テーマ:家を建てたい!(9811)
カテゴリ:すっとこな家■建方
けもやさんからスノーダクトについて
「どんな形してるの?どうやって使うの?」ってご質問がありました。 【スノーダクト工法】 小屋裏の空気を雪庇(せっぴ)の出来る側に吹き出して、 雪庇を切り取り季節風を利用して雪を飛ばします。 形:ジョウゴのような蟻地獄のような形状です。 ↓下の左のがそうです。 更にルーフヒーティングを施工すればこのようになります。 我が家はこのタイプ↓になります。 雪庇(せっぴ)が屋根の風下に覆いかぶさるようになるのを防ぐ為です。 実際には天井を張る前の小屋裏はこのように。 外から見てもその形状はわかりませんが、敢えて描くとこんな感じ。 屋根の溝(ダクト)を流れて家の内部を通って排水されます。 本州の家は外に雨樋がありますが、北海道のスノーダクトの配管は家の中を通ります。 北海道の家には雨樋はありません。 そのダクトの配管がコレ(10/27・まだむき出しの頃) 家の内部を通る管なので遮音シートを巻いてます。 むき出しは格好悪いから隠します(11/19) この部分を流れる水の音が気になる人もいるようです。 私の実家もスノーダクトですが、気になった事はありません。 使用方法:特になし。勝手に雪が積もって、風に飛ばされたり、堆積したり…。 雪は下から順に融けてダクトを通って排水されます。 ちなみに我が家では屋根→3F・ピアノスペース横→2F・洗面所・電気温水器横→2F洗面所床下→1F・RC納戸というように排水されます。 (10/14 スノーダクト工事を参照) 先日みぞれだった時に納戸に行くと塩ビ管からジャージャー流れる音が聞こえました。 画像の一番左がその配管。上部が曲がっているので音が大きく聞こえるんですね。 ここは生活空間じゃないので遮音シートは巻いてません。 ▲▽▲ 追記 ▲▽▲ そうそう、忘れておりました。 春と秋の年2回位(特に雪降る前の秋!)は屋根にあがってダクト(溝)の排水溝のゴミを 取り除いておかないとエラい事になります。 目詰まりをおこして、すり鉢状の屋根に融けた水がナミナミたまって スガ漏りの原因になったりします。 結構、枯れ葉がたまっていたりするものなんですよ。 ●スノーダクト工法の性能と効果 ●スノーダクト断熱材(20mm)貼り重ね葺工法 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2005.11.22 00:50:29
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