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![]() 沖縄の渡嘉敷島に行って、すぐ震度5の地震&チリ地震の津波の洗礼を受けた息子は、その後まったく連絡をしてきません。 まぁ便りのないのは良い便り・・・で、ほおっておいています。しかし、我が家は火が消えたような状態です ところで、沖縄出発の朝、駅まで送っていく短い時間に息子が私に言ったことがありました。その時は笑って済ませたのですが、その後繰り返しつつ味わいながら、実はこれは贈りものだったんだなぁと、やっと気がついたのでした。遅まきながら・・・ 彼は、ほんの短い会話の中で、ごくごくシンプルに私の生き方をさらりと描写したのでした。淡々と 「母さんはね、やることはやってきた。そして、たくさんとりこぼして、たくさんの人に助けてもらって、結局好きなことは全部やって来たよね」 ・・・私は一瞬唖然としてから、笑い出してしまいました。 やるなぁアンタ・・・しっかりと見ていたんだ~ 母さんはね、あなたのために我慢していたと、後で子どもに言うような親になるのはイヤだったのよ(離婚に関しても生き方に関しても)と言うと、けろりと、あぁそれはわかる、と。 そして、よく友人が私に言うけど、私の子供はたいへんだったでしょうと水を向けると 「まぁ、選択肢ないし。慣れるしかないでしょう」とニヤリ 私は、天晴れと高らかに笑いながら、ちょっと目の奥が熱くなったのでした。とっても嬉しかったのでした。 冬の早朝、かじかむ手をこすりながら息子を連れて保育園に向かった光景や、雨の中二人で水たまりを踏みながら歩いて帰ったこと。 ドキドキと戸惑いの中での学校や行事、仕事と家庭の綱渡りのような毎日、息子もそんな私に精一杯気を遣って我慢していたその表情。思春期の難しい時期に、ささくれた感情の嵐の中でお互い途方にくれたことや、進学直前のつかみあい怒鳴りあいのバトルの日々、伝えようとしても伝えられないもどかしさに眠れなかったり、自己嫌悪に苛まされたこと・・・・それらの渦中にいた時は焦燥感があって、早くこの状況が終わってほしい、早く大きくなって手を離れてほしい、一刻も早く今が過ぎてホッとしたい!と切に願っていたはずでした。 なのに、今振り返ると、あの焦っていた時期のひとつひとつこそが、まさに宝物のような珠玉の時で、実はメインディッシュで、舞台の本番中の本番だったのでした。 今やっとその事に気がつき、今更ながらもっともっとその瞬間をゆったりまったりゆるゆると味わっていればよかったと・・・遅まきながらしみじみと思うのです あの時こそが唯一無二の時であり、バトルを繰り返しながら深夜に取っ組み合いつつ絶望の中でのたうっていたあの瞬間でさえも。 息子が言った言葉を、沢山助けてもらった家人(笑)にも話し、よくぞ成長したと笑い合いました。 あれは無意識ながら、息子なりの私への「ごくろうさん」のはなむけの言葉であったのかもしれません。 そんな彼は、渡嘉敷島で日々海に潜ってカニやウニの研究に没頭して、きっと、出がけに自分が言った言葉や家族のことなどまったく忘れている事でしょう ・・・参りました。空の巣症候群のようです しかし子育ての醍醐味。とくと感じさせていただき、本当にありがたいことでした。息子は来月二十歳となります。 すべてはギフトですね。 すべてに感謝申し上げます 私事のつれづれ・・・読んでくださってありがとうございます [瑠璃光記]カテゴリの最新記事
私も おととい、帰省している息子と二人きりで話しました。息子は私が考えている以上にずっと大人で、よくまあ、この母の元、長い間一緒にいてくれたと感謝です。今では 息子の方が私を見守っていてくれる、そんな感じです。
子育ての醍醐味、私もたくさん味わいました。 子育てしているあの一瞬一瞬が、宝物だったと後から気付くものですね。瑠璃ほぎさんと同じ気持ちです。 神様からいただいた時間でした。 全てに感謝です。 (2010年03月07日 08時17分35秒)
いい話でした。
ご子息、立派に成長されましたね。 子供は親の背中を見て育つとか、その意味が分かります。 私は、もう手遅れかしれませんが、しっかりと子供達の 手本なれるよう努力します。 今日改めて感じさせられました。ありがとう (2010年03月07日 08時24分56秒)
休日の朝から、涙が止まらなくなりました。
ほぎさんのお子さんが4歳だった秋の日のことを鮮明に思い出したからです。 ・・・・あの小さな手でウチの息子を撫でてくれたあの子が、もう20歳なんですね・・・ 「やることはやってきた。」 「たくさん人に助けてもらった」 ほぎさん、素敵な生き方ですね! そして、そんなことをいってくれる息子さんに育てたほぎさん、本当に素敵な母さんです。 (2010年03月07日 10時53分46秒)
私も、おもわずジ~ンと、涙がでてしまいました。
こどもは、理解しているんですよね。すべてを見て、知っている。 母の後ろ姿をみて。 むすこさんの言葉、そんな言葉を贈ってくれるお子さんが、 どれぐらいいるでしょうね、ちなみに私は贈る事ができていません^^; 素晴らしい贈り物。ですね。 周りのサポートがあったとしても、お一人で息子さんを育てるのは 物質的にも精神的にも、それは大変だったと想像します。 でも、息子さんのこの成長で、プラスプラスなのでしょうね♪ (2010年03月07日 12時28分15秒)
息子さん、もう二十歳になられますか。早いものですね。
子供って親のこと、ちゃーんと見てるものですよね★ 今度中学を卒業する甥っ子も、言葉の端々にちゃんと大人を見ていると感じることが増えました。 (2010年03月07日 20時17分42秒)
虹のうずさん
>しみじみと、なんだかこちらまで目頭が熱くなりながら、読ませていただきました。 >ほんとうに、すてきな男性をお育てになりましたね。 ----- 彼は私が育てたのではなく、自分で勝手に育ってくれました^^ よく言いますが、子どもは神様からの預かりものと。 今、やっとその意味がわかっりつつあります。 一体どなたのはからいなんでしょう^^ いやはや・・・愉快です^^ (2010年03月07日 22時43分59秒)
>私も おととい、帰省している息子と二人きりで話しました。息子は私が考えている以上にずっと大人で、よくまあ、この母の元、長い間一緒にいてくれたと感謝です。今では 息子の方が私を見守っていてくれる、そんな感じです。
>子育ての醍醐味、私もたくさん味わいました。 >子育てしているあの一瞬一瞬が、宝物だったと後から気付くものですね。瑠璃ほぎさんと同じ気持ちです。 >神様からいただいた時間でした。 >全てに感謝です。 ----- 共感します^^ 振り返り、本当によくぞこの親のそばにいてくれたと、冷や汗かきながら思うのでした。 いつのまにやら、追い越して行ってくれました。 感謝感謝しかありませんね^^(2010年03月07日 22時48分52秒)
>いい話でした。
>ご子息、立派に成長されましたね。 >子供は親の背中を見て育つとか、その意味が分かります。 > >私は、もう手遅れかしれませんが、しっかりと子供達の手本なれるよう努力します。 >今日改めて感じさせられました。ありがとう ----- こんばんは^^ こちらこそ、読んでいただきありがとうございます。 うれしいです。 よく子どもは親の言葉ではなく、その態度を見て育つと言う言葉を思い出していました。 しかし日々反省するまもなく追われて暮らし、気がついたら一段落してしまいました(^^; せめてこれからの日々を、少しでもゆったり味わいながら過ごしたいと思っています。 ありがたいことでした^^(2010年03月07日 22時58分00秒)
>休日の朝から、涙が止まらなくなりました。
>ほぎさんのお子さんが4歳だった秋の日のことを鮮明に思い出したからです。 >・・・・あの小さな手でウチの息子を撫でてくれたあの子が、もう20歳なんですね・・・ > >「やることはやってきた。」 >「たくさん人に助けてもらった」 > >ほぎさん、素敵な生き方ですね! > >そして、そんなことをいってくれる息子さんに育てたほぎさん、本当に素敵な母さんです。 ----- ありがとうございます^^ そうです。あの時の子がおかげさまで二十歳を迎えます。しみじみです。泣けてきますね。 ありがとう^^(2010年03月07日 23時00分48秒)
>私も、おもわずジ~ンと、涙がでてしまいました。
>こどもは、理解しているんですよね。すべてを見て、知っている。 >母の後ろ姿をみて。 >むすこさんの言葉、そんな言葉を贈ってくれるお子さんが、どれぐらいいるでしょうね、ちなみに私は贈る事ができていません^^; >素晴らしい贈り物。ですね。 >周りのサポートがあったとしても、お一人で息子さんを育てるのは物質的にも精神的にも、それは大変だったと想像します。 >でも、息子さんのこの成長で、プラスプラスなのでしょうね♪ ----- はい^^ もう全部プラスプラスですね^^ ギフトの言葉もありがたいことです。そして、ただふたりでこうしてここまで来れたことを素直に祝福したい気持ちでもあります。 戦友のような、よくぞ生き延びました~という感じ^^ そう言えば、いろいろありましたが、面白かったです^^ありがたいありがたいことでした♪(2010年03月07日 23時10分20秒)
>息子さん、もう二十歳になられますか。早いものですね。
>子供って親のこと、ちゃーんと見てるものですよね★ >今度中学を卒業する甥っ子も、言葉の端々にちゃんと大人を見ていると感じることが増えました。 ----- そうでしょうそうでしょう^^ シビアに見つめながら学んでいるんですよ(^m^) 今回は、彼の言葉の率直さに虚を突かれましたね。 思わず「たしかに!」と膝を打ちたくなりました(笑) 私が見えていなかったことも、しっかりと見つめていてくれたのだと。 私の生き方を理解するかはともかく、まずは受け入れてくれていたことに感動しています。その心のキャパの広さにも感謝です。私を越えていきました^^うれしいことです。(2010年03月07日 23時16分45秒) │<< 前へ │次へ >> │一覧 │コメントを書く │ 一番上に戻る │ |