一期一会「一期一会」人は、生まれてから死ぬまでに、何人くらいの人と関わるのだろう。 以前、仕事をしていた頃、常に持ち歩いていたアドレス・ノートの人数を数えて、ビックリしたことがある。 何と、500人を越えていたのだ。 そして今、携帯電話に登録されているのが50件(私は、携帯電話を使う人は限定している)、 年賀状を出す人は300人くらい、 パソコンにアドレスを入力している人は、400人くらい。 でも、これは「現在」関わりを持つ人なので、 過去をさかのぼるとどのくらいになるのか、見当がつかない。 ちなみに、私はそれほど交友関係が多いほうではないと思っているのだが・・。 毎年、この中から数人は、あちらの世界に旅立っている。 この世では決して会う事のない人の数も、随分増えた。 だから、死ぬことも次第に身近なものになってきて、 いつ旅立っても不思議はないと思うようになったし、 もしもあの世というものがあって懐かしい人に会えるのなら、 それも楽しみだと思ったりもする。 そんなことを感じるようになってから、 「一期一会」ということを思いつつ、人と話していることも多い。 一方で、人間のつながりは、実はとても限定されているように思う時もある。 初めて出会った人と話をしていて、実は共通の友人がいたり、縁戚だったりすることもよくある。 縁とは、不思議なものである。 どんなに近くに存在していても、縁がない人とは出会わない。 やはりこの世は、不思議だと思う。 ( 2003年08月27日) ジャンル別一覧
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