カテゴリ:国語
公立高校の入試問題集を見ると、国語の現代文は私立中学受験で出題された文章と
同じものをよく見ます。 私の勤めていた塾の小6の模擬テストの内容と、滋賀県の公立高校の入試問題が ほぼ全く同じであったこともありました。 古文と漢字をのぞけばほぼ同等と言っていいと思います。 いや、中学生を公立高校入試用に指導していたときよりも、ずっとハイレベルなことを指導してきたように感じています。 学校によっては100字~200字程度の作文とか、自分の考えをまじえた記述問題を出題するところもありますね。 また、面接があって口頭で答えることを求めるところもあります。 (面接では答えに点数がつくわけではありませんが、印象がいいにこしたことはありません。) 全国の公立高校では作文の出題は定着してきていますので、その課題を今日は記したいと思います。だいたい100点中10点~18点ぐらいの配点となっています。 夏休みを利用して、いくつか興味のあるものだけでも文章にしてみてはどうでしょう。 いい練習になると思いますよ。 また、このような話題が流行しているとも言えますね。 似たような話題の文章に出会ったらその本を読んでみるとか、家族でその話題についてどんな意見があるか広げるなどして視野を広げておくというのもいいかもしれません。 ■□ 作文の出題課題 □■ ●青森 犬養道子「本 起源と役割をさぐる」を読んで、第一段落にないようについての自分の意見、第二段落に自分のようだおもしろい本について書く。(150~200字) ●宮城 「言葉のあたたかさ」について感じたこと、考えたことをまとめる。(160~200字) ●秋田 「読書と私」・「地域社会と私」・「国際社会と私」から1つ選択。自分の体験を踏まえて、これからの生き方について考えを書く。(200~250字) ●山形 敬語や敬語の使い方に対する世論調査の結果のグラフを見て、気づいたことと考えたことを二段落もしくは三段落構成で書く。(200~240字) ●福島 「漢字についての意識」の世論調査の結果のグラフを見て、前段に気づいたこと、後段には自分の考えを書く二段落構成。(150~200字) ●茨城 敬語について異なる意見が書かれた文章を読んで、第一段落で自分が賛成する意見をまとめ、第二段落には自分の意見を述べるスピーチ原稿をまとめる。(160~200字) ●栃木 「最近の若者は周囲への心遣いが足りない」という意見について、自分の異なる意見にも触れながら、自分の意見とその根拠を書く。(240~300字・100点中20点分) ●群馬 挙げられた慣用句・ことわざから一つを選択し、それに関わる自分の体験を書く。(120~160字) ●埼玉 「美しい日本語のすすめ」の内容をもとに、あいさつの大切さについて自分の景たんを踏まえて意見をまとめる。(195~225字) ●千葉 「読書の意義」について、挙げられた三つの文を用いて文章構成の仕方を選択して書く条件作文。(120~160字) ●東京 石川九楊「書に通ず」を読んで、「言葉を書く」というテーマで身近な体験を交えて意見を発表する際のスピーチ原稿作成。(200字以内) ・・・次回に続きます。 → ※このブログを応援してくださる方は、ぜひこちらをクリックしてくださいますようお願いします! 今後の更新がんばりますのでぜひお願いします。* →TOP(FREE PAGE 記事一覧)にもどる。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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