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長く、悪い夢の途中なのかと錯覚する。 でも、コウキがいない現実が、 事実として私の前に立ちふさがる。 夢ではないのだ。 コウキはもう、帰ってはこない。 この手に抱きしめることはできない。
スベテヲワスレルコトガデキタナラ。
でも、どうして、忘れることなどできようか。 写真の中から笑いかけるコウキ。 「ママが作ったごはん、おいし!」ってもりもり食べてたコウキ。 コウキが書いてくれたママの絵。壁の落書き。 コウキの服。靴。リュックサック。 何処にもコウキはいないけど、 私の心の中にはコウキがイッパイ。
なぜ、コウキは死んでしまったのだろうか。 どうしてコウキでなければならなかったのだろうか。 誰もこの問いに答えてはくれない。
最終更新日
2006年05月23日 06時07分41秒
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