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以前書いた『声について』の項目で、
「高い声が出なくて好きな歌が歌えない」というコメントを頂いたので、 それについての私の見解を書いてみようかな。 まず当たり前の前提として、 「人は一人一人違う。」 人間を「声を出す楽器」として捉えた場合、 体の大きさによっても違うし、持ってる声帯によっても、全く違うよね。 もちろん楽器だって、一体一体個性があるけど、 例えばアルトサックスの音域、テナーサックスの音域はある程度決まってる。 でも人間は、人によって、アルトサックスだったり、 テナーサックスだったり、ソプラノサックスだったり、 持ってる音域=声域自体がそもそも違うってこと、 自覚してない人も多いかも。 ま、そこまでは違わないから極端な例だけどね。 クラシック音楽(声楽)の世界では、 そのオリジナル曲をオリジナルキーで歌いこなせなきゃいけない。 だからきっちりパート分けがあるんだよね。 ソプラノ、アルト、テナー… その人に合ったパートをいかに上手に歌うか、 素人には真似できない世界です^^;。 スポーツの世界にはあんまり造詣がないけど、 やっぱり体格とか人種による違い的なものって、絶対あるよね? 陸上競技だと「速い」ことや「高い」ことが「勝ち」だから、 そうでない人にとってそれ(体格、人種など)は「ハンデ」の一つだけど、 「高い声が出ない」「低い声が出ない」、 それが必ずしも「ハンデ」にならないのが、Rock・Popsの世界だよね。 クラシックであれば もともと「良い声」「悪い声」といわれる声の質もあるだろうけど、 これも、RockやPopsの世界では「歌」の「良し」「悪し」にはつながらない。 「好き」「嫌い」の世界に入ってくるし、一言でいえば『個性』。 もちろんもともと持ってる声の個性の中で、 よりいい声に近づけていく訓練はできる。 同じように、もともと持ってる「声域」を、 上下に「ある程度」広げる事は出来る。 あとは努力次第。 ここまでくると、多分スポーツの世界にもちょっと共通するかな。 体格的に大きくてハンデとか、小さくてハンデとか、 種目によって違いはあれ、そのハンデを乗り越えられる力をつけることも ある程度努力で可能な事が、皆わかってるから感動するんだろうしね。 多分日本では、ってことだろうけど、 特に低い声より高い声がもてはやされるし、 「いかに高い声が出るか」が 「上手い・下手」に直結して語られたりすること多いように思うけど、 もともと高い声域を持ってる人とか、 努力で身に付けた人とか、 だんだん出なくなった人とか、 「どこどこのキーまで出ます」って一言で 一くくりには語れないんだよね、たぶん。 90年代くらいに3オクターブだか出る、ってふれこみで、 超有名プロデューサーの彼女として有名な歌手がいたけど、 (最近また飲料水のCMで復活したね) 彼女の高音なんて(好きな人も多いから売れたんだろうけど)、 ただ「高い声が出ます」ってことのアピールにしか聞こえず、 耳障りだったし、嫌いな人も多かったでしょう。 「ただ高い声が出りゃいいのかよ?!」って、 すごく考えさせてくれた子だったわ。 ああ、このテーマは語りきれんわ。また時間切れ。 序論が長すぎて、全く核心までいけてないけど、 続きはまた<その2>でね^^;。
Last updated
Feb 28, 2006 06:13:30 PM
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