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アンチエイジングの鬼

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ブログ「アンチエイジングの鬼」もスタートしてから今年で10年。私もついに47歳へ。
細胞レベルできれいになりたい!ナチュラルなアンチエイジング法を日々探求中!
食事からコスメ、日々の過ごし方までトータルに、究極のエイジレスライフを楽しもう♪

注)情報は出来る限り厳選していますが、私に合う物が
すべての方に合うとは限りませんのでその点はご了承下さいませ。

管理人プロフィール
1968年生まれ 大阪出身 東京都在住
カイロプラクター 小学4年生の男の子の母親です。
ナチュラルカイロプラクティック院長
ナチュラルカイロプラクティック
国産オーガニックコスメ 株式会社AMRITARA代表
amritara
第4期 シードマイスター 卒業生



最新刊「やってはいけない老ける習慣」(オレンジページ刊)

鬼のレシピ本「極上のアンチエイジングレシピ」(主婦の友社)

「ナチュラルアンチエイジング きれいを保つ60の習慣」(二見書房)

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2015年05月13日
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みなさん、こんにちは。

すごくお久しぶりになってしまいまして、ごめんなさい。
GW、私はアメリカのカリフォルニア北部にある、シャスタシティーに行っていました。
世界7大聖山でもあるマウントシャスタがそびえ、その周辺には湖や川、泉、瀧が複数あります。
マウントシャスタは古代よりネイティブアメリカンが聖なる山として崇めてきた地球のボルテックスです。



シャスタのことは、クリスタルガイザーの採水地というイメージでしたが、ブルーグリーンアルジーという藻のサプリメントに数年前に出会い、そのサプリメントの呼び名が「シャスタ」であったことから、いろいろと興味を持って調べているうちに行きたくなってしまいました。



シャスタ山周辺に行くと、第8のチャクラが開きやすいとも言われています。
第8チャクラとは、魂の記憶を司る場所で、人間の頭上にあると言われています。
シャスタに来ることが、魂の目的に気づくきっかけとなることも多々あるようです。

今回、キャッスルレイクという湖で、息子と二人で瞑想をして、いろいろな気付きを頂きました。
普段、やんちゃで騒がしい息子が、珍しくおとなしく瞑想していたことが印象的でした。





シャスタシティーに3日滞在したあとは、夫の仕事の道具の買い付けにニューメキシコ州のギャロップのほうに移動し、途中またしてもアリゾナのセドナに寄って、ベルロックの麓まで行きました。



セドナはついに3度目です。
セドナは、他の土地よりも地磁気が強く、それが脳波に良い影響を与えているそうです。
私はベルロックが特に好きです。
かなり強い男性性のボルテックスで、ベルの形をしているので、この名前がつけられました。
ベルロックに行き、自分の感情に素直に向き合うことで、自分の中の勇気や、自信、創造性が目覚めるとも言われています。

シャスタとセドナ。どちらもパワースポットですが、静寂のエネルギーと情熱のエネルギーという感じです。
どっちも素晴らしいけど、どちらかというと私はやっぱりセドナが好きかな~。
あのレッドロックに囲まれていると、自動的にテンションが上がってしまいます。
なんなのでしょうね、この感覚は。本当に不思議な場所です。


出発時にはまだ少し痛んだ骨折した指も、シャスタを離れる頃には全然平気になってきて、もうほとんど良いようです!
帰ってきてすぐ、治療院も再開しました。


私は運転の才能がないので夫の運転でしたが、かなりのロングドライブで、なんと総移動距離は北海道から沖縄くらいまであったようで!
私は元々首が弱いので、ロングドライブで首が凝ってしまいがちなのですが、今回この低反発のネックピローをしていたら、まったく大丈夫でした。
首が凝りやすい方に、ほんとにおススメします!!



途中、前が見えないほどの、ものすごいヒョウが降ったり、映画に出てくるような地平線をバババッと走る激しい雷の中を走行したり、川が氾濫して出来ていた深い水たまりに気づかずに突っ込むは、舗装されていない山道を行くはで、かなりのアドベンチャーを味わいました。
悪天候は最終日だけで、大半は5月のカリフォルニア&アリゾナの半端ない紫外線にさらされてきてしまいました。

もちろん、ツバが10cmある帽子やフェイスオンワンピを多用していましたが、サンスクリーンやコンシーラー、ファンデーションでも肌を守り、夜はフィトケミカルたっぷりの美容液をW使いしていました。
おかげさまで、肌へのダメージはないように見受けられます。

前回のブログで、肌の老化原因の約8割の光老化について書きました。
紫外線はそれ自体でもDNAを傷つけたり、コラーゲンやエラスチンを分断したりしますが、一番は、紫外線が肌にあたった時に発生する活性酸素の「一重項酸素」で傷がつくのです。
一重項酸素を発生させない!発生させても出来るだけ無害化する!
これが、私の肌に関する美容のメインの作戦です。

アスタキサンチン、プロアントシアニジン、ケルセチン、βカロテン、リコピン、αトコトリエノールなどは、肌にとって特に重要な抗酸化物質です。
前回書いたように、私はこうした抗酸化物質を食べたり、肌にまとったりすることで、光老化を防いでいます。

もう1つ、基本的なことでとても重要なこと。
光老化を防ぐためには「肌のバリア」を守る必要があるということです。
肌のバリアとは、一番上の皮脂膜、その下の角質層です。
肌のバリアが健全なら、紫外線をある程度反射させたり吸収させて、真皮にまで害が及ばないように出来ます。



顔の洗いすぎや、合成界面活性剤を含むクレンジングや洗顔料で肌のバリアが薄くなっている場合、もしくは過剰な紫外線を浴びてしまった場合、紫外線は肌のバリアを超えて、顆粒層までいきます。
顆粒層にはケラトヒラリン顆粒という、紫外線を強く反射させ 肌の奥へと浸透するのを防ぐガラスのような形態になっている顆粒があるので、これで紫外線を反射させて逃します。
ただ、それも超えるほどの紫外線を通してしまった場合、その下の有棘層、その下の基底層にまで及びます。

その下はもはや真皮です。
真皮こそが、家に例えると肌の柱や土台です。
繊維芽細胞が、約70%を占めるコラーゲンを生み出し、弾力を司るエラスチン、うるおいを担うヒアルロン酸も生み出している、お肌の本体。
ここが劣化すると、肌に消えないシワやたるみを作り、ハリを失います。


大切な真皮にまで紫外線を差し込ませないようにするために、表皮の一番下の基底層は、黒いカーテンを閉めます。
チロシンというアミノ酸にチロシナーゼと言う酵素を反応させて、黒い色素を作ります。
これがメラニン色素です。



メラニン色素は、肌の土台である真皮を守るために存在する砦、カーテンなのです。
だから、これ自体を恐れる必要はありません。
通常なら、28日のターンオーバーできれいに排出されていきます。

ただ、赤くなったということはDNAが壊れたよ!ってサインだし、日焼けをしているということは、それ以上に真皮にも紫外線がある程度多く差し込んでるよ!ってことですし、これによってシミを作ることがあります。
これが問題ですよね。

紫外線でシミになるパターンは主にこの2つです。

●過剰な紫外線
過剰に作り出されたメラニン色素は、排出しきれずに残ってしまうことがある。
紫外線が容量オーバーするとメラノサイトが異常活性して、シミとして出現する。
メラノサイトが昔から浴びてきた紫外線量を記憶している説もある。

●ターンオーバーの乱れ
加齢、ストレス、ホルモンバランスの乱れ、過剰な刺激などが原因でターンオーバーが乱れるとメラニンが皮膚にとどまって色素沈着を起こし、結果、シミとなって残ってしまうことがある。


生理前の2週間、妊娠中、それからピルを飲んでいる方は黄体ホルモンの影響で、シミになりやすいので特に注意です。
黄体ホルモンはメラノサイトを刺激するので、メラニンを増加させてシミを作りやすくするのです。

左右対称のもやもやっとしたシミである肝斑は、閉経後に消えることが多いため、ホルモンバランスとの関係が指摘されているシミです。
これは紫外線が直接の原因ではないのですが、紫外線に当たるとよけいに濃くなることもあるため、やはりUVケアは必須です。

肝斑にはホルモンバランスが関係するので、クラリセージ、ネロリ、ローズ、ゼラニウム、サンダルウッド、アトラスシダー、イランイランなどの精油でアロマテラピーするのも良いと思います。
また原因はホルモンでも、起きていることはメラノサイトの活性化なので、通常のシミへのアプローチが効果がない訳ではないと思います。

シミの種類としては「老人性色素斑」というものが一番多いです。
(名前がどうにかならんもんでしょうか(-_-;))
紫外線が原因のシミで、ほお骨の高いところやコメカミにできやすく、数mm~数10mmほどの大きさで、平べったくて丸い形です。

すみません、たくさん書きすぎて一度にアップ出来ないので、 これについては次回の更新でお伝えいたします!







Last updated  2015年05月13日 18時02分36秒

2015年04月25日
みなさん、こんにちは。

しばらく微妙なお天気が続いていましたが、ようやく、春らしくなってきましたね。
私は足の薬指の骨折が、治るまであと一息という感じです。

ただでさえ、心臓から一番遠い足の指って治りにくいんですが、九州行って、名古屋行って、そのあとも大阪でトークイベントがあり、どうしても歩くことが増えてしまったのがダメだったようで(>_<)
手の平日光浴、ちりめん、ベジシリカ、干し椎茸天日干しがんばってます。

でも、イベントでたくさんの方と直接お話が出来て、すごく楽しかったです。





明日の日曜はまたしてもトークイベントなんです!
オーガニックライフ東京で、雑誌veggyの吉良編集長とトークします。
スライドのない、フリートークってまだ全然慣れていなくて、かなり緊張します。
どうしょう、ちゃんとしゃべれるかなぁ。。。ドキドキ(>_<)
もう予約は埋まっているようですが、いろいろな展示ブースでお買い物も出来るし、私の出るイベントは多分立ち見も可能だと思いますのでぶらりと寄ってみて下さいませ。

オーガニックライフ東京

さて、大阪のトークイベントでもお話しした、光老化ケア。
みなさん、そろそろ気を付けていますか?



ご存知の方が多いと思いますが、5月は真夏と同じUV-Aの量なんです。
女は春に光老化する!!
要注意な季節ですね。

肌の老化原因の約8割は光老化と言われています。
さて、今更ですが光老化とは何でしょうか?


紫外線の美容への一番の影響は本当は赤くなったり黒くなったり、日焼けすることではなく、徐々に蓄積されて起こるお肌の変化にあります。


UV-Bは皮膚の比較的浅いところまでしか届きませんが、赤くヒリヒリと炎症を起こす原因となります。
皮膚細胞のDNAに傷をつけ、シミやしわを作ったり、大量に浴びることで皮膚ガンを発生させたりすることもあります。
UV-Aは皮膚の深い部分まで到達し、皮膚の真皮に届くため、弾力やハリを保つための膠原線維(コラーゲン)や弾力腺維(エラスチン)を変性させ、皮膚の老化を早めます。

地上に到達する紫外線の95%がUV-Aなので、UV-Aによるジワジワとくる長期的な影響が一番大きいですが、もちろんUV-Bの影響も強烈です。
強い紫外線を浴びると、赤くなるじゃないですか?
あれはDNAについた傷を回復させるために、皮膚表面の毛細血管が膨張するせいで赤くなるのです。


太陽を浴びて、もし肌が赤くなっていたら、
それだけDNAにたくさん傷がついたよ!ってサインなんです。



ただし、肌にはDNA修復酵素と言うものがありますから、傷つきっぱなしというわけではありません。
一定の時間後、かなりの傷は修復できます。
ただ、100%修復することはなかなか難しいので、ほんとちょっと残ってしまうのです。
これの積み重ねが光老化とも言えますね。

私が光老化を防ぐためにやっていること。
紫外線量の多い10時から14時に外出する時は、ツバが10cm以上の帽子をかぶって外出します。
こうすると顔の70%はこれでカバー出来ちゃうのです。
冬でもこれを徹底しています。

もう1つはカロテノイド、ポリフェノール、ビタミンEの多い食べ物を食べたり、肌に塗ったりすることです。
紫外線はそれ自体でもDNAを傷つけたり、コラーゲンやエラスチンを分断したりしますが、一番は、紫外線が肌にあたった時に発生する活性酸素の「一重項酸素」で傷がつくのです。


一重項酸素を発生させない!発生させても出来るだけ無害化する!
これが、私の肌に関する美容のメインの作戦かもしれません。



21歳から59歳の女性66名の肌の写真を撮り、その中から30代と50代から4名、肌の美しい方と普通の方を選び、その方の角質層の中の酵素活性を調べると言う、実に興味深い実験データを見たことがあります。

すると、見た目が美しい肌の方は、すべてにおいて角質内の酵素活性が高かったのです。
この酵素は、不要な角質を剥がれやすくする酵素や、NMFを産生する酵素、活性酸素を無害化する酵素などです。
こういう酵素活性は、遺伝的な面が大きいのでしょうけど、あきらめる必要はありません。

角質での活性酸素処理で肌の美しさが変わるのですから、自分の自前の酵素活性がイマイチなら、植物が持つフィトケミカルの力を借りればいいと思うのです。
だって真皮じゃなく、角質だっていうんだから!
わずか0.02mmの肌の一番上ですよ。そんなに深く浸透する必要もないわけです。
植物のフィトケミカルを、肌にまとえばいいのです。

一重項酸素などの皮膚に害をもたらす活性酸素を無害化する成分が、植物の中に発見されています。


それがアスタキサンチン、βカロテン、ルテイン、リコピンなどのカロテノイドやプロアントシアニジン、ケルセチン、エラグ酸などのポリフェノール、ビタミンEです。


中でも、アスタキサンチンの持つ力はすごいようです。
カロテノイドという天然色素の一種です。
鮭、蟹、いくら、エビ、おきあみなどの魚介類に多く含まれる色素ですが、元はヘマトコッカス藻など赤い色をした藻などに含まれ、そこから食物連鎖で摂りこまれていきます。
強力な抗酸化作用があり、1980年代にβカロテンやビタミンEの1000倍近くの力があることが判明。
活性酸素の中でも、一重項酸素に対する消去能力がかなり高いです。
このアスタキサンチンを肌にまといたくて、クリームやグロスを作りました。

アスタキサンチンもカロテノイドですが、このカロテノイドを十分摂取していると、皮膚の老化防止に役立つということが、2013年のドイツの研究でも発表されています。
8週間にわたって毎日1 mgのβ-カロテン、2.2 mg のルテイン、0.7 mgのゼアキサンチンおよび、0.4 mgのリコピンを含むカロテノイドサプリメントとプラセボを投与された22才~66才24人の健康な被験者の皮膚と皮膚脂質の活性酸素保護の様子を測定。


カロテノイドを摂取している群で、
優位に皮膚のカロテノイド濃度が上昇し、皮膚における活性酸素除去活性が高まりました。



この研究以外でも、すでに適切なカロテノイドの投与が紫外線に対する光防護、皮膚老化の加速防止になるという研究がなされています。

論文
Meinke M. C. et al. 皮膚と皮膚脂質のラジカル除去能力への食物カロテノイドの影響。「European Journal of Pharmaceutics and Biopharmaceutics. 2013; 84(2):365-373」


βカロテンはにんじん、かぼちゃ、ほうれん草、モロヘイヤ、春菊、ニラなど、ルテインは、ほうれん草、かぼちゃ、ブロッコリー、ケール、マリーゴールド、ゼアキサンチンはかぼちゃ、ブロッコリー、とうもろこし、オレンジ、マンゴー、桃など、リコピンはトマト、スイカ、柿などに多いです。
たくさん食べなくてもいいですが、春夏は意識してカロテノイドを摂っておくと良いと思います!

あとは「プロアントシアニジン」も注目です。
カテキンがいくつか結合した構造をもち、きわめて強い抗酸化作用を示すポリフェノールです。
全種類の活性酸素の中和だけでなく、酸化酵素阻害作用も合わせ持っています。
クランベリーやりんご、ぶどうなどにも多く含まれていますが、なんといってもダントツに多いのはニュージーランドの松樹皮です。

ニュージーランド北島中央なので大気汚染もなく、紫外線がとにかく強い。
フランスの松とかよりポリフェノールが多いのは、松が世界最高の平均成長速度で生育するという、この環境のせいだと思います。
このニュージーランドの松樹皮エキスで美容液とサプリを作っています。

もう1つ注目はフィンランドのビルベリーの葉のエキスです。
真夏の白夜の季節、太陽の光を 24時間浴び続けることや、空気中の汚染物質が少ないので強い紫外線が降り注ぐため、桁違いのポリフェノールを含みます。
ビルベリー葉エキスにはケルセチンやプロアントシアニジン、カテキン、GABA、フラボノールなどのフィトケミカルがすごく多いのです。

皮膚で発生する活性酸素を無害化するだけでなく、ヒスタミンの発生を抑える働きがあるため肌の炎症やかゆみを抑えたり、アルブチンも含まれるので美白作用もあります。
このビルベリー葉エキス、美容液に少し配合しただけでも美肌に有効だというデータがあるのですが、私はこれで4年前に日焼け止めを作ったんです。

ポリフェノールの力で、日焼けまで止めるんですから、通常の美容液に入れるくらいの量ではダメです。
すごい量を配合しました。
だから、あり得ない色をしています。



肌に伸ばすと、色はなじんでほぼ透明になるんですけどね。

このブログにも載せたことがあるんですが、4年前に宮古島のビーチに行ったとき、曇天だったので油断して足にだけ日焼け止めを塗らずにいたら、太ももが真っ赤になってしまいました。



写真左の、上が腕で、下が太ももです。比べるとこんなに真っ赤!
それで、もう遅いと思いつつ、このビルベリー葉エキスがたっぷり入ったサンスクリーンを、帰ってからホテルで塗ったんです。
そしたら2日後には、右の写真のように真っ白に戻っていました。
あの時ですね、私が本当にこのフィトケミカルの虜になったのは。
普通の日焼け止めには出来ないことが出来るんだと実感したんです。

皮膚が赤くなっているということは、UVBが表皮を透過し、真皮乳頭体まで達した結果、DNA損傷が起きて、毛細血管が炎症反応として充血を起こしている状態です。
この炎症を抑えることが出来たというわけです。
収まった結果、第二段階としてのメラニンの発動もしなくてすんだので、黒くもなりませんでした。

もう1つ、今光老化、皮膚老化を防ぐ上で、ビタミンEの働きに、あらためて注目をしています。
ビタミンEは脂質の酸化を抑えるビタミンですが、自然界には8種類あります。
この中の「αトコトリエノール」というビタミンEに大注目なんです。


α-トコトリエノールは皮膚の角質層に、優先的に蓄積して働いていることが分かっています。
この、角質層にある!ってことがまたポイントです。
角質層って、肌を守る最前線で、いろいろと頑張ってくれているんですね(>_<)


α-トコトリエノールは米ぬかや米ぬかオイル、レッドパームバージンオイルなどに含まれていますが、口から摂取しても角質に優先的に摂りこまれることが分かっています。
肌に直接つけても、なんせ一番手前の角質ですから浸透しやすいです。

ビタミンEは脂溶性なので元々皮膚に浸透しやすいですが、トコトリエノールは一般的なビタミンE(トコフェロール)よりも、約15倍皮膚に浸透しやすく、40~60倍の抗酸化作用があります。
これはもう、コスメに配合するのに、とても良い成分だなと思っていて、今いろいろなものに配合しています。


またしても長くなりすぎたので、次回シミについて続きを書きます!





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Last updated  2015年04月25日 15時24分26秒

2015年04月15日
カテゴリ:カテゴリ未分類
みなさま、こんにちは。

今週土曜日、大阪の梅田のオペークで無料のトークイベントをやります。

いつもブログでのイベントのご案内が、ほとんど出来ていないのですが、
聞いたらまだ若干名、空きがあるようなので告知させて頂きますね。


■開催日:2015年4月18日(土)

■開催時間:

第1回 11:00~12:00

第2回 15:00~16:00(各回30名様限定)

■開催場所:オペーク オオサカ店コスメコーナー
https://www.world.co.jp/opaque/shops/osaka.html

■お問い合わせ・ご予約はこちら:
オペーク オオサカ
TEL 06-6151-1537
営業時間 10:00 ~ 21:00


※トークイベントは無料です。
※定員になり次第、締切りとさせていただきます。

http://www.world.co.jp/opaque/brandblog/5423/

ご予約がないと立ち見になってしまうかもしれませんが、
クローズのイベントではないので、お店にぶらりとお越し頂ければ
話を聞いて頂くことは出来るかと思います。

お気軽に遊びに来て下さいね!






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Last updated  2015年04月15日 16時20分34秒

2015年04月06日
みなさん、こんにちは。
春満開、春まっさかりですね!!

うちの庭の畑の様子です。


↑大根の花。


↑赤水菜の花。


↑のらぼう菜の花。


↑ルッコラの花です。

すごいでしょー?
いっせいに花盛りですよ。
小松菜の花は、花盛りすぎてタワーのようになっています。

秋に種が採れると思いますので、また大根の種はプレゼントするくらい取れそうな気がしますね。
お楽しみに―♪

さて、先週の木曜日は、モデルの中嶋マコトさんとランチしました。
マコトさんは、最近私のハマナスの生体水の美容液を愛用して下さっていて、もうすぐ出るコンシーラーも心待ちにして下さっているようで、ほんと嬉しいです。
マコトさんは、いつ見ても輝くような美肌です。



最近あんまり自分の写真を載せていないのですが、鬼は最近こんな髪型です。
ここんとこ、肩くらいのボブで落ち着いています。
イベントの時はヘアアイロンで毛先を巻いてもらうのですが、普段はこれです。

そして。
先週土曜日は、名古屋の松坂屋1階のナチュラリーさんでトークイベントを行いました。



肌のビューティーエイジングの敵である、酸化、乾燥、光老化を防ぐ秘訣についてお話ししました。



たくさんの方にご来場頂きまして、普段なかなかお会い出来ない方とお話出来て、とても楽しかったです。
ありがとうございました。

さて、だいぶ経ってしまいましたが、香りについての続きです。

香りは、常温でありながら気体です。
香りを嗅ぐと、匂いを持った分子が鼻に入ってきて、鼻孔の奥のある嗅上皮から嗅神経を経て、原始の脳である、大脳辺縁系にダイレクトに伝わります。
そのため香りは、自律神経系や内分泌系、免疫系に非常に影響します。

もう1つのルートが鼻から吸い込んで、芳香成分が肺に入るルートです。
ユーカリなどの精油に咳を鎮める効果があるのは、このためです。
肺の粘膜から吸収された精油は血中にも流れ込み、なんと香りを嗅いだ5分後には、血中に芳香成分が出現することが分かっています。

また、精油が面白いのは皮膚からも吸収する点です。
精油は分子量が100~300とかなり小さい上に脂溶性なので、真皮の毛細血管から体内に入ることが出来ます。
植物オイルに精油を入れたアロマオイルでの肌へのトリートメントは、このルートで作用します。

日本でも、近年アロマテラピーを医療に使うという流れが起きています。
精油の効果を科学的に検証した実験データも、最近はいろいろとあがってきています。
前回は、アルツハイマーや認知症、ダイエットと精油の関係についてお話ししました。

もう1つ気になるのが、女性ホルモンに関する作用です。
谷垣礼子医師らは、東京都済生会中央病院のアロマセラピー外来で、月経困難症、PMS、卵巣機能不全、更年期障害の患者さんにアロマテラピーを行って、1か月ですべての疾患で症状が改善したことを発表しています。


こういう症状によく用いられる精油としては、ローズ、クラリセージ、スターアニス、バジル、カモミール、真正ラベンダー、ゼラニウム、サイプレスなど。


クラリセージには「スクラレオール」という女性ホルモン様物質が含まれていて、体内でエストロゲンと同じように働きます。
その他、エストロゲン様作用があることが分かっている精油はアニス、サイプレス、ニアウリ、スターアニス、フェンネル、バジルなどです。
ネロリも含まれるネロリドールという成分がホルモン様物質です。

女性ホルモンのバランスを整えてくれる精油としては、ローズ、ゼラニウム、サンダルウッド、アトラスシダー、イランイランがあります。

私はこの中でも、やっぱりダマスクローズの香りには特別な威力があると感じているのですが、ローズに関してもいろろなエビデンスや実験結果があるので、ご紹介したいと思います。

ローズの香りの成分はゲラニオール、ネロル、フェ二ルなどですが、このゲラニオールに、女性のホルモンバランスを整える作用があります。
その他、抗菌、消炎、収斂、抗アレルギー、ストレスの解消、精神安定作用、リラクゼーション作用などがあります。

ローズの実験で面白かった1つめが、14人の女性をローズの香りを嗅ぐグループと嗅がないグループに分け、ストレスがかかりやすい進級試験の3週間前から、ローズの吸入を実施。
吸入の方法は、1%に希釈したローズ精油を紙に付けて、その紙をシャツの襟に付けて、着用しているというもの。

そして試験中と試験後に、ストレスホルモンコルチゾールの唾液中の量と、肌バリア機能の指標である肌の水分蒸散量を測定したという実験です。


結果、ローズの香りを吸入をした群は、試験中、試験後のコルチゾールの量と水分蒸散量が、吸入なし群と比較して、優位に低く抑えられていたそうです。


ストレスがかかると、通常肌のバリア機能が落ちるのですが、ローズの香りを嗅いでいると、ストレスが緩和され、肌バリアが守られているせいで肌の潤いが保たれるというわけです。


もう1つは、ある大手化粧品会社で2012年に行った実験です。
20~30代の正常な嗅覚をもつ健常男性10名(非喫煙者)に、実験目的や香りの種類は教えないで行った実験。
特定の香りをつけた女性に隣に座ってもらい、一定の時間心拍の変動を測定し、その後、その時に感じた気持ちを調査。

<測定した香りの種類>
 ローズ、レモン、ムスク、タバコ


結果は、どの香りの場合も、無臭時より交感神経が活性化してドキドキしたそうですが、特にドキドキが強かったのが、タバコとローズ。
ただ、ローズはロマンティックな気持ちでドキドキしていますが、タバコの香りはイライラしてドキドキしているようです。

同じような実験なんですが、女性にローズの香りを2ヶ月嗅いでもらい、その使用開始前の顔写真と2ヵ月後の顔写真を比較し、男性ボランティアにどちらの写真が魅力的か判断させると言う実験です。


結果。
ローズの香りを嗅ぐ前の写真より、ローズの香りを嗅ぎ続けた2か月後の写真の方を「魅力的だ」と評価する男性が、有意差をもって多かったそうです。



これは、ローズの香りで女性ホルモンが活性化したのか、ストレスが軽減して表情がイキイキしたのか、はたまた両方なのか良く分かりませんが、ローズの香りのパワーってすごいですよね!!

その他、風邪などのウイルスを撃退する精油としては、ティートゥリー、ユーカリがあります。
ティートゥリーには「テルピネン4-オール」という成分が含まれていますが、これがウイルスを攻撃するのです。
また、ユーカリラバンサラには「1.8-シネオール」という成分が多いですが、免疫力を増強する作用があります。

これらの精油は風邪やインフルエンザにも良いですが、免疫細胞に働きかけるので花粉症などのアレルギー疾患も和らげます。
特に、花粉症にはユーカリラジアタがおススメです。
風邪や喘息で咳込む夜にも、ユーカリラジアタティートゥリーは味方です。



また、血圧を下げる作用がある精油もあります。

1週間に1回、計8回アロマオイルでトリートメント(精油をオイルで希釈します)すると、収縮期も拡張期も両方の血圧が下がったというデータもあります。
この時に使用した精油は、ローズ、ジャスミン、ラベンダー、ローズゼラニウムだったそうです。

また、精油には痛みを緩和する作用があることも分かっていて、有効成分も判明しています。
1.8-シネオール、β-ピネン、ミルセン、酢酸リナリル、シトラール、シトロネラール、ジンゲロールなどです。

これらが含まれている精油には、ローズマリーカンファ―、ジュニパーベリー、ローズ、ラベンダー、バジル、ユーカリ、ラバンジン、ゼラニウム、レモングラス、ジンジャーなんかがあります。

筋緊張性頭痛には、スパイクラベンダー、真正ラベンダー、バジル、ペパーミント
ひどい肩こりには、ラバンジン、ウィンターグリーンが効きます。
私はジュニパーベリーローズマリーカンファ―もよく施術に使いますね。

不眠に作用する精油の成分も分かっています。
リナロールと酢酸リナリルです。
ローズウッド、真正ラベンダー、クラリセージ、プチグレンなどに多く含まれています。



他にも、肌につけると一重項酸素を無害化してくれる精油とか、がんに作用する精油とか、いろいろな精油のすごさが分かりつつあり、これからも精油の世界から目が離せないです!


ところで、私は春だと言うのに、息子と家の中で遊んでいて、うっかり足の薬指を骨折してしまいました(T_T)
全治1か月だそうですが、そのあともうキャンセルできない予定がいくつもあり、足を引きずりながら九州に行ったり、名古屋に行ったりしていたら、悪化してしまったようで、今日「もう歩かないように」とお医者さんから怒られてしまいました(*_*)

施術院もしばらくお休みになってしまいそうで、患者さんにもご迷惑をおかけします。
痛みはほとんどないんですが、生れてはじめての骨折で、指一本でもこんなに影響が大きいことを、ひしひしと実感しています。
美的水素、ベジシリカ、ビタミンD、春ウコンを飲んで、早く治るよう頑張ろうと思います。
手の平の日光浴にも、地味に励んでいます。
ビタミンDの合成のためです。




常温でありながら、気体。
植物が持つ香りの力は、もはやリラクゼーションだけじゃない!!








Last updated  2015年04月06日 17時44分05秒

2015年03月21日
みなさま、こんにちは。

いやー春ですね♪
昨日は新月だったので、畑の種まきをしました。
レタスとかカブとか、トマトとかです。
芽が出ますように!



↑越冬している小松菜が、いくつか花盛り。
菜の花みたいですよね。
かわいいです。

ホワイトデーに、息子から豆乳カシューナッツクリームのムースをもらいました。
私のレシピ本を見て、一人で手作りしたそうで、本当にびっくり!感激でした。



もうすぐ小学5年生になるんですよね。
このブログ始めた頃はまだ一歳だったのですが、月日の経つのは早いものです。
最近、彼は料理に凝っているようで、いろいろ作るので危なっかしいんですが、見てて面白いです。

一般的な市販のお菓子を食べさせないで、なんとかここまで来たのですが、そろそろ自我も出て来るしどうなるかなぁーと思ってたら、まさかのクッキング男子になるのか?
身長は144cmになりました。
クラスでうしろから3番目に背が高いです。
乳製品はとっていないので、野菜と煮干しとちりめんの威力かなーと思われます。

子供への動物性たんぱく質ををどうしているか、たまにご質問を頂くのですが、
たまには天然魚のお刺身とか、牧草だけをエサに育ったオーガニックビーフとかも食べさせています。
が、お魚系が食卓に上がることは週に2回あるかないか。
肉にいたっては、1か月に3回あるかないかです。
ただ、卵は遺伝子組み換えのエサを食べていない平飼いの鶏さんの卵を2日に一度は食べさせています。
それ以外の日は、大豆系が多いですね。
もちろん、煮干しやちりめんも食べています。


さて、話は変わりますが、あいかわらず私は治療院と商品開発をがんばっています。
7年前から企画しつつ、なかなか進んでいなかった、敏感・ゆらぎ肌向きのクリームがやっと完成しました。



↑オーガニックコットンに包まれた優しいイメージビジュアルです。
わたしの作るコスメは、合成界面活性剤や合成防腐剤などを使用していないため、基本的にとてもやさしいコスメなので、敏感肌の方にも愛用者が多いですが、バリアが弱っている方向きに、さらに優しい処方のものを作りたくて。

水分は沖縄の有機アロエベラを、わずか35℃で減圧蒸留して、アロエベラの細胞内液と細胞外液を取り出したものを使用して、さらに阿寒湖のミネラルに浸けた水に圧力をかけてから、減圧低温蒸留してとても活性の高いお水にしたものを入れています。

油分はオリーブスクワランだけ。
オリーブスクワランはオリーブオイルにわずか0.5%しか存在しない貴重な成分。
酸化しづらく、すごく安定していて、刺激が少ない油分です。
人間の皮膚の皮脂膜にも約5%含まれ、肌が元々持っているうるおい成分ですが、加齢と共に分泌が減少していきます。
スクワランは紫外線やほこりから肌を守ったり、ニキビを予防したり、かゆみを和らげる性質を持っています。

それから漢方でも古くから使われている植物エキスを2つ入れました。
紫根エキスと、当帰エキスです。
紫根は、日本在来種のむらさき草の根から抽出したエキス。

幕末の医師華岡青洲が紫根で作った軟膏「紫雲膏」は、湿疹、ニキビ、火傷、ヒビ、アカギレ、痔などの外用薬として今も薬局で売られています。
古くからその効果を評価されている紫根ですが、科学的に解明されだしたのは、ここ十数年の間で、薬効主成分が6種の「シコニン誘導体」(シコニン、アセチルシコニン等)であることがわかり、抗菌作用、抗炎症作用、皮膚活性化作用などが認められています。

当帰のエキスもセリ科の多年草「当帰(トウキ)」の根から抽出するのですが、漢方では浄血、鎮静、強壮に用いられ、婦人病症状によく処方されてきました。
皮膚に使うと、保湿作用、抗炎症作用のほか血行促進作用、美白作用があるので、肌荒れ防止やイキイキとした肌を保つエキスです。

両方とも中国産が多く出回っていますが、日本の在来種で無農薬であることにこだわったので、すべて北海道産です。
ゆらぎ肌に使うものだから、出来るだけ刺激を取り除きたくて、エキスの抽出にはエタノールを使いませんでした。
いわゆる熱水抽出で、お湯で煮だしたものを、減圧して濃縮してエキスを抽出する方法を取りました。



↑紫根は赤い色を持っているので、クリームもほんのーり薄いピンク色をしています。
香りは、ほんとに微香ですが、抗炎症、抗菌作用もある真正ラベンダーと、抗炎症、抗アレルギーの作用もあるローマンカモミールをすこーしだけ入れました。
もう少しで、デビューできます。
いやー、ここまで長かったです(>_<)


このクリームにも、ほんのり微香に精油を入れていますが、私のコスメにも、施術にも、植物の香り成分である精油は、本当に優しく寄り添ってくれていて、自分自身の生活にも欠かせないものとなっています。

天然の精油は、自然界の花や葉や木、果物などの香り成分を蒸留したり搾ったりして抽出したものです。
精油の文化は、紀元前3000年の古代エジプト文明の時代から存在していて、精油の香りを使ったアロマテラピーは、イギリスではリラクゼーション、フランスでは自然治癒力を高めるものとして長い歴史があり、現在も医療現場やエステで広く使われています。

精油には以下のような効果があることが分かっています。

リラックス作用、集中力や記憶力を高める、眠りに入りやすくなる、乾燥肌、ニキビ、血流、毒素排泄、肩こり、生理痛、胃腸の働き、鼻づまり、咳などの改善、ホルモンバランス、アンチエイジング、抗シワ、抗菌、細胞賦活、抗ウイルス作用など。


日本でも、近年アロマテラピーを医療に使うという流れが起きています。
精油の効果を科学的に検証した実験データも、最近はいろいろとあがってきて、すごく面白いなと思っているので、今日はそのお話を書いてみたいと思います。

香りは、常温でありながら気体です。
それって、考えてみるとすごいことですよね。
香りを嗅ぐと、匂いを持った分子が鼻に入ってきて、鼻孔の奥のある嗅上皮から嗅神経を経て、原始の脳である、大脳辺縁系にダイレクトに伝わります。
これは香り分子が脳に直接入るわけではないのですが、電機信号として確実に脳に作用するのです。
そのため香りは、自律神経系や内分泌系、免疫系に非常に影響します。

もう1つのルートが鼻から吸い込んで、芳香成分が肺に入るルートです。
ユーカリなどの精油に咳を鎮める効果があるのは、このためです。
肺の粘膜から吸収された精油は血中にも流れ込み、なんと香りを嗅いだ5分後には、血中に芳香成分が出現することが分かっています。

また、精油が面白いのは皮膚からも吸収する点です。
精油は分子量が100~300とかなり小さい上に脂溶性なので、真皮の毛細血管から体内に入ることが出来ます。
植物オイルに精油を入れたアロマオイルでの肌へのトリートメントは、このルートで作用します。

最近の研究で興味深いのが、昭和大学の塩田教授らの実験で、精油の香りを嗅いだ時に、脳内の血流が増えることが分かったこと。
それも、血流動態反応が見れる「fMRI」という装置を使い、どの精油を嗅いだ時に、どこの脳の部位の血流がアップしたかということまで追跡しているのです。

例えば、レモンの精油を嗅いだ時は、fMRIで脳の血流を見ると、副交感神経を司る脳の部位が抑制されていることが分かり、交感神経優位となることで、心と体が活発になっていることが分かったそうです。
これが真正ラベンダーになると、その逆のことが起こり、今度は副交感神経が優位になっているようです。
ショウガの精油を嗅いだら、摂食中枢のある脳の部位の血流が増大したそうで、生姜やスパイスの香りは、確かに食欲を刺激していることが分かりました。

もう1つ有名なのはグレープフルーツの精油のダイエット効果です。
大阪大学の永井教授と新潟大学の新島教授らが行った実験で、週3回10分間マウスちゃんにグレープフルーツの香りを嗅いでもらい、嗅がせないグループと比較して6週間後。
香りを嗅いだグループは食事量が3割減り、体重も平均20g減ったそうです。

鳥取大学の神保博士と浦上教授の研究結果もすごいです。
アルツハイマー病17人を含む28人の高齢者の方に、28日間毎朝ローズマリーカンファ―と、レモンの精油の芳香浴をしてもらい、毎晩真正ラベンダーとスイートオレンジの精油の芳香浴をそれぞれ2時間したそうです。


すると、アロマセラピー期間中は患者さんの抽象的思考力が優位に改善されたそうです。
やめると、だんだんと元に戻ることも分かったそうです。


同じ実験を、高度アルツハイマー病患者65人を含む特別養護老人ホームでも行ったところ、高度アルツハイマー病患者の方でも、かなり優位に認知機能が改善しました。
高度アルツハイマー病患者の方は、脳全体が委縮し、脳の神経細胞もかなり細胞死している状態ですし、認知症の薬も、症状を遅滞させる効果はあっても改善することはなかなか難しいとされている中での、このアロマテラピーの実験結果なので、大変な注目を集めているようです。

ローズマリーとレモンは交感神経を優位にして活動的にし、真正ラベンダーとスイートオレンジは副交感神経を優位にしてリラックス作用があるので、自律神経のバランスが取れるんでしょうね。
ただ、最近の研究では、交感神経系の精油を昼間に嗅ぐだけでも、認知症に関しては効果があることがわかっているようですよ。

この結果を先日知って、うちの母にも認知症予防にアロマ加湿器でこれらの精油を芳香浴させています。
香りを嗅ぐと落ち着くと言っていました。
母はブレンドがよく分からないと言うので、この2つがそれぞれブレンドされている精油があったので、これを送りました。



アロマディフューザーは小さいのに5時間くらい連続で使えるこれを使っています。




もう1つ大きいのは、女性ホルモンに関する作用です。

すみません、長すぎて一度にアップできませんでした。
次回に続きます!!






Last updated  2015年03月27日 02時23分51秒

2015年03月06日
みなさま、こんにちは。

またまた、お久しぶりになってしまいました。

あいかわらず、治療院と商品開発で大忙しな毎日です。
最近は、トークイベントとか講演とかをやらせて頂く機会も増えてきました。
やっと少しは慣れたかな?って思うのですが、分かりやすくお話しするって難しいですね。

いつも百貨店などの小さいスペースでやることが多く、すぐに予約が埋まってしまい、あまりブログでのご案内も出来ていないのですが、
4月26日に「オーガニックライフ東京」という、ちょっと大きいイベントに出演することになりましたので、よかったらぜひいらして下さい!

4/26(日)12:00-13:00 Veggy/ココロもカラダも美しくなるための食事法

さて、告知が続きますが、今発売している雑誌マイエイジに、カラー2ページ登場させて頂いています。





↑こんな感じで自宅で撮影しました。
うちの畑で、畑仕事している写真とかも載っています。
毎日の鬼流の養生についての内容です。



春になって、畑の作物が元気になってきました。
大根も細いですが、収穫して食べています。
越冬している赤水菜とかも、サラダで食べるとおいしいです。

忘れかけてた小さな小松菜がにょきにょきーっと伸びて花咲いたり、春の畑はアメージングですよ。

そしてそして、久しぶりに千葉の無農薬酒造「寺田本家」さんに社員研修にスタッフ全員で行ってまいりました。





↑いい感じにプクプク発酵していました。
壁にも空気中にも、麹菌や乳酸菌や酵母菌がいっぱい。
じゅうぶん、菌呼吸してきましたよ♪

寺田さんのところでは麹菌すら自社の田んぼの稲麹。
あとはすべて蔵の壁や空気中に住んでいる微生物の力だけで発酵させている。

ひとくちに麹菌や乳酸菌と言っても、自然界には何種類もいるわけで、寺田さんのところは菌の多様性があり、その多様性の中で勝ち残っている麹菌、乳酸菌、酵母菌たちなわけです。
菌たちを殺さないために、蔵の掃除は掃き掃除と水拭きのみ。
蔵の根幹をなす麹室や酒母室にも見学客を、どんどん通します。

普通の蔵は、工場で純粋培養している限られた種類の麹菌や乳酸、酵母菌を使っているのでとても弱いわけです。
だから蔵を薬品で除菌殺菌しないといけないし、酒母室に見学客など、とんでもないことなのです。

寺田さんのところに行くと、こないだから書いている「菌」たちとの共生関係、菌と免疫の関係がすごくよく分かります。
多種多様な種類の菌が、自然環境に揉まれて鍛えられ、それでも腐敗方向に行かないほどの、強い発酵場が形成されているわけです。
この生物多様性が、お酒の独特のうま味や香りを醸しているのです。

日本人が、過剰な除菌殺菌の中で、免疫力を落としていく理由が分かります。


さて、抗菌剤と免疫の世界も今日でラスト。

T細胞の免疫学校「胸腺」を鍛えるためには、さまざまなバクテリアに遭遇していることが大切だということが見えてきました。
特に子供の頃が重要です。

そして腸内細菌の量や質も免疫にとって大変重要であることも分かりました。
美容の面で気になるのが、腸内細菌が腸で美容のビタミンを合成することです。
ビタミンB1、B2、B6、B12、ビタミンK、パントテン酸、葉酸、ニコチン酸、ピオチンを作り出していることが分かっています。


特に角質層のうるおいやハリを保ち、抜け毛を防ぐビオチンなどは、食べものから摂取しても腸内の善玉菌の働きがない限り、体内で吸収できる形に分離できません。


また、目尻シワの進行を抑えたり、首や肩こりを和らげたり、骨粗しょう症を予防したり、更年期障害を軽くする「エクオール」という成分は、腸内細菌が大豆イソフラボンから変換して作ります。
日本人の50~60%はエクオールを作れますが、欧米人では20~30%の方しか作れません。

ところが日本人でも10代20代の若い世代では欧米人と同じくらいの%の人しかエクオールが作れないという研究が報告されています。
これによって、食生活の欧米化によって、腸内細菌に変化があるということが分かります。

日本では毎日大豆製品を食べている人はエクオールを作れる率が高く、乳製品を多く食べる人はエクオールを作れない人が多いそうです。
欧米でも、ベジタリアンや魚油(オメガ3脂肪酸)を摂取している方はエクオールを作れる率が高いそうです。


ビオチンもエクオールも、腸内細菌が分解、変換して作るスーパー栄養素。
腸内細菌の量が少なく、かつバランスが悪ければ、良い栄養も無駄になってしまうことがあるのです。



特に乳酸菌やビフィズス菌などの善玉菌は、乳酸や酢酸などの有機酸を生み出します。
この有機酸が腸内で多いと、例えばO-157などの病原性を持つ大腸菌もなかなか増殖出来ません。
2011年に順天堂大学大学院医学研究科プロバイオティクス研究講座での研究では、乳酸菌によってノロウイルスによる胃腸炎の発熱を緩和する効果があることが分かっています。

善玉菌が作り出す酸は、腸の蠕動運動をうながします。
善玉菌が作り出す酪酸という酸は腸内の細胞を修復し、再生し、大腸がんを予防しますし、プロピオン酸はカルシウムの吸収を促進してくれます。

ポリアミンと言う物質も腸内細菌が作り出しますが、細胞の修復を助け、バリア機能を高め、DNAの合成などにも関わります。
ポリアミンが減少すると細胞の活性が落ちることから、アンチエイジング物質としても注目を集めています。
大豆、納豆、しょうゆ、味噌、きのこなどにも含まれますが、大腸の中で腸内細菌が合成していることも分かっていて、すごく興味深いです。

今年は花粉の量が去年の2倍とのことで、早い時期から花粉症の症状に苦しんでいる方が多いようです。
このアレルギー性鼻炎にも腸内細菌が関わっているようです。


フィンランドの研究ではアレルギーの子供の腸内には乳酸菌やビフィズス菌が少ないことが分かっています。
花粉症の方は、特にビフィズス菌が少ないようです。


白血球のヘルパーT細胞には「Th2細胞」と「Th1細胞」があるんですが、「Th2細胞」の働きが強くなりすぎると、必要以上にヒスタミンを分泌して、アレルギー反応が起きやすくなると言われています。
肉などの動物性たんぱく質を食べ過ぎると、消化の不完全なたんぱく質が出やすく、これに白血球のヘルパーT細胞の中の「Th2細胞」が反応して、強くなってしまいます。
腸内細菌のバランスがよく善玉菌が多いと、アレルギー反応を抑える「Th1細胞」が優勢になります。

また、性格の違うネズミの腸内細菌を入れ替えると、性格が逆転してしまうという話をたびたび書いています。
脳内の幸せ物質であるドーパミン。情緒を安定させるセロトニン。
これらが合成される時に葉酸やビタミンB6が不可欠ですが、これを腸内で合成しているのは腸内細菌です。

また、悪玉菌が分泌する硫化水素とアンモニアは神経毒で、腸内で微量でも神経に接するとイライラを招き、ストレスが高じてきます。
反対に、乳酸菌は悪玉菌が出す硫化水素とアンモニアを分解してアミノ酸に変換し、セロトニンや、ドーパミンを合成することが分かっています。
腸内細菌のバランスで性格までも変わってしまうのは、こういう理由があるのではないかと思います、


ドーパミンは愛情を深く記憶する働きがあります。
ドーパミンが多いと、変わらぬ愛を保ち続けることが出来、ドーパミンが減ると移り気になるという説があります。
浮気者の彼も、腸内細菌で変わるかもしれないってわけです(笑)


さて、この腸内細菌のバランスを良くするにはどうしたらいいでしょうか。
例えば、30年前の山梨県の棡原地域などの有名な長寿村の高齢者の方の腸内細菌にはビフィズス菌が大変多く、反対に悪玉菌は一般の高齢者の半分以下だったそうです。
彼らは一般の方の5倍くらいの食物繊維を摂っていたそうです。
芋、雑穀、山菜、きのこ、こんにゃく、根菜、大豆ですよ。
そして肉をほとんど食べないのです。

私の今日のお昼は、大根おろしとぬか漬け、きんぴらゴボウと納豆と海苔。そしてわかめとくろめと野菜としいたけのお味噌汁と雑穀ご飯でしたが、こういう食生活していると3回くらい黄金が出ますからね。

食物繊維は便のかさを増やして有害物質を絡め取るだけでなく、善玉菌の餌にもなり、腸内で発酵して酸が出来て、これがビフィズス菌を増やすことにも役立ちます。
善玉菌のエサは、オリゴ糖や食物繊維で、悪玉菌のエサは動物性たんぱく質や脂肪です。
これを覚えておけば、大丈夫だと思います。

オリゴ糖は玉ねぎ、バナナ、ハチミツ、ヤーコン、ニンニク、ゴボウ、大豆、味噌、アスパラガスなどに多いです。

不溶性食物繊維の多いもの(野菜には全般的に含まれています)
ごぼう(水溶性も多い)おから いんげん豆 大豆 干ししいたけなどきのこ類 切干大根 さつまいも かぼちゃ トウモロコシ ニンジン(水溶性も多い)オクラ(水溶性も多い)など

水溶性食物繊維の多いもの
わかめ 昆布 ひじき めかぶ、くろめ、寒天その他海藻類全般 アボカド 納豆(不溶性も多い)里芋 りんご キウイ モロヘイヤ(不溶性も多い)こんにゃく、菊芋など


あとは保存料と抗生物質には要注意ですね。
必要なときには仕方ないですが。

もう1つは発酵食品です。
納豆、糠漬け、キムチ、味噌、生醤油など。
寺田本家さんの生搾りのお酒なんかもそうですね。

こういうものには、善玉菌が豊富なので、体の中にいろいろな菌を取り入れることが出来ます。
生野菜もバリバリ。
サプリメントの乳酸菌や酵母なんかも、腸内の調子が傾いている時には、援軍になります。

こうした外から摂る生きた菌たちは、腸の中でずっと棲みついてくれるわけではありません。
腸内に留まるのは長くて一週間だそうです。
幼い頃から築かれた腸内フローラには縄張りがあり、そう簡単に外からの菌を仲間にはしないのです。

ただ、腸内に外から来た援軍たちは1週間程度は生きて発酵して、乳酸や酢酸、酪酸などを大いに生み出し、こうした代謝物が元々住んでいる善玉菌達が住みやすい環境を作り、彼らを増殖させてくれるのです。
そして善玉菌の死骸には善玉菌が活発に働くために有効な成分が豊富に含まれているため、生きている善玉菌のエサになることも分かっています。
マイグルトや甘酒なども麹菌や乳酸菌の代謝物がたくさん含まれているから、例え菌が全部生きていなかったとしても、自分のお腹の善玉菌を増やすことに繋がっているのです。


抗菌グッズは出来たら使わない!
微生物たちと、仲良く暮らして
心も体もぷくぷく発酵美肌道!!!








Last updated  2015年03月07日 16時14分45秒

2015年02月19日
みなさん、こんにちは。

なんか気が付くともう2月半ばすぎたじゃないかですか。
はやっ(-_-;)
しかし早く春になってほしいです。
寒いのはもうあきた~(>_<)

まずはじめに、お知らせから。
昨年大好評だった旬の日本のオーガニックフルーツを一滴の水も使わずにわずか35℃で蒸留し、フルーツに含まれる生体水を取り出して作るフルーティーセラム。
林檎と、ラ・フランスとレモンの生体水を使った幻のセラムを、全国のコスメキッチンとビープルさんで、限定数で復活することになりました。



発売を記念してコスメキッチンのジューサリー(代官山本店/武蔵小杉グランツリー店/名古屋オーガニックマーケットキッチン)で、このセラムにも使用している三上さんの無農薬リンゴの搾りたてコールドプレストジュースが展開されることに!



三上さんは奇跡の林檎の木村さんの実のお兄様なので、要するに木村さんのご実家の林檎というわけなのですが、ほんとにすごくおいしくて、私はこの林檎が大好きです。
セラムもジュースも18日水曜日からの展開なのでもう始まっていて、無くなり次第終了なので、気になる方はお早めにどうぞ!
私も飲みに行かなくちゃ♪

あいかわらず施術院をやりながら、ライフワーク的にいろいろな商品開発もしています。
最近進めているのはオリジナルの甘酒です。
このブログでは昔からおすすめしていた日本古来の栄養ドリンクですが、美容のために飲む方も増えていますよね。

鬼の甘酒ですから、ただの甘酒じゃないんです。
熊本県で農薬や化学肥料を使用せずに栽培された、あわ・きび・ひえ・押し麦・丸麦・はと麦・たかきび・緑米・赤米・もち玄米の十穀と、北米のネイティブアメリカンが収穫した野生のワイルドライス、合計11種類の雑穀で作りました!

雑穀は栄養価が高く、ビタミンやミネラル、食物繊維を豊富に含んでいて、白米や胚芽米をはるかに超えるだけでなく、玄米を超える栄養素も多いです。
更には30年農薬を使用していない熊本の坂田さんの田んぼの、無肥料無農薬の自然栽培玄米も一緒に発酵させました。



こんな外見です。
味も濃くてめっちゃおいしいんですよ。
発酵させる麹菌も、マルカワみそさんの4つの蔵付き天然麹菌なので、発酵力が違います。
甘酒は美白に嬉しい麹酸やアルブチンが含まれ、アスペラチンという麹菌が生み出す成分は、ナチュラルキラー細胞の働きをサポートすると言われます。

糖や脂質の代謝、皮膚や粘膜の健康に欠かせないビタミンB群、美しい肌に欠かせないビオチン、循環を良くするナイアシン、そして食物繊維や天然オリゴ糖など腸内細菌を整える成分も含まれるし、意外と低カロリーだし、ほんといいんですよね。
名前は美を養う栄養ドリンクということで、「美養甘酒」って名前にしました♪
3月の終わりごろには出せるかな~って感じです。

さて、前回は腸内細菌の働きと、免疫学校の胸腺について書きました。
なぜ日本人にこれほどアレルギーが増えているか、なぜ食中毒がこんなに増えているか、なんとなく見えてきました。
あらゆるものが抗菌化され、除菌ソープや殺菌が推奨される現代では免疫を鍛えるチャンスはどんどん減っているようです。

これを実証する実験結果があります。
米メリーランド州ボルチモアにある、ジョン・ホプキンス児童センターが、「アレルギー臨床免疫学ジャーナル」に発表したようです。
米国では乳幼児のおよそ11人に1人が喘息に苦しんでいると言われています。
センターの研究員たちは、ボルチモア、ボストン、ニューヨーク、セントルイスの4都市において、喘息が発症するリスクの高い子供467人を対象に、生まれた時から3歳になるまで、定期的に牛乳や卵、ピーナッツ、ゴキブリ、チリダニ、犬、猫、ネズミのアレルギー検査などを行いました。
更に104世帯からチリを採取し、チリに含まれるバクテリアを分析。


その結果、1歳になる前から、より多くのバクテリア(細菌)やアレルゲンに晒された子供のほうが、3歳になった時に喘息になるリスクが低くなることが分かったそうです。


興味深いのが、猫、ダニ・ゴキブリの3つのアレルゲンと特定のバクテリアが混ざり合った状態の環境にさらされた時が一番アレルギー発生のリスクが抑えられたそうです。
なぜこの組み合わせなのかはわかっていないということ。

私はものすごいゴキブリ嫌いで、夫が読んでいるテラフォーマーズとかも直視するのが不可能なくらいなのですが、この結果を見てゴキブリが人間の生活圏にいることの意味合いがなんとなく分かったような気がします。
でも、出来たらやっぱり遭遇したくないけど(>_<)

もう1つあります。
アメリカの科学誌「Science」の電子版に発表されたハーバード大学のトーステン・オーザック博士らの研究。
通常の環境で育つと食物とともに細菌が体内に侵入し、腸内に細菌がすみつくようになりますが、博士らは、通常の環境で育った腸内細菌のいるマウスと、無菌状態で育った腸内細菌のいないマウスを用意し、アレルギー性疾患のなりやすさを調べました。
すると腸内細菌がいるマウスでは、アレルギー性の喘息とアレルギー性の腸炎になりにくいことが分かったそうです。

うーーむ。
不衛生がいいわけではないけど、あまり清潔すぎる環境というのも、免疫の点からはやっぱり良くなさそうですよね。
特に、この実験では腸内細菌の有無が大きく関わっているのも興味深いです。

ところが、日本人の腸内細菌が減ってきているというから、ゆゆしき事態じゃないですか。
先日のブログで、毎日トイレに出す便の成分についてちょっと書かせてもらいました。
80%は水分で、残りの20%は三分の一は食べカス、三分の一が3日に一度生まれ変わっている古い腸粘膜、残る三分の一が腸内細菌です。

食べカスは主に食物繊維ですから、食物繊維が少ないと便の量は減りますし、腸内細菌の数が少ないと、やっぱり便は少なめになります。
日本人1人が一日に出す便の量は、平均200g。
便秘の方は80gにまで落ちているそうです。


腸内細菌の研究で有名な藤田紘一郎さんによると、半世紀前の日本人は平均350gの便を出していたそうです。
これがどんどん減ってきているということ。
これに比例して、アレルギーになる方も、大腸がんにかかる方も増えていっています。



腸内細菌と心の関係も面白いです。
以前このブログでも「腸内細菌が人の性格を変える?」というタイトルで書きましたが、アメリカの脳神経生理学者のマイケル・D・ガーション医学博士の研究で、脳に存在している神経伝達物質「セロトニン」が腸にも存在する事を発見し、より研究を進めて行くと、何と体内のセロトニンの95%が腸で作られている事をつきとめたという話です。
ドーパミンの生成にもかなり腸内細菌が関わっていることも分かっています。

セロトニンやドーパミンは、人に幸福感を与えたり、歓喜ややる気を与える物質です。
うつ病の方の脳では、セロトニンの濃度が著しく低下しているというくらい、私たちの心に密接に関わっています。

カナダのマックマスター大での研究ですが、攻撃的なマウスと大人しいマウスの腸内細菌を交換すると、攻撃的だったマウスはおとなしくなり、おとなしかったマウスは噛み付くようになったという結果も興味深いです。
また、同大学では健康なマウスの腸内細菌を抗生物質によって減らす実験を行ったところ、腸内細菌を減らされたマウスは不安感が増加し、抗生物質の投与を止めると、マウスの行動は正常に戻ることも確認されたのです。


要するに性格なんか腸内細菌1つで変わるってことです。
あの人はこんな人だとか、あんな人だとか言われても、私は食生活でいくらでも変わると感じています。



美容の面で気になるのが、腸内細菌が腸でビタミンを合成することです。
ビタミンB1、B2、B6、B12、ビタミンK、パントテン酸、葉酸、ニコチン酸、ピオチンを作り出していることが分かっています。

特に注目はビオチンです。
ビオチンはビタミンB群に分類される水溶性のビタミンです。
ビオチンは必須脂肪酸のオメガ6脂肪酸を、体内でEPAやγリノレン酸に変換する時に欠かせないビタミンです。

γリノレン酸が不足すると炎症が起きやすくなります。
そのため皮膚にかゆみが出たり、アトピーが悪化しやすくなるのです。
PMSにも関わります。
また、EPAは角質層のセラミドの原料にもなりますので、不足すると乾燥肌を招きます。


ビオチンは表皮の基底細胞の下の毛細血管を太くする働きがあるそうで、ビオチンが不足なく存在していると、皮膚に栄養がいきわたって美しい肌になれるそうです。
また、ビオチンが不足すると、白髪が増えたり、髪が弱って抜けやすくなったりするそうです。



腸内で作らなくても、ビオチンなんか食品に含まれるだろうと思うじゃないですか。
ところが食品に含まれているビオチンは元々少なく、なおかつたんぱく質と結合している状態なので、これを酵素によって分離しないと吸収できません。
この時に腸内の善玉菌の働きが必要なのです。
悪玉菌が優勢だと、ビオチンの生成に支障が出てしまいます。


そう、外からいくら良い栄養素を摂ろうとも、腸内細菌のバランスが悪ければ、無駄になってしまうことが多いのです!!


さてさて、じゃあどうするのよ!ってことで、この話題を引っ張りすぎてすみませんが、長くなってしまったので、続きは次回書きますね。






楽天SocialNewsに投稿!

Last updated  2015年02月19日 08時26分11秒

2015年02月06日
みなさま、こんにちは。

早いもので、節分も終わりましたね。
毎年、豆まきは欠かしたことがありません。
でも、鬼役はやりませんよ!(^。^)
鬼の面は家のドアの内側に貼り付けて、少しだけドアを開けて、そこに向けて小袋に入った豆を、小袋ごと投げました。
これだと、豆が汚れずにすみます。

儀式終了。あとで豆をポリポリ。
今年も元気ですごせますように。


さてさて、お知らせから。
今発売している雑誌「婦人画報」の月の美容の特集に登場しました。



すごく写真がきれいで、うっとりする特集です。



あと、吉川ひなのさんのインスタグラムに、愛用品としてうちのサンスクリーンが出てて、とても感激しました。
ふだん使いはこれ!と書いて下さっています。



さらにさらにひなのさんの愛用品として、雑誌にうちの黒酢が登場していました。



渋いというか、いやー、わかってらっしゃる!(*^_^*)
うれしくなってしまいました。

あとは、眞鍋かをりさんのブログにも、うちのローチョコレートが紹介されていて。
これまたびっくりです。



こういうオーガニックの、なおかつ私が作る相当ニッチな製品も、感度の高い方に愛用者が増えてきていると感じます。
すごくうれしいです!

今も、コンシーラーをはじめ、メイク系もいろいろ開発しています。
基礎化粧品系もいろいろ試作していますし、ヘアケアもやってます。
フード系もまだまだいろいろ増えます。
これからも、いろいろなものをパワフルに生み出していこうと思っています。


さて、抗菌剤と免疫の世界の続きです。
前回は、抗菌剤のナノ銀の環境や生物への影響や、強い洗顔料での洗いすぎによる、皮膚に住む1兆個もの常在菌への影響についてお話ししました。

洗顔のし過ぎも問題ですが、抗菌グッズの繊維を着用すると、やはり皮膚常在菌が弱り、顆粒球と言う白血球を増やし弱った菌の排除に取りかかると言います。
顆粒球のよくないところは、大量の活性酸素を出すところ。
これによりやはり皮膚を守る菌はいなくなり、かゆみや炎症が起きやすくなるようです。

さて、皮膚もそうですがもっと細菌だらけの場所があります。
それは腸の中です。
最近の研究では、なんと腸内に600兆個~1000兆個も菌がいるそうです。
重さは約1.5kgだそうですから、体の中の細菌はほとんどが腸にいることが分かります。

腸内に生きる細菌は1000種類以上だそうですが、解明されているのは300種程度。
バクテロイデス、ユウバクテリウム、連鎖球菌、ビフィズス菌、大腸菌、乳酸桿菌、腸球菌、ウェルシュ菌などです。

600兆個~1000兆個もいる腸内細菌ですが、胎児の時からいたかというと、実はそうじゃありません。
お母さんのお腹にいる時には、腸内細菌も皮膚の常在菌もゼロです。
無菌状態だった赤ちゃんは、まずは生まれる時にお母さんの産道付近の細菌が口の中に入ります。
それが腸内で増殖するようです。
生まれたあとも、病院のベット、お母さんや助産師さん、看護師さんの手、空気などからいろいろな菌が赤ちゃんの腸内に入ります。

この腸内細菌が、もしゼロのままだと、どうなると思いますか?
体内の細菌をあえてゼロにして育ったマウスは、ケガをすると傷がなかなか治りません。
これは血液を固める時に必要なコラーゲンが作られるときに必要なビタミンKを、腸内細菌が生み出しているからだそうです。
また、無菌マウスは、「免疫グロブリンA」というウイルスや細菌感染の予防に役立つ抗体が、ものすごく少ないそうです。
これは、免疫力がとても低いことを表しているそうです。
要は抵抗力がないのです。


最近の研究では、免疫グロブリンAを作るのを促進する腸内細菌や、病原菌を撃退する細胞の活性化をする乳酸菌など、免疫におおいに関わる腸内細菌がいることが分かってきているそうです。


免疫には自然免疫である、マクロファージや顆粒球、好中球やNK細胞のような、侵入してきた外敵を食べたり、活性酸素爆弾を投げつけたりして戦ってくれるパトロール免疫軍団と、キラーT細胞やB細胞、ヘルパーT細胞のような、敵をきちんと見極め、的確な武器(抗体)を作ってスマートに戦う頭脳派の免疫軍団があります。


両方ともとても大切ですが、この後者の方の頭脳派の免疫軍団の能力は、子供の頃にどれだけの細菌やウイルスと接しているかで決まります。


免疫とはざっくり言うと「味方」と「敵」を見極めて敵をやっつけるという機能です。
たくさんの敵と接することで、その敵に最適な攻撃方法を身に着け、効果的な武器の造り方を学ぶことが出来るのです。

これを学ぶのは、胸腺です。
胸腺は心臓の上くらいにある臓器で、いわば頭脳派免疫軍団T細胞の学校です。
ここで、味方を学び、敵を学び、さまざまな攻撃方法や武器製造を学び、厳しい訓練をかいくぐってきたT細胞しか卒業できません。


そう、外敵をやっける以外に、味方を攻撃しないことをきちんと学ぶと言うことも
免疫にとって、とても大事なことです。
これを学べないと、アレルギーになりやすくなります。



これを間違ってしまうと、T細胞は落第させられてしまいます。
しかし、いろいろなパターンのテストケースが多くないと、敵と味方を見極める能力もなかなか研ぎ澄まされていきません。

ところが、ショックなことにこの胸腺は20歳を境に、だんだん萎縮してしまうのです。
そう、免疫学校が開催されているのは主に子供の頃から20歳まで。
この時期に、どれだけたくさんの外敵と接しているかで、その後の免疫におけるT細胞の能力に差が出てしまうのです!

なぜ日本人にこれほどアレルギーが増えているか、なぜ食中毒がこんなに増えているか、なんとなく見えてきますよね。
赤ちゃんがなぜ、なんでもペロペロなめるのかも。
なぜ家畜と触れ合うモンゴルの遊牧民にほとんどアレルギーが見られないかも。

ところが赤ちゃんグッズは抗菌化され、授乳前に自分の乳首まで除菌シートで拭うママまでいます。
免疫を鍛えるためには、泥んこ遊びは子供にとって最高なのですが、最近は砂遊びを避けるご家庭も多く、抗菌砂の公園まであります。
もちろん、不潔にしろというわけではありませんが、この抗菌グッズや除菌製品のヒットを見ていると、日本人はやっぱり、やりすぎに見えます。


もう20歳をとっくにすぎてしまった私たちも、がっかりすることはありません。
T細胞の細やかな能力を鍛えることは出来ませんが、いろいろな方法で免疫力を底上げすることは出来ます。

一番は、やはり腸管免疫を鍛えることです。
体の免疫細胞の実に70%が腸に集中していることが分かっています。
腸には外界からさまざまな食べものが入ってくるため、内なる外とも言えます。
いろいろな外敵にさらされるリスクがあるからこそ、多くの白血球たちはここで待ち構えて警備してくれているのです。

有害物質が入ってくると、免疫細胞たちの働きで「IgA抗体」を作りだして攻撃してくれます。
この時腸内に乳酸菌などの善玉菌が多いと、IgA抗体の生産性が上がることが分かっています。

もうすぐ花粉の季節もやってきますが、白血球のT細胞の中の「Th2細胞」のほうが優勢になると花粉症やアトピーなどの症状を引き起こす「IgE抗体」を多く作り出しています。
ところが、腸内の善玉菌が優勢だとT細胞中の「Th1細胞」が優勢になります。
「Th1細胞」は「Th2細胞」の働きを抑える役割があるので、アレルギー症状が出にくいのです。

この冬もたいへん流行したノロウイルス、そしてOー157のような悪玉大腸菌なども、同じ条件下でも発症しない人、ひどくなる人、症状があまり出ない人と個人差があります。
ここでも、腸内細菌のバランスが関係しているようです。

ビフィズス菌や乳酸菌などが作り出す酢酸や乳酸で腸が酸性になっていると、細菌やウイルスの活動が抑えられ、腸内での増殖をある程度防げると言います。
北海道大の研究でも、腸の表面に貼りついてノロウイルの付着を防いだり、ウイルスにくっついて腸の細胞に入りこむのを防ぐ乳酸菌を見つけたようです。

さて、腸管免疫の鍛え方、そして善玉菌が作り出す美肌に嬉しい栄養素については、また次回!






Last updated  2015年02月06日 09時20分37秒

2015年01月28日
みなさん、こんにちは。
またまたご無沙汰してしまいました。

まだまだ寒いですが、家の中で陽だまりにいると、日差しに春の気配を少しだけ感じます。
ほんのすこーしですけどね。

すっかりもやしっ子ですよ。
運動不足です。
昨日は新作コンシーラーのイメージ写真の撮影で一日スタジオにいたのですが、植物を使うのでエアコンを切っていたのでえらいこと寒くて、ずっとスクワットしていたため、ちょっとは下半身が鍛えられた気もします^_^;

一昨年のアン鬼8周年記念プレゼントで千件以上のご応募を頂き、大好評だった日本初の九州産オーガニックスイートアーモンドオイルですが、去年はもう少し多めに実がなり、めでたく商品化出来ることになりました!
とはいえ200本ちょっとという少ない数ですが。

このオイルは、搾り方が通常のアーモンドオイルと違います。
まず、種のまま1週間天日干しします。
それで種に含まれる水分を出来るだけ減らし、手作業で種を割って中の仁を取り出し、いっさい焙煎せずにそのままスクリュー式の圧搾機で加熱せずにジュースみたいに搾るのです。



で、このあとも薬剤を全然使いません。
そのままフタをして3日間静かに置いてその上澄みだけを、九州産の手漉きの和紙で濾過しただけという!
こんな手間暇かけた酵素と栄養素が即なわれないオーガニックアーモンドオイルは、なかなかないと思います。
サラサラで、あっというまに肌に吸い込まれていきます。

鹿児島の鹿北製油の和田社長が苗を植えて7年もの歳月をかけて無農薬で育て、やっとみなさまの元に夢の国産アーモンドオイルを届けることが出来る!ということで、ラベルには鹿北製油の特徴的な門と作務衣を着た和田社長を描きました。



で、そこから旅立っていくアーモンドオイルには、アーモンド姫の精が宿ってる気がするということで、こんなかわいいラベルになりました!



よく見ると、アーモンド姫の髪の毛はアーモンドで出来てるんですよ\(^o^)/
かわいいでしょ?

もう1つお知らせです。
「じつは危ない食べもの」などの名著で有名な、フードプロデューサーの南清貴さんと現代の食について対談させて頂きました。
日本の外食産業と長くお仕事をされてきた南さんならではのすごいお話も盛りだくさん。
ぜひ読んでみて下さい。

今、日本人の食生活はどうなっているのか?


さて、だいぶ時間が経過してしまいましたが、「抗菌剤と免疫の世界」の続きです。
いつのまにか、日本人の周辺にある製品は、ずいぶんと抗菌化が進んでいます。
トイレ系は90%以上が抗菌剤加工。掃除関係、キッチン周り、お風呂関係も、かなりのものが抗菌化しています。
その他カーペット、カーテン、壁のクロス、床材、赤ちゃん用品、文房具、そして靴下や肌着、車、キャッシュカード、ATM機、あげくは公園の砂場の砂まで!

抗菌グッズに使用されている化学物質は発がん性の疑いがあったり、皮膚アレルギーの原因になることもあります。
また、抗生物質と同じように抗菌剤耐性菌も出現しています。
すでに銀や薬用せっけん、薬用歯磨きに使用されている殺菌剤のトリクロサンなどで耐性菌が出ています。

この抗菌製品の主流は、ナノ銀。
ナノテクノロジーで銀などのミネラルのサイズをとても小さなものにしていく技術です。
化粧品のファンデーションや日焼け止めによく使われる酸化チタン、酸化亜鉛、シリカなどもナノ化された原料が多くなっています。


1ミリメートルの1000分の1が1マイクロメートル
1マイクロメートルの1000分の1が1ナノメートル
インフルエンザウイルスが80ナノメートルで、肌の細胞間が30~60ナノメートルくらい。
ところが、化粧品に使われるナノ粒子、抗菌剤のナノ銀なんかは、5ナノメートルとか、20ナノメートルとかになっています。



そう、ウイルスよりも小さく、1つ1つは目に見えません。
酸化チタンや酸化銀なんかは、活性酸素を発生する性質があるがゆえに、抗菌剤としても使われます。
物質を小さくすれば表面積が増えるので、この作用も大きくなり、超微粒子になればなるほど活性度が高まり、原子の結合や作用まで変わり、まるで違う世界になってしまうのです。

化粧品に使われる酸化チタンは結晶構造が違うので、工業用とは活性が違い毒性も低いですが、それでも100ナノメートル以下にナノ化すると、活性は高くなります。
でも白浮せずに高SPFを出せるので、業界では躊躇なく使われています。

私はかわり者なので、ナノ粒子も紫外線吸収剤も使わずに日焼け止めもファンデーションも作ります。
ナノ粒子使わなくてもファンデーションはSPF13PA+が出ましたし、コンシーラーなんか、まだ試験の途中経過ですが、ホホバオイルとココナッツオイルとミツロウで肌に隙間なく付く性状のおかげで、なんとSPF50、PA++++が出ています。
必要ないと思うんですよね、ナノ粒子。

ライス大学で2014年12月で発表された報告では、研究者らが、ナノ物質が水から植物の根に取り込まれ、さらに葉に移動し、次にその葉を食べた芋虫の体内に移動して蓄積するということが分かったようです。
ナノ粒子を含む葉を食べた芋虫は、ナノ粒子を含まない植物を与えられた芋虫に比べて体重が少なく、成長が遅いことを観察。
研究者は、ナノ粒子が細胞内に蓄積し、生物蓄積のリスクを及ぼすかもしれないことを示唆しているとしています。

特に、ナノ銀は環境への影響が大きいので、なんらかの規制を考えた方がいいと思うのですが、抗菌グッズがここまでビジネスになってくると難しそうです。
抗菌グッズ、抗菌ソックス以外にも、直接肌につけるデオドラント商品にも使われていますので自分で気を付けるしかなさそうです。

もう1つ、重要なことは抗菌グッズや清潔ブームによって、免疫力が落ちることです。
身の回りをどんどん抗菌化していっても、私たちが暮らすこの世界はそもそも菌だらけ。
私達の体には、皮膚に1兆個、口の中に100億個、腸内に600兆個~1000兆個も菌がいるそうです。
体だけではありません。
土壌1g中に微生物が数十億個以上います。


地球の重さの3分の1は菌などの微生物だと言われています。
私達の体重のうち、約2.5kg分は、なんと菌たちの体重です。



じゃあ、これらの菌たちはみんながみんな悪者なんでしょうか?
例えば皮膚にいる一兆個の菌たちは何をしてるんでしょう。
厚さ約2mmの真皮に約0.1mmほどの表皮が重なっているのが皮膚です。

私達の皮膚には1平方センチメートルあたり、なんと平均5000万個も常在菌がいます。
毛穴やしわの中には特に多くて、毛根1つに10万個の菌が生きています。
皮膚に住んでいる菌は表皮ブドウ球菌、アクネ菌、黄色ブドウ球菌、真菌、酵母菌など。
最近の研究では205種類くらいとも言われています。
エサは私たちが出す皮脂や汗や古い角質です。

健康的な皮膚に住む細菌の大部分を占めるのが表皮ブドウ球菌で、皮脂の中や毛穴の周辺にいて皮脂を食べて、弱酸性の脂肪酸に分解しています。
皮膚表面を弱酸性にしてくれることで、アルカリ性を好む黄色ブドウ球菌や真菌群が住みにくい環境を作ります。
黄色ブドウ球菌はいわゆる悪玉菌なので、少しいる分には問題ないのですが、増えるとかゆみや肌トラブル、とびひなどの炎症の原因になるのです。
マセチア真菌は増えすぎると脂漏性皮膚炎やフケの原因になったり、アトピーを悪化させます。

ニキビの原因になるアクネ菌だって、通常の量ではまったく問題ないどころか、皮膚を守る善玉菌です。
揚げ物や肉食過多、ホルモンバランス、ストレスなどで皮脂が過剰に増えてバランスが崩れた時がやっかいなだけなのです。

肌を保湿してくれているNMFも、皮膚のタンパク質を表皮ブドウ球菌が分解して、アミノ酸にすることで増やしています。
そう、表皮常在菌たちに守られることで、私たちは健康的な皮膚を保っていられるんです。
通常の石鹸洗顔でも、皮膚表面のほとんどの菌は流れ落ちてしまいますが、毛穴の中に残っている常在菌がすぐに増えはじめ、通常30分~2時間で元通りです。


ところがそこに、合成界面活性剤がやってくると、どんなに弱酸性の洗顔料でも、菌の餌である皮脂がなくなりすぎてしまい、なかなか増殖することが出来ません。


W洗顔や、一日何度も顔を洗ったりするのも良くありません。
乾燥してアルカリ性に傾いた皮膚では、バリア機能も落ち、トラブルを起こす悪玉菌たちが元気になってしまいます。

肌の乾燥もですが、バリア機能が落ちることが、肌のビューティーエイジングにとって、一番良くありません。

●肌表面からアレルギーや病気の原因になる異物が入りやすくなる。

●そのためかゆみや赤みが出やすく、肌荒れしやすい

●角質層にある約20%の水分が保てないので乾燥する

●乾燥するとシワが目立ったり、化粧のノリが悪く、表情ジワが目立つ

●バリアが薄いので、紫外線を真皮にまで通しやすい

●紫外線が真皮まで通る量が多いと、コラーゲンやエラスチンが破壊され消えないシワやたるみ、シミが増える。


強い洗顔料での洗いすぎも問題ですが、抗菌グッズの繊維を着用すると、やはり皮膚常在菌が弱り、顆粒球と言う白血球を増やし弱った菌の排除に取りかかると言います。
顆粒球のよくないところは、大量の活性酸素を出すところ。
これによりやはり皮膚を守る菌はいなくなり、かゆみや炎症が起きやすくなるようです。

さて、皮膚もそうですがもっと細菌だらけの場所があります。
それは腸の中です。
最近の研究では、なんと腸内に600兆個~1000兆個も菌がいるそうです。
重さは約1.5kgだそうですから、体の中の細菌はほとんどが腸にいることが分かります。


みなさん、毎日トイレで出す黄金のほとんどは何だと思っていますか?
実は80%は水分です。
水以外は何だと思いますか?
吸収出来なかった食べカス?

三分の一は、たしかに食べカスです。
そして三分の一が、実は3日に一度生まれ変わっている古い腸粘膜。
残る三分の一は?
実は腸内細菌なのです。


この腸内細菌については、次回書かせて頂きますね。






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Last updated  2015年01月29日 00時13分36秒

2015年01月13日
みなさん、こんにちは。

すっかり新年がスタートしていますね。
ごあいさつが遅くなりましたが、今年もどうぞよろしくお願いいたします!

私はお正月は、2日まで家族3人で温泉と初詣で静岡に滞在していました。
3日から、息子と二人で大阪の実家へ。
5日に戻り、雑誌の撮影が自宅でやるってことになって、そこからずっと大掃除。
大掃除は年末にやっておくものですね(~_~;)
カラー2ページで、私の自宅と畑での取材記事が載りますので、発売されたらまたブログに書きますね。
こういうのは初めてだったので、ちょっとドキドキです。

撮影では、ベースメークは全部私の手持ちのオーガニックコスメを使ってもらったんですが、その時、今開発中のコンシーラーも使ってもらいました。



3色あるんですが、一番濃い色がシミやニキビ跡用。
中間がクマ用で、一番明るいのがハイライトやくすみ用。
すごく使いやすい色だし、塗った箇所が乾燥しないと、メイクさんにも大好評でした!

もちろんノンナノで、ナチュラルコーティング。
オーガニック認証のホホバオイルがメインで、蜜ロウと植物の葉のロウで固形にし、柔らかさを出したくて無農薬のココナッツオイルに無農薬のアロエベラを漬け込んで作った、通称「アロエバター」も入れて、柔らかく塗りやすくしました。

シミや色素沈着などの、気になる部分に使うものなので、美白作用もあるといいなと。
だからメラニンの生成を抑える砂漠の朝鮮人参と言われるカンカエキスと愛媛県のわかめから抽出したポリフェノールと、カンディアの木から抽出したビサボロールと、レッドパームバージンオイルから抽出した8つの天然ビタミンEを入れました。

でも何よりも大事なのは油です。
コンシーラーって、実はほとんどが油!
油に酸化亜鉛(白)と酸化チタン(白)、酸化鉄(赤茶)入れて色を付けて、固めて出来ていますので、まずその油が何なのかが重要だと思うんです。

これは、ごく一般的なコンシーラーの成分です。

水添ポリデセン、ジメチコン、ミリスチン酸イソプロピル、パラフィン、カオリン、マイクロクリスタリンワックス、水添ポリイソブテン、メトキシケイヒ酸エチルヘキシル、セスキイソステアリン酸ソルビタン、メタクリル酸メチルクロスポリマー、(ジメチコン/ビニルジメチコン)クロスポリマー、トリメチルシロキシケイ酸、酢酸トコフェロール、リン酸アスコルビルMg,2-O-エチルアスコルビン酸、ヒアルロン酸Na、アルミナ、ケイ酸(Na/Mg),グリセリン、トコフェロール、ハイドロゲンジメチコン、トリエトキシカプリリルシラン、BHT、酸化スズ、酸化チタン、マイカ、酸化鉄、酸化亜鉛、硫酸Ba

まじまじと見てみると、こんな風に合成ポリマーとシリコーンオイル、合成油脂、鉱物油の固まりなわけなんですよ。
こういうものを、顔に、しかも気になる部分に塗るのって私は抵抗があります。

オーガニックコスメの場合は、これがシリコーンオイルではなくオーガニックの圧搾法の植物油になりますし、固めているのは葉っぱのロウ成分もしくは蜜ロウ、もしくは粘土になります。
この時点で、もう全然違う世界なんですよ。

ただ、オーガニックの植物油ならなんでもいいかと言いますと、それは違います。
日中顔につけるもの、しかもシミに塗るようなコスメに、酸化しやすいオイルを持ってくると、過酸化脂質が出来てしまって、新たなシミやトラブルの原因にもなりかねません。

私のコンシーラーにはオーガニックのホホバオイルをメインで使用しています。
アメリカやメキシコの砂漠地帯に育つ、常緑樹ホホバの種を搾った油です。



ホホバオイルの97%は油と言うよりワックスエステルというロウのような成分なので、酸化にはとても強い性質を持ちます。
ホホバオイルの酸化安定性は、285℃の繰り返し加熱や370℃の4日間連続加熱中という実験においても、ほとんど変わらない状態を保つほどです

常緑樹ホホバでのワックスエステルの働きは保湿、水分の調整です。
乾燥や太陽の直射日光などの厳しい環境下で自生するホホバが、水分の蒸発を防ぐために樹皮の表面をこのロウ類で覆っているのです。
ワックスエステルは深海魚に多く含まれていますが、植物において、これだけのワックスエステルを含んでいることは珍しいそうです。
角質にも30%くらい含まれている成分なので肌の水分維持能力を高めてくれます。

脂肪酸はほとんどがエイコセン酸、あとはわずかにエルシン酸、オレイン酸です。
人の肌や髪に含まれる17種類のアミノ酸、カロテノイド、ビタミンEを含有していて、ネイティブアメリカンの間では傷の治療や肌の乾燥防止、やけどや湿疹の治療など、万能薬として使用されてきたようです。

ココナッツオイルも飽和脂肪酸なので、酸化には非常に強く、なおかつ中鎖脂肪酸に黄色ブドウ球菌(増えすぎると肌トラブルの元)への優しい抗菌作用があるので、大変優れたスキンケアオイルです。
ココナッツオイルにアロエベラを浸けて出来たアロエバターは、トラブルに使える万能バームのようなものなので、このコンシーラーはホホバオイルとアロエバターと油に溶ける美白成分で出来た蜜ロウバームに、ノンナノのナチュラルコーティングの酸化亜鉛と酸化チタンと酸化鉄で色をつけただけのものと言えます。

数人のヘアメイクさんに意見を聞いて色を決めていったので、本当に絶妙な色になっています。
特にこのシミ用の色は、かなり優れものです。

なんとアナライザー(機械)検査では、ノンナノなのにSPF28 PA+++が出たんですよ!!
ノンナノなのに!!
人体検査はこれからなので、最終的にどのくらいの数値が出るかまだ分かりませんが楽しみ。
もう処方は、ほぼ決まったので4月には出せるかなー♪


さて、今日は免疫と抗菌グッズの話をしたいと思っています。
現在、日本では身の回りのさまざまなものが「抗菌化」されています。

民間の調査会社富士経済が97年に出している調査結果では、市場全体で抗菌加工製品が占める割合の高いものとして、便座、ケース付きトイレブラシ、トイレ用コーナーポケット、風呂こしかけ、手袋、洗濯機、食器用成城乾燥機、浄水器、キッチン用スポンジがありました。
トイレ系は90%前後、バス系も70%前後で、キッチン水回りも60%近く抗菌化しています。

キッチン周りはふきん、ボウル、包丁、プラスチックまな板なんかも30%くらいが抗菌性に。
家電では洗濯機(75%)以外では掃除機(69.1%)、冷蔵庫(58.7%)、加湿器(41.3%)の順に抗菌加工のものが多いようです。

他にもマスク、綿棒、電子体温計は60%前後が抗菌加工。
抗菌加工は繊維にもほどこせるため、肌着、下着まで!これはまだ15%でしたが。
次いでカーペット、靴下、ユニフォーム、カーテンの順だそうです。
そして哺乳瓶などの赤ちゃん用品、縄跳び、粘土、ぬいぐるみ、文房具。

家の壁のクロスや床材も22.5%が抗菌加工。自動車。
97年のデータなので、今はもっと増えているのかもしれません。
そのくらい「抗菌」と書いてあるもの、よく見かけますよね。


今や銀行のATM機やキャッシュカードまで抗菌化されているのです!!
公園の砂場の砂を抗菌砂に入れ替えたり、抗菌加工絵本まで発売されています。



こうした抗菌ブームは、80年代以降に始まったようです。
実用性で売れた商品が消費者に行きわたり物が売れなくなったことから、感覚的な「快適さ」をプラスアルファしていくような物を作るようになったからのようです。

そして匂いがないこと、清潔ブームが起こり、朝シャンが流行りました。
90年代に入ると、O157の流行があり、この流れに拍車をかけるようになりました。

しかし、衣類に使われたホルムアルデヒドが皮膚かぶれや炎症を引き起こしたり、抗菌衣類を身に着けて目や鼻に沁みて気分が悪くなる問題が起きたことから、抗菌製品の法律が整備されていき、これまでたくさんの化学物質が禁止となりました。
ただ、今も新しい化学物質が使われては禁止になり、また何かで代替えするという状況は起こっています。

抗菌剤には大きく分けて無機系、有機系、天然系があり、有害性は有機、無機、天然の順になっています。
一番有害性が高い有機系には界面活性剤系、アルデヒド系、エーテル系などがあります。
界面活性剤系は薬用せっけんにも使われています。

無機系の現在の主流は銀です。
銀の触媒作用で活性酸素が発生して、それが殺菌効果を持ちます。
使われている銀がナノ粒子になってきていることで、毒性が増しています。

もう1つが銅。ステンレスに銅を混ぜるのです。
ホテルや病院、食品関係によく使われているようです。
天然にはカテキンやヒノキチオールなどがあります。

現在は国は、抗菌製品に関しては業界の自主基準に任せているという状況です。
これには法的な義務がないですし、抗菌剤名も明記されていないものがほとんどなので、安心できる状況ではありません。


抗菌グッズの正体は、効果があるくらいだと危険性があるし、安全であれば効果がないという、非常に矛盾した世界観です。
菌に弱い病人や子供は、化学物質にも弱いということもポイントです。



抗菌グッズに使用されている化学物質は発がん性の疑いがあったり、皮膚アレルギーの原因になることもあります。
また、抗生物質と同じように抗菌剤耐性菌も出現しています。
こうなると、いたちごっこですし、菌が変異して強くなるばかりで怖いです。
すでに銀や薬用せっけん、薬用歯磨きに使用されている殺菌剤のトリクロサンなどで耐性菌が出ています。

もう1つ、重要なことは抗菌グッズや清潔ブームによって、免疫力が落ちることです。

身の回りをどんどん抗菌化していっても、私たちが暮らすこの世界はそもそも菌だらけ。
私達の体には、皮膚に1兆個、口の中に100億個、腸内に600兆個~1000兆個も菌がいるそうです。
体だけではありません。
土壌1g中に微生物が数十億個以上います。
地球の重さの3分の1は菌などの微生物だと言われるほどです。



長くなりましたので、この件は次回に続きます!!






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Last updated  2015年01月28日 23時49分12秒

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