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地頭力を鍛える ~問題解決に活かす「フェルミ推定」~ なんていう本が出ているらしい。
けれども我思うに、地頭の良し悪しはどうしようもないからこそ、地頭なんであって、子供の IQ を高くしたいから IQ テストたくさんやって鍛えるのと同じようなもんだなぁと思う。訓練するとある程度まで、あたかもそれが鍛えられたように見えてしまう状況を作り出せる。 この本を買う層は大きく二つのグループに分かれるんじゃなかろうか。こういう本を読んで地頭を鍛えたいと思って買った時点で、自分は地頭が悪いタイプの人と認識していて、それをなんとかしたいというグループと、自分の地頭が良いと思っているから、それを確認したいと思って買うグループ。それこそがジアタマデバイドじゃなかろうか。 でも、
というような発言の方に同感するなぁ。 ただ、世の中には地頭が良いか良くないかとかいうレベルではなく、どうでもいいけど、もうちょっと何とか頭を使って物事を考えて欲しいというタイプの人もいるから、そういう人は読んだ方が周りのためになるのかもしれない。でも、そういう人がこういう本を読むと、また頭の悪いことになる。そういう人間が増えると嫌。頭がよいように振る舞う頭の悪い人ほど質の悪いものはない。
コンサルティング企業がいかにウソつくかっていうのが、こういうのがうまい人を採用しているところてんでよく分かる。合成の誤謬なんて関係ねぇ。とりあえず、もっともらしく数値をいじくれる詐欺師力といってもいいんじゃなかろうか。まあ、ないよりある方が得かも知れない。 世の中、そういうことが必要とされる場合も多々あるけど、「性格が悪くならないように気をつける」方がよっぽどいい。もっとも、私は性格も悪いから気をつけなきゃいけないけど。いや、性格の良し悪しも、けっこう地頭と同じで手の施しようがないところがある。けれども性格が悪いからといっていつも性格が悪い行動をしたんじゃよろしくない。 んー、そうやって考えると、地頭が悪くても、良いかのように振る舞えるような訓練というのも意味がないことではないのかもしれない。 どっちの訓練も面倒だなぁ。 それにしても、コンサルティング会社とか証券会社とかの市場規模がこの位でなんたらかんたらなので、なんたらかんたらというアレほど当たらないものはないのはどうしてなんだろう。要するにフェルミ推定的な考えで市場や株価を推測してもっともらしく予測したものはダメってことなんだろう。 訓練の一つとして使っても、実践では止めてね。そういえば、官僚も意図的にこういうのをやるな。ラフに値を導くときに使ってもいいけど、まともな推定をするときには正しいモデルと値を使ってやってくださいね。 ちなみに、地頭のよさを使った採用は マクナマラ元米国防長官 の若い時代あたりから米国で積極的に始まっているのかな。まあ、知能検査とか第一次世界大戦あたりから使われるようになったのが端緒って感じか。でもって、そうした試験ではなく、会話を通した地頭判定の手段としてフェルミ推定的なものが使われるようになってきたって感じか。 問題はそういう会話を通した判定方法だと問題を出す方が頭良くないとダメなんだなw [どうでもいいこと]カテゴリの最新記事│<< 前へ │次へ >> │一覧 │コメントを書く │ 一番上に戻る │ |
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