老後の趣味に:パンドラの箱を開けてしまったかな
歳と共に感動や情熱がなくなり、夢中になれるものが無くなってきた。これではいけない。ストレスのはけ口がなく、悩みばかり抱えるつまらない年寄りになってしまう。何か趣味を見つけなくては。身体を動かすのは元よりダメ、団体行動は大嫌い、頭を使うとすぐに疲れる、庭仕事は冬寒いと言うことで物づくりとなるわけだが、帆船模型とか建築模型のように目と指先を駆使するのは今更無理。若いころ夢中になった模型飛行機は飛ばす体力(全力疾走して投げなければならない)がなく、場所は取るが鉄道模型を再開するか。独身の頃、一部屋潰し3畳ほどのジオラマを作った。結婚し子供が二人もできると家は手狭になり撤去せざるを得なかった。三十数年前に作ったジオラマ 処女作のわりに力が入り過ぎ、運転も調整も面倒だった。 家のリフォームをしたとき、鉄道模型の部品はすべて箱に入れ、棚の奥にしまっておいた。今回、とうとう8年ぶりでその箱を開けた。開かずそのままそっとしておけば記憶の彼方に飛んで行ったかもしれない。開けてしまったのだ。これはもう再開するしかないな。開けてしまったおもちゃ箱旧国鉄の懐かしい列車群 左よりTGV,DE10、DF50、キハ58、クモニ143、EF65、EF64、C62