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ナオは、大きくなった時、お兄ちゃんの事を覚えているだろうか。 今は、お兄ちゃんの写真に向かって、無邪気にバイバイをしたり、 みんなのマネをして手を合わせたりしてるけど、 やさしくって、イジワルだったお兄ちゃんのことは、忘れてしまうのだろうか。 コウキがいた頃、ママのおひざは、 左がナオ、右がコウキ、の指定席だった。 二人ともとってもかわいくて、 むぎゅ―って抱きしめると、 幸せな気持ちでいっぱいになった。 本当は、家族中の愛情を受けて、 すくすく育つはずだった、ナオちゃん。 ごめんね。 お兄ちゃんがいなくなってからは、 ママは泣いてばっかりで。 ナオがいてくれて、ママは救われています。 いてくれて、本当にありがとう。 もうすこししたら、ナオにもう一度、笑顔で接してあげられるかな。 ごめんね。それまで、もう少しだけ、 泣き虫ママでいさせて下さい。
最終更新日
2006年05月20日 06時11分30秒
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