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「苦い雨」 樋口有介 中公文庫 667円かつて追い出された会社のトラブルに首を突っ込んだ零細業界誌の編集長・高梨。カギを握る女は忽然と姿を消し、その行方を追ううちに、会社乗っ取りの策略が浮かび上がってくる。ついには高梨の家族にも危害が及んでしまい---。幻のハードボイルドミステリー、待望の文庫化(表紙カバーより) 2011年11月、読破。 15年前の作品の文庫化ですが、なぜ文庫になっていなかったのか不思議なほど面白かったです。こういう会社の陰謀がらみの題材は好きではないのですが。 探偵役は、柚木シリーズの柚木草平と雰囲気は似ていますが、本作は、“家族”がテーマになっています。高梨の娘がふらっと父親に会いにくる場面もいいですし、ラストは、すごく分るような気がします。口に出さないと分からないことっていっぱいあるんだよね。 【送料無料】苦い雨 │<< 前日へ │翌日へ >> │一覧 │ 一番上に戻る │ |