テーマ:アニメあれこれ(26113)
カテゴリ:2010夏期アニメ
その2からの続きです。 その1はこちらから。 オオカミさんと七人の仲間たち 点数:60点 ライトノベル原作アニメの 悪い点ばかりを踏襲してしまった失敗作。 薄い!軽い!ナレーションが主役! と初回視聴後に感じた悪いイメージが 最後まで払拭できなかった印象。 インパクトや作画の良さ等 上辺ばかりに気を取られるばかりで、肝心の中身が 記憶に残らないと言う、実にライトな作品となってしまいましたね。 特にシナリオは、オチというオチが ほぼご都合主義の塊となっており、ツッコミ所満載という始末。 ただ、決して悪い点ばかりというわけではなく 話が完全なギャグとなった時の面白さは、なかなかのモノ。 特に上記画像の、謎の豚映画&毒舌執事の回は 登場人物の多さと個性を存分に生かしており 個人的には、今期のアニメの中でも 3指に入る良質なギャグ回だと思っています(^O^) どうせなら、端からギャグ方面に徹して 軽さを生かす方向で行けばよかったんじゃないかなと思う程。 まあ原作があるから、厳しいんでしょうが^^; あと気になるのは、原作既読者の評価かな。 原作の雰囲気を損なわず、上手くアニメ化できていたのか? はたまた、クラッシュ気味な出来だったのか? 機会があれば、その辺も聞いてみたい作品ですね。 あそびにいくヨ! 点数:30点 『ラブ』、『バトル』、『エロ』、『シリアス』 あれこれと手を出し過ぎて、結局最後まで 何を主軸に置きたかったのかが 不明だった、ごった煮アニメ。 見て分かる通り、今期のワーストNo.1アニメ。 悪い点を挙げだすとキリがなさそうなので、まずは良い点から。 見る前は、どうせ萌え系B級アニメだろうから 1話で切ろうとタカを括っていたんですが 映画さながらの神作画と演出、アオイのスタイリッシュな アクションシーンを見て、良作の匂いに期待に胸を膨らませました。 よって、1話での物語への引き込みは大成功! その後、なんやかんやでエリスが攫われ 皆の協力を得て、騎央が無事助け出す (エリス的には特に必要なかったようだけど…) ところまでは、非常に面白かった! アオイや真奈美も可愛いだけじゃなく それぞれ別の組織に属していて 密かに騎央を監視しているという設定も なかなかに新鮮だったと思います。 でも面白かったのは、正直その辺(第2話)辺りまでかと。 せっかく凝っていて面白かったはずの設定を序盤の序盤で 自らブチ壊し、4人での同居生活がスタートしてからは もう完全に、そこらのエロ萌えB級アニメそのもの! さらに一番最初に書いたように、どういう方向性のアニメなのかが さっぱり伝わってこない展開だったので 話がどれも中途半端になってしまい ある意味、そこらの萌えアニメよりもタチが悪いかも(>_<) 最終回とか、地球の危機という 一大事にも関わらず、真奈美が一人で暴走。 想いを伝えろだのなんだのと アオイに詰め寄り、そんなアホな行動しているうちに なぜか主人公置いてけぼりで 勝手にハーレムが出来上がって、みんな仲直り? …って、もうアホかと!バカかと!ヽ(`Д´)ノ 終始失笑しながら見てるしかなかったですよw まあそんな展開でも、主人公である騎央が 皆に好かれるだけの魅力を持った男であれば まだマシだったものの、ただ鈍感なだけのオタメガネときたもんだ! とりあえず、レスターさんや碓氷さんのような魅力的な男になって 出直してこい!って感じです(-_-) 気を付けていたつもりだったのに 何だか、結局批判ばかりのコメントになってしまいましたね…(-_-;) 個人的には、全くオススメできない作品となっていますが ネコミミや、戦う強い女の子が好きだ!という方でしたら 画が綺麗なのも相まって 視覚的には楽しめるのではないかな~と思います(;^ω^) 総括 ・オオカミさんの黒子ナレーション ・けいおんの澪&律コンビの中の人が シモネタ吐きまくりの生徒会役員共 ・学園黙示録の冴子さんの『濡れるっ!』発言 ・オカルト学院の終盤の超展開に次ぐ超展開 等など、良くも悪くも各作品の強い個性が 話題を呼ぶ事の多かった、今期の夏アニメ。 確かに、色々な意味で面白い作品の多い期だったと思います。 きっと制作側もこの不況の中 少しでも他の作品とは違う、変わった事をして 話題性やDVDの売り上げを上げようと 四苦八苦してるんでしょうねぇ(~_~;) まあ視聴者側としては、そうしてお互いが切磋琢磨していく事で より良いアニメが、出来ていってくれるのは嬉しい限りですがね。 あともう一つは、作画について。 少なくとも、自分が評価した作品の中では 前期の『迷い猫』のように素人目にも分かる程 作画の乱れはなかったと思います。 皆、水準以上のレベルをキープしており 今期に限り、作画の良さが作品のアドバンテージになるような事は なかったと言っても過言じゃないかと。 そしてそれは一部を除いて 演出に関しても言える事なので、素直に凄いと感じました。 ぜひ、来期以降の作品にも生かして欲しいなと思います。 ってなわけで、全部で約3万字にも及ぶ 長文となってしまいましたが これにて、10月終了アニメ総合評価を締めくくらせて頂きます。 最後までご覧下さった方々 このような駄文にお付き合い頂き、有難うございます。 もしよければ、評価に対する賛同はもちろんの事 反論でも何でも構いませんので、ご意見がありましたら お気軽にコメントを下さると非常に嬉しいです(^o^)/ では、今後とも『インドアさんいらっしゃ~い♪』を よろしくお願いします。 また来期のアニメ感想でお会いしましょう! にほんブログ村 最後までご覧頂きありがとうございます。 もしよければ、1ポチお願いしますm(__)m お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2010/10/01 10:08:40 AM
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