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テーマ:映画館で観た映画(8570)
カテゴリ:映画館で見た映画
とても心に染み渡る作品であるけれど、少々難解である。 それは「メアリーポピンズ」の映画化に関して、原作者のトラバース夫人から映画化権を手に入れるために苦闘するディズニーの立場で夫人を見ているからだ。夫人の回想というか記憶が本編と並走しながら再現され、それが夫人の幼少時代といった説明が一切なく描かれているせいだ。たぶん、そうではないかと感じながら見続けていき、「メアリー・ポピンズ」の原案が夫人の幼少期の出来事であったとわかるころには、十分に夫人の心持を感じれるところまで物語の深みにはまってしまっている。夫人の後悔、苦悩を感じ、理解し、彼女の著作を世界の子供たちのために映像化したがったウォルト・ディズニーの熱意も感じながら、涙して見た。 人と心が通い合うことはとても、とても素晴らしいことだ。 2013年/アメリカ/126分/G 監督: 出演:トム・ハンクス、エマ・トンプソン、ポール・ジアマッティ、ジェイソン・シュワルツマン、ブラッドリー・ウィットフォード、ルース・ウィルソン、B・J・ノバク、レイチェル・グリフィス、キャシー・ベイカー、メラニー・パクソン、アニー・ローズ・バックリー、コリン・ファレル 原題:Saving Mr. Banks お薦め度 「ウォルト・ディズニーの約束」★★★★(85%) 字幕翻訳:松浦美奈 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2017.03.05 18:49:41
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