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『恐竜と共に滅びた文明』(浅川嘉富・徳間書店)<プロローグ>はこちら
『恐竜と共に滅びた文明』(浅川嘉富・徳間書店)<前編>はこちら ★偽造のレッテルを貼られた「イカの石」★ 前回は、「常識」ではありえないはずの石、ペルーで出土した「イカの石」について、取り上げてみました。 前回見ましたように、「イカの石」は、アカデミズムからは、完全に黙殺されているか、あるいは、偽造されたものと決め付けられています。 アカデミズムの傾向というのは、本書に述べられているように、世界共通しているものがあり、今までの「常識」からは、相容れない説や、「常識」が、覆されるような説や事実が出てくると、それらを、つぶそうとするか、黙殺するか、という傾向があるように感じます。 たとえ、それらの説がうすうす正しいと感じていても、自分たちの説、体制、常識、が崩されると困るので、科学的な検証とか、そういうのも無視してしまって、否定してしまう。 これは、不思議とどんな問題でも、共通していえることだと感じます。 イカの石が「偽造」されたもの、「でっちあげ」だとするなら、それに対して、いろいろな疑問が生じてくるのですが、今回は、それについて、自分なりに整理しながら、簡単に見ていきたいと思います。 ★大変な犠牲を払って偽造しなければならない「イカの石」★ 恐竜と人類の共存が示唆される1万個以上もの「イカの石」が、カブレラ博物館に展示されています。 これは、あくまで、出土して、集められた石の数であって、個人で所有している石や、まだ、地中に眠っている石も含めると、それこそ膨大な数になるでしょう。 少なくとも、1万個以上の石に、恐竜の克明な姿、外科手術や心臓のリアルな絵、人類と恐竜が共存している絵などを刻んで、「偽造する」ことで得られるメリットって、何なのだろうと、頭をひねってしまいます。 かなりの専門的な知識が必要ですし、集団でするにしても膨大な時間と労力と資金がかかってくるはずです。 で、それらを、わざわざ地中に埋めて、偶然地上に再び出てくるのを気長に待って、などということをする人なり集団がいるかなと。 しかも、発見される範囲は、砂漠の地下や、古代遺跡の中など、相当な範囲に及びます。 数箇所とかそういう範囲ではないということです。 1万個以上の石をご丁寧にも、広範囲にわたって、地中に埋めていく、これまた、考えただけでも気が遠くなる作業です。 それでも体制派、アカデミズムの人々は、この石を「偽造した」ものであると、一刀両断のもと決め付けてしまいました。 科学的な年代測定で、「1万2千年前」に彫られたものであるという鑑定結果が出ているというのに…。 いったい、どうやって、現代に生きている集団が、刻んだというのか、理解に苦みます。 それこそ、現在の集団が、1万2千年前にタイムスリップして、石に刻んだとか、そういうSFなみの発想をしなければ、この矛盾は解決できないように思うのですが。 ★従来の学説と矛盾する恐竜の「成長過程」が描かれた石★ イカの石をよくよく観察していくと、恐竜の従来の学説とは、まったく違う「成長過程」が刻まれているものも、存在していることがわかってきました。 今、正直なところ、中国で発見される恐竜などから、従来の恐竜学とは矛盾することが次々に出てきて、ものすごいスピードで変わってきているそうです。 それは、さておき、従来の学説では、恐竜は「爬虫類」の一種に分類されています。 つまり成長過程は、卵から恐竜の子供が、生まれたとき、そのままの姿で成長するというのが、「常識」です。 しかし、その石に刻まれた成長過程は…。 本書より、見てみます。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー この石には、2頭のステゴサウルスが描かれている。 首の短めの方が雌、長めの方が雄である。 石の裏側には、卵から始まって、孵化したばかりでオタマジャクシに似た幼虫、2肢が生えたばかりで、よちよち歩きしているイモリのような幼生、4肢がそろって顔型も大人びた幼生、背中に剣盤が生え親と同じ姿に変態した子供の姿が連続的に描かれている。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー この石に彫られた成長過程は、なんと驚くべきことに、爬虫類の特徴である、親と子供の姿は同じではなく、孵化してから、幼虫、幼生、成獣とその姿を大きく変えているということです! つまり、「オタマジャクシに似た」とあるように、成長過程は「両生類」の特徴が出ている、ということになります。 それ以外の恐竜についても、同様の成長過程を彫った、石が出てきているといいます。 このことが、逆説的にイカの石が、偽造品ではないことを、証明しているとみることができます。 以下見てみます。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー …ステゴサウルス以外にも、トリケラトプスやプロントサウルス、ティラノサウルス、ランペオサウルスなどの成長過程が描かれている石が、いくつも掘り出されているという。 こうしたことは、古生物学者や恐竜学者にとって、信じ難いことに違いない。 この石に彫られたさまざまな絵が、彼女が言うように、本当にステゴサウルスの成長過程を示したものなら、恐竜学が、大転換を迫られることは必至である。 また、それは、イカの線刻石の信憑性を確かなものにしていると言えるのではないだろうか。 定説を覆すような恐竜の両生類的要素など、その成長過程をつぶさに、自らの目で確かめたものでなければ、絶対に描けないからだ。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 普通、この石を「偽造しよう」と思ったら、定説通り描かないと、学者や研究者から、一顧だにされないという危険があります。 180度違う成長過程を、わざわざ描くとは思えません。 また、絶対に認められない、人間と恐竜を一緒に描くでしょうか。 そんな石を、ひたすら1万個以上も、偽造して、広範囲にわたって、地中深くに埋めて、雨期以外はめったに雨が降らない砂漠の川が、たまたま氾濫する偶然の作用を、辛抱強く待って、ようやく地表に石が出きたは、いいけれど、そこに描いたものが、従来の学説とは全く相容れないようなものが描かれていて、アカデミズムから、そんなことはありえないと言われて、一顧だにされない。 …と、それでは全く労力が報われません。(^^; というか、こんなことをする集団がいると考えるほうが、「常識的」に考えれば、ありえません。 それは、とりもなおさず、イカの石が、偽造されたものではなく、本物であるということを証明しているように、思えるのですが。 アカデミズムが、イカの石を「偽造」である、と決め付けた一番の理由は、 「人類と恐竜は、共存したはずがない」という大前提 です。 だから、その石に、人類と恐竜の共存が描かれていることは、絶対に認めることができない、ということです。 しかし、イカの石は、どうやら、本物らしい…。 となると、素直に思考を進めていくと、ひとつの答えが考えられます。 どういうことかと言えば、 「人類と恐竜は存在したはずがない、という大前提」が、間違いである可能性がある、 ということです。 そんなことは、ありえない、と思われる方がほとんだと思います。 では、その大前提を支えているのは、何かといえば、「年代測定」です。 その年代測定の結果が、誤っているとしたら? そうすれば、「大前提」は崩れますから、人類と恐竜の共存も、ありえないことではない、となってきます。 そして、現在の「年代測定」は、見ていけば、見ていくほど、絶対的なものではない、ということが分かってきます。 次回、そのあたりについて、見てみたいと思います。 人気blogランキング登録しました。おもしろいと思ったら、クリックしていただけるとうれしいです。 [読書日記]カテゴリの最新記事
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