鵜戸さん参り。
鵜戸さん参りは 春三月よ 参るその日がご縁日 ハー コンキー コンキー参りゃとにかく 帰りの節は 着けておくれよ青島ヘ ハー コンキー コンキー♪シャンシャン馬道中唄の1節(*´ー`*)久しぶりに鵜戸神宮にお参りした。ほとんど毎年行っていたが今年はまだだったので丁度お札がいただきたく参拝となった。早くに母を亡くしたワタシは父の実家と母の実家を行ったり来たりしながら成長した。祖父も父も元は鵜戸さまの氏子だった。神棚と仏壇(があり神仏に毎日手を合わせて神や仏に感謝する家に育った。鵜戸神宮へあがる前、堀切峠を通った。旧道からバイパス使わず青島を抜け南下した。いつも見る蒼と青が重なるこの景色にほっとする。ココはかわんないのよね。バイパスから真っ直ぐ伸びる道はもう、この峠を迂回するコースとなって少しづつできていた。道の駅フェニックスでマンゴーソフトクリームを1個。旦那と愛犬たちと分け合う(*゚▽゚ノノ☆道すがら太平洋の丸みを実感してる観光客をパチリ(→o←)ゞ少くない方だけど前は前々いなかったのだからそれよかいいよ。活気がある♪エビソフトや明日葉ソフトを食べてる観光客を尻目にカンナ達は鵜戸へ向かった。体調は良くなかったが気力が勝ってた。11月の海辺の風は結構寒いはずなのにひどく汗をかきながら高低差のかなりある岩谷まで来た。心拍数はもう何度も振りきるがその度旦那は隣で微笑んで手を貸してくれる。幸せだとつくづく想う。。。。折りしも七五三のお参りと重なりキレイな着物を着た少女が歩きにくそうに下駄を動かす様を微笑みながらもホントは自分のことでいっぱいいっぱいなのぉって感じ。。。「もぞらしいね。。。(宮崎中央地域ではかわいらしいという意)』というとやっぱり子供もニコニコになる。笑うと尚かわいい。ふと遠い昔の七五三の風景を思い出す。。。三つはした写真があったが七つはどうだったろう。。。定かでない。三つ下の妹はどちらも体験ないだろう。天を仰ぎふと想った。もし自分が子を持てるならあんな愛らしいかわいい着物を着せてあげたい。よしもとばななさんの父上が今年のはじめの文芸春秋でこんな事をいっておられた。子供はお腹にいるとき愛を沢山あげないと問題児になるという節がありました。自身もお母さんのお腹にいるときお母さんが精神的にきつかった時期だったらしく他の兄弟と性格が違いすぎるというのです。それは生まれてからどんなに手をかけても愛しても償えないものだというのです。興味深く読みました。イジメの根本原因について書かれていたのですが文体もホント引き込まれるのです。嗚呼。。あの作家の素なんだなってルーツをみてつくづく想いました。お参りを終え運玉をふたりしました。男は左手で投げ入れ女は右手で海沿いにある岩の上の水溜りの中にその玉を投げ入れる。カンナは全くダメでしたが旦那はひとつ入りました。「これは妹の分(*´ー`*)」ガッツポーズしながらそう言ってカンナを和ませてくれました。帰りホントは掛け橋みたいな急な橋を渡るのですがその下の道で一休み駆け足で走っていく宮司さんをみながら暫し日向灘を観覧。風がやっと涼しくなりだしたように想えたので歩き出しました。そして茶屋でおちちあめ(しょうが味の甘い飲物)をいただき参道をえっさほっさと。。。ほどよく疲れを感じながら家路につきました。