テーマ:アニメあれこれ(26068)
カテゴリ:2010夏期アニメ
その1からの続きです
学園黙示録 HIGHSCHOOL OF THE DEAD 点数:75点 圧倒的な映像クオリティによる 規制ギリギリの残酷描写と魅せるバトルで ひたすら他を寄せ付けない 存在感を放ち続けたB級ホラー。 どこかで見たような設定、人物、シナリオ… 一般的にB級ホラーと言うと、あまりイメージを持たれていませんが この作品においては、むしろ褒め言葉と言っていいでしょう。 ド直球のB級だからこそ、今まで映像化されなかったのでしょうし その原作をやっつけではなく、実に見事なクオリティで仕上げてきた マッドハウスは、実に良い仕事をしてくれたと思います。 記事周辺の背景のプレッシャー抜群の 画を見ていただければ分かる通り 放映当初から、ウチはこのアニメを一番の期待作として プッシュしてきたのですが 結果的には少~し微妙な感じになってしまいました。 その理由は、レベルの高過ぎた1話にあります。 あまりに強いインパクトとジェットコースターのような 目まぐるしい程の展開は、事前に内容を知っていたのに 先が気になり視聴にのめり込んでしまいました。 しかし、そのせいで自分の中で 要求するラインが上がってしまったのか 2話以降は、1話に感じた程の衝撃は得られず 先の展開を知っている事もあり、若干ダレ気味に…^^; もちろんつまらなかったとかでは、全然ないんですけどね。 よって、自分が予想程楽しめなかった一番の原因は 原作を既読な点にあるので 未読者でB級ホラーが好きな人には 大いに勧められる作品であると思います。 各所で言われてるように、最終回はちょっと…アレですけど まあ数年後の2期に期待するって事で(;^ω^) 祝福のカンパネラ 点数:70点 見る人によって、神アニメにも糞アニメにも なり得る潜在能力の高い作品。 見る人によって、評価が変わると言うのは このアニメに限った事ではないですが カンパネラは、それがかなり顕著な作品だと思います。 敵にも味方にも悪人等、誰一人いない ある意味浮世離れした世界観 そして最初から最後まで続く、ひたすらユル~イ展開。 しかし、作画や戦闘のクオリティ キャラの良さ等の地盤がしっかりしているので それを享受できる人にとっては 充分魅力的なアニメに映るのではないかと。 正直、自分も最初は世界観を享受できなかった側だったんですが 主人公のレスターさんのイケメンっぷりが あまりにも眩しくて、それに毒された(?)のか いつの間にか楽しんで見れるようになっていました(゚∀゚) 彼と『会長はメイド様』の碓氷さんは 今期のアニメの中でも1位、2位を争うイケメン2トップでしょう。 おまけにその2人は、中の人まで同じなのだから驚きw もちろんレスターさんだけでなく、ヒロイン勢も魅力的。 イチオシはアニエス! メイン回の入浴シーンでの可愛さはとエロさには もうノックアウト寸前でした(;´Д`) お付きのタンゴにも和ませていただきました。 その他のキャラなら、オアシスの受付嬢ことニナさんですね。 メチャ好みのキャラだったのですが、如何せん活躍の場がなさ過ぎ! 最終戦でも、シェリーと一緒にお留守番だったし… ホントに残念で仕方ありません(>_<) とまあ、さすがにエロゲ原作だけあってキャラ萌えはバッチリ! それに緊張感はあまりないが、意外と派手なバトル要素も加わるので 最終回のご都合主義の連続に目を瞑れるのであれば なんやかんやで楽しめる作品だと思います。 会長はメイド様 点数:70 ニヤニヤに始まりニヤニヤで終わる 間違いなく今年最高峰のニヤニヤアニメ! 文武両道の完璧超人&男嫌い&鈍感ツンデレの属性を持つ美咲が これまたイケメンで、美咲以上の完璧超人である碓氷さんに 徐々にデレていく様をニヤニヤしながら視聴するのが この作品の基本スタイル。 話が概ね一話完結で 問題が起きる⇒美咲が解決に乗り出す ⇒無茶をし過ぎてピンチになる ⇒土壇場で碓氷さんに助けられる 基本的には、これの繰り返しではありますが 魅力的なサブキャラ達(ただ濃いだけとも言う)が 良い感じに場を引っ掻き回して できるだけマンネリ化しないよう、楽しませてくれます。 3バカとか葵とかが、その最たる例かな? ちなみにサブキャラのお気に入りは、ダントツで『ほのか』ですね。 好き合ってる癖に、くっ付きそうでくっ付かない美咲と碓氷さんの じれったいまでの関係にイラつき ピンポイントで毒を吐いていってくれます。 これが、視聴者の思ってる事の代弁的役割を担ってくれていて 非常にスカッとするんですよね~(^o^)/ 基本良い人だらけのメイド様内では 非常に異彩を放った存在で 自分はそんな毒吐きほのかが大好きですw キャラに恵まれている良い作品なのですが、もちろん欠点もあります。 サブキャラがいくら魅力的とはいえ 序盤~中盤の上記の予定調和な展開には、若干飽き飽き… なかなか進展しない二人の恋愛のじれったさが売りでもあり 同時に欠点でもあるのかなと感じました(-_-;) あとは、サブキャラメインの回が圧倒的につまらなかったりと 話にむらがあった点もマイナスポイントかな。 他にも最終回が若干、不完全燃焼気味だったり 一部キャラの扱いが中途半端過ぎる等といった点も 気にはなりましたが、原作が終了していないようなので その点は、しようがないのかなと思っています。 あるかどうかは期待薄ですが、2期にて保管されればいいですね。 あぁ!あと最後に重要な事を言い忘れてました。 もしまだ最後まで見ていない、もしくは これからこのアニメを視聴する予定の方に一つ忠告を… 最終回を見る際は、部屋に鍵を掛けて 部屋を暗くして一人で見てね!(゚∀゚) 理由は簡単!否が応にも終始ニヤニヤしながらの 視聴になるので、端から見ると確実にキモいから!w うっかり家族や恋人の前で 醜態を晒さないよう気をつけましょう(^O^) 世紀末オカルト学院 点数:65点 終盤の超展開を除けば 今期No.1も固かったであろう佳作アニメ。 かつてこれ程まで点数を付けるのに 迷った作品もないだろうと言う位 このオカルト学院の評価点数は最後まで悩みましたねぇ~ で、結局65点と言う今期の中でも低めに収まってしまったのは 超展開はもちろんですが、それ以上に 最終回の締め方に問題があり過ぎたせいですね。 2人の文明が出会ってしまい、宇宙人降臨の時点で 放送の残り時間が3分の2を経過。 これは正直、嫌な予感しかしない… と思っていたら、文明のハイパー覚醒と スプーンノチカラだけで、ものの3分で解決とかw これじゃあ、今まで12話かけてやってきた事はなんだったのか! と言われたって仕方ないと思います。 元々、些細な点はギャグで誤魔化してきた節はありましたが さすがにこれはやり過ぎ(-_-;) 超展開に超展開を被せてしまったら収拾がつかなくなるでしょう。 もちろん尺が足りないってのも理解できるけど 始めから1クール作品だって分かってたんだから いらない部分を削るなり何なりすれば もうちょっと上手い締め方ができたはず。 序,中盤は、ギャグとシリアスが上手く調和していたからこそ 絶妙な面白さを醸し出していたわけであって 肝心な部分を、全てギャグに傾けてしまっては そのバランスも崩壊してしまい ただのB級ギャグアニメと化してしまうんですよね。 もちろん、B級ギャグアニメが悪いというわけではないんですが 超展開の前までは、それ以上の作品になり得ると 期待していただけに、もったいないなぁと…(>_<) ダメだしばかりしてきましたが もちろん良い所も沢山あります。 特に良かったのは、一癖もふた癖もあったキャラクター達でしょう。 濃いキャラ達の中でも一際目立っていたのは やはりこずえとJKですね。 シリアスな戦闘前の緊迫した場面等でも こずえの天然行動の一つで、あっという間にユルユル空気に早変わり。 亜美を助けにチュパカブラ巣に乗り込んだのに いつの間にか攫われて食われかけてたり 敵のはずの黒魔術集団に捕まって、あっさり洗脳されてたり… 何より、普段の女としての肉体は仮の姿で 本体が実はメガネだったという新真実には驚きましたね(違 JKは、探索道具であるはずのダウジングを 時には武器に、時にはピッキングにと ダウジングの無限の可能性を示してくれた偉大なる人物です(゚∀゚) デカい図体ながら、プリンが大好きで チワワばりのつぶらな瞳で文明にプリンをねだった姿は 思わずキュンとさせられましたw そんなこずえとJKは、上記で書いたギャグとシリアスの調和には 欠かせない人物であり、この作品の 縁の下の力持ち的な存在であった事は間違いないでしょう。 長くなってきたので、そろそろ締めの言葉を。 良い点も悪い点も書いてきましたが それをひっくるめても決してつまらない作品ではありません。 特にストーリーに絡ませたシュールな笑いは そんじょそこらのギャグ作品よりは遥かに面白いので タイトルのB級臭さで敬遠せずに 一話だけでも見てみる事をオススメします。 きっと目を惹かれる事間違いなし!(^O^) その3へ続く… お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2010/10/01 10:13:45 AM
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