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アンチエイジングの鬼

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ブログ「アンチエイジングの鬼」もスタートしてから今年で9年。私もついに46歳へ。
細胞レベルできれいになりたい!ナチュラルなアンチエイジング法を日々探求中!
食事からコスメ、日々の過ごし方までトータルに、究極のエイジレスライフを楽しもう♪

注)情報は出来る限り厳選していますが、私に合う物が
すべての方に合うとは限りませんのでその点はご了承下さいませ。

管理人プロフィール
1968年生まれ 大阪出身 東京都在住
カイロプラクター 小学4年生の男の子の母親です。
ナチュラルカイロプラクティック院長
ナチュラルカイロプラクティック
国産オーガニックコスメ 株式会社AMRITARA代表
amritara
第4期 シードマイスター 卒業生



最新刊「やってはいけない老ける習慣」(オレンジページ刊)

鬼のレシピ本「極上のアンチエイジングレシピ」(主婦の友社)

「ナチュラルアンチエイジング きれいを保つ60の習慣」(二見書房)

Copyright 2005-2010 korrida All Rights Reserved.
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2015年01月28日
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みなさん、こんにちは。
またまたご無沙汰してしまいました。

まだまだ寒いですが、家の中で陽だまりにいると、日差しに春の気配を少しだけ感じます。
ほんのすこーしですけどね。

すっかりもやしっ子ですよ。
運動不足です。
昨日は新作コンシーラーのイメージ写真の撮影で一日スタジオにいたのですが、植物を使うのでエアコンを切っていたのでえらいこと寒くて、ずっとスクワットしていたため、ちょっとは下半身が鍛えられた気もします^_^;

一昨年のアン鬼8周年記念プレゼントで千件以上のご応募を頂き、大好評だった日本初の九州産オーガニックスイートアーモンドオイルですが、去年はもう少し多めに実がなり、めでたく商品化出来ることになりました!
とはいえ200本ちょっとという少ない数ですが。

このオイルは、搾り方が通常のアーモンドオイルと違います。
まず、種のまま1週間天日干しします。
それで種に含まれる水分を出来るだけ減らし、手作業で種を割って中の仁を取り出し、いっさい焙煎せずにそのままスクリュー式の圧搾機で加熱せずにジュースみたいに搾るのです。



で、このあとも薬剤を全然使いません。
そのままフタをして3日間静かに置いてその上澄みだけを、九州産の手漉きの和紙で濾過しただけという!
こんな手間暇かけた酵素と栄養素が即なわれないオーガニックアーモンドオイルは、なかなかないと思います。
サラサラで、あっというまに肌に吸い込まれていきます。

鹿児島の鹿北製油の和田社長が苗を植えて7年もの歳月をかけて無農薬で育て、やっとみなさまの元に夢の国産アーモンドオイルを届けることが出来る!ということで、ラベルには鹿北製油の特徴的な門と作務衣を着た和田社長を描きました。



で、そこから旅立っていくアーモンドオイルには、アーモンド姫の精が宿ってる気がするということで、こんなかわいいラベルになりました!



よく見ると、アーモンド姫の髪の毛はアーモンドで出来てるんですよ\(^o^)/
かわいいでしょ?

もう1つお知らせです。
「じつは危ない食べもの」などの名著で有名な、フードプロデューサーの南清貴さんと現代の食について対談させて頂きました。
日本の外食産業と長くお仕事をされてきた南さんならではのすごいお話も盛りだくさん。
ぜひ読んでみて下さい。

今、日本人の食生活はどうなっているのか?


さて、だいぶ時間が経過してしまいましたが、「抗菌剤と免疫の世界」の続きです。
いつのまにか、日本人の周辺にある製品は、ずいぶんと抗菌化が進んでいます。
トイレ系は90%以上が抗菌剤加工。掃除関係、キッチン周り、お風呂関係も、かなりのものが抗菌化しています。
その他カーペット、カーテン、壁のクロス、床材、赤ちゃん用品、文房具、そして靴下や肌着、車、キャッシュカード、ATM機、あげくは公園の砂場の砂まで!

抗菌グッズに使用されている化学物質は発がん性の疑いがあったり、皮膚アレルギーの原因になることもあります。
また、抗生物質と同じように抗菌剤耐性菌も出現しています。
すでに銀や薬用せっけん、薬用歯磨きに使用されている殺菌剤のトリクロサンなどで耐性菌が出ています。

この抗菌製品の主流は、ナノ銀。
ナノテクノロジーで銀などのミネラルのサイズをとても小さなものにしていく技術です。
化粧品のファンデーションや日焼け止めによく使われる酸化チタン、酸化亜鉛、シリカなどもナノ化された原料が多くなっています。


1ミリメートルの1000分の1が1マイクロメートル
1マイクロメートルの1000分の1が1ナノメートル
インフルエンザウイルスが80ナノメートルで、肌の細胞間が30~60ナノメートルくらい。
ところが、化粧品に使われるナノ粒子、抗菌剤のナノ銀なんかは、5ナノメートルとか、20ナノメートルとかになっています。



そう、ウイルスよりも小さく、1つ1つは目に見えません。
酸化チタンや酸化銀なんかは、活性酸素を発生する性質があるがゆえに、抗菌剤としても使われます。
物質を小さくすれば表面積が増えるので、この作用も大きくなり、超微粒子になればなるほど活性度が高まり、原子の結合や作用まで変わり、まるで違う世界になってしまうのです。

化粧品に使われる酸化チタンは結晶構造が違うので、工業用とは活性が違い毒性も低いですが、それでも100ナノメートル以下にナノ化すると、活性は高くなります。
でも白浮せずに高SPFを出せるので、業界では躊躇なく使われています。

私はかわり者なので、ナノ粒子も紫外線吸収剤も使わずに日焼け止めもファンデーションも作ります。
ナノ粒子使わなくてもファンデーションはSPF13PA+が出ましたし、コンシーラーなんか、まだ試験の途中経過ですが、ホホバオイルとココナッツオイルとミツロウで肌に隙間なく付く性状のおかげで、なんとSPF50、PA++++が出ています。
必要ないと思うんですよね、ナノ粒子。

ライス大学で2014年12月で発表された報告では、研究者らが、ナノ物質が水から植物の根に取り込まれ、さらに葉に移動し、次にその葉を食べた芋虫の体内に移動して蓄積するということが分かったようです。
ナノ粒子を含む葉を食べた芋虫は、ナノ粒子を含まない植物を与えられた芋虫に比べて体重が少なく、成長が遅いことを観察。
研究者は、ナノ粒子が細胞内に蓄積し、生物蓄積のリスクを及ぼすかもしれないことを示唆しているとしています。

特に、ナノ銀は環境への影響が大きいので、なんらかの規制を考えた方がいいと思うのですが、抗菌グッズがここまでビジネスになってくると難しそうです。
抗菌グッズ、抗菌ソックス以外にも、直接肌につけるデオドラント商品にも使われていますので自分で気を付けるしかなさそうです。

もう1つ、重要なことは抗菌グッズや清潔ブームによって、免疫力が落ちることです。
身の回りをどんどん抗菌化していっても、私たちが暮らすこの世界はそもそも菌だらけ。
私達の体には、皮膚に1兆個、口の中に100億個、腸内に600兆個~1000兆個も菌がいるそうです。
体だけではありません。
土壌1g中に微生物が数十億個以上います。


地球の重さの3分の1は菌などの微生物だと言われています。
私達の体重のうち、約2.5kg分は、なんと菌たちの体重です。



じゃあ、これらの菌たちはみんながみんな悪者なんでしょうか?
例えば皮膚にいる一兆個の菌たちは何をしてるんでしょう。
厚さ約2mmの真皮に約0.1mmほどの表皮が重なっているのが皮膚です。

私達の皮膚には1平方センチメートルあたり、なんと平均5000万個も常在菌がいます。
毛穴やしわの中には特に多くて、毛根1つに10万個の菌が生きています。
皮膚に住んでいる菌は表皮ブドウ球菌、アクネ菌、黄色ブドウ球菌、真菌、酵母菌など。
最近の研究では205種類くらいとも言われています。
エサは私たちが出す皮脂や汗や古い角質です。

健康的な皮膚に住む細菌の大部分を占めるのが表皮ブドウ球菌で、皮脂の中や毛穴の周辺にいて皮脂を食べて、弱酸性の脂肪酸に分解しています。
皮膚表面を弱酸性にしてくれることで、アルカリ性を好む黄色ブドウ球菌や真菌群が住みにくい環境を作ります。
黄色ブドウ球菌はいわゆる悪玉菌なので、少しいる分には問題ないのですが、増えるとかゆみや肌トラブル、とびひなどの炎症の原因になるのです。
マセチア真菌は増えすぎると脂漏性皮膚炎やフケの原因になったり、アトピーを悪化させます。

ニキビの原因になるアクネ菌だって、通常の量ではまったく問題ないどころか、皮膚を守る善玉菌です。
揚げ物や肉食過多、ホルモンバランス、ストレスなどで皮脂が過剰に増えてバランスが崩れた時がやっかいなだけなのです。

肌を保湿してくれているNMFも、皮膚のタンパク質を表皮ブドウ球菌が分解して、アミノ酸にすることで増やしています。
そう、表皮常在菌たちに守られることで、私たちは健康的な皮膚を保っていられるんです。
通常の石鹸洗顔でも、皮膚表面のほとんどの菌は流れ落ちてしまいますが、毛穴の中に残っている常在菌がすぐに増えはじめ、通常30分~2時間で元通りです。


ところがそこに、合成界面活性剤がやってくると、どんなに弱酸性の洗顔料でも、菌の餌である皮脂がなくなりすぎてしまい、なかなか増殖することが出来ません。


W洗顔や、一日何度も顔を洗ったりするのも良くありません。
乾燥してアルカリ性に傾いた皮膚では、バリア機能も落ち、トラブルを起こす悪玉菌たちが元気になってしまいます。

肌の乾燥もですが、バリア機能が落ちることが、肌のビューティーエイジングにとって、一番良くありません。

●肌表面からアレルギーや病気の原因になる異物が入りやすくなる。

●そのためかゆみや赤みが出やすく、肌荒れしやすい

●角質層にある約20%の水分が保てないので乾燥する

●乾燥するとシワが目立ったり、化粧のノリが悪く、表情ジワが目立つ

●バリアが薄いので、紫外線を真皮にまで通しやすい

●紫外線が真皮まで通る量が多いと、コラーゲンやエラスチンが破壊され消えないシワやたるみ、シミが増える。


強い洗顔料での洗いすぎも問題ですが、抗菌グッズの繊維を着用すると、やはり皮膚常在菌が弱り、顆粒球と言う白血球を増やし弱った菌の排除に取りかかると言います。
顆粒球のよくないところは、大量の活性酸素を出すところ。
これによりやはり皮膚を守る菌はいなくなり、かゆみや炎症が起きやすくなるようです。

さて、皮膚もそうですがもっと細菌だらけの場所があります。
それは腸の中です。
最近の研究では、なんと腸内に600兆個~1000兆個も菌がいるそうです。
重さは約1.5kgだそうですから、体の中の細菌はほとんどが腸にいることが分かります。


みなさん、毎日トイレで出す黄金のほとんどは何だと思っていますか?
実は80%は水分です。
水以外は何だと思いますか?
吸収出来なかった食べカス?

三分の一は、たしかに食べカスです。
そして三分の一が、実は3日に一度生まれ変わっている古い腸粘膜。
残る三分の一は?
実は腸内細菌なのです。


この腸内細菌については、次回書かせて頂きますね。






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Last updated  2015年01月29日 00時13分36秒

2015年01月13日
みなさん、こんにちは。

すっかり新年がスタートしていますね。
ごあいさつが遅くなりましたが、今年もどうぞよろしくお願いいたします!

私はお正月は、2日まで家族3人で温泉と初詣で静岡に滞在していました。
3日から、息子と二人で大阪の実家へ。
5日に戻り、雑誌の撮影が自宅でやるってことになって、そこからずっと大掃除。
大掃除は年末にやっておくものですね(~_~;)
カラー2ページで、私の自宅と畑での取材記事が載りますので、発売されたらまたブログに書きますね。
こういうのは初めてだったので、ちょっとドキドキです。

撮影では、ベースメークは全部私の手持ちのオーガニックコスメを使ってもらったんですが、その時、今開発中のコンシーラーも使ってもらいました。



3色あるんですが、一番濃い色がシミやニキビ跡用。
中間がクマ用で、一番明るいのがハイライトやくすみ用。
すごく使いやすい色だし、塗った箇所が乾燥しないと、メイクさんにも大好評でした!

もちろんノンナノで、ナチュラルコーティング。
オーガニック認証のホホバオイルがメインで、蜜ロウと植物の葉のロウで固形にし、柔らかさを出したくて無農薬のココナッツオイルに無農薬のアロエベラを漬け込んで作った、通称「アロエバター」も入れて、柔らかく塗りやすくしました。

シミや色素沈着などの、気になる部分に使うものなので、美白作用もあるといいなと。
だからメラニンの生成を抑える砂漠の朝鮮人参と言われるカンカエキスと愛媛県のわかめから抽出したポリフェノールと、カンディアの木から抽出したビサボロールと、レッドパームバージンオイルから抽出した8つの天然ビタミンEを入れました。

でも何よりも大事なのは油です。
コンシーラーって、実はほとんどが油!
油に酸化亜鉛(白)と酸化チタン(白)、酸化鉄(赤茶)入れて色を付けて、固めて出来ていますので、まずその油が何なのかが重要だと思うんです。

これは、ごく一般的なコンシーラーの成分です。

水添ポリデセン、ジメチコン、ミリスチン酸イソプロピル、パラフィン、カオリン、マイクロクリスタリンワックス、水添ポリイソブテン、メトキシケイヒ酸エチルヘキシル、セスキイソステアリン酸ソルビタン、メタクリル酸メチルクロスポリマー、(ジメチコン/ビニルジメチコン)クロスポリマー、トリメチルシロキシケイ酸、酢酸トコフェロール、リン酸アスコルビルMg,2-O-エチルアスコルビン酸、ヒアルロン酸Na、アルミナ、ケイ酸(Na/Mg),グリセリン、トコフェロール、ハイドロゲンジメチコン、トリエトキシカプリリルシラン、BHT、酸化スズ、酸化チタン、マイカ、酸化鉄、酸化亜鉛、硫酸Ba

まじまじと見てみると、こんな風に合成ポリマーとシリコーンオイル、合成油脂、鉱物油の固まりなわけなんですよ。
こういうものを、顔に、しかも気になる部分に塗るのって私は抵抗があります。

オーガニックコスメの場合は、これがシリコーンオイルではなくオーガニックの圧搾法の植物油になりますし、固めているのは葉っぱのロウ成分もしくは蜜ロウ、もしくは粘土になります。
この時点で、もう全然違う世界なんですよ。

ただ、オーガニックの植物油ならなんでもいいかと言いますと、それは違います。
日中顔につけるもの、しかもシミに塗るようなコスメに、酸化しやすいオイルを持ってくると、過酸化脂質が出来てしまって、新たなシミやトラブルの原因にもなりかねません。

私のコンシーラーにはオーガニックのホホバオイルをメインで使用しています。
アメリカやメキシコの砂漠地帯に育つ、常緑樹ホホバの種を搾った油です。



ホホバオイルの97%は油と言うよりワックスエステルというロウのような成分なので、酸化にはとても強い性質を持ちます。
ホホバオイルの酸化安定性は、285℃の繰り返し加熱や370℃の4日間連続加熱中という実験においても、ほとんど変わらない状態を保つほどです

常緑樹ホホバでのワックスエステルの働きは保湿、水分の調整です。
乾燥や太陽の直射日光などの厳しい環境下で自生するホホバが、水分の蒸発を防ぐために樹皮の表面をこのロウ類で覆っているのです。
ワックスエステルは深海魚に多く含まれていますが、植物において、これだけのワックスエステルを含んでいることは珍しいそうです。
角質にも30%くらい含まれている成分なので肌の水分維持能力を高めてくれます。

脂肪酸はほとんどがエイコセン酸、あとはわずかにエルシン酸、オレイン酸です。
人の肌や髪に含まれる17種類のアミノ酸、カロテノイド、ビタミンEを含有していて、ネイティブアメリカンの間では傷の治療や肌の乾燥防止、やけどや湿疹の治療など、万能薬として使用されてきたようです。

ココナッツオイルも飽和脂肪酸なので、酸化には非常に強く、なおかつ中鎖脂肪酸に黄色ブドウ球菌(増えすぎると肌トラブルの元)への優しい抗菌作用があるので、大変優れたスキンケアオイルです。
ココナッツオイルにアロエベラを浸けて出来たアロエバターは、トラブルに使える万能バームのようなものなので、このコンシーラーはホホバオイルとアロエバターと油に溶ける美白成分で出来た蜜ロウバームに、ノンナノのナチュラルコーティングの酸化亜鉛と酸化チタンと酸化鉄で色をつけただけのものと言えます。

数人のヘアメイクさんに意見を聞いて色を決めていったので、本当に絶妙な色になっています。
特にこのシミ用の色は、かなり優れものです。

なんとアナライザー(機械)検査では、ノンナノなのにSPF28 PA+++が出たんですよ!!
ノンナノなのに!!
人体検査はこれからなので、最終的にどのくらいの数値が出るかまだ分かりませんが楽しみ。
もう処方は、ほぼ決まったので4月には出せるかなー♪


さて、今日は免疫と抗菌グッズの話をしたいと思っています。
現在、日本では身の回りのさまざまなものが「抗菌化」されています。

民間の調査会社富士経済が97年に出している調査結果では、市場全体で抗菌加工製品が占める割合の高いものとして、便座、ケース付きトイレブラシ、トイレ用コーナーポケット、風呂こしかけ、手袋、洗濯機、食器用成城乾燥機、浄水器、キッチン用スポンジがありました。
トイレ系は90%前後、バス系も70%前後で、キッチン水回りも60%近く抗菌化しています。

キッチン周りはふきん、ボウル、包丁、プラスチックまな板なんかも30%くらいが抗菌性に。
家電では洗濯機(75%)以外では掃除機(69.1%)、冷蔵庫(58.7%)、加湿器(41.3%)の順に抗菌加工のものが多いようです。

他にもマスク、綿棒、電子体温計は60%前後が抗菌加工。
抗菌加工は繊維にもほどこせるため、肌着、下着まで!これはまだ15%でしたが。
次いでカーペット、靴下、ユニフォーム、カーテンの順だそうです。
そして哺乳瓶などの赤ちゃん用品、縄跳び、粘土、ぬいぐるみ、文房具。

家の壁のクロスや床材も22.5%が抗菌加工。自動車。
97年のデータなので、今はもっと増えているのかもしれません。
そのくらい「抗菌」と書いてあるもの、よく見かけますよね。


今や銀行のATM機やキャッシュカードまで抗菌化されているのです!!
公園の砂場の砂を抗菌砂に入れ替えたり、抗菌加工絵本まで発売されています。



こうした抗菌ブームは、80年代以降に始まったようです。
実用性で売れた商品が消費者に行きわたり物が売れなくなったことから、感覚的な「快適さ」をプラスアルファしていくような物を作るようになったからのようです。

そして匂いがないこと、清潔ブームが起こり、朝シャンが流行りました。
90年代に入ると、O157の流行があり、この流れに拍車をかけるようになりました。

しかし、衣類に使われたホルムアルデヒドが皮膚かぶれや炎症を引き起こしたり、抗菌衣類を身に着けて目や鼻に沁みて気分が悪くなる問題が起きたことから、抗菌製品の法律が整備されていき、これまでたくさんの化学物質が禁止となりました。
ただ、今も新しい化学物質が使われては禁止になり、また何かで代替えするという状況は起こっています。

抗菌剤には大きく分けて無機系、有機系、天然系があり、有害性は有機、無機、天然の順になっています。
一番有害性が高い有機系には界面活性剤系、アルデヒド系、エーテル系などがあります。
界面活性剤系は薬用せっけんにも使われています。

無機系の現在の主流は銀です。
銀の触媒作用で活性酸素が発生して、それが殺菌効果を持ちます。
使われている銀がナノ粒子になってきていることで、毒性が増しています。

もう1つが銅。ステンレスに銅を混ぜるのです。
ホテルや病院、食品関係によく使われているようです。
天然にはカテキンやヒノキチオールなどがあります。

現在は国は、抗菌製品に関しては業界の自主基準に任せているという状況です。
これには法的な義務がないですし、抗菌剤名も明記されていないものがほとんどなので、安心できる状況ではありません。


抗菌グッズの正体は、効果があるくらいだと危険性があるし、安全であれば効果がないという、非常に矛盾した世界観です。
菌に弱い病人や子供は、化学物質にも弱いということもポイントです。



抗菌グッズに使用されている化学物質は発がん性の疑いがあったり、皮膚アレルギーの原因になることもあります。
また、抗生物質と同じように抗菌剤耐性菌も出現しています。
こうなると、いたちごっこですし、菌が変異して強くなるばかりで怖いです。
すでに銀や薬用せっけん、薬用歯磨きに使用されている殺菌剤のトリクロサンなどで耐性菌が出ています。

もう1つ、重要なことは抗菌グッズや清潔ブームによって、免疫力が落ちることです。

身の回りをどんどん抗菌化していっても、私たちが暮らすこの世界はそもそも菌だらけ。
私達の体には、皮膚に1兆個、口の中に100億個、腸内に600兆個~1000兆個も菌がいるそうです。
体だけではありません。
土壌1g中に微生物が数十億個以上います。
地球の重さの3分の1は菌などの微生物だと言われるほどです。



長くなりましたので、この件は次回に続きます!!






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Last updated  2015年01月28日 23時49分12秒

2014年12月28日
みなさん、こんにちは。
いよいよ年の瀬も押し迫ってまいりましたね。

クリスマスの日に息子から、まさかの手作りカードをもらいました。
カードと自分で編んだカラフルなゴムのブレスレットをくれたんです。
感激でした(>_<)



小学4年生。乳製品なしで身長は144cmとにょきにょき伸びていますが、今のところまだまだ無邪気でお子ちゃまです。
でも、いつかは青年になっていくんだろうなぁ・・・・

ところで、もう1つ。
この年末びっくりしたことがあります。
私が商品開発した煮干し、あご、干し椎茸、天然羅臼昆布などのベクレルフリーの出汁シリーズが、26日発売の「anan」の巻頭カラーに1ページで紹介されていたんです。



嵐が表紙です。

まさかのananで出汁ですか!!\(◎o◎)/!
どうして、どうして?って感じですが、こうしたファッションビューティー系のいくつかの雑誌で、このフーズブランドが紹介されていて、本当に驚くばかりです。
プレス発表会は大好評だったので、手ごたえは感じていたのですが、多くの美容系編集者さん、ライターさん達に、日本の長期熟成の伝統調味料や出汁で有機ミネラルや天然のうまみを頂くことの大切さが伝わったんだなーって思うと本当に感激です。

さて、3回目のテロメアシリーズです。
しつこいようですが、復習から。
テロメアは染色体の端っこにあるDNA本体を守るキャップみたいなもの。
このテロメアが細胞分裂のたびに少しずつすり減っていくことで細胞は老化していきます。
テロメアが短くなると、たるみ、シワ、心臓病やがん、糖尿病、骨粗鬆症などになりやすいという研究が報告されています。

そのためテロメアの長さは細胞の老化具合の指標となるのです。
このテロメアの長さは、肥満や喫煙、運動不足などの生活習慣やストレス度合によって差が出ることが分かっています。

ところで、細胞の老化の指標であるテロメアが短いことと、「見た目が若く見える&老けて見える」ということには、はたして相関関係があるのでしょうか?

このことを調べた研究がありました。
南デンマーク大学の教授のカーレ・クリステンセン教授の2009年に「British Medical Journal誌電子版」に発表した研究です。

2001年に70歳以上の1826人の一卵性双生児の写真を20人の看護師、10人の若い男性、11人の中年の女性に見せて、見た目年齢を推測してもらいました。
そして7年後の2008年に、双子の生存状況を調べると、675人の方が死亡していたのですが、その死亡していた人のほとんどは、2001年の段階で、実年齢より老けて見られていた方々だったのです!!

興味深いのは、双子の間で見た目年齢の違いが大きほど、老けて見えたほうが、もう一方より早く死亡する確率が高かったこと。
更には、研究では被験者の染色体とテロメアの長さも調べています。


すると、実年齢より若く見えた人ほど、長いテロメアを持っていることが分かったそうです!!
年齢、性別、職業背景はこの結果に影響しませんでした。


うわーー\(◎o◎)/!これは大変な話ですよね。
見た目と細胞の老化がリンクしているだけでなく、寿命にまで関わっているとは!!

でも、一度短くなったテロメアって、もうどうしようもないのでしょうか?
ところが、そうではないことが、カルフォルニア大学サンフランシスコ校予防医学研究所所長のディーン オーニッシュ博士が、2013年に医学誌「ランセット オンコロジー」に発表した研究結果で分かりました。

http://www.thelancet.com/journals/lanonc/article/PIIS1470-2045%2813%2970366-8/abstract

オーニッシュ博士らは、危険性の低い前立腺がんと診断された男性35人を選び、2グループに分けました。
生活全体を見直してもらう群10名と、従来通りの生活をする群25名です。


さて、5年後どうなったと思いますか?
なんと生活全体を改善した群は、テロメアの長さが10%増加していたそうなんです!
それに対して従来通りの生活の群は、平均3%テロメアが縮小していたそうです。



テロメアは加齢と共にすり減っていくものなので、3%縮小はむしろ普通のなのかもしれません。
しかし、5年経っているのに、減るのではなく10%も増えたって!!!
これは、かなりの朗報ではないでしょうか?
しかも、ライフスタイルの変更を厳格に守っていた人は、より劇的にテロメアが長くなったということです!

改善した群では、ガンが進行していた人は5%。
従来通りの生活の群では、27%の方のガンが進行していたそうです。

さて、オーニッシュ博士が彼らにお薦めした生活スタイルは、はたしてどのようなものだったのでしょうか?

1、野菜、果物、ホールフードを食べる
果物と野菜、豆の摂取量を増やし、野菜なら葉から根まで、穀物は未精製で食べる。
植物ベースの食事にし、脂肪と精製炭水化物は少なめに。
これにより、GI値が低く抑えられることがポイントだそうです。

2、適度な運動をする
1回30分の運動(ウォーキング等)を週に6回行う。

3、ストレッチ、瞑想
ヨガをベースにした簡単なストレッチ、瞑想、呼吸法などを毎日1時間行う。

4、グループサポートを受ける
週一度、グループサポートへ参加。
仕事や生活での悩みや不安を相談できる相手を持つことが大切だそうです。


食事だけでなく、軽い運動や、瞑想、ストレスの解消が大事だということが、この内容を見ても分かりますね。
テロメアを語る上で、ストレスや心というのは、どうしても外せないものです。
テロメアは太りすぎや喫煙など、生活習慣でより多く擦り減っていくことが分かっていますが、ストレスが多い人のほうがテロメアが、よりすり減りやすいのです。

さらには、同じストレス環境にいても、そのことを「ストレスだ」と感じている人は、ストレスをあまり感じていない人に比べて約17年分もテロメアが短いと言う実験データがあります。


起きた出来事は変えられませんが、出来事そのものより、それを心がどう捉えるかによって老化のスピードが変わってしまうのです。


生きていればいろいろなことが起こりますから、物理的なことも含めて、ストレスはつきものです。
どんな人も、大なり小なり、きっとストレスを完全に避けることは出来ないと思います。

大事なのは、起きた出来事のとらえ方。
そのことがテロメアを守るためにも、活性酸素を過剰に発生させないためにも、心の健康のためにも大切なことだと思います。

私はストレスを感じた時は、修行のチャンスだなって思う事にしています。
筋トレと同じですね。少し負荷がかかったら、そのあとは筋肉は厚くなり力が強くなるので。
もちろん、怒りや悲しみを感じることもありますが、その感情に溺れないようにしています。
怒りを抱いている自分を客観視しようとしてみるだけで、ものごとの別の面が見えてきて、気持ちが落ち着く場合が多いです。


この時、ミネラルとオメガ3脂肪酸、トリプトファンを不足なく摂っていると、脳の神経細胞の連携が良いのでうまくいきます(笑)


トリプトファン補給は、マヤナッツコーヒーがおススメです。



そして変えられるのは自分だけだと考えています。
他人のせいにすると、ストレスや無力感を感じるばかりですが、起きる出来事はすべて自分が生み出していると考えれば、努力していくことが可能です。

もう1つは感謝という魔法ですね。
ないものを探さず、すでにあるものを当たり前だと思わず、出来るだけ感謝の気持ちを持つこと。
幸せとは、「起きる出来事そのもの」ではなく、「起きる出来事の中に幸せを感じ取れる心」のことだと私は思っています。

もう1つ重要なこと。
自分自身を振り返って、そして6年間の会社経営、更には16年間の施術院での施術経験でも感じるのですが、心のアンチエイジングにとってすごく大事なことの1つは「自己肯定感」だなと思っています。

自己肯定感とは、どういう自分であれこの地球に生かされている一つの大切な命としての自分を、欠点丸ごと愛するということかなと思います。
自己肯定感は、すべての愛の始まりだと感じています。
自分を大切にしていると、不思議と自己本位にはならず、自然に他者や地球環境も大切に感じるようになります。
これをちゃんと持っていると、基本的に心が安定しているので、ストレスを感じること自体も減っていくように思います。

このことに関連して、みなさんにぜひ見て頂きたい動画があります。
植松電機の植松努さんの動画です。

http://www.kaishakeiei.com/study/lifeinshort/

最近見て、あまりにも感動して、会社の全体会議でもスタッフ全員に見て頂きました。
たった20分なんですが、泣いている方が続出でした。

音声が出ないPCでブログを読んでいる方、音が出せない状況の方のために、文字起こしのサイトのURLも貼っておきます。

http://logmi.jp/25655

植松さんは、きっとすごくいろいろ悩まれ、苦しんで、なおかつそこを超えてこられたんで、真理を知ったのだと思います。
だから言葉に無駄がなく、シンプルで、でも本質なので全部心に沁みます。
その分かりやすさは、なんとうちの10歳の息子も引き込まれるほどでした。

人によって、そして時々によって、響く言葉もきっと違うと思いますが、みなさんにぜひぜひ観て頂けたらと思います。
これが実行出来たら、きっとかなりのストレスが消えてしまうのではないかと思います。
もしかしたらテロメアも、ビュンビュン伸びてしまうかもしれません(笑)


2014年も、このブログを読んで頂き、ありがとうございました。
ブログを通じてたくさんの方に出会えることがとても嬉しいです。
来年はいよいよ、まさかの10年目に突入。
そして本格的アンチエイジングが必要となる47歳へ。
細胞から、テロメアから、健康で美しくなれる方法の探求を、これからも続けていきます。

みなさま、よいお年をお迎えください!!






Last updated  2014年12月28日 12時31分14秒

2014年12月18日
みなさん、こんにちは。

急激に寒い毎日ですね。
雪がすごい地域もあるようです。

選挙が終わりましたが、あいかわらずのひどい投票率に、いつもしばらく脱力してしまいます。
選挙権のない国もあるのに、せっかく与えられた政治に参加する権利を、この国の半分の方が放棄しているなんて、とてももったいないことだなぁと思うのです。
ただ、やる必要性を感じにくい選挙を、こんなめちゃ寒い時期にされても、寒い地域の方などは積雪などで、なかなか難しい場合もあっただろうと思います。

しかし小選挙区制なので、投票率が低いと組織票を持つ大政党が有利になるので、本当の民意が反映されないまま、国の方針が決まっていってしまいます。
多くの方が政治に関心を持たないまま、いろいろ大切なことが勝手に決まっていくことは、とても怖いことだと思います。

私はたかが一票とは思いません。
一票は祈りです。それが1票以上の力を持ってエネルギーとなって広がります。
毎日の買い物などの小さな選択も含めて、何を選ぶかは世界を変える大きな力を持つと信じています。


さて、前回テロメアについてお話ししました。
今日はその続きです。
まずは復習から。

テロメアは染色体の端っこにあるDNA本体を守るキャップみたいなもの。



このテロメアが細胞分裂のたびに少しずつすり減っていくことで細胞は老化していきます。
テロメアが完全に擦り減った時が、細胞の寿命ではないかと言われています。
そのためテロメアの長さは細胞の老化具合の指標となるのです。

テロメアが短くなると、肌の弾力を維持するエラスチンというタンパク質の分泌がストップするので、たるみ、シワが気になり始めます。
健康面でも、心臓病やがん、糖尿病、骨粗鬆症などになりやすいという研究が報告されています。
このテロメアの長さは、肥満や喫煙、運動不足などの生活習慣やストレス度合によって差が出ることが分かっています。

前回は、新情報として以下のことをお伝えしました。
椅子に座っている時間が短い人ほど、テロメアが長いこと。
「心が平静で、今現在していることに集中力が高い」女性のほうが、「注意散漫で集中力に欠ける」女性よりテロメアが長いこと。
単独飼育されている鳥のヨウムは、同年齢のつがいで飼育されているヨウムに比べてテロメアが短いことです。

その他にもいろいろ興味深いデータがあります。
カリフォルニア大学で、糖尿病や心臓病の病歴をもたない5309人の20~65歳の米国人を対象にした米国健康・栄養調査のデータ(1999年~2002年)を分析した研究でわかったこと。


糖類を多く含む炭酸飲料を多く飲んでいる人ほど、
テロメアが短くなっていることが分かったそうです!



1日に227mLの糖類が多い炭酸飲料を飲んでいる人は、実際の年齢よりも1.9歳分も老化していることが分かり、飲む量が増えるごとにテロメアはより短くなり、567mL飲んでいる人では、なんと4.6歳分も短くなっていたようです。


最近、激寒なので風邪やインフルエンザが大流行りです。
この「風邪のひきやすさ」にも、テロメアが関係していると言ったら驚かれるでしょうか?

2013年に、アメリカのカーネギーメロン大学のSheldon Cohen博士らがJAMAに発表した研究です。
152人の健康な18~55歳のテロメアの長さを計測し、その後実験室で被験者の鼻に風邪の症状を引き起こすウィルスを点鼻液に含ませて塗布したそうです。
テロメアの長さと罹患状況を分析した結果・・・・・


テロメアの短い人は長い人に比べて風邪にかかりやすいことが分かりました!!


これは22歳までは関係なかったのですが、22歳以上で、なおかつ高齢になればなるほど、テロメアの長さが風邪のひきやすさに、あきらかに関連するようになったそうです。
テロメアの中でも、免疫に関連するCD8CD28-T細胞のテロメアが短くなっていることが影響しているそうです。
いやーー、、、風邪のひきやすさまでとは・・・・
テロメア、おそるべしですね。

このテロメアの短縮化を抑制するのに、ビタミンCが効果的だということも分かっています。
広島県立大学の三羽信比古教授らの共同研究グループは、細胞に吸収されて細胞内でビタミンCに変わる「Asc2P」というビタミンCの前駆体を開発し、培養した人間の血管内皮細胞に加えたところ、テロメアの短縮速度は遅くなり、老化スピードが約7割減速することがわかったそうです。
これは、細胞内でテロメアを傷つける活性酸素の量を、ビタミンCが約53%抑制するからだそうです。

実はビタミンDにもテロメアの短縮を予防する作用があります。
血中ビタミンD濃度が高い女性ほど、テロメアが長いと言う研究結果があります。
体に炎症反応が多いとテロメアが短縮しやすいのですが、ビタミンDには抗炎症作用があるので、結果的にテロメアを守るのではないかということです。


光老化を恐れて、紫外線を避けている我々には少々まずい話です。
顔は遮光でいいと思いますが、体は適度に太陽光を浴びて下さいね!
手のひらが、効率よいみたいですよ!



ビタミンDは魚介類にも多いですが、私は、今は出汁命なもので、ビタミンDが大変多いベクレルフリーの大分産原木干し椎茸を、更に15分ほど天日干しして、それで出汁とって、なおかつ刻んで味噌汁と共に、ほぼ毎日食べています。
干す時は、傘の裏側のヒダのほうを上に向けて下さいね。



余談ですが、最近赤ちゃんや子供にSPFの高い日焼け止めを塗って、紫外線を避けすぎることでビタミンD不足になり、現代版のくる病(骨の成長障害、骨端の変形、低身長など)が増えていると言う話を聞きました。
皮膚がんのリスクもゼロではありませんが、紫外線量がそう多くない日本では、お子様の場合、そこまで紫外線を気にしすぎる必要はないのではないかと思います。


さて、われらがオメガ3脂肪酸にもテロメアへの効果があることが分かっています。
オハイオ州立大学の研究で、約100人の健康な肥満の中高齢者に、4ヶ月間にわたってオメガ3脂肪酸のサプリメントを1.25g~2.5g服用してもらい、同様な別のグループに普段米国人が摂取しているタイプの油を飲んでもらったそうです。
4ヵ月後、オメガ3のサプリメントを服用したグループでは、別の油を服用したグループよりもテロメアが長いことが分かりました。
オメガ3脂肪酸の抗炎症能力にテロメアの長さを保つ作用があるのではないかと考えられているそうです。
他にもビタミンE、β-カロテン、B12、葉酸、亜鉛、アスタキサンチン、発酵食品、ポリフェノール、ウコンなんかも効果があるそうです。

もう1つ面白いのが「瞑想」です。
カナダのトムベイカー・ガンセンターで行われた研究です。
2年間乳がんを患った、平均年齢55歳のがん患者88人を3つのグループに分けて行われました。
瞑想とヨガとミーティングを組み合わせたグループと、瞑想と議論し合うミーティングを行うグループ、瞑想は行わずにストレス低減に関するワークショップに参加するグループです。


この中で、瞑想をしていないグループにいた人は、開始前よりテロメアが普通に短くなっていたそうですが、瞑想をしたグループにいた人は、テロメアが開始前と同じ長さだったというから驚きです。


家族に介護されている認知症患者40人を対象に行われた実験でも、瞑想の効果は絶大でした。
半数は瞑想を毎日短時間行い、半数はリラックスする音楽を1日12分間聴いたそうです。


8週間後、瞑想したグループはテロメア活性(テロメアの長さを調節する酵素)が、なんと43%も改善!
ところが音楽を聴いたグループは3.7%しか改善しませんでした。
しかも瞑想した群は、精神機能と認知機能が改善し、抑うつのレベルも低下したのです。




↑私の6年前に出したアンチエイジングの鬼プレミアムという本にも、5つの瞑想法を載せています。
15分の瞑想は、もはやライフワークですが、本当に頭がすっきりするし、日常生活での直観力や判断力も良くなるように思います。
代表的なものを1つ載せますね。

あるがまま瞑想

1、床にあぐらをかいて座るかイスに座って目を閉じる。手は膝の上に軽くのせておく。
2、ゆっくり鼻から吸ってゆっくり鼻から吐く腹式呼吸を始める。
3、基本的には呼吸に意識を集中します。呼吸に集中しきれなくてまわりの音が気になったら「音が気になっているな」と気づき、また呼吸に集中すればOK。
6、何か雑念が湧いても「おなかが減ったと思ったな」とただ気づきます。基本的には過去に起きたことや未来のことは考えず「今」に集中します。でも過去や未来を考えてしまったとしても自分を責めず「過去にとらわれているな」と気づいて、また呼吸に集中すればOK。批判したり、抵抗したりせず、ただあるがままに「今」を眺め、「今」を気づきます。
7、ゆっくりと目を開け、瞑想終了です。



さて、テロメアについて、実はまだまだ書き足りないことがありまして、次回に続きまーす!!


老化だけでなく、風邪のひきやすさにまで関わるテロメア。
ビタミンC、D、オメガ3、そして瞑想でテロメアの長さをキープ!!






Last updated  2014年12月18日 01時43分36秒

2014年12月05日
ID:ab3622

みなさん、こんにちは。

気が付くと12月ではないですか!
毎年言っていますが「はやっ」って感じです^_^;

今年はフーズの開発が大変すぎて、ブログの更新もですが書籍のほうもなかなか書けない状況で、やっとこれから執筆が始まります。
いろいろ面白い本も企画していますので、楽しみしていて下さいね!

今発売中の「ボディプラス」に、私やコスメの記事が出ています。



私自身の取材も含めて、数ページにわたってご紹介いただいています。
写真もすごくきれいで、見てるだけで癒される感じ。

昔、長期的に連載ページをやらせて頂いていたボディプラス。
あの頃はどっちかというと体を鍛える系な感じでしたが、今はこんな感じですっかりナチュラルオーガニック系な雑誌になっていて、私の友人たちにもファンが多いです。

もう1つ、最近感動したのは、あの平子理沙さんのブログに、私の作ったピンクのグロスが愛用品として紹介されていたこと!

http://ameblo.jp/risa-hirako/entry-11956905198.html

感激のあまり、雄たけびをあげてしまいました。
幻の北海道産無農薬のむらさき草の紫根でピンク色を出した、世にも珍しい幻のグロス。
がんばって作ってほんと良かった。

紫根の栽培は本当に難しいので、生産量が限られるため、今年分の紫根のグロスは、あとわずかでなくなってしまいます。
やっと来年製造分の紫根が最近採取できましたが、今からオイルで色を抽出するので、次回出来てくるのはは1月末くらいになりそうです。


もう1つのニュースとしては、今週、私のコスメのイメージモデルをやって下さっているUAさんが、うちの店に長男の虹郎くんと一緒に来て下さいました!



UAさんは、あいかわらず気さくで、でも神秘的で。
新しく展開された調味料系にも興味津々で、すごく喜んでいただけました。
今は、定期的に関東でもライブ活動をされていて、新しい音楽もいろいろクリエイティブされているようです。

虹郎君は、煮干しと刻み昆布と甘夏のクリームとかをお買いものしてくれました。
佐賀県産の脂肪が少ない小羽の美しい煮干しは、ストロンチウム90まで放射能検査されています。
買った煮干しを、おやつに豪快にパクパク食べてらっしゃる姿を見て、さすがはUAさんの息子だなと感心しました。

虹郎くんとは、数年前沖縄で一度会って以来だったのですが、去年映画デビューされて、今は東京で俳優生活を送ってらっしゃるようで、写真で分かるように、なんというか以前よりオーラがすごくて!

ピュアで、芯のあるまっすぐさ。
個性的な顔立ちなんだけど、ご覧のようにすっごい美形で!
存在感がすごくて、もうこれから絶対素敵な俳優さんになっていくんだろうと予感しました。
まだ映画は何も見れていないんですが、今度ぜひ見たいと思います。


さて、今日は久しぶりに「テロメア」について書きたいと思います。
テロメアは細胞の老化具合の指標となる部位です。
テロメアは染色体の端っこにあるDNA本体を守るキャップみたいなもの。



このテロメアが細胞分裂のたびに少しずつすり減っていくことで細胞は老化していきます。
テロメアが完全に擦り減った時が、細胞の寿命ではないかと言われています。
細胞分裂の時になんですり減るのかと言うと、細胞が生まれ変わるわけなので、DNAを複製(コピー)するじゃないですか。
この時、テロメアは端っこなので、他の部位よりうまいこと複製出来ないようなんです。
だから、コピーを繰り返すたびに、だんだん短くなります。


テロメアが短くなると、肌の弾力を維持するエラスチンというタンパク質の分泌がストップするので、たるみ、シワが気になり始めます。
健康面でも、心臓病やがん、糖尿病、骨粗鬆症などになりやすいという研究が報告されています。


ところがこのテロメア。
年齢によって一律に決まっているわけじゃないんです。
テロメアの長さは、生活習慣によって差が出るのです。

テロメアを短くすることが分かっている生活習慣

●肥満⇒肥満の人はそうでない人より約8年分テロメアが短い。

●喫煙⇒タバコを1日に1パック10年間吸っている人は、吸わない人にくらべて約2年分テロメアが短い。

●運動不足⇒運動していない人は、運動している人よりもテロメアが短い。


また、活性酸素を多く生み出すような生活習慣も、テロメアを短くすることが分かっています。
具体的に言えば、紫外線を長時間浴びる、過剰な飲酒、食品添加物の過剰摂取、野菜や果物の残留農薬、酸化した油の摂取、過剰な電磁波、薬の飲みすぎ、有害化学物質の経皮吸収、過剰な運動、食べ過ぎなどですね。


こういうことは、今までもよく書いてきていますが、これ以外にもテロメアを短くする原因がいろいろ研究されています。

●座って過ごす時間が短い人ほど、遺伝子のテロメアが長い

スウェーデン・カロリンスカ医学大学のマイ・リス・ヘレニウス教授率いる研究チームの最新の研究で「座って過ごす時間が短い人ほど、遺伝子のテロメアが長い」ことが分かったそうです。

60代後半の肥満気味で座っていることの多い49人の被験者を、6カ月間運動するグループとしないグループに分け、テロメアの長さを測定。
日記と歩数計による被験者の運動レベルと座っていた時間を記録。
この結果が面白いんですが、エクササイズ群は体脂肪とか血糖値とかは優位に改善いたものの、エクササイズレベルとテロメアの長さは全然関係なかったんです。
ところが、座っていた時間を基準に分析すると、あきらかに座っていた時間が短い人ほど、テロメアが長くなっていることが判明したそう。


運動時間を増やすことよりも、座っている時間を減らすことのほうが、テロメアの長さ的には有効なんですよ!


いやー、興味深いですよね。
デスクワークが多い現代人には、どうしろって言うの?って話ですが、デスクワークしてても、出来るだけ時々は立ち上がってみるだけでも良いようです。
電車の中では座らないとかね。

テロメアを語る上で、避けては通れないのが心の問題。
例えば、高度な社会的ストレスが多い人のテロメアが、そうでない人のテロメアより短いことが分かっていますが、心とテロメアに関連した研究結果が他にもあります。

それは孤独。
http://www.sciencenewsline.jp/articles/2014040423320007.html

ウィーン獣医科大でのヨウムという鳥での調査。
単独で飼育されているヨウムと、つがいで飼育されているヨウム(年齢は1~45歳)のテロメアの長さを比較した結果、もちろん年を取ったヨウムほどテロメアの長さが短くなっていることが判ったそうです。
ただ、同時に単独飼育されているヨウムは、同年齢のつがいで飼育されているヨウムに比べてテロメアの長さが短いことも判ったそうなんです。


社会的孤立もまた、テロメアを短くするのです。


もう1つ、心とテロメアに関する興味深い研究結果です。

米国・カリフォルニア大学サンフランシスコ校のElissa Epel博士らの2012年発表の研究。
博士らは、古来から心の平安を保つ僧侶などが長寿であることが多いことから、その逆の注意散漫で落ち着かず、不安が多い人は寿命が短いのではないかと仮定したそうです。

調査は239人の健康でストレスの程度が少なく、高学歴の中高年女性(50~65歳)を対象に実施。
女性たちの注意散漫度、集中力の度合い、心理的な苦悩程度と幸福度を調査すると同時に、細胞のテロメアの長さが測定されました。ストレスの要因を除外して分析。

その結果、「注意散漫で集中力に欠ける」と答えた女性のほうが、そうではない女性よりテロメアが短く、「心が平静で、今現在していることに集中力が高い」女性のほうが、テロメアが長いことが分かりました。


いやー!
心の平安。そして伴侶、もしくは友人、コミュニティーの大切さが分かりますね。



この「テロメア」について、他にもいろいろ新しい情報があり、あまりにも面白いので次回に続きます!







Last updated  2014年12月10日 01時17分25秒

2014年11月30日
カテゴリ:カテゴリ未分類
みなさま、こんにちは。

すっかり遅くなりましたが、アン鬼9周年記念プレゼントの当選者を発表いたします。

690人の方のご応募をいただきました!
ありがとうございました。

いつもどおり、うちの10歳になる息子にストップ!と声かけてしてもらうスタイルで、厳正なる抽選を行いました。


大分県中津江村 アムリターラ田んぼの自然栽培 はさ掛け ヒノヒカリ 玄米2kg 5名様

東京都 れいんぼう様

東京都 kamichiyo様

青森県 ぼんちゃん様

兵庫県 りんりん様

大阪府 とくとく様


無農薬無化学肥料 美膳雑穀 10名様

兵庫県 はんちゃん様

東京都 コヤマウジ様

大阪府 ジュンコロ様

東京都 ランス―様

兵庫県 ぽんさく様

愛知県 RUMI様

東京都 ぱらは様

鹿児島県 木もれ陽

徳島県 みんさん様

滋賀県 あき様

お米のほうは、もしかしたら12月半ばくらいになってしまうかもしれませんが、少しだけお時間を頂ければと思います。

雑穀の方は、1週間以内にはお送りできると思います!






美膳雑穀に入っている雑穀の種類
(ワイルドライス以外は熊本県産。ワイルドライスは北米産)

あわ
縄文時代から栽培されている日本最古の穀物です。
黄色い色はポリフェノール。たんぱく質、脂肪に富み、カルシウム・ビタミンE・亜鉛・銅・葉酸も玄米もより多いです。
ナイアシン・パントテン酸・マグネシウム・ビタミンB群・鉄分も豊富です。

ひえ
あわと並んで縄文時代から栽培されている日本古来の雑穀で、昔は味噌や醤油の原料に利用されていたそうです。
カリウムや亜鉛やパントテン酸、食物繊維は玄米や白米に比べて大変多く、マグネシウム・鉄分・亜鉛・カリウムも豊富。
トリプトファンが多く、セロトニンの原料になります。

きび
あわ・ひえ・稲よりあとに日本に伝わったとされています。
たんぱく質が多く、亜鉛や銅は玄米よりも多いです。
食物繊維・カルシウム・マグネシウム・カリウム・鉄分・ナイアシン・ビタミンB群も豊富で、コクや甘みがあります。

押し麦
ビールや麦みその原料でもある押し麦(大麦)。
玄米よりカルシウムが多く、食物繊維もたいへん豊富。
カリウム・鉄分も多く、弾力のあるおいしい食感です。

丸麦
縄文時代後期から弥生時代に伝来。
水溶性の食物繊維がたいへん豊富です。
カルシウム・カリウム・ビタミンB群も多く、イキイキした毎日を応援します。

はと麦
雑穀の中ではかなり大きい粒。江戸時代に中国から渡来。
タンパク質・脂肪・カルシウム・鉄分・ビタミンB1、B2・リノール酸などが多く、代謝をサポート。
漢方の名称はヨクイニン。美肌の友におすすめ!

たかきび
14世紀頃日本に伝来。食物繊維・マグネシウム・カリウム・ビタミンB1、B6が豊富で、ポリフェノールも含まれます。
たいへんコクがあるので、ひき肉の代用としてベジ料理でも活躍します。

緑米
古代米の一種で、薄い黄緑色をしています。
この色はクロロフィル(葉緑素)の色素ですが、色移りはほぼなく、炊飯すると透明感が出てきます。
カルシウム・マグネシウム・カリウム・鉄分・ビタミンB群が豊富です。

赤米
縄文時代から栽培されている古代米です。
野生稲の大部分が赤米であることから、日本のお米のルーツとされ、赤飯の起源はこの赤米だったと言われています。
赤い色はポリフェノールのカテキンの色素。混ぜて炊くと、ほんの少しピンク色になります。

もち玄米
もち米の玄米です。
栄養価はうるち米と差がないですが、アミロペクチンという水に溶けづらいでんぷんが多く、モチモチした粘性があります。

ワイルドライス
北米のネイティブアメリカンが数千年も前から大切にしてきたイネ科マコモ属の草の実で、祭り事や儀式には必ず供される聖なる穀物。黒くて細長い外見で、プチプチした食感でコクがあり、とってもおいしいです。
玄米よりもたんぱく質が豊富で、アミノ酸もより多く含まれていますが、脂肪は3分の1。ビタミンEと葉酸は玄米より多く、食物繊維をはじめ、ビタミB群・マグネシウム・亜鉛・鉄分が豊富です。



これからもアンチエイジングの鬼をどうぞよろしくお願いします!







楽天SocialNewsに投稿!

Last updated  2014年11月30日 14時52分40秒

2014年11月19日
みなさん、こんにちは。

9周年記念プレゼントに、たくさんのご応募ありがとうございました!!

メッセージを読ませていただくと、体と肌が健康になったと言うメッセージを書いて下さる方が多く、7、8年読んで下さっている方などは、完全に体質改善して、人生自体が変わっていったという方もいらっしゃいました。

こうしてたくさんの方とブログを通じて出会えていることに感動します!

いつもどおり10歳のうちの息子に協力してもらいながら、厳正なる抽選をして、当選者を号外で発表させて頂きますね。

さて、庭の畑便り。
案の定、種が落ちて自生した大根が、あまりにも元気です↓



ぼちぼち間引かないとね。

他はネギとニラとキャベツは調子いいです。
レタスは、全然だめです。
横浜でプランターでやってた時の方がよっぽどいけたので、結局土がダメなんでしょうね。
めげずに、また出直します・・・・
しばらく、小麦植えて土壌改良かな。

さて、食品のほうの展開なのですが、やっとイメージビジュアルやサイトの公開までたどり着きました。



これだけオリジナルラベルの食品があると、やっぱりちゃんとブランド名を付けて、統一したデザインのラベルを作った方がいいってことになって。
ただ、難しかったのはコスメブランドが出す食品なので、コスメのデザインとのバランスが良くないといけないんですが、おしゃれな感じにしすぎると、本当に素晴らしい伝統製法で造られている本物なので、それはそれであんまり合いません。

デザイナーと、ああでもないこうでもないと、いろいろと模索して。
実際の食材を、陶芸家さんの素敵な器にのせて撮影して、それを白ベースのラベルに配置しようということになりました。
やっぱり本物の食材には本物が似合うんですよね!



スタッフの旦那様が陶芸家だったので、その方やお仲間の方の作品を貸して頂き、会社の中でみんなで盛り付けて、片隅にセットを組んで撮影しました。





梅干しとか煮干しとか、私もいろいろと盛り付けました。




↓仕上がりはこんな感じ。


やっぱり器が良いと違うんですよね~
上品で、すっきりして、でもおいしそうなラベルになったと思います!

メインで使わせて頂いた陶芸家 志村和晃さんのサイトです。
http://simpottery.exblog.jp/

発酵調味料のすばらしい食文化を誇る日本ですが、現在その作られ方が「速成醸造法」(速醸)というお手軽なものに変わってきていることが気になっています。

例えば味噌にしても、じっくり長期熟成させるのが当たり前だったのに、加温して数週間~2、3ヶ月程度の速醸で作られるものが増えています。
速醸ではコク、香り、旨みがないので、化学調味料や添加物などを足してごまかす必要が出てくるわけです。

お醤油では、大豆油の搾りかすから作られるものも「本醸造」と呼んでいいことになっています。
この搾りかすのほとんどが、海外から輸入された遺伝子組み換え大豆で、タンクで4~6か月くらいの短期熟成法で作られています。
それだけならまだしも、この大豆の搾りかすを劇薬の塩酸で分解して、アミノ酸液にして、化学調味料や、ブドウ糖果糖液糖を加え、数日で作るようなお醤油も増えました。

お酢でも、アルコール添加の米酢をはじめ、玄米を精米せずに発酵させて1年以上熟成させるのが当たり前だった黒酢の世界でまでも、麹菌を入りやすくするために、9~7分づきに精米してしまう蔵が増え、24~48時間という短時間で作り、カラメル色素で色付けするものも「黒酢」と呼んでいいということになってしまいました。

なんでもファストにする波は、こうした熟成発酵調味料の世界をも席巻しようとしています。
そんな中、無農薬原料で長期熟成を続ける少数派の生産者を、盛り上げていきたいし、真のおいしさ、深さ、うま味をもっと多くの方に味わってもらたいと願っています。

さて、食品のほうがやっと一段落しましたが、コスメの開発もいろいろやっています。
去年から取り組んでいる、低温減圧蒸留で作る「生体水」というものに、今かなり心を奪われています。

山の上など、標高が高く気圧が低い場所でお湯を沸かすと、通常より低い温度で沸騰します。
この原理を利用して植物を入れた蒸留器の中の空気を抜いて真空状態にすると、わずか35℃でも水分が水蒸気になります。
この水蒸気を冷却すると「特別な水」が採取できます。
その水とは、その植物を活かしていた生体水です。

通常の水蒸気蒸留方法では、外から入れた水を100℃以上に加熱して沸騰させて、その水蒸気で植物を蒸して、植物の成分を含んだ蒸気を冷却させて蒸留水と精油を採取しますが、減圧蒸留法では、一切水を使用しません。

では減圧蒸留法で出現する水蒸気の、元の「水分」は何かと言うと、それは植物の中の水です。
細胞内液と細胞外液、要するにその植物を育んできた活きた水そのものなのです。
外から水を加えていないので、採取出来た蒸留水は、すべて植物の中からやってきたことになります。


生体水は35℃までしか加熱していないので酵素も壊れず、植物の中に存在していた固形物以外のものは、香りの成分すらほとんどすべてが取りこまれます。
一般的な水蒸気蒸留法の蒸留水も香りがしますが、蒸留生体水の香り高さは桁違いです。

キャベツを減圧蒸留して取り出したキャベツの蒸留生体水がありました。
土の上にちぎったキャベツを数枚置き、そこに霧吹きでキャベツの生体水を吹きかけるという実験を、製造所で行っていました。
数日後、このキャベツから直接根が生えてきた写真がこちらです。



通常なかなかあり得ないことですが、キャベツを育んでいた成分がそのまま含まれている活きた生体水だから起こった出来事なのかもしれません。

この方法で取り出した蒸留生体水は表面張力がとても低いことも特徴でした。
水滴が丸くなる力を表面張力と言い、丸くなる力が強いことを表面張力が高いと言います。
分子の運動が活発になると表面張力が低くなるのですが、こういう水は活性が高く浸透が良いという特徴があります。蒸留生体水は表面張力がとても低いのです。

例えば洗い物をする時、冷たい水よりお湯で洗う方が汚れがよく落ちますが、これは温度が高くなると水の表面張力が低くなり、活性とエネルギーが高くなるからです。
水の表面張力は20℃で72.75dyn/cmで、60℃で66.18 dyn/cm、100℃で 58.85 dyn/cmと温度が上がるごとに低くなり活性が高まります。


↑これが、普通の水の表面張力です。
常温(20℃)で平均して72dyn/cmくらい。
ぽとんと落とすと、水滴は丸くなります。

蒸留生体水は常温(20℃)なのに平均して60 dyn/cmくらいの表面張力で、大変活性とエネルギーが高いことが特徴です。
この方法で、季節のオーガニックの国産果物から生体水を作ると言うことを、去年1年間やってきたのですが、並行していろいろな植物から蒸留生体水を取り出す中で、不思議なことが分かってきました。


それは「花」から取り出した生体水の表面張力が、他の部位の生体水よりも低いということです。
その中でもダントツに表面張力が低いものがありました。
それが北海道に咲く「ハマナス」のバラの花の生体水だったのです。





ハマナスの蒸留生体水の表面張力は常温(20度)でも、なんと44.6dyn/cm。
これは100℃のお湯より表面張力が低いということになります。

ただの水の常温での表面張力は72.8 dyn/cmなので、同じ常温にも関わらず44.6dyn/cmというのは、ものすごく活性とエネルギーが高いことは間違いありません。
100℃のお湯を肌につけることなど出来ませんが、ハマナスの生体水であれば、常温でありながらそれ以上のエネルギーのものを肌にまとうことが出来るというわけです。



↑画像左が水、右がハマナスの蒸留生体水。どちらも20℃。
同じ分量ですが、見た目にもこんなに表面張力が違うんです。

お花は全部低いのですが、ハマナスの他には北海道の山桜の生体水も、表面張力がすごく低いのです。
理由は分からないのですが、花というものは、その植物にとってやっぱり特別のものなのではないかと思います。
そして、その花の高いエネルギーを肌にまとうことは、女性にとってとても良いことだと感じています。



↑これがハマナスの花です。
ハマナスは北日本に咲くバラの原種で、6月になると香り高い見事な花を咲かせます。
実は梨のような味がしてそのまま食べられます。

花にも実にもビタミンCやポリフェノールがとても多く、ハマナスの小さな実たった1つにレモンの約17個分のビタミンCが含まれています。
古くからアイヌ民族は、ハマナスの花のお茶をビタミンC補給として常飲していたようです。

このハマナスの花を、今、北海道の製造所の畑でオーガニックで育てていて、6月に1つ1つ手作業で朝摘みして、生体水を取り出しています。



ハマナスの蒸留生体水には、このハマナスに含まれる固形物以外の成分と香りが取りこまれているので、うっとりするような良い香りがします。

ハマナスの花にはビタミンCやポリフェノールの一種であるタンニンが豊富に含まれているので、抗酸化作用のほか、コラーゲンの合成をうながし、ハリを高める働きや、トーンアップ効果、毛穴を引き締める作用などもあります。
また、ハマナスの香りに多いゲラニオールには、女性のホルモンバランスを整える作用があります。



↑これが山桜。
北海道に自生するエゾヤマザクラという桜で、アイヌ語で「カリンパ二」とも呼ばれ、花色の赤みが濃くて美しい花を咲かせます。
北海道に育つ野生の桜なので、寒さに打ち勝てる強さを持ちます。
桜の花から抽出したエキスには、肌で起こる糖化を防ぐ働きがあるとされ、これにより弾力のあるハリ肌を保つようです。
これも、すごく良い香りなんですよね。

ハマナスの生体水や山桜の生体水を使ったコスメを作りたくて、ずっと開発を続けていましたが、まもなく完成形に近づきそうです。


表面張力の低い、エネルギーの高い水。
お花の持つ力って、やっぱり特別!!





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Last updated  2014年11月20日 00時02分59秒

2014年11月05日
みなさん、こんにちは。
いい季節ですね。

先週日曜日、大分県中津江村に稲刈りに行ってきました!



↑春にみんなで田植えした田んぼが、稔りの秋を迎えていました。
なにげに誰かが写した写真に、こんな紫のオーラのような光が写っていてすごくきれい!
降水確率50%だったのに、一瞬の夕立くらいですんで、山の神様にも祝福されている感じがしました。



↑黄金の稲穂。
たわわに実っています。
これを見るのが楽しみで、お米作りってやっぱり癖になる~\(^o^)/



↑4歳から稲刈りをやっているうちの息子も、慣れた感じで草刈鎌でざっくり。



↑刈った稲を6束くらい重ねて、麻ひもで縛ります。



↑竹や木を組んで、そこに稲束を干していきます。
今では機械乾燥が主流で、こうした刈った稲を天日干しで乾燥させる「はさ掛け」をする田んぼはあまりないようです。
はさ掛けは太陽の光や自然の風でゆっくり乾燥するので、茎や葉の養分を米が吸収して追熟されるので、お米本来の旨みが増すと言われています。

機械乾燥も低温でじっくり行えば大丈夫ですが、昔ながらのはさ掛け米は、やはり格別の味になります。
大変な作業だけど、みんなでやると楽しい!
毎年続けていきたいなって思っています。



稲刈りの翌日は熊本県菊池市に移動。
菊池で講演会を依頼されまして、稲刈り翌日で少々ハードでしたが1時間半ほどお話しさせて頂きました。
テーマは、「菊池でビューティーエイジングツアーのご提案」というものでした。

自然農が盛り上がっているし、菊池渓谷や美肌の湯の温泉など、美容と健康に良いものが満載の菊池で、ビューティーエイジングなお料理を食べて、体の中らきれいに!ということで、レシピの考案を頼まれました。
そのお料理のテーマとか主旨とかを説明したあと、実際そのお料理をホテルの厨房で作って頂いて、みんなで食べるという講演会だったんです。

お料理を食べていただきながらの講演会は、先日のプレス発表会でもあったので2度目なのですが、今回はレシピを提案して、作るのが菊池のホテルのシェフっていうところが、初でしたのでドッキドキの経験でした。



↑野菜を全部地元産のオーガニックにしてほしいという私のお願いを聞いて頂きまして、99%熊本産オーガニック野菜を使って下さいました。
有機溶剤の油を使わないでほしいとか、砂糖や化学調味料やダシの素を使わないでほしいとか、いろいろな鬼的なリクエストに全部応じていただいたことに感謝!!

全部で10品のメニューがあるのですが、すべてに10大エイジングテーマを解決する栄養素を入れ込むというメニューにしてみました。
自然環境豊かな菊池で、胃腸を休める意味もあり、今回は肉やお魚はなし。
その代わりタンパク質としては高野豆腐やお豆腐や山芋を使い、出汁やしらす以外はベジにしてあります。

【食前ドリンク】「抗酸化」ミント玄米茶と柚子ジュレの冷たいドリンク
【前菜A】「抗糖化」生野菜サラダ 黒酢生姜ドレッシング
【前菜B】「美腸」ごぼうの白和え
【前菜C】「シミ・光老化防止」トマトとキウィのカルパッチョ 玄米甘酒とバルサミコとオリーブオイルのソース
【前菜D】「乾燥肌改善」こんにゃくと根菜の煮物
【メインA】「シワ撃退・ハリ回復」高野豆腐の詰め煮
【メインB】「免疫強化」もっちり山芋しんじょ揚げ にんにく醤油
【ご飯】「くすみ撃退」ひじきと梅しらすの釜飯
【汁】「つやつや髪」豆腐とあおさとオクラの味噌汁
【デザート】「デトックス」玄米コーヒーティラミス


お醤油となたね油と黒酢と海苔と練り梅と塩とアガベシロップ、亜麻仁油、玄米珈琲に関しては、私推薦のものを使って頂きました。
シェフの方は亜麻仁油とか香り高いなたね油とか、アガベシロップとか、玄米珈琲とかを調理に使ったことが初めてだということで、相当戸惑われたようですが、多くの方が「おいしい!」と感嘆して下さるほど評判が良かったです。
対応して頂いて、本当にありがとうございます(T_T)



↑こちらが玄米珈琲ティラミス。
コーヒーの代わりに玄米を焙煎した玄米珈琲を使うほか、乳製品をいっさい使わずお豆腐やもち麩を使うというものでしたが、味は意外とティラミスなので、みなさんに大好評でした。

このお料理を食べるツアーは、なんと実際これから菊池で行われるようです。
びっくり!
詳細が決まったら、また書きますね!

今回の講演会で話した、素材や味付けの基準は下記です。

素材、味付けのご提案

●出来るだけ地元の無農薬のお野菜やフルーツを使用
●お米は白米でなく7分づき米に
●化学調味料、添加物のある調味料、ダシの素、精製塩を使用しない。
●白砂糖や白砂糖の入ったソースを使用しない。
●みりんは添加物のない本みりんで、お醤油は有機丸大豆の本醸造
●油は有機溶剤の油ではなく、栄養価高い圧搾法の油
●日本のスーパーフードとも言える発酵調味料をふんだんに使う


さらに、以下のような話もしました。
鬼生活のまとめですね。

ビューティーエイジングに良い食べ方のご提案

●活性酸素を発生させる残留農薬のあるお野菜や果物ではなく、新鮮で栄養価高い無農薬の食材を出来る限りいただく
●体内酵素を温存するためにも糖化を防ぐためにも、生野菜から食べ、炭水化物を出来るだけ最後の方に持ってくる
●毎日350g以上野菜とフルーツを食べ、出来れば野菜の半分は生野菜にすること。
●腸のために、水溶性と不溶性の食物繊維の多い野菜を毎日30g以上食べる。ゴボウ、かぼちゃ、海藻など。
●腸内の悪玉菌は高たんぱく、高脂肪が大好き!動物性たんぱく質を食べ過ぎないこと。その代わり豆など植物性たんぱく質などで不足しないようにする。
●悪玉菌の好物で、糖化の元凶である白砂糖を使ったお菓子類と、油の多いお菓子類を食べない。
お菓子の甘みは蜂蜜、アガベシロップなどで代替。料理にはみりんを使う。
●油は細胞膜とホルモンの原料なので質に気を付ける。加熱料理には、加熱に強いオメガ9系の油(なたね油、アボカドオイル等)やココナッツオイル等を使い、ドレッシングには加熱に弱いオメガ3系(亜麻仁油、チアシード油)を取り入れる。
●酸化した油もの料理に注意する。同じ油を何度も使わない。トランス脂肪酸を摂らない。
●ミネラルが不足すると酵素の働きも、代謝も、心の状態も悪くなる。煮干し、昆布、焼きあごなどでしっかりダシを摂る。
●乳製品をとらない。


そんなに難しいことではないので、気になることがありましたら、良かったらぜひ取り入れてみて下さい!

さて、この11月16日で、アンチエイジングの鬼も、いよいよ9周年を迎えます。
イベントなどに来て下さった方とお話しすると、本当に長く読んで下さってる方がいて、涙が出そうになります。
もちろん、つい最近検索でたまたま知ってから読んでいるとおっしゃる方もいます。

読んで下さる方がいるから、9年も続けてこれたのだと思います。
本当にありがとうございます。

毎年この時期になると、読んで下さっている皆様への感謝の気持ちを込めて記念プレゼントを開催しているのですが、今年もやらせて頂こうと思います。

今年は大分県中津江村で現在掛け干ししている、私が日曜に稲刈りしたばかりの自然栽培米「ヒノヒカリ」2kgを、抽選で5名様にプレゼントさせて頂きます!
標高の高い棚田で、山の湧水で育った、無農薬無肥料のお米です。
ぜひ、食べてみて下さい!

また、抽選に外れてしまった方の中から、10名様に「美膳雑穀」という私が提案した11穀の雑穀ブレンドを差し上げます。



すべて熊本産の無農薬無化学肥料で育ったあわ・きび・ひえ・押し麦・丸麦・はと麦・たかきび・緑米・赤米・もち玄米の十穀に、北米のネイティブアメリカンが、数千年も前から大切にしてきたイネ科マコモ属の草の実の「ワイルドライス」を入れた、合計11穀です。

ワイルドライスはネイティブアメリカンの「アニシナベ族」の居住区リーチ・レイクの広大な自然の中に自生しているものを、アニシナベ族の方自身がカヌーに乗り、1穂1穂手摘みしている伝統食。
玄米よりもたんぱく質、ビタミンEと葉酸が豊富で、食物繊維をはじめ、ビタミンB群 、マグネシウム、亜鉛、鉄分が豊富で、すごく注目しているパワーフードです。
お米に入れると、食感も良くてはまります。


(たくさんのご応募ありがとうございました!!)



来年はいよいよ10年目。これからもマイペースで、ナチュラルアンチエイジング研究を頑張ります。
おいしいものを食べて、ビューティーエイジングしましょう!!!






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Last updated  2014年11月19日 00時19分56秒

2014年10月21日
みなさん、こんにちは。
すっかり更新が遅くなってしまいごめんなさい!

こんなに忙しいのにはわけがあり、先日からちょいちょいブログでも報告していますが、この11月下旬から、無農薬の原材料を使用した長期熟成の調味料、生醤油や玄米黒酢、そして自然栽培米、自然栽培味噌、オリジナル仕様の圧搾なたね油、雑穀ブレンド、オリジナルの塩、無酸処理海苔、古来種の梅干し、ごま、汚染のない煮干し、あご、天然昆布、天然わかめ、原木乾しいたけとか、そういう日本の伝統食材をオリジナルラベルで展開することになったんです。

日本全国を旅してまわり、見つけた本物食品や、オリジナル原料で仕込んで頂いた逸品ばかり勢ぞろい55品目。
けっこうな品数になってきたので、新たにブランド名を付けようということになり、ラベルデザインとか、撮影とか、紹介ページの原稿とか、数が数だけに、ものすごく時間がかかってしまいました。

いやーーーすさまじかったです\(◎o◎)/!
でも、ようやく一段落つけそうな感じです。

先週は、そのお披露目のプレス発表会が青山でありまして、200名以上のプレス関係の方に来て頂きました。






↑コスメを愛用して下さっている女優さんやモデルさんも足を運んで下さいました。
みなさん、食も大切にされているので、すごく喜んでいただけました。

大変でしたが、こうしてお披露目出来る日が来るなんて夢のようです。
今回、一番時間がかかったのが自然栽培米の展開なんです。
九州に自社農園がある関係で、よく九州に行くようになって、熊本の自然農の農家さん数人と知り合いになり、こういう素晴らしいお米を、縁ある方々にもお届けしたいなって強く思ったんです。

野山に自然に生えている植物たちは、農薬や肥料などなくても病気になることは少なく、虫が過剰に発生することもなく、毎年花を咲かせ、実をつけます。
自然栽培とは、自然の営みに寄り添い、肥料や農薬に頼らず、主に自生に近い環境で農作物を栽培する方法です。
肥料・堆肥を投入しませんので作物は養分を求めてグングン根を張ります。
根が張ることで、植物の生命力は非常に強くなり、過剰肥料の臭いに寄ってくる虫も少ないので、農薬などの必要性がなくなり、台風等の被害にも強く、野生植物のたくましさを備え、味もとてもおいしいのです。

いろいろな田んぼを訪ねて、本当に水がきれいだなというところのお米を選びました。
無農薬で無肥料で自然栽培であることはもちろん、生活排水がいっさい流れてこない棚田の一番上とか、ゲンジボタルが飛び交う美しい一つ目水源を水源としている田んぼとか、川の一番上流などの田んぼです。

今回、6人の農家さんと契約させていただくことが出来ました。
九州なのでヒノヒカリという品種のお米が多いですが、旭一号、亀の尾、イセヒカリ、ササニシキなどの日本人が古くから食べてきた原種に近いお米も揃えました。

ヒノヒカリは「コシヒカリ」と「黄金晴」の交配で生まれたお米で、味のバランスが良く、炊きたてでも冷えてもおいしく頂くことができるお米です。

ササニシキは、現在なかなか見かけない品種となってしまいましたが、あっさりした食感と甘味が特徴で、昔の日本人が食べてきたおかずの味を引き立たたせる飽きのこない品種です。
口に含んだ瞬間にはらりとほぐれる柔らかな食感、そして噛む程に旨みが増す澄んだ味わいは大きな魅力です。

旭一号は100年以上の歴史を誇る幻の品種で、粒が大きく食味の非常に良い品種です。
すごくおいしいのに稲が倒れやすいために、倒伏に強いお米へと生産が移ったことから、幻のお米となってしまったと言われています。

亀の尾は明治時代、山形県の研究心に富んだ篤農家・育種家である阿部亀治によって在来種から選ばれ、育成された日本の傑作イネ品種であり、現代米のルーツです。
西の「旭一号」、東の「亀の尾」という言葉があるそうで、現存する日本の代表的な美味しいお米のルーツをたどるとこの2品種に行き着くといわれます。

イセヒカリは伊勢神宮の神田にて発見された、大変希少なお米です。
透き通った粒の立つ甘みのあるおいしいお米です。



なおかつ、大変ですが天日掛け干し米がやっぱり最高なので、2人の農家さんに天日干しをやって頂きました。
太陽の光でゆっくり乾燥し、逆さにすることで米に栄養が集まるので、とびきり美味しいお米となります。



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kome2

今回、あつかわせて頂く農家さんの中に、富田さんという方がいます。
無農薬8年目の方です。
除草剤や殺虫剤、化学肥料をやめた後もお米の収量は変わらず、とてもおいしいお米が出来たそうですが、ただ1つあった大きな変化について話をして下さいました。


「ホタルが戻ってきたんですよ。除草剤や殺虫剤をやめたことで、ホタルが食べる「こひな」という虫が増えたんです。
「こひな」を食べてホタルは成虫になるんですね。自然界というのは、すべて繋がっているんですよ。
毎年6月になると、小木川沿いがホタルだらけで、まるで天の川みたいです!」



今では子供の頃いた日本タニシも見かけるようになったそうです。

水田で農薬をやめることは、本当に環境に影響が大きいと思います。
こうした農家さんが、もっと増えてほしいです。
私達がおいしく食べることで、盛り上げていきたいなと思います。





↑うちの中津江村の田んぼも大豊作!
来週稲刈りです。
またみんなで天日干ししまーす!


↑こちら何だと思いますか?
なんと幻の「日本むらさき草」なんです。
現在、絶滅危惧種とされるほど、日本ではほとんど見かけなくなっています。
今、福岡のうちの農園ですくすくと育っているんですよ!


↑ものすごく栽培が難しいのですが、西日があたらないように半分遮光して育ててくれています。
この作戦がうまくいき、こんなに伸びて、花を咲かせているんです。

このまま順調に育てば、ピンクのグロスの色付けの原料と出来ます。
今現在も、北海道産の無農薬むらさき草を使用しているのですが、来年には自社農園の原料も出来そうです。
紫根はお肌にもすごく良いので、これを入れた敏感肌用クリームも試作しています。


無農薬で、昔ながらの方法で丁寧に、愛情込めて作られた伝統食材は
まさに日本のスーパーフードです!






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Last updated  2014年10月21日 16時43分53秒

2014年10月08日
みなさん、こんにちは。

前編から時間が経過して、更新が遅くなってしまってごめんなさい。
そうこうしているうちに、かなり秋の気配。
本当にお肌も衣替えしてきましたね。

お知らせなんですが、今発売している雑誌「sweet」の巻頭のニュースページに
なぜだか私のコスメブランドが1ページ全部で紹介されていて!
びっくりしました。RAWチョコレートや瀧の酵母まで!



sweetに?なぜだ?\(◎o◎)/!
びっくり感激です。
よかったら読んでみて下さい!




さっそくですが、前回の続きです。
肌が乾燥しているということは、お肌を異物の侵入から守ったり、ある程度紫外線をブロックしてくれている「お肌のバリア」が薄くなっていることを示しています。
こうなると、ちょっとしたことでかゆみや赤みが出たり、化粧かぶれを起こしやすくなったり、いつもの化粧品が急に合わなくなることもあります。

また、冬は紫外線の量は減りますが、減るだけでなくなるわけではありませんし、秋の紫外線量は春とほぼ変わりません。
特にUV-Aはピーク時の2分の1以上の量が常に降り注いでいます。
肌のバリアである皮脂膜や角質層には、紫外線をある程度程度吸収したり、ブロックする働きがあるのですが、バリアが薄いと、日常的な紫外線ダメージにも弱くなります。
実は私は、これが一番アンチエイジング的に怖いと思っています。

肌のバリアを守り、強化する。
そのために、顔を洗いすぎない、出来れば合成界面活性剤を使わない、そして基礎化粧品で保湿を手伝い、うるおいを守り、バリアを助けるというのが大事だと思います。

角質層にある20%~30%の水分を守っているのは皮脂、NMFなどの天然保湿因子、角質の細胞間脂質です。
これをを保持するためには、洗顔に気をつけると共に、水分を保持できる「保湿物質」を外からもプラスしてあげると、なお良いと思います。

良質で抗酸化力もある油分をプラスしてあげることは大事ですが、その前に水を挟み込んだり、水を蓄えたりする性質がある保湿成分をプラスしてあげると、とても乾燥しにくくなってバリアが強化されます。

化粧水は水分と共に天然保湿成分を補給することが使用目的なので、水分だけのミストのようなものは、呼び水となって、かえって蒸発する時に肌の水分まで奪うことがあるので気を付けて下さい。
下記のような保湿成分が入っている化粧水を選ぶと良いと思います。

水を蓄えたり、挟み込める保湿成分

●ヒアルロン酸
皮膚や軟骨、目にも含まれるムコ多糖類。
わずか1gで6Lの水分を抱え込むことが出来ます。
ニワトリのトサカから抽出するヒアルロン酸もありますが、ダイオキシンの残留も気になるため、私は乳酸菌などの微生物に糖を与えて発酵したものを使用します。

●グリセリン
海藻や私達の体内にも存在する成分で、とても吸湿性が高く、水分を外部から取り込み保湿する性質があります。
表示が同じグリセリンでも、石油パラフィン由来のものと、植物油由来のものがあります。
私は植物由来が好きです。

●トレハロース
キノコや海草、酵母や藻類にも豊富に含まれる糖質で、高い保湿性があり干椎茸が水で戻るのもトレハロースを含有するため。
ただし、遺伝子組み換え植物由来原料の可能性があるので気を付けて下さい。

●ベタイン
植物や水産物に含まれるアミノ酸の一種です。
吸湿性と保湿性があり、皮膚につけると高い保湿性があり、NMFとして働きます。
出回っているものは、北海道産の甜菜由来のものが多いです。
ただ、甜菜は病気や虫に弱く農薬がよく使われる植物なので、私がコスメに使う時は、フィンランドのオーガニックの甜菜由来のものを使います。

●セラミド
お肌の角質層の隙間を埋めている脂質。
水分を強力に挟み込んでキープする力がある。
酵母発酵で得られるものが多いですが、酵母に発酵させている元は何なのかというのは気になります。
私がコスメに使う時は、遺伝子組み換えでない菜種由来のステアリン酸を酵母が分解しているものを使います。

●シロキクラゲ多糖体
食用キノコのキクラゲに含まれる多糖類で、重量の480倍の水分を抱え込むことが出来る。

●アロエベラ葉エキス
アロエベラから抽出したムコ多糖類で、ヒアルロン酸に匹敵するほどの保水力がある。

●レシチン
細胞膜に多く含まれる脂質で、皮脂にも含まれる。水分を水分をサンドイッチ状に挟み込んで、肌の乾燥を防ぐ。
遺伝子組み換えでない大豆由来がいいと思います。


ちなみにセラミドやレシチンは脂質なので、化粧水に配合するより、美容液やクリームに混ぜる方が無理がありません。

次に、体内からのアプローチです。

乾燥肌を防ぐ食べもの

●カロテノイドの多い、紫蘇、ニンジン、パセリ、わかめ、春菊、ほうれん草、海苔など。
ビタミンAは皮膚や粘膜の潤いを維持しますし、NMFの生成を促す働きもあります。
皮脂腺や汗腺の働きを助けるという面もあります。
カロテノイドの形で摂ると、体内で必要なだけビタミンAに変換されます。

●セラミドの多い生芋こんにゃく
角質層の水分を保持するのがセラミド。
こんにゃくや、しらたき、わかめ、大豆、ほうれん草などに含まれますが、生芋こんにゃくと書いているこんにゃくに特に多いです。



●山芋、オクラ、納豆などのネバネバ系
ネバネバ系にはムコ多糖類が多いのですが、皮膚のコラーゲンの隙間を埋めているのもムコ多糖類なので、食べることでも乾燥肌を予防できます。
私は最近、大分県の「くろめ」というネバネバ海藻に夢中です!!
フコイダンたっぷりだから、免疫アップにも良いと思います。



●オメガ3脂肪酸(青魚、おきあみの油、亜麻仁油、チアシード等)
オメガ3が不足すると細胞膜の質が落ちるのですが、肌のターンオーバーにも悪影響します。
細胞間脂質やNMFは、角質層のターンオーバーの過程で生成されるため、オメガ3の補給により肌にうるおいを感じる方が多いのです。



他にもコラーゲンや天然ビタミンC、ビタミンE、B1、B2、亜鉛なども重要だと思います。


秋冬の肌の乾燥を防いで、バリア機能アップ!!
肌バリアが健全なら、肌のアンチエイジングはかなり実現出来ます!!!







Last updated  2014年10月08日 14時08分02秒

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