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カテゴリ:安全できれいになる化粧品
こんにちは。
最近、完全遮光日傘のサンバリア100さんから、「完全遮光ハット」なるものが発売されました。 完全遮光日傘があるからいいんですけど、自転車に乗っている時や、子供と一緒にいる時など、日傘をさせない場面の時にこの帽子があれば最強だなーと密かに狙っておりました。 ところがこれも大人気で、発売日に見ても、いつもいつも売り切れ、、、、、 しかししかし、苦心の末、ついにゲットすることが出来ました! 見てください!これが新☆魔女帽子ですっ!! この帽子は地面からの反射を吸収するために裏側がどれも黒で、表は白、ベージュピンク、ブラウンの3色展開です。 布自体が完全遮光100%のため色は関係ありませんから、私はベージュピンクにしたんですが、まぁピンクというよりほとんどベージュで、持ってる傘と同じ色でした。 ツバはかなり広いんですが、希望を言えばワイヤー入りだったら形を整えられて更によかったのになーって思います。 あと裏だけが黒いので、どうにもこうにもなんかおしゃれさに欠け、よくわからない人物になってしまいます(笑) ツバだけじゃなくて、頭の部分も完全遮光なので、結構ムレるという噂も聞いたのですが、生地が薄めなせいか、それほどでもありません。 とにかくまぁこれさえ持っていれば、これからの季節は何かと安心です♪ さて、今日はクリームについて。 ノン合界クリームは、系統として3種類あります。 ★ミツロウ、シアバター乳化クリーム ★レシチン乳化クリーム ★石鹸乳化クリーム この中の石鹸乳化クリームについては、以前は許容してた時期もあったんですが、現在はやめたほうが無難と考えています。 洗い流す分にはさほど問題はありませんが、石鹸のphがアルカリ性であることを考えると、それをずっと肌にのせておくのは、やはりトラブルの元です。汗と石鹸が結びつくとアルカリが遊離することがあり、その刺激で肌が荒れることがあります。 それに健康な肌は弱酸性であるべきで、弱酸性でないと善玉菌も住めません。 レシチン乳化の補助として石鹸を入れる場合は0.1~0.3%くらいが限界でしょう。 それからミツロウ、シアバター乳化クリームについて。 このタイプは探してみると、結構ナチュラル系にはあります。 手作りコスメでも、わりと作りやすいタイプです。 ただ乳化力は非常に弱いため、クリーム中に水分をあまり入れられません。 ほとんどが油と考えていいでしょう。 だから、このタイプのクリームをメイク下地に使うとだいたいメイクがよれますし、崩れやすいです。 それにミツロウやシアバターは皮膜性が強く、やや毛穴をつまらせる傾向もありますし、使い続けると皮脂腺を退化させるという説もあります。しかしレシチン乳化クリームに少量エモリエント成分として配合されているくらいなら問題はないと考えます。 ミツロウ乳化は皮脂腺のない唇に使うリップクリームとしてや、おなじく皮脂腺の少ない手に使う、ハンドクリームとして使用するのがいいと思いますし、角質ケアにも向いています。 それから、バリアの弱っている超乾燥肌の方を守る皮膜としては短期間ならいいと思います。 このタイプのクリームで優秀な物もたくさんありますので、また今度特集しますね。 ひとつ注意事項なんですが、バリアが弱っている方が急に化粧品をナチュラル系に変えると、植物成分や、精製されていない植物オイルに肌が反応してしまう場合があります。 ナチュラルだから肌に優しいということは、いちがいには言えません。 化学物質では肌荒れを起こすけれど、ナチュラル系なら大丈夫という方も多いですが、無刺激の合成ポリマーには反応しないけれど、精油や精製度の低い植物オイルには反応するというタイプの方もいます。 植物オイルは、精製度が低いほうがお肌への有効成分は多いですが、その分不純物も多いのです。 もっとも無刺激なオイルは、実はみんなが嫌う精製された鉱物油(ミネラルオイル)なのですが、これは刺激はないし皮脂と混ざっても変質しにくいものの、微生物は分解出来ないオイルなので肌に残留すると問題です。一時的ならいいんですが、長期的に使うと代謝残留物が肌に溜まってゴワゴワしてくるという問題点があります。 そういう意味ではバリアが弱っている方には、精製度を少し高めた炭化水素系植物オイルをレシチン乳化した無香料のクリームがいいと考えています。(が、こういうのはなかなかありません) いずれにしても、長い年月合界や顔の洗いすぎでバリアが壊れて薄くなっている方や、アトピー性皮膚炎でバリアがほとんどなくなっている方にとっては、いろんなものが異物です。 バリアが回復してくれば、こういうものに反応することもなくなりますが、とにかく急激に化粧品を変えるというのは得策ではありません。 特に生理前の1週間と生理中は、肌が過敏なので 新しい化粧品を試すなどの冒険をしないほうがベターです。 化粧品を変える場合はワンアイテムづつ、もっとも肌が安定している生理のあとの1週間の卵胞期に試すのが安全です。 敏感肌の方はパッチテストも欠かせません。 さて、最後にレシチン乳化クリームです。 ノン合界クリームの系譜の中では、私はこれが一番だと考えています。 レシチンはそもそも生体の細胞膜を形成するリン脂質の一種です。 レシチンは細胞の中に油性や水性の栄養素を送りこんだり、老廃物を放出したりしている、要するに生きとし生ける物に欠かせない天然の界面活性剤なのです。 レシチンは天然のクリームである皮脂膜の構成要素でもあるので保湿剤でもあり、 角質層でも皮膚のバリアとして働き、皮膚の新陳代謝を活性化する働きまであります。 肌に害がない乳化剤であるどころか、細胞膜の構成要素なんですからすごいのです。 ただし、レシチンでクリームを作ることは乳化力の弱さから水と油の分離の問題があるのでかなり難しいと言えます。 普通の化粧品製造メーカーさんに言うとたいてい「ええっ」と困惑されます。 だから、まだまだ一般的ではないんですよね。 レシチンを配合はしていても、よく見ると乳化は合界やカルボマーでしているクリームも多いです。 表示名称は「レシチン」または「リゾレシチン」となります。リゾレシチンはレシチンを少し酵素分解して溶けやすくしているもので、ほとんどレシチンと変わりません。 ただ「水添レシチン」というのはレシチンに水素を添加して乳化力を強めたもので、私はこれを合成界面活性剤だと見なしています。 ただし、レシチンと言えども配合は5%以下が望ましいです。 ノン合界、ノン合ポリ、ノン合成防腐剤でレシチン5%以下乳化をクリアしているものは、私の知る限り以下のクリームになります。 ●ドクターハウシュカ ローズデイクリーム ドイツのオーガニックコスメ。 バラの香りのレシチン乳化クリーム。化粧下地にも使えます。 ●ヴェレダ アイリスデイクリーム やはりドイツのオーガニックコスメ。 毛穴を引き締めるハマメリス水(ウィッチへーゼル水)配合のリゾレシチン乳化クリーム。 ちょっと香りが強く、好き嫌いが別れるかもしれません。 ●オーガニックフォレスト ローズ&ネロリスキンケアクリーム WAGでお世話になった加川デザインLLPさんが新しく立ち上げたブランドのクリームです。 まだ使ったことはないのですが、レシチンと微量の石鹸成分で乳化しているようです。 ●オラクル クリームルネサンス 北海道のオーガニックコスメ。 レシチンとリゾレシチン両方あわせて5%以下で乳化。 お値段はお高いですが、香りもよく使い心地は上々です。ただ、おためしセットを頼んだら電話がかかってきたり、何度もDMが来るのは今時珍しいなと思いました。 レシチン乳化クリームへの夢の旅路へGO♪ 人気ブログランキングに参加中! ↓1日1クリック、応援よろしくお願いします。 これを励みに頑張れます! blogランキングに1票投票する いつも応援クリック本当にありがとうございます!! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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2008年05月25日 21時00分33秒
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