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アンチエイジングの鬼

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2011年09月08日
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みなさん、こんにちは。

私はやっと本の原稿がだいたい終わり、今は入稿前の細かい直しをしています。
あ、そうだ、まだ「まえがき」を書いてないんだった。
これから表紙の帯の撮影もあるし、まだまだ大変だ~!!
今は美容院に行く暇もないんで、髪は伸び放題で、人前に立つときは髪をアップにしていることが多いんですが、今度の表紙撮影の前に、またボブに切るか、そろそろ髪型変えるか、悩ましいところです。

いやー、今年の夏は本当に原稿を書くことに集中していました。
今までの本と少し違い、私が実際具体的にどうしているかといった毎日の習慣を書いた本で、
情報量もかなり多いので、期待していて下さいませ。
10月の終わりくらいに出る予定です。

さて、昨日やっとアスタキサンチンのグロスが出来てきました!

asutaki

すごくきれいでしょ?
この色はレッドラズベリーオイルとアスタキサンチンだけの色素です。
香りはマンダリンオレンジのおいしそうな良い香り。
来週発売です。

どうしても口の中に入ってしまうのがグロスや口紅の定めなら、逆に口の中に入った方がいいサプリメントみたいなグロスを作りたいという、鬼ならではの発想で作りました。
アスタキサンチンはニンジンなどの緑黄色野菜に含まれるカロチノイド色素の仲間で、エビやカニやサケに含まれる色素ですが、元はオレンジ色の藻から食物連鎖で取り込まれたものです。
今回はビーガン対応ってことで、藻のほうから抽出したアスタキサンチンにしました。

活性酸素の中でも、特に一重項酸素という、紫外線や放射線を浴びた時に発生する活性酸素に対する消去能力が高く、ビタミンEの1000倍だと言われています。

一重項酸素は蛋白、脂質、DNAなどと反応して障害を起こすことが知られ、紫外線を浴びた肌にも発生して、コラーゲンやエラスチンを破壊して光老化を促進します。
この活性酸素は、水分中ではビタミンCが一番消去してくれるんですが、脂質中ではカロチノイドが最も消去します。
カロチノイドの中でも一重項酸素の消去能力はアスタキサンチン、リコピン、γカロチン、αカロチン、βカロチンが高いのです。


嗚呼、アンチエイジングおたくなら、誰もが憧れるこのアスタキサンチンを、
美容液の成分でチョロッと使うんじゃなくて、グロスの色素にしちゃうという、この贅沢さ!
コスメを作るって、本当に楽しいです♪



ところで、一重項酸素に対しては、アスタキサンチンと同じか、それ以上の能力があるのがカロチノイド色素の中のリコピンです。
もはや、トマトに多いのはあまりにも有名ですよね。


一重項酸素は、特に肌を老化させる活性酸素ですから、紫外線に疲れた今の私達にはアスタキサンチンとリコピンとカロチンは大切!せっせと摂りたいものです。


昨日は鮭を食べ、今日は江本自然農園の無肥料無農薬のトマトジュースをぐびっ!といきました。
リコピンは酵素と違って加熱しても壊れないので、私が市販のジュースで唯一よく飲むのは、ザクロ以外では、このトマトジュースだけですね。



リコピンは実はスイカにも多いって知っていましたか?
だから夏はスイカを食べると、紫外線の害から体を守ってくれるからいいんですよね。
昔は、体の中でビタミンAになるベータカロチン以外は、意味がないと思われていたカロチノイド色素ですが、カロチン以外の色素にも、カロチンを超える抗酸化能力があることが、近年次々と分かってきて、本当に栄養学というのは面白いです。

今回のグロスやサンスクリーンにも使用している、このレッドラズベリーオイルの色素。
これもカロチンです↓

rroil

レッドラズベリーオイルにはUVA、B、Cをカットする作用もあり、エラグ酸という成分には美白作用もあります。
サンスクリーンにはアンズのオイルやオオミテングヤシ果実油も入っているのですが、これらにもカロチンが多く、オオミテングヤシのオイルなんかは真っ赤な色をしています。
これはペルーの「アグアヘ」という果実の油なんですが、実はニンジンよりもカロチンが多いんです。
カロチンの多いオイルを使ったクリームを肌に塗ることによって紫外線から肌を守り、一重項酸素も撃退しようという作戦。

カロチノイドは体内では合成されないので、外から摂らなければいけない成分です。
体内では特定の臓器を守るために作用し、種類によって異なる臓器に貯蔵される傾向があることや、病気になると特定の力ロテノイドの血中濃度が下がることも分かってきています。
カロチノイド色素は自然界に600種類、私たちが食べるものの中にも50種類くらいあります。

カロチノイド色素の主な種類と作用しやすい場所

リコピン・・・・肝臓、すい臓、前立腺、乳腺、膀胱、目
(トマト、スイカ)

αカロチン・・・肺、皮膚、粘膜
(にんじん、かぼちゃ、グリーンピース)

βカロチン・・・すい臓、心臓、骨、粘膜、皮膚、目
(にんじん、かぼちゃ、ほうれん草、モロヘイヤ、春菊)

ルテイン・・・水晶体、網膜、子宮、大腸
(ほうれん草、かぼちゃ、ブロッコリー、ケール)

ゼアキサンチン・・・目、子宮、皮膚
(かぼちゃ、ブロッコリー、とうもろこし、オレンジ、マンゴー、桃)

カプサイシン・・・・体脂肪燃焼など
(唐辛子、ししとう)

アスタキサンチン・・皮膚、脳、筋肉、細胞膜
(鮭、蟹、いくら、エビ)


リコピンは肝臓がん、大腸がん、胃がん、膀胱がん、乳がんなどを抑制することが分かってきたり、βカロチンにすい臓がん、αカロチンには肺がんを予防する効果があるなど、上記の適応臓器を中心に、いろんなことが分かってきています。

アスタキサンチンは脳の血液関門も通れるので、脳の脂肪酸の酸化ダメージを抑制して脳の神経システムを正常化したり、加齢による視力低下、免疫力アップなど全身で活躍するようです。

この中で、最近あらためてすごいなと思ったのが、「ルテイン」です。
うちの母親が白内障が進んでいることが分かり、目がしょぼつくとか、かすむとかいう症状がすごくなってきて、ものすごくつらそうだったので、ほうれん草を食べるように言って、更にルテインのサプリメントを送ってあげたところ、ほんとうに2週間もしないうちに、目のしょぼつきとかすみ目がなくなり、目薬するのも忘れるようになったんです。

物を見る時は、水晶体で光を受け止めて網膜に映し出しますが、その網膜の中心にあるのが黄斑部です。


水晶体と黄斑部は紫外線によって酸化していき、水晶体は白内障に、黄斑部は加齢黄斑変症になりやすくなるのですが、これを食い止めているのが、カロチノイド色素のルテインとゼアキサンチンなんです。


ルテインに関するいろいろな研究で、ほうれん草などのルテインを多く含む野菜を多く食べている人は、正常視力を維持する可能性がずっと高いことが分かっていますし、看護士50,000人以上を対象とした疫学的研究でも、ニンジンではなくホウレンソウの摂取が澄明で正常なレンズと最も一貫した関係を示すということが顕著だったようです。

ルテインのサプリは、添加物の少ないシンプルなものを探しまくっていたのですが、そういうのはあんまりなくて、結局評判が良さそうだったこれにしました↓

rutein



でも、最近ルテイン20というのが高純度で効果がすごいという話を、仕事でつきあいのある、サプリにすごく詳しい原料屋さんに聞いたので、ちょっと値段が高いのですが、これを送ってあげました↓



安い方でも効果が出ていたので、あまり変わらなければ元に戻すかもしれませんが、母の免許更新がかかっているので、出来るだけベストは尽くしてあげようと思っています。


カロチノイド色素って、本当にすごい!!
この秋も緑黄色野菜をたっぷり食べたいですね!



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Last updated  2011年09月08日 10時11分06秒
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