参議院選挙についての感想を書いておこうかな
参議院選挙結果 読売ONLINE★自公が予想通りの勝利、民主党惨敗これは「やはりそうか」と感じたのだが、野党としての価値もないと国民にそっぽを向かれた民主党代わる受け皿として、共産党が躍進。まあ、投票率が低かったから、組織票のある政党が強くなったのも当然かもしれない。★「ねじれ」が悪いとは、私は思わないんだけどずっと、「ねじれ解消」をスローガンのように言っていた某党首もいたけれど、ねじれが悪いんだったら、二院制なんて必要ないということになる。このことについては、自民党も公明党もどう考えているんだろう。議員の仕事はほしいけれど、ねじれは問題だっていうんなら、とても問題だと思う。★「弱肉強食社会」が加速するのか?昨日から日本はTPP交渉に参加したのだけれど、これが本当に「国を守る」ことになるのか。私は、「日本を守る」ということは、「日本の国土と国民を守る」ということだと思うのだが、安倍総理の言動を見ていると「美しい国日本」を守ろうとしているとは思えない。私は、他国と喧嘩して領土を守るよりも、今日本人が住んでいるこの国の自然を守ってほしい。放射能で安心して住めない土地や、安心して農産物や海産物を採って食べることができない場所を作らないこと。一部の富裕層(弱肉強食に勝った人たち)なら自分で住む場所を決めることができるだろうけれど、ほとんどの人は、特に農林水産業という国土を守る仕事に携わっている人は、簡単に移住などできないし、簡単にその土地を離れられたら、一気に国土は荒れていく。ほんとうに、そのあたりのことを安倍さんは理解しているんだろうか。★憲法改正も心配今の憲法で、何が困るのか? 私にはよくわからない。今だって、憲法の改正は可能なのに。私は、現憲法があったからこそ、平和を希求する国として世界にも認められてきたんではないかと思っている。自衛隊だって、「軍隊ではない」というのは言い訳だとも思うけれど、卑怯なことが山のようにあふれている人間社会の中では、平和という目的のための言い逃れだと思えば、私は許せる。とにかくこうなったからには、好き嫌いは別として公明党にはブレーキ役として頑張ってほしい。共産党も、政権与党になりそうになったらちょっと困るけど、野党としてあくまでも正論を唱え続けてほしいと願う。