カテゴリ:中学受験・サポート
「夏休み」
中学受験生にとっては、ちっとも「休み」なんて感じられなかったでしょうね。 夏期集中講座、テスト、学校の宿題もあるし。 その疲れがどーんとのしかかってきている生徒も多いのではないでしょうか。 生徒だけではないですね、親子共々ですよね。 そして、夏の終わりに受けた模擬テストの結果に、期待していたのに・・・撃沈。 あんなに長時間勉強して、親だって送り迎えやお弁当作り、おいしいごはん、サポートもしてきたでしょう。 そろそろいい点数見たいわ~とその成果を楽しみにしていたのに・・・なぜ? 「ばかなの?先生、うちの子、ばかなんでしょうか。 もう、望みがないなら思い切って言ってくださいよ。」 なんて詰められたこともありますけどね。 お気持ちはよくわかります。 でも、それはそう簡単にはいかないのです。 夏期集中は、だいたいどこの塾も重要分野・単元の総ざらいをします。 そして、入試問題レベルまで応用問題に挑戦するようになります。 大量の知識と、ハイレベルな問題の解き方を新たに学習したわけです。 たーくさんの内容が頭に入ったとは思いますが、言ってみれば大量の洗濯物をくしゃくしゃのまま押し込んだ状態です。 しっかりと睡眠時間を取ることと、改めて自力でその問題に取り組んで、正しい手順で解けたという経験があって、初めて模擬テストで見える形になるのです。 そうして、くしゃくしゃだった洗濯物をたたんで分類して引き出しに収納していく作業です。 「あれ、出して」とテスト問題に言われたときに、即座に脳というタンスから、必要な知識を取り出せるようになる生徒から、成績が上がっていきます。 ですから、一応押し込んではいるので、テスト時間内には解けなかったけれど、不正解の問題を自宅でもう一度解いてみたら「あー、そうだったー。」という反応になる生徒さんも多いのです。 もうちょいだったね、数問問題解いて、次に出会った時には正解にできるよね、という部分です。 カラオケで、知っていると思って入れた曲、前半歌えなかったなんて経験はありませんか? 友人の歌う曲、知らない曲だと思っていたけど、サビの部分になって「聞いたことあるある。これだったのか。」ということありませんか? 生徒さんたち、そんな状態です。 たーくさんの曲をいっぱい聴いたんだけど、正確に歌える状態にはまだなっていない。 でもインプットは済んでいます。 これからが大切です。 新しい知識を「まったく知らない曲」から、夏期集中で「聞いたことはある」「サビは知っている」にはできました。 これからの演習問題への取り組みで「得意曲」「十八番」にしていきましょう。 →過去の記事ですが、こちらも参考にしていただけると思います。「偏差値が上がらない(>_<)なぜ?」http://plaza.rakuten.co.jp/ktakta/2012/ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2015年09月17日 19時04分40秒
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