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アンチエイジングの鬼

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2014年03月22日
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みなさん、こんにちは。
春ですねー。

来週種まきです。
だいぶ畑の土が良くなってきたと感じるので、今度こそもうちょっと豊作だといいなー♪



今発売している雑誌「美ST」に、私のブランドが出しているオーガニックローチョコレートが載っていました。
左の真ん中のカラフルなやつです♪
最近すごく取材が増えています。酵素が活きたローチョコレートへの注目が、ようやく高まってきたようで、うれしいかぎりです。
始めて発売したのは4年前ですよ。なつかしいなぁ(>_<)


さて、今日は味覚について書いてみたいと思います。
近年、味覚障害の人が増えているという記事がヤフーニュースにあがっていました。
推定で約250万人に達するのではないかと言われています。
高齢者に多いですが、若い人でもかなりの増加傾向にあるそうで、比率的には女性の方が多いそうです。

味覚障害と言っても症状はさまざまで、深刻な味覚消失から、甘味だけ、塩味だけなど、特定の味がわかりにくくなったり、甘いものが苦く感じられるなど本来の味と違う感じがしたり、何を食べてもおいしく感じなかったり、口の中に何もないのに苦く感じたり、味が薄く感じたり、濃い強い味ばかりを好んだり、甘みが強くないと満足できなかったり、塩味が強くないと塩味を感じにくかったりします。

自覚のない人を含めると、ここまでいかないまでも、こういう傾向にある方がかなり増えているんじゃないかと感じています。
一般的なレストランや居酒屋の味付けが、化学調味料の強い味つけが増えていて、甘みや塩味も濃い傾向になってきていると思いますし、市販のお菓子なんかは香料もすごく強くて、世の中の味覚が全般的に大丈夫かなと思うことが多々あるからです。

味覚障害をほうっておくと、高血圧や糖尿病、動脈硬化、肥満などいろいろ嬉しくないことが関連します。
症状が複雑化すると脱毛やうつなどに発展することもあるようです。

原因としては、以下のような理由があるそうです。

1、亜鉛不足
2、食品添加物
3、薬の副作用
4、全身性の病気
5、ドライマウスなど口の中の問題
6、化学調味料などの濃い味付け
7、激辛など刺激物の食べ過ぎ
8、ストレスなど心因性のもの
9、味覚と思ってたら実は嗅覚異常の場合


この中で一番多いのが、やはり亜鉛不足です。
コンビニエンスストアやスーパーで売られているお惣菜やお弁当などの加工食品に頼りがちな食生活だと、素材のミネラルが消失していることが多いので、亜鉛がどうしても不足しがちになります。
無理なダイエットなどで食事が偏っている場合も、亜鉛不足になりがちです。


また加工食品をよく食べていると、フィチン酸(変色、酸化防止剤)、ポリリン酸(弾力剤)、リン酸塩(品質改良剤)などが入っていることが多いのですが、これらには亜鉛などのミネラルをキレートして外に出してしまう働きがあります。


また、アルコールを分解する際にも亜鉛が消費されるので、過度の飲酒を毎日していると亜鉛不足になる場合があります。

なぜ亜鉛が不足すると味覚がおかしくなるのでしょうか?
私たちが味を感じるのは、舌の表面にある味蕾(みらい)という部分で、花のつぼみのような形をした小さな感覚器官です。




味蕾には塩味、甘味、酸味、苦味に加えて、最近では旨味、脂肪味というセンサーがあることが分かったそうです。
唾液に溶けた食べ物が、舌の味蕾に入り込み、味蕾にある味細胞と食べものの成分とが、鍵と鍵穴のような関係で反応して、受けた刺激が脳に伝えられることによって私たちは味を感じます。

味蕾は体の中ではかなり新陳代謝が活発な細胞で、約1か月で新しい細胞に生まれ変わっています。
亜鉛は細胞の新陳代謝に欠かせないミネラルですよね。
だから体内の亜鉛が不足すると、最初に影響を受けてしまうのが、味蕾すなわち味覚なのです。
味蕾で亜鉛不足が起こると細胞が生まれ変わることが出来ずに、死滅してしまい、味覚障害を引き越すのです。

成人が必要な亜鉛の量は、1日に 10~12mg とされています。
日本人の平均的な食事では 9mg 程度は摂れているということですが、加工品摂取の多い方は摂っても体外に出てしまう傾向にあります。

亜鉛は味蕾だけでなく、たんぱく質やホルモン、コラーゲンの合成に関わりますので、美肌やアンチエイジングのためにも重要なミネラル!
細胞の生成、DNA合成や体の成長、新陳代謝に欠かせませんし、活性酸素を除去するSOD酵素など亜鉛を必須とする酵素は、なんと200種類以上もあります。

不足すると味覚異常だけでなく、爪が割れたり、抜け毛が増えたり、肌が乾燥したり、お酒に弱くなったり、傷の回復が遅くなったり、目が疲れたり、卵子に亜鉛が多いため不妊や生理不順、男性の精力減退、疲れやすい、貧血、風邪をひきやすいなどの症状が出ます。

亜鉛の多いもの

牡蛎、煮干し、麻の実ナッツ、カカオ、抹茶、松の実、アマランサス、ゴマ、カシューナッツ、アーモンド、するめ、高野豆腐、焼き海苔、レバーなど。 


お酢やビタミンCと一緒に摂ると吸収が良くなりますよ!

さて、味覚をおかしくするもの。もう1つが6番の化学調味料などの濃い味付けです。
グルタミン酸ナトリウムとかイノシン酸ナトリウムとかですね。


表示名称はご存知「アミノ酸等」です!!!
何種類入っててもこの一言ですんでしまいます。



グルタミン酸は昆布などにも含まれますし、自然界に存在するうま味ではありますが、バイオ技術で純度高く作られた白い粉は、昆布だしでとった自然なだし汁に含まれている量よりも、はるかに世の中に大量にあふれています。
インスタントラーメンの汁、スナック菓子、コンソメ、ダシの素、漬物、煎餅、ハム、総菜パン、するめ、冷凍食品、醤油や味噌、梅干しにまで!もう何にでも入っています。


日本人の化学調味料の一日の平均摂取量は約2.5gで、
加工食品を多く食べる人や外食が多い方は、6gを超えるとも言われています。



グルタミン酸ナトリウムはある一定の量からは感じなくなってしまうので、いくらでも摂りすぎてしまうところが問題です。
アメリカではMSGと呼んで、脳の神経毒としても問題視されています。

人の味覚は順応しやすいので、濃い味に慣れてしまうと鈍化する傾向があり、長年慣れてきた味をおいしいと思う習性もあるので、ずっと摂取していると、それがないともの足りないと感じるようになります。
こうなると、自然な食材の風味が薄く感じてきます。

生れた時から段々と味蕾が増え、味覚の感性のベースは1歳から5歳くらいまででかなり仕上がるそうです。
そのため小さな頃からソースやケチャップなど味の濃い料理やジャンクフードを多量に食べていると、味覚が鈍くなるという説もあります。
特に感覚が鈍りやすいのが塩味で、次に甘味だと言われています。

唐辛子の多い激辛のものばかり好む方がいますが、これも摂りすぎると、味を感じる味蕾が辛さの刺激で麻痺します。
一時的に麻痺するくらいなら問題ないんですが、激辛ばかりを食べ続けると舌の表面を荒らすだけでなく、味蕾を破壊してしまうそうです。


激辛料理を食べた直後に、舌の検査をしてみると、味覚に対する反応が著しく低下しているそうです。


もちろん唐辛子を摂ることで、代謝が良くなる効果もあるし、塩分控えめの料理が濃い味に感じられるというメリットもあるので、適度に食べる分にはとても良いと思います。
ただ、激辛というのは本質的には「痛み」の感覚だそうで、これにより脳内ではβエンドルフィンという鎮痛作用のある快感物質が分泌されるため、この快感を得ようとして中毒性を持つようですから要注意です。


20歳の頃、約9000個あった味蕾は加齢と共に減少し、80歳では約4000個になるとも言われています。
ところが味覚障害だったり、その予備軍の方は、極端な例では、10代や20代で味蕾が2000個しかないという人もいるそうです。

もう1つ、味蕾のために良くないのが、歯磨き剤だと言われています。

http://prw.kyodonews.jp/prwfile/release/M101992/201311076134/_prw_PR1fl_R93hWn6E.pdf


上記の資料によると、シャボン玉石けんが、20代から60代の女性を対象に「歯磨きに関する調査」を実施した結果、歯磨き後にみかんを食べたり、お茶を飲んだりして、味覚が変わったと感じることがある人は、「いつも感じる」「よく感じる」と回答した人を合わせると65%を超えるようです。

これは歯磨き粉に含まれる合成界面活性剤の成分によって、味を感じる器官である味蕾に損傷を受けていることが原因だとしています。




ラウリル硫酸ナトリウムを数十回塗布した後の状態の変化

↑こういう感じで損傷を与えるような界面活性剤もあるようですね。
20分程で再生されるようですが、わざわざ毎日味蕾を痛めつけないでもいいと思います。

口腔内は粘膜なので、それでなくても経皮吸収されやすい場所なので、歯磨きは安全なものを選んだ方が良いですね。



タンパク質は、20種類のアミノ酸が1列につながったものですが、一列に伸びているのではなくて、水素結合によるαへリックスやβシート構造により立体構造が保持されています。



合成界面活性剤はタンパク質の水素結合を切断することにより、皮膚のタンパク質を変性させる作用があります。
特にマイナスの電荷を与えるアニオン界面活性剤や、プラスの電荷を与えるカチオン界面活性剤はその性質が強く、強力にイオン結合を切断するので、タンパク質を変質させる力も強いのです。
とにもかくにも、泡立つような歯磨きは使用しないことです。

歯磨きだけでなく、合成界面活性剤は化粧品にも必ず含まれていますので、出来たら植物性であろうとも、強い界面活性剤や何種類も入っているものは使用しない方が良いと思います。
私は合成界面活性剤はこのさい一切使わず、皮脂にも含まれる少量の遺伝子組み換えでない大豆レシチンで乳化するのがベストと考えてコスメを開発しています。


味覚が麻痺して、濃い味でないとおいしく感じない人が増えています!
やさしい素材そのものの味が活きた調味料を使い、本当の味覚を取り戻しましょう!!






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Last updated  2014年03月22日 13時17分08秒
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