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テーマ:今日の一言(1532)
カテゴリ:日記(その他)
平成28年9月16日(金)
昨夜は中秋の名月であった。 残念ながら東京では見れませんでした。 残念ながら、雲の影からわずかに顔を出しています。 今日も同じような天気で、15夜おっ月さんを楽しめそうもありません。 最近の研究では、月は地球の周りを楕円形に回っているため、 何百年、何千年のさきには地球から離れていくとか・・・ ここで、名月に関するうんちくを。 1年のうちで、秋の月がとても綺麗だといわれています。 中でも旧暦8月の十五夜と旧暦9月の十三夜の二つの月が、 一年中で一番きれいな月とされています。 平安の昔から、池に浮かぶ月を見てお酒を飲むなどして、 月見酒と呼ばれています。 何と風流なものでしょう。 月見うどんなどは、池に浮かぶ月をどんぶりの中の卵に 見立てたものでしょう。 さて今年は、旧暦八月一五日は昨夜(9/15)でした。 満月は年によって十五夜と異なる場合があり、同じ日の場合もあります。 今年は2日後の9/17が満月のようです。 旧暦8月の月は満月より15夜の方が綺麗で、 旧暦9月の月は13夜の月が一番美しいとされています。 その旧暦8月15日の月を「中秋の名月」と呼び、 ススキや芋を供えてお祝いをしました。 このイモは里芋のことです。 皮をむくと白い里芋が、のちにお団子となりました。 8月の15夜には芋を供えることから、別名「イモ名月」と呼ばれます。 更に9月の13夜には栗を供え「クリ名月」と呼ばれるようになりました。 ところで、8月の15夜を「中秋の名月」と言いますが、 「中秋」と「仲秋」では意味が違います。 「仲秋の候」とは、俳句の季語であり、時候の挨拶にも使われます。 旧暦で秋は7月8月9月ですね。 そのど真ん中が8月15日です。 「中秋」というのは、この3か月間のど真ん中である8/15. だから「中秋の名月」は、8/15の夜の月なのです。 一方「仲秋の名月」というのは、季節が秋の中ほど(8月)であり 即ち旧暦8月全体の月(1日から29日の月)を言うのですね。 さて、江戸時代になり、吉原の遊郭、花魁が今でいうスターとなってきました。 この花魁の世界では「片見月」なる言葉が出現してきました。 8月の15夜と9月の13夜の両方を吉原で祝う。 片一方だけの観月会では縁起が悪いというものです。 つまり、若旦那さん、2回ともいらしてネということらしい。 今年の名月観月祭は、すでに昨日は見れなかったが、 片見月でもいい、来月はご一緒しようヨというようだ。 まあ、花魁の世界では、月は出ても出なくてもいいようだ。 あはは、、、 以上は私の思い付きで書いていますが、大体あっていると思われますが、 違った意見をお持ちの方は、ご容赦くださいませ。 ↓ 今日も最後まで読んで頂き、ありがとうございました。 今後ともこのブログを続けたほうが良いと、仰っていただける方は、 お帰りに、下記ボタンを1日1度、ポチっと応援していただけると励みになります。 (1日1回のシジミ汁の歌が聞こえてきそう・・・なーんてネ?) ☆ いつも・・いつも、感謝・感謝の気持ちで生きてきたいものですネ! *** 明日枯れる花にも水やる心 *** じゃあ又ね! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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