地震から5日目
金曜日の地震から5日目ですが、都内の買い漁りは見ていて異常に感じます。今後は分かりませんが、僕が見た時点は商品供給が不足はしていなかったと報告されています。ところが商品の棚が空っぽになるというのは、過剰な購入に起因すると予想するわけです。未曽有の大地震直後の心理として、不安が不安を呼ぶ負のスパイラルに陥っていると思いますので、少し冷静になってみてください。インスタントラーメンにしても賞味期限があります。それほど長期の賞味期限ではありません。ペットボトルの水にしても賞味期限があります。物不足を予想して買い漁る事で、陳列棚から商品が無くなり、その様子を見て不安になって買い漁るのは、悪循環以外の何ものでもありません。確かに、東北地域の生産工場がダメになって、東北地方に供給する為に、多少の商品不足は発生するかもしれません。しかし、首都圏で食糧難になるとは考えられません。関東で食糧難があるとすれば、震災の影響のある茨城県や千葉県だと思われます。その食糧難にしても、物流の問題だと言えるのですが、今度はガソリンの買い漁りによって、物流に影響を与えてしまう問題があります。不必要なガソリンの購入も差し控えるべきではないかと考えています。必要なところに必要な物が届くようにするには、個々人の意識が大切だと考えます。まぁ、落ち着けば当たり前の話なのでありますが、震災を見て軽いパニックに陥っているように思えます。パニックに陥っていると自覚して、少し落ち着いてみましょう。さて、買い漁りもそうですが、商品の値上げが凄いですね。電池やら色々と値上がりしていますが、物が無くなれば需要よ供給のバランスから、物の値段はあがってしまうのは自然です。ところが、今回の地震、津波という天災の場合、局地的な物不足であり、電池や電気関連の物を必要としているのは被災地であります。東日本であれば、今後の停電等の事から必要な地域と言えますが、大量発注が来ている地域に西日本地域があると聞くと、不安感が日本全土に広がっていると言えます。不安を抱くなと言う事ではありません。不安になって、正常な判断が下せなくなっていると自問自答する事も大切だと思って欲しいと言うことです。助け合いと言いながら、物を買い占めては矛盾してしまいます。その辺を考えて自分の行動を振り返ってみて欲しいと思ってます。さて、物の値段を釣り上げて売ると豪語して炎上した秋葉原近辺の社長のブログとかがありましたが、殆どの人が強欲、守銭奴のイメージを持って敵意を抱いたと思います。あの文面から判断すると、確かに強欲で傲慢で商売人として如何なものかと思います。これが、金持ちには高い物を売って、その利益で被災者や低所得者に還元するというのならば全然違うと思うのですが……以下の記事を見て、企業そのものの存在意義を間違っていると感じた。「東京電力は直ちに電気料金を大幅値上げせよ」http://news.livedoor.com/article/detail/5414919/「被災者の足元みて商品値上げしない経営者はバカ」と発言している会社を正しいと言うのが呆れてしまったのだ。被災者に対して商品値上げしようと言っていることが間違いなのだ。そして、上記ブログ記事の筆者は、電気代を10万円でも払うと豪語しているが、一般家庭の収入から電気代を10万も差し引いたら、経済全体が麻痺してしまうと考えないのだろうか?そして、中学生のツイートを引き合いに出しているが、中学生の短文のツイートに、言葉足らずのツイートを使って理論を展開しているのは、ちょっとどうかと思いました。さて、企業として高所得者に高級品を売って、高利を得る事は悪く有りません。利益を得ることで、低所得者の為の施設を作ること、低価格の物を大量に作ることだって出来るからです。企業は、資本を持つ株主の物であり、資本家に利益を還元する為の物です。但し、企業は法人という人格であり、社会に貢献しなければならないという側面もあります。利益は社会の為と言っても過言ではありません。ユニクロ社長の個人での寄付金10億円に対して、儲け過ぎと批判する人もいたようですが、利益を社会に還元しているのならば、その利益は正しいと考えるべきです。今は、地震に対して過剰反応になり、脊髄反射で物資を買いあさっている状況に見えます。慌てず、落ち着いて行動出来るようになるまで、政府からも情報は小出しにされるのは当たり前だと考えておきましょう。集団の力は大きいので、良い方向に向ければ復興も早く進むと信じています。●何にでも付けられる長寿命LED●自転車に簡単に取り付けられる21灯のライトです◆同梱不可◆LED21灯◆サイクルライト◆自転車用LEDライト◆かつおだしのおみそ汁が賞味期限3年の保存食になりました非常食は防災グッズ・防災用品の基本です【保存用みそ汁缶】 1缶さて、ウチの本社社屋は震度6強にも耐えて無事でしたが、中はゴチャゴチャ!ワークステーション4台のうち3台が倒れて破損してしまいました。実家の方は、壁や天井にヒビが入ってます。でも、家族全員の無事が確認されて一安心と言ったところです。もっとも、本社社屋となりの石蔵が、もう一発大きな地震が来たら倒壊しそうですけどね。ところどころ崩れたり、数センチズレている石蔵の壁を見ると、地震の大きさがどれほどのものだったか理解出来ます。ついでに、ハイツの1棟が3階まで外壁にヒビが入っていたので、修理費用に悲しくなってしまいましたが……銀行に相談しなければならないと思うと、テンション下がりまくりです。