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テーマ:最近観た映画。(40126)
カテゴリ:家で見た映画
こんな作品だったかな・・・原作を読んだのは、ずいぶんと前、情感あふれる作りは脚本家が女性なせい? さて、美に対するこだわりがこれほど強かっただろうか、利休。 歌舞伎界の超二枚目市川海老蔵をして利休を演じさせた。わび、さびの感じからしてもう少し不細工というか、枯れた感じの人が良かったかもしれない。しかし、梨園のプリンスが演じた利休。所作はいうまでもなくそつがない。 驚きは献上の品として輸入された高麗王朝の血を引く女性の顔をきちんととらえたことだ。この絶世の美女の顔をスクリーンに出すとは思わなかった。想像の中での美女であれば観客思い思いに素晴らしい美女を思い描けるからだ。それでも露出したということはこの美女に自信をもっていたということ。調べてみると、クララという女優さんで目元涼しく愛らしく笑顔の口元もかわいい。あえて難を言えば鼻かな。スレンダーなボディはスレンダーな顔とともに見るものを惹きつける。(今風といえば今風) 何も言わない、何も聞こえない、静かなシーンも多かったが、印象に残ったのは利休の娘(成海璃子)と小うるさい石田三成(福士誠治)。伊勢谷友介も織田信長らしくて良かった。 茶に命を懸けた利休の弟子。美に命を懸けた利休。みどころはある作品である。 2013年/日本/123分/G 監督:田中光敏 出演:市川海老蔵、中谷美紀、市川團十郎、伊勢谷友介、大森南朋、成海璃子、福士誠治、クララ、川野直輝、袴田吉彦、黒谷友香、檀れい、大谷直子、柄本明、伊武雅刀、中村嘉葎雄 お薦め度 「利休にたずねよ」★★★★(80%) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2014.09.30 00:38:05
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