姿にいつまでもみとれていたかったけど、
重い腰を上げて、登って来たのとは反対側へと懸垂下降1回で降りていく。
あんなに苦労したのに、たった1回の懸垂でおりてしまうなんて・・・。

下山しながら振り返ると大ヤスリ岩。
もう、岩なんて大〇〇〇だ~!と心のなかで叫び続けていたのに、
あの雄姿を見ると、また来たくなる。やれやれ。


たっぷり時間をとってしまった私に文句の一言も言わず、
辛抱強く待って下さった後続の方がた、
暖かく見守ってくれてた(よね?)仲間さん、ほんとうにありがとうございました。





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Last updated  Jul 3, 2012 05:34:52 PM
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