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アンチエイジングの鬼

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ブログ「アンチエイジングの鬼」もスタートしてから今年で10年。私もついに47歳へ。
細胞レベルできれいになりたい!ナチュラルなアンチエイジング法を日々探求中!
食事からコスメ、日々の過ごし方までトータルに、究極のエイジレスライフを楽しもう♪

注)情報は出来る限り厳選していますが、私に合う物が
すべての方に合うとは限りませんのでその点はご了承下さいませ。

管理人プロフィール
1968年生まれ 大阪出身 東京都在住
カイロプラクター 小学4年生の男の子の母親です。
ナチュラルカイロプラクティック院長
ナチュラルカイロプラクティック
国産オーガニックコスメ 株式会社AMRITARA代表
amritara
第4期 シードマイスター 卒業生



最新刊「やってはいけない老ける習慣」(オレンジページ刊)

鬼のレシピ本「極上のアンチエイジングレシピ」(主婦の友社)

「ナチュラルアンチエイジング きれいを保つ60の習慣」(二見書房)

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2015年07月04日
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みなさん、こんにちは。
ムシムシする毎日ですが、お元気でおすごしでしょうか?

私はついに47歳になってしまいました~!!



↑夫が作ってくれたベジアイスバースデーケーキです。
カシューナッツとココナッツクリームで、オールオーガニックのドライイチゴとリンゴとパイナップル入り。



↑カットしたら中はチョコレートクリームで、抗酸化力アップでマキベリーパウダーをトッピングしてくれました。おいしかったです。

こんな時、夫婦そろって健康おたくでよかったなと思います。
私みたいなんを嫁にしていると、普通はちょっとうざいかなと思いますが、彼もマキベリーをトッピングしてくるあたり相当なものなので(笑)、食事面でもめ事が起こらないことが良かったです。

息子からは、お手伝い券とか役割交代券とか、手作りチケット系をいろいろもらいました。
これからたまに使わせてもらいます♪



さて、いよいよ種が乾燥したので、先週日曜は1日中種取りしていました。
ルッコラ、大根、赤水菜、のうらぼう菜、小松菜の種取りをしました。

プレゼントできるほど大量なのは、やっぱり大根とルッコラでした。
コスメブランドのほうの、秋の種プレゼント用にさせて頂きますので、お楽しみに!

ルッコラは、もう6年くらいの自家採種なんで、かなり強力ですよ。
ど根性で、どこにでも生えますし、虫にも全然やられません。



↑そして、これは初採取の「みょうが」です!
お姑さんに頂いた苗を植えていたら、ようやく出来ていました!
初めて見た―。みょうがってこうなっているんですね。感動!
さっそく、冷奴にのせて食べました。

さてさて、前回からのホルモン特集。

ホルモンにはいろいろな種類がありますが、アンチエイジングの敵と言えば、御存じストレスホルモン「コルチゾール」ですよね。
単発的なストレスに関しては副腎髄質で分泌するアドレナリンやノルアドレナリンで対応します。
この2つもれっきとしたホルモンです。
ストレスに対応するため、呼吸や心臓の鼓動を早くさせ、筋肉や脳にたくさん血を送って、素早く動くことが出来るようにしてくれているんです。

ただしノルアドレナリンが過剰に分泌されてしまうと、パニック障害や自律神経失調症にも繋がる場合があります。
ストレスが継続すると、今度は強いストレスホルモンの出番です。
それが副腎皮質から分泌するホルモン「コルチゾール」。

アンチエイジングの敵と書きましたが、基本的には体を守るためのホルモンで、コルチゾールはストレスと戦うために、血糖値や血圧を上げ、脈拍を上昇させ、炎症を抑えます。
血糖が上がればブドウ糖が脳に届きやすくなるし、血圧が上がれば全身へ酸素を送りやすくなるし、炎症を抑えたら、体の痛みを緩和出来ます。
ストレスがかかった時に頑張れるのはコルチゾールのおかげです。


コルチゾールさま、ありがとう!
ただ、あなたはたくさんの爪痕を残していくのですね・・・・・・



そう、コルチゾールは防御のためのホルモンですが、いろいろと嬉しくないことも巻き起こしてくれます。
ここで、コルチゾールの問題点を復習したいと思います。

●記憶に関係する脳の「海馬」を萎縮させる
●うつになりやすく、やる気が出ない
●ニキビが出来やすくなる
●アレルギーを悪化させ、むくみやすくなる
●免疫力を低下させ、風邪をひきやすくなる。
●高血圧や糖尿病、月経異常が起こることもある
●脳に「お腹がすいています」という間違った信号を送る
●脂肪細胞に「出来るだけ多くの脂肪を蓄えろ!」という指令を出す。
●筋肉が減り、お腹や顔が太る


嗚呼、ほんと問題点が最悪すぎるんですよね~!
強い能力がある分、過剰に分泌されると副作用があるということです。
一番怖いのは過剰なコルチゾールが、脳神経を破壊すること。
「海馬」という記憶に関する脳の部位の細胞や神経の減少をもたらし、委縮させるのです。
これを「海馬神経毒性」と言います。

もちろん、コルチゾールの分泌も適度であれば、普通にリズムを持って分泌されているホルモンなので問題ありません。
コルチゾールを出せと指令を送る副腎皮質刺激ホルモンは、分解されると、睡眠物質になって眠くなります。
昼間、めっちゃ活動的にすごすと、夜ひどく眠くなるのはそのせいなのです。

昼間はある程度活動して、副腎皮質刺激ホルモンを分泌させといて、それが夜になると分解されて睡眠物質になり、ぐっすり。
寝る前にはコルチゾールは少ない方が寝つきが良くなるんです。

コルチゾールは通常、睡眠時間の後半で分泌され始めるんですが、これは食事を摂らない睡眠中の血糖値を一定に保つためです。
コルチゾールが増えることで、起床の為の準備が出来るので、朝起きた時スムーズに体が動けるのです。
だからコルチゾールは、朝起きた時が一番多く、就寝前には一番少なくなります。

無理に早起きしたり、長時間寝すぎた時に体がだるくて起きられないことがありますよね?
あれはコルチゾールの分泌のピークがずれているからです。


さて、アンチエイジング的に怖いのは、コルチゾールがブドウ糖の生成を促進するホルモンである点です。
高血糖を起こすと言うことは、どういうことか分かりますよね?


これが過剰になってくると、老化を招く「糖化」を促進してしまうということなんですよ。
ひえ~!!!!!!



さらにですね、コルチゾールは若返りホルモンの我らが「成長ホルモン」や性ホルモンの親玉「DHEA」を抑制してしまう働きがあるんです。
そこで!
コルチゾールを過剰に分泌させないために出来ることを書いてみたいと思います。

1、腹式呼吸法
コルチゾールが絶好調な時は、交感神経がスーパー優位になっている時です。
そんな時、自分で意識的に自律神経をコントロールできるのは呼吸。
吸う時は交感神経が働き、吐く時は副交感神経が働くので、長く吐く深い呼吸をすると、交感神経を鎮めることが出来ます。

その時、横隔膜が動かない胸式呼吸ではなく、横隔膜が上下に動く腹式呼吸にすると、よりリラックス効果が高いことが分かっています。
難しく考えなくても、吐く時にお腹を凹ませると考えればいいです。
これ、リラックス効果だけじゃなくて、仕事中とか気が付くといつもやっていると、お腹が引き締まってきます。

やり方
1,2,3と数えて息を鼻から吸い、お腹を膨らませます。
次に1,2,3,4,5,6,7と数えて出来るだけ長く息を吐き、お腹を凹ませます。

2、アロマテラピー
リラックス作用のある精油の香りを、アロマポットで炊いたり、ティッシュに垂らしてポケットに忍ばせたりすると、とても効果的です。
ダマスクローズ、ゼラニウム、真正ラベンダー、メリッサ、マージョラム、ジャスミン、イランイラン、クラリセージ、ローマンカモミール、ベルガモット、サンダルウッド、フランキンセンスなど

3、約7時間の睡眠
睡眠時間が短い人は、よりストレスを感じる傾向にあるようです。
2010年のクレイトン睡眠研究所の研究によると、慢性的なストレスを抱える人は睡眠時間が短く睡眠の質も良くないようです。
1980年代にアメリカで行われた睡眠時間と寿命の関係の100万人規模の調査では、最も死亡率が低くかったのは、1日に6.5~7.5時間の睡眠をとっている人でした。
これ以上でもこれ以下でも死亡率が上がりますので、約7時間の睡眠を確保して下さい。

4、コルチゾールを抑制する食べ物

★ビタミンC
ビタミンCを豊富に含んだ食品は、コルチゾールの分泌レベルを一定に抑えてくれることが分かっています。
フルーツもいいけど、キャベツとかブロッコリーとかゴーヤとかもいいですね♪

★カカオポリフェノール
「テオブロミン」という苦味成分に、自律神経を整える作用があり、リラックス効果がとても高いです。
私は時々ローチョコレートを食べています。

★亜鉛
ホルモン合成や体内の300以上の酵素反応に不可欠なミネラルですが、亜鉛不足の時にストレスを受けるとコルチゾールの分泌量はさらに増加することが分かっています。
私はヘンプナッツを多く摂るようにしてます。

★イチョウ葉エキス
血液の循環を高めて脳への酸素供給を増大するハーブですが、コルチゾールレベルを低下させる効果もあります。



★フォスファチジルセリン(リン脂質)
脳に約60%も含まれている脂質の大部分は実はリン脂質で、認知機能向上効果が有名ですが、コルチゾールも抑制してくれます。
南極おきあみのクリルオイルは約40%がリン脂質なので、私はその意味でもこのサプリを飲んでいます。

★ホーリーバジル
インドのラクナウにあるCentral Drug Resarch Instituteの研究者が、ホーリーバジルにコルチゾールの分泌量を正常に維持する働きがあることを発見しています。
私はホーリーバジル茶をたまに飲むようにしています。

★GABA
米ぬかなどに多いアミノ酸ですが、静岡県立大学教授の横越英彦教授らの、摂取して吊り橋を渡ったり、摂取して足し算をするといった実験でGABAの摂取で、唾液中のCgA(ストレス指標)やコルチゾールの増加が顕著に抑制されることが分かりました。

私はぬか漬けを漬けて無理なくGABAを摂るようにしていますが、最近なごみさんで発売したこの「GABAR」はお菓子でGABAを摂取できるようにしたもの。
出来るだけオーガニック原料で、甘みも白砂糖不使用でおいしいですよ!





★大豆イソフラボン
コルチゾールを合成する酵素の働きをブロックすることでコルチゾールの分泌が減り、逆に「若返りホルモン」と呼ばれるDHEAの分泌が多くなることがわかっています。

このDHEAは、性ホルモンの親玉なので、アンチエイジングにすごく重要です。
これについては次回書きますね!



【スタッフ募集のお知らせ】
私がプロデュースしているオーガニックブランド「アムリターラ」では、ただいまスタッフを募集しています。
直営店の店長と経理担当者です。
あと、ここには書いていないですが、お客様からWEB上で頂いたご注文の受注業務の担当者(流通部門)も募集しています。(こちらの詳細も近日中にUPします)
アムリターラが大好きで、オーガニックライフの知識を身につけながら働いてみたい!という方は、
ぜひぜひご応募下さいませ!

http://www.amritara.com/jobs.html







Last updated  2015年07月05日 14時06分31秒



2015年06月17日
みなさん、こんにちは。

梅雨入りですね。
でも私はもうすっかり夏気分で、室内ではノースリーブ生活、そして裸足にサンダル生活に入っています。



裸足が大好きなんです。
冷え取り健康法とか、絶対無理なくらい裸足が好きです。



冬はさすがに靴下はきますけど、夏はもう出来るだけ裸足がいいですね。
裸足の方が、大地のエネルギーを受け取れる気がするし、毒素排出も楽に思えます。

靴は、基本MBTしか履きません。
今はMBTのベージュのサンダルばっかりです。
ただ歩いているだけで、腿の裏とかお尻の筋肉はすごく使います。

今度、7月のコスメのイベントで、珍しくMBTじゃないヒールのサンダルを履くことになりまして。。。。
と言いますのも、まず着るワンピースが決まっているんですね。
ナナデコールさんのオーガニックワンピースなんですけど。

このワンピースが膝丈くらいでね。
なんか下にレギンスとかをはいてもいいですが、そうするとよそ行き感がなくなるなと。
ストッキング履くようなワンピースじゃないし、そうなると、まさかの素足かと!
そうすると、ヒールのないMBTをはくと、さすがに足が短くてバランスがブサイクなんですよ。



そこで、いたしかたなく久しぶりにヒールのサンダルを買いました。
いろいろ試したんですが、私の159cmの身長で膝丈のワンピースだと、ヒールが10cmくらいないと変で。
ウエッジソールですが、それでも高下駄を履いているような気分です。
つくづく、ハイヒールって人間の体を無視した構造をしていますよね。
こけないかなぁ。。。。

ノースリーブも好きなんですよね。
腕が自由でいい!
外出時は紫外線があるので、ビタミンDのために15分くらいあびたら、袖だけあるボレロ的なものを、すぐ羽織りますけど、室内ではすぐ脱いでしまいます。

髪の毛もばっさり切りまして、ここ20年で、いや30年で一番短いと思います。
中二の時、小泉今日子さんの写真を美容室に持って行って、「これと同じにして下さい」とショートにして、顔が違うから同じにならないんだという事に気が付かず(笑)、大失敗して以来の短さです。



今回は後ろが短いだけの前下がりのボブなので、そこまで印象は変わりません。
ああ!気分すっきりです。

こんな薄着の私ですが、平熱は36.7℃。
生野菜もバリバリ食べますが、いつも燃えていますよ!!



さて、もうすぐ出るヘアワックスが出来上がってきました。



こんな外観です。
かわいいでしょ?
左が柚子姫で、右がローズ姫。
製品の香りと同じです。

このヘアワックスは、食べられるような原料だけで、どこまでケミカルワックスにせまれるかの、鬼の挑戦でした。
社内の男性スタッフの辛口な感想もバネにして、開発を頑張りました。

シリコーンオイルの代わりに、オーガニックの大根の種子油とブロッコリーの種子油。
これがキューティクルを保護し、ツヤを与え、切れ毛を防ぎます。
あとは鹿児島県産のオーガニックの石臼搾りの椿オイルも贅沢に。
束感は、オーガニック認証を持つミツロウとシアバターで。

ヘアワックスという機能性のものなので、ケミカルものにはやっぱりかなわないですが、このオールオーガニック成分のわりには、かなりのところまで機能性を追及出来たのではないかと思っています。
ハンド、ネイル、リップクリーム、ちょっとした乾燥対策にも1個あると便利です。

さて、そう言えば今月誕生日なんですよね。
ついにというか、47歳になります。
いよいよ50歳が見えてきましたね。

昔より、閉経をおそれる気持ちは減りました。
患者さんや、友人の元気な50代の女性に話を聞くと、閉経した後は、毎月月経や排卵にエネルギーを注がなくていいので、100%エネルギーが使えるから、超元気になるよ!って言います。
なるほど、50代以降のあまりに元気な女性というのは、そのせいなのか!とちょっと目からウロコでした。

ただ、今のところ月のリズムはまだ順調なようです。
それはそれで、女性ホルモンの恩恵に授かれるので、うれしいことです。
人生には、いろいろな季節、出来事、瞬間があるけれど、その時々の風景を、流れるように、楽しみながら、出来るだけイキイキとすごしていきたいなぁというのが、私のアンチエイジング哲学(?)かな。

そんなわけで、久しぶりにホルモンについて書いてみたいと思います。
ホルモンと聞くと、女性ホルモンや男性ホルモンばかり思い浮かびがちですが、実はこれまでに70種類以上発見されています。

ホルモンの語源は、ギリシャ語の「ホルマオ」で、意味は刺激するもの、呼び覚ますもの。
ホルモンは体内で作られ、血液によっていろいろな器官に運ばれて特定の作用を与えますが、作用する器官はカギと鍵穴のように決まっています。

その働きは想像以上に重大で、性の獲得、成長、生殖活動、体の防御、体内環境の維持、脳の働きのコントロールなど、ホルモンがないと、私達は健康な生活を維持できません。


ホルモンが面白いのは、すごーくすごーく微量でも、効果絶大だということ。
例えば、女性が一生のうちに、体内で作る女性ホルモンの量は、わずかティースプーン1杯なんです。
わずかでも大きな作用があるという事は、逆にいうとわずかでも不足すると、体調がおかしくなるということでもあります。


ホルモンを作りだしてくれているのは、卵巣や精巣、膵臓、副腎、甲状腺、副甲状腺、視床下部、下垂体などです。
ここまではなんとなくイメージできますが、実はホルモンを作り出しているのは、これだけじゃありません。



なんと心臓、十二指腸、胃、腎臓、脂肪細胞までホルモンを分泌しているんです!



脳の視床下部が、脳の下垂体に命令を出して、下垂体が各器官に「ホルモンを出せ!」と命令するというのが、分泌の指令系統です。
視床下部は、体全体のホルモンの過不足を察知して、不足してたら出せと命令し、過剰なら減らせと命令し、24時間営業で体のホルモンバランスを保ってくれています。

視床下部がコントロールしているのは、ホルモンだけじゃありません。
自律神経をコントロールしているのも視床下部です。


視床下部ありがとう!
視床下部ってすごい!
視床下部を制するものは、ホルモンも自律神経も制する!!



アンチエイジングの鍵を握る成長ホルモンも、新陳代謝に欠かせない甲状腺ホルモンも、ストレスへの対抗や抗炎症作用の副腎皮質ホルモンも、ツヤツヤ肌や女性らしさ、男性らしさに欠かせない性ホルモンも、そもそも最初に視床下部が命令を出さないと作れません。

睡眠中は脳も通常の働きをやめて休みますが、その時にも絶対に眠らないのが視床下部、中脳、橋、延髄など脳幹の一部です。
寝ている間も、眠りを調整したり、呼吸や体温調整などの生命維持活動をしてくれています。
視床下部や脳幹は、一生涯、眠らない脳なのです。
もう、涙が出そうですよね。

カイロプラクティックでは、脳幹のすぐ下にある頸椎1番を重要視します。
頸椎1番の歪みは、脳幹やその上の視床下部にダイレクトにストレスを与えるからです。



上部頸椎は脳と体の境界部分にあり、中でも1番は脳からの神経が必ず通る小さな元栓のような部分でありながら、すべての背骨の中で1番小さく、なおかつ頭蓋骨のような大きな骨を支えているという構造上の弱点があります。
しかも可動域も大きく、微妙な歪みが生じやすい骨です。

パソコンで仕事をしている時に、目や首を水平に保つために微妙に動かして酷使している筋肉に、後頭下筋群があります。



見て頂いたら分かるように、頸椎1番、2番から後頭骨に付く筋肉たちです。
この筋肉を酷使して硬くなると、上部頸椎に歪みが出やすくなりますし、後頸部から側頭部、前頭部にまで痛みが広がり、疲れ目、かすみ目、頭痛、耳鳴りが起きる場合もあります。

根本的な骨の歪みは、腕の良いカイロプラクターに矯正してもらってほしいですが、自分で出来るのは後頭下筋群のストレッチです。
PC作業の合間に、時々やってみて下さい!

1、イスに座ったままでいいですが、後頭部で両手を組みます。
2、両手で押しながらあごを引きます。
3、そのまま上半身を少し前に倒します。
4、息を吐きながら10秒、首の後ろ側を伸ばします。
5、上体を元に戻して、後頭部を両手で支えながら、今度は10秒天井を見ます。

(頸椎症の方、ヘルニアの方、腕や指に痺れが出ている方は、自己流でストレッチをやらないで専門家に相談して下さい。)


さて、ホルモンに関するアプローチは、まだまだ次回に続きます!




【アムリターラハウス店長募集のお知らせ】
現在の店長が社内異動の為、AMRITARA HOUSE表参道店を引っ張っていってくれる店長を求めています。
化粧品・アパレル等、物販の経験者で、アムリターラが大好きだから、ぜひやってみたい!と思われる方がいましたら、お気軽に下記までご応募下さいませ!
店内はそこにいるだけで免疫が上がる免疫住宅の施工法で作られた、天日乾燥の国産の木材と漆喰で出来た安らぎの空間。
栄養学、中津江村での田植えと稲刈りなど、社内研修も充実していますので、楽しいですよ。

履歴書・職務経歴書を同封の上、下記宛先までお送りください。
〒150-0001 東京都渋谷区神宮前5-13-2-201
株式会社AMRITARA
業務管理課 担当 松井宛





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Last updated  2015年06月18日 17時05分03秒

2015年06月01日
みなさん、こんにちは。

またまたお久しぶりになってしまいましたが、お元気ですか?

口永良部島での大きな噴火、驚きました。
避難されている島民のみなさまには、心よりお見舞い申し上げます。
そして関東での深い地震。かなり広範囲に揺れたようです。

私は、会社のスタッフ達と田植えに行っていました。
去年に続きまして、大分県中津江村です。
地震の時はちょうど帰りの飛行機の中でして、滑走路の点検の為、長時間上空から降りられないという状況でしたが、なんとか無事帰ってまいりました。



今年は去年の田んぼより、更に上の棚田になりまして、さらに水がよりきれいで、そのまま飲める天然水が流れ込む田んぼでの田植えとなりました。



そして、植える苗も無農薬無肥料のササニシキ!
日本人が昔から食べてきたアミロースというでんぷんの度合いが高いので消化が良く、糖度が低めの上品な味のお米です。

旅行中の食事は、すべて無農薬で手作り。
お肉も熊本の九州産の飼料だけを食べている赤牛君達を少々。
これが夢のようにおいしいだなー。



夜は地元の方々と交流バーベキュー。
私は、マタタビの実を焼酎に浸け込んだ「マタタビ酒」なるものを飲みすぎて、「マタタビハイ」を起こして、歌って踊っていたそうなんですが、ぼんやりとした記憶しかありません\(~o~)/



↑これがマタタビです。
昔、疲れきった旅人が、マタタビを食べて元気100倍になり、また旅に出たというところからこの名前がついたそうで、猫をメロメロにする香りも持ちます。
本来、盃1杯を滋養強壮のために飲むものだそうですが、知らずに普通にがぶ飲みしてしまいました(*_*)
いや~、やばいやばい、でも楽しかったです。

私は実は父親が大分県出身で、母が大阪府出身。
幼い頃に父と別離しているため、大分県にはほとんど行ったことがなく、ずっと大阪で過ごし、26歳からは東京ですが、ここへきて大分との強いご縁が出来たことに、不思議な思いです。
地元のみなさんが本当に温かく親切にして下さるので、第二の故郷のようにも感じてきました。
またまた稲刈りが楽しみです♪

次の日は、福岡県うきは市の自社ハーブ園へ。
大介君が、奇跡のむらさき草の栽培に成功して、ついに二年根になっているんですよ。
自社農園の紫根でピンクのグロスを作るのも楽しみです。



さて2回連続で書いている「光老化とフィトケミカル」について。
肌の老化原因の約8割とも言われているのが光老化。
紫外線はそれ自体でもDNAを傷つけたり、コラーゲンやエラスチンを分断したりしますが、一番は、紫外線が肌にあたった時に発生する活性酸素の「一重項酸素」で傷がつきます。

アスタキサンチン、プロアントシアニジン、ケルセチン、βカロテン、リコピン、αトコトリエノールなどが多く含まれる食べものを食べたり、肌に塗ることで、この一重項酸素による光老化を、かなり防ぐことが出来ます。

また、光老化を防ぐためには「肌のバリア」を守る必要があります。
肌のバリアが健全なら、紫外線をある程度反射させたり吸収させて、真皮にまで害が及ばないように出来ますが、顔の洗いすぎや、合成界面活性剤を含むクレンジングや洗顔料で肌のバリアが薄くなっている場合、もしくは過剰な紫外線を浴びてしまった場合、大切な真皮にまで紫外線を差し込ませないようにするために、表皮の一番下の基底層は、黒いカーテンを閉めます。
チロシンというアミノ酸にチロシナーゼと言う酵素を反応させて、黒い色素を作ります。
これがメラニン色素です。

メラニン色素は、肌の土台である真皮を守るために存在する砦、カーテンなのです。
だから、これ自体を恐れる必要はありません。
通常なら、28日のターンオーバーできれいに排出されていきます。

ただ、赤くなったということはDNAが壊れたよ!ってサインだし、日焼けをしているということは、それ以上に真皮にも紫外線がある程度多く差し込んでるよ!ってことですし、これによってシミを作ることがあります。
これが問題ですよね。

紫外線でシミになるパターンは主にこの2つです。

●過剰な紫外線
過剰に作り出されたメラニン色素は、排出しきれずに残ってしまうことがある。
紫外線が容量オーバーするとメラノサイトが異常活性して、シミとして出現する。
メラノサイトが昔から浴びてきた紫外線量を記憶している説もある。

●ターンオーバーの乱れ
加齢、ストレス、ホルモンバランスの乱れ、過剰な刺激などが原因でターンオーバーが乱れるとメラニンが皮膚にとどまって色素沈着を起こし、結果、シミとなって残ってしまうことがある。


シミの種類としては「老人性色素斑」というものが一番多いです。
(名前がどうにかならんもんでしょうか(-_-;))
紫外線が原因のシミで、ほお骨の高いところやコメカミにできやすく、数mm~数10mmほどの大きさで、平べったくて丸い形です。
その他腕や手の甲、デコルテなど。

これを見越して、私はサンスクリーンを塗る時、頬骨と目じり、こめかみを2度塗りします。
美白系の美容液を塗る時も、この部分を2度塗りします。

それから、紫外線をたくさん浴びてしまったら、とにかく冷やす!これが大事。
紫外線によって肌の中にヒスタミンといわれる、神経伝達物質が放出されますが、ヒスタミンはメラニンを作る色素細胞のメラノサイトにアタックし、メラニンがどんどん作られます。
冷却することでヒスタミンの放出を抑制することが出来、シミにもなりにくくなります。

紫外線を浴びたと思ったらやるべきこと。

●冷蔵庫で冷やしたタオルを顔にのせる
●冷蔵庫で冷やした化粧水や美容液、クリームを使う。


さて、出来てしまったシミはなかなか消えないものですが、ほとんどのシミは表皮に存在しているので、ターンオーバーで排出が可能です。
ただ、シミとなって長く残っている部分は、一体どうなっているかというと、肌が慢性的に弱い炎症状態になっており、メラノサイトが活性化され続けているようです。

そしてメラニンを蓄積した細胞の細胞分裂が低下していて、なかなか上に上がって剥がれ落ちていかない状態になっているそうです。

シミを薄くするには・・・・

1、まずは炎症を抑え、メラノサイトの活性化を鎮めること
2、部分的に衰えたターンオーバーを正常にすること。



炎症と言えば、プロスタグランジンです。
プロスタグランジンはリノール酸とαリノレン酸から作られる物質で、ホルモンのような働きをすることから「局所ホルモン」とも呼ばれています。
プロスタグランジンE2が増えると痛みと炎症を強くしますが、プロスタグランジンE1とE3はE2をこれを抑制してくれます。


ということは紅花油、コーン油、ひまわり油、大豆油など、リノール酸の多いいわゆるサラダ油、トランス脂肪酸の多いマーガリン、ショートニングをやめることですよね。


焼き物は菜種油やアボカドオイル、オリーブオイルなどのオレイン酸の油に変えて、αリノレン酸(オメガ3)の多い亜麻仁油やチアシードオイル、EPAの多い魚油、おきあみ油を摂ること。

抗炎症作用と言えば他にもココナッツオイル、納豆、味噌、醤油、きのこ、大豆に含まれるポリアミン、腸内でポリアミンを増やす補助となる食物繊維、玉ねぎやネギに含まれる硫化アリル、DHA、海藻、春ウコン、キャッツクロー、モリンガ、プロポリスなどが効果があります。
私の中では、日常的な抗炎症、そして免疫強化として春ウコンがブームです。

もう1つ、部分的に過剰になっているメラノサイトへのアプローチとして、メラニン色素を作るチロシナーゼという酵素の働きを優しく阻害して、活動を鎮めるということも大切。
これには、例えばわかめに含まれるエコールと言うポリフェノール、タクラマカン砂漠のカンカエキス、カンディアの木やカモミールから得られる精油成分のビサボロール、レッドパームバージンオイルから抽出した天然ビタミンEのαトコトリエノール、エラグ酸などには、チロシナーゼの活性を抑える働きがあります。
こういう成分を、私は美白コスメやサプリ、コンシーラーに入れています。


また、ビタミンCにはメラニンを無色に還元する作用や、チロシナーゼを阻害してメラニンの生成を妨げる作用がありますので、赤ピーマン、ブロッコリー、ゴーヤー、キャベツ等。
キウイ、いちご、オレンジなどのフルーツも良いですね。



次に大切なのは、肌のターンオーバーの正常化です。
40歳になると40日にまで伸びていると言われる、基本28日の表皮細胞の生まれ変わりがきちんと行われることが大事。
それが正常なら、シミは剥がれ落ちやすくなります。


食べものとしては、ビタミンA、ビタミンB群、ビタミンC、ビタミンE、亜鉛、たんぱく質の多いものが有効です。


あらゆるものから摂取して欲しいですが、私は最近ヘンプパウダーをバナナスムージーに入れて、毎朝飲んでいます。
良質なたんぱく質、亜鉛、鉄が多くて良いです。
あとは甘酒。ビタミンB群の摂取としても良いですが、アルブチンや麹酸などメラニン色素を抑制する成分も入ってて最高です。

あと、慢性的なストレスにもシミを作りやすくします。
ストレスがあると最初はストレスホルモンコルチゾールで対応するのですが、これだけでは追いつかなくて、持続性のある男性ホルモンを常に分泌し始めます。

男性ホルモン分泌の司令塔は脳下垂体ですが、ここのすぐ隣にメラニン細胞刺激ホルモンの司令塔があるので、ここも刺激されて分泌が盛んになってしまうのです。
同じことは慢性的な睡眠不足でも起こります。
睡眠不足でも男性ホルモンの分泌が盛んになってしまうからなんです。

さて、最後に。
紫外線による肌の老化で、シミ以外にまずいことと言えば、究極はやはりDNAに傷がつくことです。
もちろん肌にはDNA修復酵素と言うものがありますから、傷つきっぱなしというわけではありません。
一定の時間後、かなりの傷は修復できます。

ただ、100%修復することはなかなか難しいので、ほんとちょっと残ってしまうのです。
これの積み重ねが光老化とも言えますね。
このDNA修復酵素の働きを高める成分が、植物の中で発見されています。
南米ペルーのキャッツクローと言う樹木に含まれているCAES(カルボキシアルキルエステル)という成分です。

11番目の染色体は、DNAの修復に関わることが分かっているのですが、CAESは、この11番目を活性化する働きがあります。
そのためこの成分は、Activate Chromosome-11(11番目の染色体を活性化する)、略してAC-11と呼ばれるようになりました。
アメリカの政府機関であるFDAで、食品として初めて「AC-11 helps enhance natural DNA repair systemDNA」〈DNA修復促進物質〉という表示を認められています。
私はこの成分に以前から注目していまして、これで美容液を作ったり、サプリを作ったりしています。


光老化によるシワやたるみ、そしてシミを作らないために、
体の中からも、外からもオーガニックの植物たちの力を借りましょう!!





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Last updated  2015年06月01日 18時12分59秒

2015年05月13日

みなさん、こんにちは。

すごくお久しぶりになってしまいまして、ごめんなさい。
GW、私はアメリカのカリフォルニア北部にある、シャスタシティーに行っていました。
世界7大聖山でもあるマウントシャスタがそびえ、その周辺には湖や川、泉、瀧が複数あります。
マウントシャスタは古代よりネイティブアメリカンが聖なる山として崇めてきた地球のボルテックスです。



シャスタのことは、クリスタルガイザーの採水地というイメージでしたが、ブルーグリーンアルジーという藻のサプリメントに数年前に出会い、そのサプリメントの呼び名が「シャスタ」であったことから、いろいろと興味を持って調べているうちに行きたくなってしまいました。



シャスタ山周辺に行くと、第8のチャクラが開きやすいとも言われています。
第8チャクラとは、魂の記憶を司る場所で、人間の頭上にあると言われています。
シャスタに来ることが、魂の目的に気づくきっかけとなることも多々あるようです。

今回、キャッスルレイクという湖で、息子と二人で瞑想をして、いろいろな気付きを頂きました。
普段、やんちゃで騒がしい息子が、珍しくおとなしく瞑想していたことが印象的でした。





シャスタシティーに3日滞在したあとは、夫の仕事の道具の買い付けにニューメキシコ州のギャロップのほうに移動し、途中またしてもアリゾナのセドナに寄って、ベルロックの麓まで行きました。



セドナはついに3度目です。
セドナは、他の土地よりも地磁気が強く、それが脳波に良い影響を与えているそうです。
私はベルロックが特に好きです。
かなり強い男性性のボルテックスで、ベルの形をしているので、この名前がつけられました。
ベルロックに行き、自分の感情に素直に向き合うことで、自分の中の勇気や、自信、創造性が目覚めるとも言われています。

シャスタとセドナ。どちらもパワースポットですが、静寂のエネルギーと情熱のエネルギーという感じです。
どっちも素晴らしいけど、どちらかというと私はやっぱりセドナが好きかな~。
あのレッドロックに囲まれていると、自動的にテンションが上がってしまいます。
なんなのでしょうね、この感覚は。本当に不思議な場所です。


出発時にはまだ少し痛んだ骨折した指も、シャスタを離れる頃には全然平気になってきて、もうほとんど良いようです!
帰ってきてすぐ、治療院も再開しました。


私は運転の才能がないので夫の運転でしたが、かなりのロングドライブで、なんと総移動距離は北海道から沖縄くらいまであったようで!
私は元々首が弱いので、ロングドライブで首が凝ってしまいがちなのですが、今回この低反発のネックピローをしていたら、まったく大丈夫でした。
首が凝りやすい方に、ほんとにおススメします!!



途中、前が見えないほどの、ものすごいヒョウが降ったり、映画に出てくるような地平線をバババッと走る激しい雷の中を走行したり、川が氾濫して出来ていた深い水たまりに気づかずに突っ込むは、舗装されていない山道を行くはで、かなりのアドベンチャーを味わいました。
悪天候は最終日だけで、大半は5月のカリフォルニア&アリゾナの半端ない紫外線にさらされてきてしまいました。

もちろん、ツバが10cmある帽子やフェイスオンワンピを多用していましたが、サンスクリーンやコンシーラー、ファンデーションでも肌を守り、夜はフィトケミカルたっぷりの美容液をW使いしていました。
おかげさまで、肌へのダメージはないように見受けられます。

前回のブログで、肌の老化原因の約8割の光老化について書きました。
紫外線はそれ自体でもDNAを傷つけたり、コラーゲンやエラスチンを分断したりしますが、一番は、紫外線が肌にあたった時に発生する活性酸素の「一重項酸素」で傷がつくのです。
一重項酸素を発生させない!発生させても出来るだけ無害化する!
これが、私の肌に関する美容のメインの作戦です。

アスタキサンチン、プロアントシアニジン、ケルセチン、βカロテン、リコピン、αトコトリエノールなどは、肌にとって特に重要な抗酸化物質です。
前回書いたように、私はこうした抗酸化物質を食べたり、肌にまとったりすることで、光老化を防いでいます。

もう1つ、基本的なことでとても重要なこと。
光老化を防ぐためには「肌のバリア」を守る必要があるということです。
肌のバリアとは、一番上の皮脂膜、その下の角質層です。
肌のバリアが健全なら、紫外線をある程度反射させたり吸収させて、真皮にまで害が及ばないように出来ます。



顔の洗いすぎや、合成界面活性剤を含むクレンジングや洗顔料で肌のバリアが薄くなっている場合、もしくは過剰な紫外線を浴びてしまった場合、紫外線は肌のバリアを超えて、顆粒層までいきます。
顆粒層にはケラトヒラリン顆粒という、紫外線を強く反射させ 肌の奥へと浸透するのを防ぐガラスのような形態になっている顆粒があるので、これで紫外線を反射させて逃します。
ただ、それも超えるほどの紫外線を通してしまった場合、その下の有棘層、その下の基底層にまで及びます。

その下はもはや真皮です。
真皮こそが、家に例えると肌の柱や土台です。
繊維芽細胞が、約70%を占めるコラーゲンを生み出し、弾力を司るエラスチン、うるおいを担うヒアルロン酸も生み出している、お肌の本体。
ここが劣化すると、肌に消えないシワやたるみを作り、ハリを失います。


大切な真皮にまで紫外線を差し込ませないようにするために、表皮の一番下の基底層は、黒いカーテンを閉めます。
チロシンというアミノ酸にチロシナーゼと言う酵素を反応させて、黒い色素を作ります。
これがメラニン色素です。



メラニン色素は、肌の土台である真皮を守るために存在する砦、カーテンなのです。
だから、これ自体を恐れる必要はありません。
通常なら、28日のターンオーバーできれいに排出されていきます。

ただ、赤くなったということはDNAが壊れたよ!ってサインだし、日焼けをしているということは、それ以上に真皮にも紫外線がある程度多く差し込んでるよ!ってことですし、これによってシミを作ることがあります。
これが問題ですよね。

紫外線でシミになるパターンは主にこの2つです。

●過剰な紫外線
過剰に作り出されたメラニン色素は、排出しきれずに残ってしまうことがある。
紫外線が容量オーバーするとメラノサイトが異常活性して、シミとして出現する。
メラノサイトが昔から浴びてきた紫外線量を記憶している説もある。

●ターンオーバーの乱れ
加齢、ストレス、ホルモンバランスの乱れ、過剰な刺激などが原因でターンオーバーが乱れるとメラニンが皮膚にとどまって色素沈着を起こし、結果、シミとなって残ってしまうことがある。


生理前の2週間、妊娠中、それからピルを飲んでいる方は黄体ホルモンの影響で、シミになりやすいので特に注意です。
黄体ホルモンはメラノサイトを刺激するので、メラニンを増加させてシミを作りやすくするのです。

左右対称のもやもやっとしたシミである肝斑は、閉経後に消えることが多いため、ホルモンバランスとの関係が指摘されているシミです。
これは紫外線が直接の原因ではないのですが、紫外線に当たるとよけいに濃くなることもあるため、やはりUVケアは必須です。

肝斑にはホルモンバランスが関係するので、クラリセージ、ネロリ、ローズ、ゼラニウム、サンダルウッド、アトラスシダー、イランイランなどの精油でアロマテラピーするのも良いと思います。
また原因はホルモンでも、起きていることはメラノサイトの活性化なので、通常のシミへのアプローチが効果がない訳ではないと思います。

シミの種類としては「老人性色素斑」というものが一番多いです。
(名前がどうにかならんもんでしょうか(-_-;))
紫外線が原因のシミで、ほお骨の高いところやコメカミにできやすく、数mm~数10mmほどの大きさで、平べったくて丸い形です。

すみません、たくさん書きすぎて一度にアップ出来ないので、 これについては次回の更新でお伝えいたします!







Last updated  2015年05月13日 18時02分36秒

2015年04月25日
みなさん、こんにちは。

しばらく微妙なお天気が続いていましたが、ようやく、春らしくなってきましたね。
私は足の薬指の骨折が、治るまであと一息という感じです。

ただでさえ、心臓から一番遠い足の指って治りにくいんですが、九州行って、名古屋行って、そのあとも大阪でトークイベントがあり、どうしても歩くことが増えてしまったのがダメだったようで(>_<)
手の平日光浴、ちりめん、ベジシリカ、干し椎茸天日干しがんばってます。

でも、イベントでたくさんの方と直接お話が出来て、すごく楽しかったです。





明日の日曜はまたしてもトークイベントなんです!
オーガニックライフ東京で、雑誌veggyの吉良編集長とトークします。
スライドのない、フリートークってまだ全然慣れていなくて、かなり緊張します。
どうしょう、ちゃんとしゃべれるかなぁ。。。ドキドキ(>_<)
もう予約は埋まっているようですが、いろいろな展示ブースでお買い物も出来るし、私の出るイベントは多分立ち見も可能だと思いますのでぶらりと寄ってみて下さいませ。

オーガニックライフ東京

さて、大阪のトークイベントでもお話しした、光老化ケア。
みなさん、そろそろ気を付けていますか?



ご存知の方が多いと思いますが、5月は真夏と同じUV-Aの量なんです。
女は春に光老化する!!
要注意な季節ですね。

肌の老化原因の約8割は光老化と言われています。
さて、今更ですが光老化とは何でしょうか?


紫外線の美容への一番の影響は本当は赤くなったり黒くなったり、日焼けすることではなく、徐々に蓄積されて起こるお肌の変化にあります。


UV-Bは皮膚の比較的浅いところまでしか届きませんが、赤くヒリヒリと炎症を起こす原因となります。
皮膚細胞のDNAに傷をつけ、シミやしわを作ったり、大量に浴びることで皮膚ガンを発生させたりすることもあります。
UV-Aは皮膚の深い部分まで到達し、皮膚の真皮に届くため、弾力やハリを保つための膠原線維(コラーゲン)や弾力腺維(エラスチン)を変性させ、皮膚の老化を早めます。

地上に到達する紫外線の95%がUV-Aなので、UV-Aによるジワジワとくる長期的な影響が一番大きいですが、もちろんUV-Bの影響も強烈です。
強い紫外線を浴びると、赤くなるじゃないですか?
あれはDNAについた傷を回復させるために、皮膚表面の毛細血管が膨張するせいで赤くなるのです。


太陽を浴びて、もし肌が赤くなっていたら、
それだけDNAにたくさん傷がついたよ!ってサインなんです。



ただし、肌にはDNA修復酵素と言うものがありますから、傷つきっぱなしというわけではありません。
一定の時間後、かなりの傷は修復できます。
ただ、100%修復することはなかなか難しいので、ほんとちょっと残ってしまうのです。
これの積み重ねが光老化とも言えますね。

私が光老化を防ぐためにやっていること。
紫外線量の多い10時から14時に外出する時は、ツバが10cm以上の帽子をかぶって外出します。
こうすると顔の70%はこれでカバー出来ちゃうのです。
冬でもこれを徹底しています。

もう1つはカロテノイド、ポリフェノール、ビタミンEの多い食べ物を食べたり、肌に塗ったりすることです。
紫外線はそれ自体でもDNAを傷つけたり、コラーゲンやエラスチンを分断したりしますが、一番は、紫外線が肌にあたった時に発生する活性酸素の「一重項酸素」で傷がつくのです。


一重項酸素を発生させない!発生させても出来るだけ無害化する!
これが、私の肌に関する美容のメインの作戦かもしれません。



21歳から59歳の女性66名の肌の写真を撮り、その中から30代と50代から4名、肌の美しい方と普通の方を選び、その方の角質層の中の酵素活性を調べると言う、実に興味深い実験データを見たことがあります。

すると、見た目が美しい肌の方は、すべてにおいて角質内の酵素活性が高かったのです。
この酵素は、不要な角質を剥がれやすくする酵素や、NMFを産生する酵素、活性酸素を無害化する酵素などです。
こういう酵素活性は、遺伝的な面が大きいのでしょうけど、あきらめる必要はありません。

角質での活性酸素処理で肌の美しさが変わるのですから、自分の自前の酵素活性がイマイチなら、植物が持つフィトケミカルの力を借りればいいと思うのです。
だって真皮じゃなく、角質だっていうんだから!
わずか0.02mmの肌の一番上ですよ。そんなに深く浸透する必要もないわけです。
植物のフィトケミカルを、肌にまとえばいいのです。

一重項酸素などの皮膚に害をもたらす活性酸素を無害化する成分が、植物の中に発見されています。


それがアスタキサンチン、βカロテン、ルテイン、リコピンなどのカロテノイドやプロアントシアニジン、ケルセチン、エラグ酸などのポリフェノール、ビタミンEです。


中でも、アスタキサンチンの持つ力はすごいようです。
カロテノイドという天然色素の一種です。
鮭、蟹、いくら、エビ、おきあみなどの魚介類に多く含まれる色素ですが、元はヘマトコッカス藻など赤い色をした藻などに含まれ、そこから食物連鎖で摂りこまれていきます。
強力な抗酸化作用があり、1980年代にβカロテンやビタミンEの1000倍近くの力があることが判明。
活性酸素の中でも、一重項酸素に対する消去能力がかなり高いです。
このアスタキサンチンを肌にまといたくて、クリームやグロスを作りました。

アスタキサンチンもカロテノイドですが、このカロテノイドを十分摂取していると、皮膚の老化防止に役立つということが、2013年のドイツの研究でも発表されています。
8週間にわたって毎日1 mgのβ-カロテン、2.2 mg のルテイン、0.7 mgのゼアキサンチンおよび、0.4 mgのリコピンを含むカロテノイドサプリメントとプラセボを投与された22才~66才24人の健康な被験者の皮膚と皮膚脂質の活性酸素保護の様子を測定。


カロテノイドを摂取している群で、
優位に皮膚のカロテノイド濃度が上昇し、皮膚における活性酸素除去活性が高まりました。



この研究以外でも、すでに適切なカロテノイドの投与が紫外線に対する光防護、皮膚老化の加速防止になるという研究がなされています。

論文
Meinke M. C. et al. 皮膚と皮膚脂質のラジカル除去能力への食物カロテノイドの影響。「European Journal of Pharmaceutics and Biopharmaceutics. 2013; 84(2):365-373」


βカロテンはにんじん、かぼちゃ、ほうれん草、モロヘイヤ、春菊、ニラなど、ルテインは、ほうれん草、かぼちゃ、ブロッコリー、ケール、マリーゴールド、ゼアキサンチンはかぼちゃ、ブロッコリー、とうもろこし、オレンジ、マンゴー、桃など、リコピンはトマト、スイカ、柿などに多いです。
たくさん食べなくてもいいですが、春夏は意識してカロテノイドを摂っておくと良いと思います!

あとは「プロアントシアニジン」も注目です。
カテキンがいくつか結合した構造をもち、きわめて強い抗酸化作用を示すポリフェノールです。
全種類の活性酸素の中和だけでなく、酸化酵素阻害作用も合わせ持っています。
クランベリーやりんご、ぶどうなどにも多く含まれていますが、なんといってもダントツに多いのはニュージーランドの松樹皮です。

ニュージーランド北島中央なので大気汚染もなく、紫外線がとにかく強い。
フランスの松とかよりポリフェノールが多いのは、松が世界最高の平均成長速度で生育するという、この環境のせいだと思います。
このニュージーランドの松樹皮エキスで美容液とサプリを作っています。

もう1つ注目はフィンランドのビルベリーの葉のエキスです。
真夏の白夜の季節、太陽の光を 24時間浴び続けることや、空気中の汚染物質が少ないので強い紫外線が降り注ぐため、桁違いのポリフェノールを含みます。
ビルベリー葉エキスにはケルセチンやプロアントシアニジン、カテキン、GABA、フラボノールなどのフィトケミカルがすごく多いのです。

皮膚で発生する活性酸素を無害化するだけでなく、ヒスタミンの発生を抑える働きがあるため肌の炎症やかゆみを抑えたり、アルブチンも含まれるので美白作用もあります。
このビルベリー葉エキス、美容液に少し配合しただけでも美肌に有効だというデータがあるのですが、私はこれで4年前に日焼け止めを作ったんです。

ポリフェノールの力で、日焼けまで止めるんですから、通常の美容液に入れるくらいの量ではダメです。
すごい量を配合しました。
だから、あり得ない色をしています。



肌に伸ばすと、色はなじんでほぼ透明になるんですけどね。

このブログにも載せたことがあるんですが、4年前に宮古島のビーチに行ったとき、曇天だったので油断して足にだけ日焼け止めを塗らずにいたら、太ももが真っ赤になってしまいました。



写真左の、上が腕で、下が太ももです。比べるとこんなに真っ赤!
それで、もう遅いと思いつつ、このビルベリー葉エキスがたっぷり入ったサンスクリーンを、帰ってからホテルで塗ったんです。
そしたら2日後には、右の写真のように真っ白に戻っていました。
あの時ですね、私が本当にこのフィトケミカルの虜になったのは。
普通の日焼け止めには出来ないことが出来るんだと実感したんです。

皮膚が赤くなっているということは、UVBが表皮を透過し、真皮乳頭体まで達した結果、DNA損傷が起きて、毛細血管が炎症反応として充血を起こしている状態です。
この炎症を抑えることが出来たというわけです。
収まった結果、第二段階としてのメラニンの発動もしなくてすんだので、黒くもなりませんでした。

もう1つ、今光老化、皮膚老化を防ぐ上で、ビタミンEの働きに、あらためて注目をしています。
ビタミンEは脂質の酸化を抑えるビタミンですが、自然界には8種類あります。
この中の「αトコトリエノール」というビタミンEに大注目なんです。


α-トコトリエノールは皮膚の角質層に、優先的に蓄積して働いていることが分かっています。
この、角質層にある!ってことがまたポイントです。
角質層って、肌を守る最前線で、いろいろと頑張ってくれているんですね(>_<)


α-トコトリエノールは米ぬかや米ぬかオイル、レッドパームバージンオイルなどに含まれていますが、口から摂取しても角質に優先的に摂りこまれることが分かっています。
肌に直接つけても、なんせ一番手前の角質ですから浸透しやすいです。

ビタミンEは脂溶性なので元々皮膚に浸透しやすいですが、トコトリエノールは一般的なビタミンE(トコフェロール)よりも、約15倍皮膚に浸透しやすく、40~60倍の抗酸化作用があります。
これはもう、コスメに配合するのに、とても良い成分だなと思っていて、今いろいろなものに配合しています。


またしても長くなりすぎたので、次回シミについて続きを書きます!





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Last updated  2015年04月25日 15時24分26秒

2015年04月15日
カテゴリ:カテゴリ未分類
みなさま、こんにちは。

今週土曜日、大阪の梅田のオペークで無料のトークイベントをやります。

いつもブログでのイベントのご案内が、ほとんど出来ていないのですが、
聞いたらまだ若干名、空きがあるようなので告知させて頂きますね。


■開催日:2015年4月18日(土)

■開催時間:

第1回 11:00~12:00

第2回 15:00~16:00(各回30名様限定)

■開催場所:オペーク オオサカ店コスメコーナー
https://www.world.co.jp/opaque/shops/osaka.html

■お問い合わせ・ご予約はこちら:
オペーク オオサカ
TEL 06-6151-1537
営業時間 10:00 ~ 21:00


※トークイベントは無料です。
※定員になり次第、締切りとさせていただきます。

http://www.world.co.jp/opaque/brandblog/5423/

ご予約がないと立ち見になってしまうかもしれませんが、
クローズのイベントではないので、お店にぶらりとお越し頂ければ
話を聞いて頂くことは出来るかと思います。

お気軽に遊びに来て下さいね!






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Last updated  2015年04月15日 16時20分34秒

2015年04月06日
みなさん、こんにちは。
春満開、春まっさかりですね!!

うちの庭の畑の様子です。


↑大根の花。


↑赤水菜の花。


↑のらぼう菜の花。


↑ルッコラの花です。

すごいでしょー?
いっせいに花盛りですよ。
小松菜の花は、花盛りすぎてタワーのようになっています。

秋に種が採れると思いますので、また大根の種はプレゼントするくらい取れそうな気がしますね。
お楽しみに―♪

さて、先週の木曜日は、モデルの中嶋マコトさんとランチしました。
マコトさんは、最近私のハマナスの生体水の美容液を愛用して下さっていて、もうすぐ出るコンシーラーも心待ちにして下さっているようで、ほんと嬉しいです。
マコトさんは、いつ見ても輝くような美肌です。



最近あんまり自分の写真を載せていないのですが、鬼は最近こんな髪型です。
ここんとこ、肩くらいのボブで落ち着いています。
イベントの時はヘアアイロンで毛先を巻いてもらうのですが、普段はこれです。

そして。
先週土曜日は、名古屋の松坂屋1階のナチュラリーさんでトークイベントを行いました。



肌のビューティーエイジングの敵である、酸化、乾燥、光老化を防ぐ秘訣についてお話ししました。



たくさんの方にご来場頂きまして、普段なかなかお会い出来ない方とお話出来て、とても楽しかったです。
ありがとうございました。

さて、だいぶ経ってしまいましたが、香りについての続きです。

香りは、常温でありながら気体です。
香りを嗅ぐと、匂いを持った分子が鼻に入ってきて、鼻孔の奥のある嗅上皮から嗅神経を経て、原始の脳である、大脳辺縁系にダイレクトに伝わります。
そのため香りは、自律神経系や内分泌系、免疫系に非常に影響します。

もう1つのルートが鼻から吸い込んで、芳香成分が肺に入るルートです。
ユーカリなどの精油に咳を鎮める効果があるのは、このためです。
肺の粘膜から吸収された精油は血中にも流れ込み、なんと香りを嗅いだ5分後には、血中に芳香成分が出現することが分かっています。

また、精油が面白いのは皮膚からも吸収する点です。
精油は分子量が100~300とかなり小さい上に脂溶性なので、真皮の毛細血管から体内に入ることが出来ます。
植物オイルに精油を入れたアロマオイルでの肌へのトリートメントは、このルートで作用します。

日本でも、近年アロマテラピーを医療に使うという流れが起きています。
精油の効果を科学的に検証した実験データも、最近はいろいろとあがってきています。
前回は、アルツハイマーや認知症、ダイエットと精油の関係についてお話ししました。

もう1つ気になるのが、女性ホルモンに関する作用です。
谷垣礼子医師らは、東京都済生会中央病院のアロマセラピー外来で、月経困難症、PMS、卵巣機能不全、更年期障害の患者さんにアロマテラピーを行って、1か月ですべての疾患で症状が改善したことを発表しています。


こういう症状によく用いられる精油としては、ローズ、クラリセージ、スターアニス、バジル、カモミール、真正ラベンダー、ゼラニウム、サイプレスなど。


クラリセージには「スクラレオール」という女性ホルモン様物質が含まれていて、体内でエストロゲンと同じように働きます。
その他、エストロゲン様作用があることが分かっている精油はアニス、サイプレス、ニアウリ、スターアニス、フェンネル、バジルなどです。
ネロリも含まれるネロリドールという成分がホルモン様物質です。

女性ホルモンのバランスを整えてくれる精油としては、ローズ、ゼラニウム、サンダルウッド、アトラスシダー、イランイランがあります。

私はこの中でも、やっぱりダマスクローズの香りには特別な威力があると感じているのですが、ローズに関してもいろろなエビデンスや実験結果があるので、ご紹介したいと思います。

ローズの香りの成分はゲラニオール、ネロル、フェ二ルなどですが、このゲラニオールに、女性のホルモンバランスを整える作用があります。
その他、抗菌、消炎、収斂、抗アレルギー、ストレスの解消、精神安定作用、リラクゼーション作用などがあります。

ローズの実験で面白かった1つめが、14人の女性をローズの香りを嗅ぐグループと嗅がないグループに分け、ストレスがかかりやすい進級試験の3週間前から、ローズの吸入を実施。
吸入の方法は、1%に希釈したローズ精油を紙に付けて、その紙をシャツの襟に付けて、着用しているというもの。

そして試験中と試験後に、ストレスホルモンコルチゾールの唾液中の量と、肌バリア機能の指標である肌の水分蒸散量を測定したという実験です。


結果、ローズの香りを吸入をした群は、試験中、試験後のコルチゾールの量と水分蒸散量が、吸入なし群と比較して、優位に低く抑えられていたそうです。


ストレスがかかると、通常肌のバリア機能が落ちるのですが、ローズの香りを嗅いでいると、ストレスが緩和され、肌バリアが守られているせいで肌の潤いが保たれるというわけです。


もう1つは、ある大手化粧品会社で2012年に行った実験です。
20~30代の正常な嗅覚をもつ健常男性10名(非喫煙者)に、実験目的や香りの種類は教えないで行った実験。
特定の香りをつけた女性に隣に座ってもらい、一定の時間心拍の変動を測定し、その後、その時に感じた気持ちを調査。

<測定した香りの種類>
 ローズ、レモン、ムスク、タバコ


結果は、どの香りの場合も、無臭時より交感神経が活性化してドキドキしたそうですが、特にドキドキが強かったのが、タバコとローズ。
ただ、ローズはロマンティックな気持ちでドキドキしていますが、タバコの香りはイライラしてドキドキしているようです。

同じような実験なんですが、女性にローズの香りを2ヶ月嗅いでもらい、その使用開始前の顔写真と2ヵ月後の顔写真を比較し、男性ボランティアにどちらの写真が魅力的か判断させると言う実験です。


結果。
ローズの香りを嗅ぐ前の写真より、ローズの香りを嗅ぎ続けた2か月後の写真の方を「魅力的だ」と評価する男性が、有意差をもって多かったそうです。



これは、ローズの香りで女性ホルモンが活性化したのか、ストレスが軽減して表情がイキイキしたのか、はたまた両方なのか良く分かりませんが、ローズの香りのパワーってすごいですよね!!

その他、風邪などのウイルスを撃退する精油としては、ティートゥリー、ユーカリがあります。
ティートゥリーには「テルピネン4-オール」という成分が含まれていますが、これがウイルスを攻撃するのです。
また、ユーカリラバンサラには「1.8-シネオール」という成分が多いですが、免疫力を増強する作用があります。

これらの精油は風邪やインフルエンザにも良いですが、免疫細胞に働きかけるので花粉症などのアレルギー疾患も和らげます。
特に、花粉症にはユーカリラジアタがおススメです。
風邪や喘息で咳込む夜にも、ユーカリラジアタティートゥリーは味方です。



また、血圧を下げる作用がある精油もあります。

1週間に1回、計8回アロマオイルでトリートメント(精油をオイルで希釈します)すると、収縮期も拡張期も両方の血圧が下がったというデータもあります。
この時に使用した精油は、ローズ、ジャスミン、ラベンダー、ローズゼラニウムだったそうです。

また、精油には痛みを緩和する作用があることも分かっていて、有効成分も判明しています。
1.8-シネオール、β-ピネン、ミルセン、酢酸リナリル、シトラール、シトロネラール、ジンゲロールなどです。

これらが含まれている精油には、ローズマリーカンファ―、ジュニパーベリー、ローズ、ラベンダー、バジル、ユーカリ、ラバンジン、ゼラニウム、レモングラス、ジンジャーなんかがあります。

筋緊張性頭痛には、スパイクラベンダー、真正ラベンダー、バジル、ペパーミント
ひどい肩こりには、ラバンジン、ウィンターグリーンが効きます。
私はジュニパーベリーローズマリーカンファ―もよく施術に使いますね。

不眠に作用する精油の成分も分かっています。
リナロールと酢酸リナリルです。
ローズウッド、真正ラベンダー、クラリセージ、プチグレンなどに多く含まれています。



他にも、肌につけると一重項酸素を無害化してくれる精油とか、がんに作用する精油とか、いろいろな精油のすごさが分かりつつあり、これからも精油の世界から目が離せないです!


ところで、私は春だと言うのに、息子と家の中で遊んでいて、うっかり足の薬指を骨折してしまいました(T_T)
全治1か月だそうですが、そのあともうキャンセルできない予定がいくつもあり、足を引きずりながら九州に行ったり、名古屋に行ったりしていたら、悪化してしまったようで、今日「もう歩かないように」とお医者さんから怒られてしまいました(*_*)

施術院もしばらくお休みになってしまいそうで、患者さんにもご迷惑をおかけします。
痛みはほとんどないんですが、生れてはじめての骨折で、指一本でもこんなに影響が大きいことを、ひしひしと実感しています。
美的水素、ベジシリカ、ビタミンD、春ウコンを飲んで、早く治るよう頑張ろうと思います。
手の平の日光浴にも、地味に励んでいます。
ビタミンDの合成のためです。




常温でありながら、気体。
植物が持つ香りの力は、もはやリラクゼーションだけじゃない!!








Last updated  2015年04月06日 17時44分05秒

2015年03月21日
みなさま、こんにちは。

いやー春ですね♪
昨日は新月だったので、畑の種まきをしました。
レタスとかカブとか、トマトとかです。
芽が出ますように!



↑越冬している小松菜が、いくつか花盛り。
菜の花みたいですよね。
かわいいです。

ホワイトデーに、息子から豆乳カシューナッツクリームのムースをもらいました。
私のレシピ本を見て、一人で手作りしたそうで、本当にびっくり!感激でした。



もうすぐ小学5年生になるんですよね。
このブログ始めた頃はまだ一歳だったのですが、月日の経つのは早いものです。
最近、彼は料理に凝っているようで、いろいろ作るので危なっかしいんですが、見てて面白いです。

一般的な市販のお菓子を食べさせないで、なんとかここまで来たのですが、そろそろ自我も出て来るしどうなるかなぁーと思ってたら、まさかのクッキング男子になるのか?
身長は144cmになりました。
クラスでうしろから3番目に背が高いです。
乳製品はとっていないので、野菜と煮干しとちりめんの威力かなーと思われます。

子供への動物性たんぱく質ををどうしているか、たまにご質問を頂くのですが、
たまには天然魚のお刺身とか、牧草だけをエサに育ったオーガニックビーフとかも食べさせています。
が、お魚系が食卓に上がることは週に2回あるかないか。
肉にいたっては、1か月に3回あるかないかです。
ただ、卵は遺伝子組み換えのエサを食べていない平飼いの鶏さんの卵を2日に一度は食べさせています。
それ以外の日は、大豆系が多いですね。
もちろん、煮干しやちりめんも食べています。


さて、話は変わりますが、あいかわらず私は治療院と商品開発をがんばっています。
7年前から企画しつつ、なかなか進んでいなかった、敏感・ゆらぎ肌向きのクリームがやっと完成しました。



↑オーガニックコットンに包まれた優しいイメージビジュアルです。
わたしの作るコスメは、合成界面活性剤や合成防腐剤などを使用していないため、基本的にとてもやさしいコスメなので、敏感肌の方にも愛用者が多いですが、バリアが弱っている方向きに、さらに優しい処方のものを作りたくて。

水分は沖縄の有機アロエベラを、わずか35℃で減圧蒸留して、アロエベラの細胞内液と細胞外液を取り出したものを使用して、さらに阿寒湖のミネラルに浸けた水に圧力をかけてから、減圧低温蒸留してとても活性の高いお水にしたものを入れています。

油分はオリーブスクワランだけ。
オリーブスクワランはオリーブオイルにわずか0.5%しか存在しない貴重な成分。
酸化しづらく、すごく安定していて、刺激が少ない油分です。
人間の皮膚の皮脂膜にも約5%含まれ、肌が元々持っているうるおい成分ですが、加齢と共に分泌が減少していきます。
スクワランは紫外線やほこりから肌を守ったり、ニキビを予防したり、かゆみを和らげる性質を持っています。

それから漢方でも古くから使われている植物エキスを2つ入れました。
紫根エキスと、当帰エキスです。
紫根は、日本在来種のむらさき草の根から抽出したエキス。

幕末の医師華岡青洲が紫根で作った軟膏「紫雲膏」は、湿疹、ニキビ、火傷、ヒビ、アカギレ、痔などの外用薬として今も薬局で売られています。
古くからその効果を評価されている紫根ですが、科学的に解明されだしたのは、ここ十数年の間で、薬効主成分が6種の「シコニン誘導体」(シコニン、アセチルシコニン等)であることがわかり、抗菌作用、抗炎症作用、皮膚活性化作用などが認められています。

当帰のエキスもセリ科の多年草「当帰(トウキ)」の根から抽出するのですが、漢方では浄血、鎮静、強壮に用いられ、婦人病症状によく処方されてきました。
皮膚に使うと、保湿作用、抗炎症作用のほか血行促進作用、美白作用があるので、肌荒れ防止やイキイキとした肌を保つエキスです。

両方とも中国産が多く出回っていますが、日本の在来種で無農薬であることにこだわったので、すべて北海道産です。
ゆらぎ肌に使うものだから、出来るだけ刺激を取り除きたくて、エキスの抽出にはエタノールを使いませんでした。
いわゆる熱水抽出で、お湯で煮だしたものを、減圧して濃縮してエキスを抽出する方法を取りました。



↑紫根は赤い色を持っているので、クリームもほんのーり薄いピンク色をしています。
香りは、ほんとに微香ですが、抗炎症、抗菌作用もある真正ラベンダーと、抗炎症、抗アレルギーの作用もあるローマンカモミールをすこーしだけ入れました。
もう少しで、デビューできます。
いやー、ここまで長かったです(>_<)


このクリームにも、ほんのり微香に精油を入れていますが、私のコスメにも、施術にも、植物の香り成分である精油は、本当に優しく寄り添ってくれていて、自分自身の生活にも欠かせないものとなっています。

天然の精油は、自然界の花や葉や木、果物などの香り成分を蒸留したり搾ったりして抽出したものです。
精油の文化は、紀元前3000年の古代エジプト文明の時代から存在していて、精油の香りを使ったアロマテラピーは、イギリスではリラクゼーション、フランスでは自然治癒力を高めるものとして長い歴史があり、現在も医療現場やエステで広く使われています。

精油には以下のような効果があることが分かっています。

リラックス作用、集中力や記憶力を高める、眠りに入りやすくなる、乾燥肌、ニキビ、血流、毒素排泄、肩こり、生理痛、胃腸の働き、鼻づまり、咳などの改善、ホルモンバランス、アンチエイジング、抗シワ、抗菌、細胞賦活、抗ウイルス作用など。


日本でも、近年アロマテラピーを医療に使うという流れが起きています。
精油の効果を科学的に検証した実験データも、最近はいろいろとあがってきて、すごく面白いなと思っているので、今日はそのお話を書いてみたいと思います。

香りは、常温でありながら気体です。
それって、考えてみるとすごいことですよね。
香りを嗅ぐと、匂いを持った分子が鼻に入ってきて、鼻孔の奥のある嗅上皮から嗅神経を経て、原始の脳である、大脳辺縁系にダイレクトに伝わります。
これは香り分子が脳に直接入るわけではないのですが、電機信号として確実に脳に作用するのです。
そのため香りは、自律神経系や内分泌系、免疫系に非常に影響します。

もう1つのルートが鼻から吸い込んで、芳香成分が肺に入るルートです。
ユーカリなどの精油に咳を鎮める効果があるのは、このためです。
肺の粘膜から吸収された精油は血中にも流れ込み、なんと香りを嗅いだ5分後には、血中に芳香成分が出現することが分かっています。

また、精油が面白いのは皮膚からも吸収する点です。
精油は分子量が100~300とかなり小さい上に脂溶性なので、真皮の毛細血管から体内に入ることが出来ます。
植物オイルに精油を入れたアロマオイルでの肌へのトリートメントは、このルートで作用します。

最近の研究で興味深いのが、昭和大学の塩田教授らの実験で、精油の香りを嗅いだ時に、脳内の血流が増えることが分かったこと。
それも、血流動態反応が見れる「fMRI」という装置を使い、どの精油を嗅いだ時に、どこの脳の部位の血流がアップしたかということまで追跡しているのです。

例えば、レモンの精油を嗅いだ時は、fMRIで脳の血流を見ると、副交感神経を司る脳の部位が抑制されていることが分かり、交感神経優位となることで、心と体が活発になっていることが分かったそうです。
これが真正ラベンダーになると、その逆のことが起こり、今度は副交感神経が優位になっているようです。
ショウガの精油を嗅いだら、摂食中枢のある脳の部位の血流が増大したそうで、生姜やスパイスの香りは、確かに食欲を刺激していることが分かりました。

もう1つ有名なのはグレープフルーツの精油のダイエット効果です。
大阪大学の永井教授と新潟大学の新島教授らが行った実験で、週3回10分間マウスちゃんにグレープフルーツの香りを嗅いでもらい、嗅がせないグループと比較して6週間後。
香りを嗅いだグループは食事量が3割減り、体重も平均20g減ったそうです。

鳥取大学の神保博士と浦上教授の研究結果もすごいです。
アルツハイマー病17人を含む28人の高齢者の方に、28日間毎朝ローズマリーカンファ―と、レモンの精油の芳香浴をしてもらい、毎晩真正ラベンダーとスイートオレンジの精油の芳香浴をそれぞれ2時間したそうです。


すると、アロマセラピー期間中は患者さんの抽象的思考力が優位に改善されたそうです。
やめると、だんだんと元に戻ることも分かったそうです。


同じ実験を、高度アルツハイマー病患者65人を含む特別養護老人ホームでも行ったところ、高度アルツハイマー病患者の方でも、かなり優位に認知機能が改善しました。
高度アルツハイマー病患者の方は、脳全体が委縮し、脳の神経細胞もかなり細胞死している状態ですし、認知症の薬も、症状を遅滞させる効果はあっても改善することはなかなか難しいとされている中での、このアロマテラピーの実験結果なので、大変な注目を集めているようです。

ローズマリーとレモンは交感神経を優位にして活動的にし、真正ラベンダーとスイートオレンジは副交感神経を優位にしてリラックス作用があるので、自律神経のバランスが取れるんでしょうね。
ただ、最近の研究では、交感神経系の精油を昼間に嗅ぐだけでも、認知症に関しては効果があることがわかっているようですよ。

この結果を先日知って、うちの母にも認知症予防にアロマ加湿器でこれらの精油を芳香浴させています。
香りを嗅ぐと落ち着くと言っていました。
母はブレンドがよく分からないと言うので、この2つがそれぞれブレンドされている精油があったので、これを送りました。



アロマディフューザーは小さいのに5時間くらい連続で使えるこれを使っています。




もう1つ大きいのは、女性ホルモンに関する作用です。

すみません、長すぎて一度にアップできませんでした。
次回に続きます!!






Last updated  2015年03月27日 02時23分51秒

2015年03月06日
みなさま、こんにちは。

またまた、お久しぶりになってしまいました。

あいかわらず、治療院と商品開発で大忙しな毎日です。
最近は、トークイベントとか講演とかをやらせて頂く機会も増えてきました。
やっと少しは慣れたかな?って思うのですが、分かりやすくお話しするって難しいですね。

いつも百貨店などの小さいスペースでやることが多く、すぐに予約が埋まってしまい、あまりブログでのご案内も出来ていないのですが、
4月26日に「オーガニックライフ東京」という、ちょっと大きいイベントに出演することになりましたので、よかったらぜひいらして下さい!

4/26(日)12:00-13:00 Veggy/ココロもカラダも美しくなるための食事法

さて、告知が続きますが、今発売している雑誌マイエイジに、カラー2ページ登場させて頂いています。





↑こんな感じで自宅で撮影しました。
うちの畑で、畑仕事している写真とかも載っています。
毎日の鬼流の養生についての内容です。



春になって、畑の作物が元気になってきました。
大根も細いですが、収穫して食べています。
越冬している赤水菜とかも、サラダで食べるとおいしいです。

忘れかけてた小さな小松菜がにょきにょきーっと伸びて花咲いたり、春の畑はアメージングですよ。

そしてそして、久しぶりに千葉の無農薬酒造「寺田本家」さんに社員研修にスタッフ全員で行ってまいりました。





↑いい感じにプクプク発酵していました。
壁にも空気中にも、麹菌や乳酸菌や酵母菌がいっぱい。
じゅうぶん、菌呼吸してきましたよ♪

寺田さんのところでは麹菌すら自社の田んぼの稲麹。
あとはすべて蔵の壁や空気中に住んでいる微生物の力だけで発酵させている。

ひとくちに麹菌や乳酸菌と言っても、自然界には何種類もいるわけで、寺田さんのところは菌の多様性があり、その多様性の中で勝ち残っている麹菌、乳酸菌、酵母菌たちなわけです。
菌たちを殺さないために、蔵の掃除は掃き掃除と水拭きのみ。
蔵の根幹をなす麹室や酒母室にも見学客を、どんどん通します。

普通の蔵は、工場で純粋培養している限られた種類の麹菌や乳酸、酵母菌を使っているのでとても弱いわけです。
だから蔵を薬品で除菌殺菌しないといけないし、酒母室に見学客など、とんでもないことなのです。

寺田さんのところに行くと、こないだから書いている「菌」たちとの共生関係、菌と免疫の関係がすごくよく分かります。
多種多様な種類の菌が、自然環境に揉まれて鍛えられ、それでも腐敗方向に行かないほどの、強い発酵場が形成されているわけです。
この生物多様性が、お酒の独特のうま味や香りを醸しているのです。

日本人が、過剰な除菌殺菌の中で、免疫力を落としていく理由が分かります。


さて、抗菌剤と免疫の世界も今日でラスト。

T細胞の免疫学校「胸腺」を鍛えるためには、さまざまなバクテリアに遭遇していることが大切だということが見えてきました。
特に子供の頃が重要です。

そして腸内細菌の量や質も免疫にとって大変重要であることも分かりました。
美容の面で気になるのが、腸内細菌が腸で美容のビタミンを合成することです。
ビタミンB1、B2、B6、B12、ビタミンK、パントテン酸、葉酸、ニコチン酸、ピオチンを作り出していることが分かっています。


特に角質層のうるおいやハリを保ち、抜け毛を防ぐビオチンなどは、食べものから摂取しても腸内の善玉菌の働きがない限り、体内で吸収できる形に分離できません。


また、目尻シワの進行を抑えたり、首や肩こりを和らげたり、骨粗しょう症を予防したり、更年期障害を軽くする「エクオール」という成分は、腸内細菌が大豆イソフラボンから変換して作ります。
日本人の50~60%はエクオールを作れますが、欧米人では20~30%の方しか作れません。

ところが日本人でも10代20代の若い世代では欧米人と同じくらいの%の人しかエクオールが作れないという研究が報告されています。
これによって、食生活の欧米化によって、腸内細菌に変化があるということが分かります。

日本では毎日大豆製品を食べている人はエクオールを作れる率が高く、乳製品を多く食べる人はエクオールを作れない人が多いそうです。
欧米でも、ベジタリアンや魚油(オメガ3脂肪酸)を摂取している方はエクオールを作れる率が高いそうです。


ビオチンもエクオールも、腸内細菌が分解、変換して作るスーパー栄養素。
腸内細菌の量が少なく、かつバランスが悪ければ、良い栄養も無駄になってしまうことがあるのです。



特に乳酸菌やビフィズス菌などの善玉菌は、乳酸や酢酸などの有機酸を生み出します。
この有機酸が腸内で多いと、例えばO-157などの病原性を持つ大腸菌もなかなか増殖出来ません。
2011年に順天堂大学大学院医学研究科プロバイオティクス研究講座での研究では、乳酸菌によってノロウイルスによる胃腸炎の発熱を緩和する効果があることが分かっています。

善玉菌が作り出す酸は、腸の蠕動運動をうながします。
善玉菌が作り出す酪酸という酸は腸内の細胞を修復し、再生し、大腸がんを予防しますし、プロピオン酸はカルシウムの吸収を促進してくれます。

ポリアミンと言う物質も腸内細菌が作り出しますが、細胞の修復を助け、バリア機能を高め、DNAの合成などにも関わります。
ポリアミンが減少すると細胞の活性が落ちることから、アンチエイジング物質としても注目を集めています。
大豆、納豆、しょうゆ、味噌、きのこなどにも含まれますが、大腸の中で腸内細菌が合成していることも分かっていて、すごく興味深いです。

今年は花粉の量が去年の2倍とのことで、早い時期から花粉症の症状に苦しんでいる方が多いようです。
このアレルギー性鼻炎にも腸内細菌が関わっているようです。


フィンランドの研究ではアレルギーの子供の腸内には乳酸菌やビフィズス菌が少ないことが分かっています。
花粉症の方は、特にビフィズス菌が少ないようです。


白血球のヘルパーT細胞には「Th2細胞」と「Th1細胞」があるんですが、「Th2細胞」の働きが強くなりすぎると、必要以上にヒスタミンを分泌して、アレルギー反応が起きやすくなると言われています。
肉などの動物性たんぱく質を食べ過ぎると、消化の不完全なたんぱく質が出やすく、これに白血球のヘルパーT細胞の中の「Th2細胞」が反応して、強くなってしまいます。
腸内細菌のバランスがよく善玉菌が多いと、アレルギー反応を抑える「Th1細胞」が優勢になります。

また、性格の違うネズミの腸内細菌を入れ替えると、性格が逆転してしまうという話をたびたび書いています。
脳内の幸せ物質であるドーパミン。情緒を安定させるセロトニン。
これらが合成される時に葉酸やビタミンB6が不可欠ですが、これを腸内で合成しているのは腸内細菌です。

また、悪玉菌が分泌する硫化水素とアンモニアは神経毒で、腸内で微量でも神経に接するとイライラを招き、ストレスが高じてきます。
反対に、乳酸菌は悪玉菌が出す硫化水素とアンモニアを分解してアミノ酸に変換し、セロトニンや、ドーパミンを合成することが分かっています。
腸内細菌のバランスで性格までも変わってしまうのは、こういう理由があるのではないかと思います、


ドーパミンは愛情を深く記憶する働きがあります。
ドーパミンが多いと、変わらぬ愛を保ち続けることが出来、ドーパミンが減ると移り気になるという説があります。
浮気者の彼も、腸内細菌で変わるかもしれないってわけです(笑)


さて、この腸内細菌のバランスを良くするにはどうしたらいいでしょうか。
例えば、30年前の山梨県の棡原地域などの有名な長寿村の高齢者の方の腸内細菌にはビフィズス菌が大変多く、反対に悪玉菌は一般の高齢者の半分以下だったそうです。
彼らは一般の方の5倍くらいの食物繊維を摂っていたそうです。
芋、雑穀、山菜、きのこ、こんにゃく、根菜、大豆ですよ。
そして肉をほとんど食べないのです。

私の今日のお昼は、大根おろしとぬか漬け、きんぴらゴボウと納豆と海苔。そしてわかめとくろめと野菜としいたけのお味噌汁と雑穀ご飯でしたが、こういう食生活していると3回くらい黄金が出ますからね。

食物繊維は便のかさを増やして有害物質を絡め取るだけでなく、善玉菌の餌にもなり、腸内で発酵して酸が出来て、これがビフィズス菌を増やすことにも役立ちます。
善玉菌のエサは、オリゴ糖や食物繊維で、悪玉菌のエサは動物性たんぱく質や脂肪です。
これを覚えておけば、大丈夫だと思います。

オリゴ糖は玉ねぎ、バナナ、ハチミツ、ヤーコン、ニンニク、ゴボウ、大豆、味噌、アスパラガスなどに多いです。

不溶性食物繊維の多いもの(野菜には全般的に含まれています)
ごぼう(水溶性も多い)おから いんげん豆 大豆 干ししいたけなどきのこ類 切干大根 さつまいも かぼちゃ トウモロコシ ニンジン(水溶性も多い)オクラ(水溶性も多い)など

水溶性食物繊維の多いもの
わかめ 昆布 ひじき めかぶ、くろめ、寒天その他海藻類全般 アボカド 納豆(不溶性も多い)里芋 りんご キウイ モロヘイヤ(不溶性も多い)こんにゃく、菊芋など


あとは保存料と抗生物質には要注意ですね。
必要なときには仕方ないですが。

もう1つは発酵食品です。
納豆、糠漬け、キムチ、味噌、生醤油など。
寺田本家さんの生搾りのお酒なんかもそうですね。

こういうものには、善玉菌が豊富なので、体の中にいろいろな菌を取り入れることが出来ます。
生野菜もバリバリ。
サプリメントの乳酸菌や酵母なんかも、腸内の調子が傾いている時には、援軍になります。

こうした外から摂る生きた菌たちは、腸の中でずっと棲みついてくれるわけではありません。
腸内に留まるのは長くて一週間だそうです。
幼い頃から築かれた腸内フローラには縄張りがあり、そう簡単に外からの菌を仲間にはしないのです。

ただ、腸内に外から来た援軍たちは1週間程度は生きて発酵して、乳酸や酢酸、酪酸などを大いに生み出し、こうした代謝物が元々住んでいる善玉菌達が住みやすい環境を作り、彼らを増殖させてくれるのです。
そして善玉菌の死骸には善玉菌が活発に働くために有効な成分が豊富に含まれているため、生きている善玉菌のエサになることも分かっています。
マイグルトや甘酒なども麹菌や乳酸菌の代謝物がたくさん含まれているから、例え菌が全部生きていなかったとしても、自分のお腹の善玉菌を増やすことに繋がっているのです。


抗菌グッズは出来たら使わない!
微生物たちと、仲良く暮らして
心も体もぷくぷく発酵美肌道!!!








Last updated  2015年03月07日 16時14分45秒

2015年02月19日
みなさん、こんにちは。

なんか気が付くともう2月半ばすぎたじゃないかですか。
はやっ(-_-;)
しかし早く春になってほしいです。
寒いのはもうあきた~(>_<)

まずはじめに、お知らせから。
昨年大好評だった旬の日本のオーガニックフルーツを一滴の水も使わずにわずか35℃で蒸留し、フルーツに含まれる生体水を取り出して作るフルーティーセラム。
林檎と、ラ・フランスとレモンの生体水を使った幻のセラムを、全国のコスメキッチンとビープルさんで、限定数で復活することになりました。



発売を記念してコスメキッチンのジューサリー(代官山本店/武蔵小杉グランツリー店/名古屋オーガニックマーケットキッチン)で、このセラムにも使用している三上さんの無農薬リンゴの搾りたてコールドプレストジュースが展開されることに!



三上さんは奇跡の林檎の木村さんの実のお兄様なので、要するに木村さんのご実家の林檎というわけなのですが、ほんとにすごくおいしくて、私はこの林檎が大好きです。
セラムもジュースも18日水曜日からの展開なのでもう始まっていて、無くなり次第終了なので、気になる方はお早めにどうぞ!
私も飲みに行かなくちゃ♪

あいかわらず施術院をやりながら、ライフワーク的にいろいろな商品開発もしています。
最近進めているのはオリジナルの甘酒です。
このブログでは昔からおすすめしていた日本古来の栄養ドリンクですが、美容のために飲む方も増えていますよね。

鬼の甘酒ですから、ただの甘酒じゃないんです。
熊本県で農薬や化学肥料を使用せずに栽培された、あわ・きび・ひえ・押し麦・丸麦・はと麦・たかきび・緑米・赤米・もち玄米の十穀と、北米のネイティブアメリカンが収穫した野生のワイルドライス、合計11種類の雑穀で作りました!

雑穀は栄養価が高く、ビタミンやミネラル、食物繊維を豊富に含んでいて、白米や胚芽米をはるかに超えるだけでなく、玄米を超える栄養素も多いです。
更には30年農薬を使用していない熊本の坂田さんの田んぼの、無肥料無農薬の自然栽培玄米も一緒に発酵させました。



こんな外見です。
味も濃くてめっちゃおいしいんですよ。
発酵させる麹菌も、マルカワみそさんの4つの蔵付き天然麹菌なので、発酵力が違います。
甘酒は美白に嬉しい麹酸やアルブチンが含まれ、アスペラチンという麹菌が生み出す成分は、ナチュラルキラー細胞の働きをサポートすると言われます。

糖や脂質の代謝、皮膚や粘膜の健康に欠かせないビタミンB群、美しい肌に欠かせないビオチン、循環を良くするナイアシン、そして食物繊維や天然オリゴ糖など腸内細菌を整える成分も含まれるし、意外と低カロリーだし、ほんといいんですよね。
名前は美を養う栄養ドリンクということで、「美養甘酒」って名前にしました♪
3月の終わりごろには出せるかな~って感じです。

さて、前回は腸内細菌の働きと、免疫学校の胸腺について書きました。
なぜ日本人にこれほどアレルギーが増えているか、なぜ食中毒がこんなに増えているか、なんとなく見えてきました。
あらゆるものが抗菌化され、除菌ソープや殺菌が推奨される現代では免疫を鍛えるチャンスはどんどん減っているようです。

これを実証する実験結果があります。
米メリーランド州ボルチモアにある、ジョン・ホプキンス児童センターが、「アレルギー臨床免疫学ジャーナル」に発表したようです。
米国では乳幼児のおよそ11人に1人が喘息に苦しんでいると言われています。
センターの研究員たちは、ボルチモア、ボストン、ニューヨーク、セントルイスの4都市において、喘息が発症するリスクの高い子供467人を対象に、生まれた時から3歳になるまで、定期的に牛乳や卵、ピーナッツ、ゴキブリ、チリダニ、犬、猫、ネズミのアレルギー検査などを行いました。
更に104世帯からチリを採取し、チリに含まれるバクテリアを分析。


その結果、1歳になる前から、より多くのバクテリア(細菌)やアレルゲンに晒された子供のほうが、3歳になった時に喘息になるリスクが低くなることが分かったそうです。


興味深いのが、猫、ダニ・ゴキブリの3つのアレルゲンと特定のバクテリアが混ざり合った状態の環境にさらされた時が一番アレルギー発生のリスクが抑えられたそうです。
なぜこの組み合わせなのかはわかっていないということ。

私はものすごいゴキブリ嫌いで、夫が読んでいるテラフォーマーズとかも直視するのが不可能なくらいなのですが、この結果を見てゴキブリが人間の生活圏にいることの意味合いがなんとなく分かったような気がします。
でも、出来たらやっぱり遭遇したくないけど(>_<)

もう1つあります。
アメリカの科学誌「Science」の電子版に発表されたハーバード大学のトーステン・オーザック博士らの研究。
通常の環境で育つと食物とともに細菌が体内に侵入し、腸内に細菌がすみつくようになりますが、博士らは、通常の環境で育った腸内細菌のいるマウスと、無菌状態で育った腸内細菌のいないマウスを用意し、アレルギー性疾患のなりやすさを調べました。
すると腸内細菌がいるマウスでは、アレルギー性の喘息とアレルギー性の腸炎になりにくいことが分かったそうです。

うーーむ。
不衛生がいいわけではないけど、あまり清潔すぎる環境というのも、免疫の点からはやっぱり良くなさそうですよね。
特に、この実験では腸内細菌の有無が大きく関わっているのも興味深いです。

ところが、日本人の腸内細菌が減ってきているというから、ゆゆしき事態じゃないですか。
先日のブログで、毎日トイレに出す便の成分についてちょっと書かせてもらいました。
80%は水分で、残りの20%は三分の一は食べカス、三分の一が3日に一度生まれ変わっている古い腸粘膜、残る三分の一が腸内細菌です。

食べカスは主に食物繊維ですから、食物繊維が少ないと便の量は減りますし、腸内細菌の数が少ないと、やっぱり便は少なめになります。
日本人1人が一日に出す便の量は、平均200g。
便秘の方は80gにまで落ちているそうです。


腸内細菌の研究で有名な藤田紘一郎さんによると、半世紀前の日本人は平均350gの便を出していたそうです。
これがどんどん減ってきているということ。
これに比例して、アレルギーになる方も、大腸がんにかかる方も増えていっています。



腸内細菌と心の関係も面白いです。
以前このブログでも「腸内細菌が人の性格を変える?」というタイトルで書きましたが、アメリカの脳神経生理学者のマイケル・D・ガーション医学博士の研究で、脳に存在している神経伝達物質「セロトニン」が腸にも存在する事を発見し、より研究を進めて行くと、何と体内のセロトニンの95%が腸で作られている事をつきとめたという話です。
ドーパミンの生成にもかなり腸内細菌が関わっていることも分かっています。

セロトニンやドーパミンは、人に幸福感を与えたり、歓喜ややる気を与える物質です。
うつ病の方の脳では、セロトニンの濃度が著しく低下しているというくらい、私たちの心に密接に関わっています。

カナダのマックマスター大での研究ですが、攻撃的なマウスと大人しいマウスの腸内細菌を交換すると、攻撃的だったマウスはおとなしくなり、おとなしかったマウスは噛み付くようになったという結果も興味深いです。
また、同大学では健康なマウスの腸内細菌を抗生物質によって減らす実験を行ったところ、腸内細菌を減らされたマウスは不安感が増加し、抗生物質の投与を止めると、マウスの行動は正常に戻ることも確認されたのです。


要するに性格なんか腸内細菌1つで変わるってことです。
あの人はこんな人だとか、あんな人だとか言われても、私は食生活でいくらでも変わると感じています。



美容の面で気になるのが、腸内細菌が腸でビタミンを合成することです。
ビタミンB1、B2、B6、B12、ビタミンK、パントテン酸、葉酸、ニコチン酸、ピオチンを作り出していることが分かっています。

特に注目はビオチンです。
ビオチンはビタミンB群に分類される水溶性のビタミンです。
ビオチンは必須脂肪酸のオメガ6脂肪酸を、体内でEPAやγリノレン酸に変換する時に欠かせないビタミンです。

γリノレン酸が不足すると炎症が起きやすくなります。
そのため皮膚にかゆみが出たり、アトピーが悪化しやすくなるのです。
PMSにも関わります。
また、EPAは角質層のセラミドの原料にもなりますので、不足すると乾燥肌を招きます。


ビオチンは表皮の基底細胞の下の毛細血管を太くする働きがあるそうで、ビオチンが不足なく存在していると、皮膚に栄養がいきわたって美しい肌になれるそうです。
また、ビオチンが不足すると、白髪が増えたり、髪が弱って抜けやすくなったりするそうです。



腸内で作らなくても、ビオチンなんか食品に含まれるだろうと思うじゃないですか。
ところが食品に含まれているビオチンは元々少なく、なおかつたんぱく質と結合している状態なので、これを酵素によって分離しないと吸収できません。
この時に腸内の善玉菌の働きが必要なのです。
悪玉菌が優勢だと、ビオチンの生成に支障が出てしまいます。


そう、外からいくら良い栄養素を摂ろうとも、腸内細菌のバランスが悪ければ、無駄になってしまうことが多いのです!!


さてさて、じゃあどうするのよ!ってことで、この話題を引っ張りすぎてすみませんが、長くなってしまったので、続きは次回書きますね。






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Last updated  2015年02月19日 08時26分11秒

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