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カテゴリ:Python
ajenti (GitHub Eugeny/ajenti)を試してみた。主として Python で書かれたサーバー管理ツールで、arnes (The Academic and Research Network of Slovenia によって開発され公開されているもの。今風の作りで感じいい。スロベニアのソフト使うの初めてだ。GitHub みたいな公開レポジトリってほんとうに世界を身近にしてくれる。How To: Manage your servers with the Ajenti admin panel、Install Ajenti (A Web Based Control Panel) for Managing Linux Server、Ajenti (Wikipedia) も参照。Ajenti documentation も参照。
これを見るとだいたいの感じが分かる(14:29)。 ajenti は Pleask や cPanel、Webmin などに相当するもので、軽量で VPS などで使えるように開発されたようだ。個人利用(自分のサーバ、自社内での利用、教育機関を含む)の場合は自由に使えるようだ。VPS やホスティング会社など第三者にサービスを提供するときには有料のライセンスが用意されている。仮想ホスト用の ajenti-v もある。 インストールは、ダウンロードからプラットフォームに合わせたスクリプト・パッケージが用意されている ので簡単。Debian, Ubuntu, RedHat, CentOS, FreeBSD 用が提供されている。 とりあえず lxc の仮想環境にインストールしてみた。インストールしたら、https://myserver:8000/ でアクセスするとダッシュボードが表示される (デフォルトのユーザーとパスワードは、root/admin)。日本語対応もしていて素晴らしい。 プラグインから、Apache、APC UPS Staus、BIND9 等々のパッケージのインストールが簡単にできるようになっている。またファイアウォールの設定もできるし、サービスの状態確認、起動や終了、プロセスの確認。SNMPの設定などもできる。Terminal もウェブ経由で使える。一通りのことは問題なくできてしまう。パッケージのインストールは、Packages からできる。例えば、Munin をインストールすれば、SOFTWARE - Munin からグラフの参照も可能。ウィジェット化してダッシュボードに貼り付けることもできそうだが、なんかバグってるっぽい。新しいバージョンになったら直りそう。 とにかく、さくっとインストールできて、簡単に使えるのでよい感じ。よくできてる。ただし、このソフトのセキュリティを破られたらなんでもできるに等しいので、パスワード認証以外にもアクセス制限をしておかないと怖いかも。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2014.08.24 23:24:03
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