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カテゴリ:人として思うこと・悩み・愚痴
「伊達直人」を名乗った人から児童養護施設などへ贈り物が届けられるという現象が、今、全国のあちこちで起きています。
こ~にいも子を持つ親になってもう10年以上が過ぎましたが、子供を持って以降自分にとって一番大切なのは「子供たちの安心」です 子供たちの安心している表情。 子供たちが安心できる状況の提供。 ご飯を食べている時の子供たちの表情というのは、「安心」とか「満足」がそのまま表情に出ているような気がします。他の何にも代え難い“人間として”の安心や満足が表情に表れているように感じます。 だから、ご飯を食べている時の子供たちの表情というのは、こ~にいにとってとても大切です 「安心」とは「幸福」であり、また「幸福」が「安心」をもたらしてくれるものなのでしょう・・・・子供の安心感溢れた表情を見ていて、こ~にいはいつもそう感じます 子供の安心感溢れる表情は、親を幸福な気持ちにさせてくれます では、自分の子供だけが安心できていればそれで幸せかと言われれば、決してそんなことはありません。 宮澤賢治は言っています。 「全体が幸福にならなければ、個人の幸福はあり得ない」と。 子供を育てる立場になってからというもの、この賢治が残した言葉の意味がとてもわかるようなりましたし、「まさにそのとおりだな」とも感じています。 もちろん、賢治のこの言葉が意味するものや対象は子供だけに限ったものではありません。 今、社会は、大人も子供も、いろんな側面で「安心」ができない、むしろその反対の「不安」な状況を突きつけられ、心身をすり減らしながら日々の生活を送っています。 いったい誰がそんな状況を望んでいるでしょうか もし、大人たちが、今、全国で続発しているランドセル等贈呈現象を喜ばしく感じているのでにあれば、それを喜ぶだけではなく、「いったいなぜそういう贈り物をしなければならなくなっているのか?」とか「もっと根本的に改善しなきゃいけないことがあるのではないか?」といったことを、社会保障、雇用、医療、教育、家族などのあり方も含めてもっときちんと考え、改善に向けて行動に移すことが必要だし、そういうところに気づかない限り、大人も子供も「人間らしく生きていけるような安心できる社会」の構築にはつながっていかないと、こ~にいは思います。 今、大人も子供も一番求めているものは「安心」だと思います。幸せは、安心や安定がもたらしてくれるものなのではないでしょうか 全国の伊達直人さんは、ダテに贈り物をしているワケではないと思います。世の中に訴えかけたいことが、きっとあるはずです お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2011年01月11日 22時22分35秒
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