2008年9月~<2008年9月に読んだ本>人生は勉強より「世渡り力」だ! ■著者:岡野雅行 ■青春新書 ■2008/6発行 「世渡り上手」と言うと上辺だけの姑息な人間みたいなイメージだけど、 ここで言う「世渡り力」とは、 人間の機微を知り、義理人情をわきまえ、人さまにかわいがられて、引き上げてもらいながら、 自分を最大限に活かしていく『総合力』のこと。 で、大事なことはこのようなことだそうです。 ・重要な情報が飛び交う集まりに「あいつを呼ぼう」と言われるには? ・人に「あいつは面白い」と思われるには? ・上の立場の人を動かす方法 ・一円もかけず、お願いもせず、相手が自分をPRしてくれる方法 ・何倍にもなって返ってくるお金の使い方 ・言いにくいことをキッチリ伝え、意見を通す方法 ・お金がなくても一流どころとつきあう方法 ・自分のアイデア・ノウハウを守る ・「前例がない」を盾にとる人を突き崩す ・ナメてくる相手を返り討ちにする ・権威をカサに着てくる人をギャフンと言わせる ・・・特に私は後半の ・「前例がない」を盾にとる人を突き崩す ・ナメてくる相手を返り討ちにする ・権威をカサに着てくる人をギャフンと言わせる が気に入りました(笑)。 語り口(書き口?)は職人調。 サクサク読めて、わかりやすい&面白い&気持ちいい。 私は直球勝負な人間なんで、 「根回し」とか「世渡り」という言葉を聞いただけで拒否反応が出るのだけれど、 この本読んで、 「やはりみなさまの多少の役に立ちながら、幸せに生きていくためには世渡り力は必要なのだ」 と納得いたしました。 なので、今後は世渡り力を磨きたいと思います。 ちなみに、著者の岡野雅行さんは、 直径0.08mmの世界一細い「痛くない注射針」の量産化や 携帯電話の小型化に貢献したリチウムイオン電池ケースなどにより、 「世界一の職人」と呼ばれるようになった金型職人さんです。 ※★★★ (★つまんない!★★まぁまぁ★★★おススメ!) |