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石垣島バブル事情

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バブルに蝕まれる石垣島。
移住をあおるネット情報。
島はいま、リゾート開発や住宅・アパート建設で
無惨な状況です。

「癒し」だの「楽園」だのと語られる夢物語が、
自然環境や地域社会を破壊しています。
地元のニュースや話題を紹介しますから、
しっかり現実を見てくださいね。

ストップ!沖縄ブーム


石垣島は様々な問題を抱えているのに、マスコミが作り上げた「楽園」の現実は
内地の人にはほとんど伝わらないまま、観光・移住ブームが盛り上がっています。
知らないでいることは、島の人間にとっても、訪れる人にとっても不幸なことです。

だから、地元の有力新聞である八重山毎日新聞の記事を中心に引用(参照)して、
沖縄ブームをあおる移住情報系ブログなどでは取り上げられない話題を
積極的に取り上げ、関連した話題も含めてコメントしています。
関心のある方は参考にしてください。

八重山毎日新聞のホームページのコメント欄でも、いろんな記事について
たくさんの方が賛否さまざまなコメントをよせています。
そちらのコメントもぜひご覧ください。

石垣島の抱える問題が、いろんなメディアや人々の間で活発に意見交換され、
このブログを通じて、行き過ぎた沖縄ブームについての批判や反省が
生まれて欲しいと思います。


[全73件]

2008.07.01
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買われる土地の話

カテゴリ:移住者
 

白保でシマフサラシが行われました。

八重山毎日新聞2008年6月25日の記事


「ニンゲピィトゥ(願い人)の崎原初さん(55)ら白保地区の人たち
約20人は午前11時から真謝御嶽南側に位置する敷地に集まり、
バッタなどの害虫などを載せたバショウの小舟とわら縄を前に
祈願を行った。」とあります。


この敷地、現在の所有者は内地の人らしいです。
もちろんその昔は白保の人が住んでいた土地です。
どういう経緯で手に入れたのかわかりませんが、
石垣島や白保のことを気に入ったから土地を購入したんでしょうね。
でも自分が住む土地がどんな土地なのか、気にかけなかったのでしょうか?


買った土地に家を建て、リゾートライフの夢が実現したと喜ぶ移住者の家の周囲で、
昔ながらのシマフサラシが行われる時、願いをする側もされる側もやり辛いに
違いありません。


白保の人ならシマフサラシのことはほとんどの人が知っていますので、
土地購入の際に、地元の人達からよく話を聞いて土地や地域についての
理解を深められれば、当然知ることができたはずです。
もちろん移住しても部落と関わりを持たない人に聞いてもわからないでしょうが。

お金に困ってか、またはビジネスと割り切ってか、過去には、
神様の通り道にあたる土地とか屋敷の下に井戸が残されている中古住宅なども、
売りに出されました。

もちろんそういう土地や建物に、地元の人は決して手をだしませんから、
不動産業者の多くや、土地をお金儲けのネタとしか見ない人たちにとっては、
事情を知らない内地の人間は、絶好のお客さんなんでしょうね。



これも移住ブームの産物です。
こんな土地売買は既住者のためにも、移住者のためにも、お互いの将来のためにも
良くないと思います。


一部のマスコミ、不動産業者、アフェリエイトや広告で稼ぐ移住情報ブログ。
どれも同じです。
ネタにされた地域の将来の心配なんかこれっぽっちもしないで、
ブームをネタに稼ごうとする人が増えるから、沖縄ブームが盛り上がるんです。



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最終更新日  2009.01.10 23:39:06

2007.11.29

集団暴行事件

カテゴリ:カテゴリ未分類


「女子中学生が集団暴行 2人逮捕、3人を送検へ」
八重山毎日新聞 2007-02-24の記事


2007年2月23日八重山署は「石垣市内の中学校に通う15歳の少女2人を
暴力行為等処罰に関する法律違反の容疑で逮捕」しました。


「市内民家駐車場とアパート裏通路でほかの友人ら3人とともに、
他中学校に通う15歳の女子生徒4人を「自分たちの悪口をいいふらしている」
という理由で呼び出し、顔面や腹を殴ったりけったりするなどの暴行を加え、
打撲のケガを負わせた」そうです。


2006.08.21の日記「うちの子は大丈夫?」
でも紹介しましたが、
石垣島にも本土と同じく少年犯罪やいじめ、校内暴力があります。
まさか、石垣島はそんなことと無縁だなんて思っていないですよね。


沖縄ブームに踊らされ、島の暮らしを部分的にしか捉えていない
観光客的な視点で生まれる「思い込み」で、子供の人生が
つらいものになってしまったとしたら、悲しいことです。



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最終更新日  2007.11.29 23:10:23

2007.11.16

チョウマニア

カテゴリ:カテゴリ未分類


八重山毎日新聞の 2007-05-16の記事
です。


見出しは、
「チョウマニアが増加、乱獲目的の仕掛けも」


「石垣市於茂登岳ふもとの嵩田林道で近年、チョウマニアが大きな網を持って、
チョウを採取している。
 八重山には、本土では見られない珍しいチョウが生息。毎年、大勢の愛好家が
島を訪れている。その数は延べ5000人から1万人ともいわれる。」



八重山には珍しいチョウがいてマニアを楽しませているそうです。、
この記事の取材に応じた人は、それを写真に取るのが楽しみだと
いっています。


そして、
「その一方で、林道の木の枝には大量のチョウを捕獲するための仕掛けとして、
パインの入ったネットが吊るされるなど、チョウの乱獲もみられる。
 過去には、同様の仕掛けを使って、チョウを大量捕獲しているのを
石垣市教育委員会の文化財担当員らが発見、厳重に注意したケースもある。」
そうです。


乱獲は論外ですが、一部の不心得者がいることを問題視しているだけの記事
だと理解する人もいるようなのにも困ります。


乱獲する者もでてくるほど、石垣島の蝶が注目され、コレクションの標的に
なっているわけで、見出しのとおり、それほど「チョウマニアが増加」して
いる事態。
5000人から1万人といわれる根拠は明らかにされていませんが、石垣島の林道
では、網を持ったマニアを良く見かけるようになったそうです。
これも一種の沖縄ブームですね。


林道で網を持ったマニアに文句を言うと「法的根拠は?」と反論されたことが、
このブログに書かれています。


ブログではこの日記の後、チョウマニアからと思われる人からコメントがあり、
私も書き込みをしました。


趣味の価値が高尚だとか、これまで学術的に貢献したとか、蝶の採取とコレクション
行為に対する評価や実績はいろいろあるでしょうが、その趣味が石垣島の今の
異常な事態を引き起こしている説明にも言い訳にもなりません。


悲しいことですが、「禁止種を採取している訳でもないのに」文句を言われては
かなわないと逆に文句を言う人たちには、法令による禁止をするしか今の事態を
理解してもらうすべはないようです。



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最終更新日  2007.11.17 01:41:57

2007.11.08

移住者向けブログでは語られない石垣島の事実

カテゴリ:地域社会



11月1日の八重山毎日新聞には、以下2つの記事がありました。
残念ながら、オンライン版では紹介されていませんでしたので、
今回はリンクで記事全文をご覧いただくことはできません。


まず、ひとつめ。

高校生の自殺

10月27日午後、市内の空き地で男子高校生が首をつっているのが
地域住民が見つけ通報したそうです。
遺書などは見当たらず、警察や学校が原因について調べている
そうですが、今日現在、続報はありません。

男子生徒は県外出身者で、今年4月から寮で生活していたそうです。



ふたつめ。

校内暴力で中学生逮捕

10月17日、市内の男子中学生(14)が校内で男性教諭の右腕などを
ほうきの柄で殴るなどして、全治2週間の怪我を負わせた疑いで
31日に逮捕されたそうです。



記事自体について、特別にコメントするつもりはありません。



2006.08.15の日記「青年の自殺」でも書きましたが、

石垣島と自殺。

あなたはイメージがつながりますか。

石垣島と校内暴力。

落差があるようなら、沖縄ブームの影響かも知れませんよ。


そんなことは無いと思いますが、
沖縄だから子供をのびのび育てられる、と思い込むのは、
あまりに乱暴すぎます。


誤解や思い込みは、不幸なこと。
沖縄ブームにのせられずに、現実を理解することが大切ではないですか。


前回紹介したコメントにもあったように、
石垣島を訪れて、またはマスコミやブログの石垣島情報を見て
「うわぁ、素敵なところ!こういうところに住んでみたいわ!」と
観光客気分で浮かれて「移住しよう」なんて決心して、

石垣島が内地と違う文化を持つ地域であること、
そこが地に足をつけて「生活」していく場所になるということ、
また、すでにそこで生活している多くの人々がいて、
生活者にとってそこは「楽園」でも「癒しの島」でもないという
当たり前のことが頭からスッポリ抜けているなんてことが無いように
願います。


行き過ぎた沖縄ブームは、誤解や思い込みを生むから、


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最終更新日  2007.11.09 02:05:08

2007.11.01

軽薄な移住ブームに対する意見

カテゴリ:カテゴリ未分類


前回(2007/10/26)のエントリで紹介した日経ビジネスの記事に
読者から寄せられたコメントが紹介されているのを
読みましたか?


いくつか紹介すると、

2007年5月16日
観光客気分なんでしょうね。リゾート地に行くと「うわぁ、素敵なところ!
こういうところに住んでみたいわぁ!」と言う観光客を時々見かけますが、
それと同じです。そういう人にとって観光地とは自分にとって快適なところ、
楽しいところ、としてのみ認識されていて、地に足をつけて「生活」していく
場所でもあり、またすでにそこで生活している多くの人々がいる、という
当たり前の事実が頭からスッポリ抜けているのでしょうね。浅はかとしか
言いようがありません。



2007年5月16日
郷に入っては郷に従えという諺(先人の知恵)があるように地元に受け入れ
られないミーハー移住(癒しだの、青空白砂珊瑚礁にあこがれるだけの、
沖縄琉球の歴史文化など何も知らない、自己中心的な)はもうたくさん。



2007年5月16日
別荘として住むならともかく、定年後の終の棲家として移り住んできたのなら、
「郷に入っては郷に従え」だと思います。また、開発については慎重にして
ほしいと切に願うばかりです。自然があるから移り住むのに、そのために開発
して自然を壊すのは本末転倒でしょう。



2007年5月16日
テレビの「報道特集」(←記憶定かでない)でもやっていたけど、小さな島を
どんどん都会移住者の人たちが移民して壊していくとあちこちの地面から水が
出てきて海に濁った水が流れだし、収集つかなくなっている状況も見た。屋久島
もそうなんだけど都会の旅行者が糞尿をしたものを地元住民が山から背負って
町まで降ろしてようなのだけど、なんだか都会の人たちの無知と横柄さにやるせ
ない気持ちになります。



中立な意見や行政批判もありますが、
移住ブーム批判がほとんどです。


他のコメントもご覧になりたい方は
日経ビジネスのコメントページをご覧ください。



地元からは「もう来ないでほしい」と迷惑がられ、
社会的にも批判的な見方をされる石垣島の移住問題。

これまでもこのブログで紹介してきたように、
移住者増にかかわる問題は、地元の新聞で何度も取り上げられ、
住民の批判的な意見もたくさん紹介されています。


そんな状況を間違いなく知っているはずなのに、
「石垣島での移住の日々」のブログをわざわざランキングに登録したり、
ブームに便乗して離島情報で広告収入を稼ぐ人たちもたくさんいます。



でも、観光客気分でつづられた情報で、地域社会の成り立ちなど、
本当の島の暮らしが理解できるはずはありません。


島が好きなら、
離島情報でお金儲けをするネット企業家が発信する情報に踊らされたり
しないでくださいね。



軽薄な移住ブームに乗せられる人が減り、
沖縄、石垣島が金儲けのネタになる沖縄ブームが早く去ることが
島のためだと思います。




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最終更新日  2007.11.01 23:15:45

2007.10.26

「もう来ないでほしい」

カテゴリ:カテゴリ未分類

移住者増にゆれる石垣島をとりあげた
日経ビジネスオンラインの記事です。


もはや「団塊様、お断り」
“移住景気”を喜べない石垣島の苦悩




私はこの記事の後半を読むための会員登録をしていないので、
リンクした1ページ目だけしか読んでいません。


そこには、最後に
「もともとの住民は移住者の増加に苛立ちを募らせる。
「もう来ないでほしい」というのが地元の一般住民の本音だ。」


と書かれています。



さて、地元の人たちの暮らしも知らないで、
沖縄ブームに踊らされて南の島暮らしにあこがれている人たちや、
それに便乗して、沖縄ネタでブログやHPでランキングを競い、
広告掲載でお金儲けをしている人たちは、
この記事を読んでどう思うんでしょうか。



移住ブームで島には混乱と破壊が増えています。
本土と違う自然や暮らしをネットで紹介することは、
沖縄ブームを煽るマスコミの情報の補足にはなっても、
浅はかな移住ブームを治す薬にはならないでしょう。
いつまで続くのでしょうか。



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最終更新日  2007.10.27 00:03:08

2007.10.21

石垣島の仕事事情

カテゴリ:不動産バブル



島では、正社員の採用は少なく、
契約社員やアルバイト(臨時雇用)が多いことは
ご存知でしょう。



そんな雇用環境で、
経済が低迷してくれば、待遇悪化、
最悪は、解雇なんてこともあるかも。



その場合、
観光業、レンタカーやタクシー、飲食業などの観光関連業界。
建設業、園芸、設備、土木などの建設関連業界。
そしてアパマン業界。
ここ数年で島外企業の石垣支店ができたり、
従来の企業でも急に従業員が増えたりしている不動産業界に
影響が大きいのではないのでしょうか。



次の記事では、バブルの危うさがうかがえます。

「「これからの建設は怖くて勧められない」(不動産業者)」
という状況のようです。

八重山毎日新聞 2007-09-16 の記事
アパート・マンション空室出始める 供給過多が要因




島での仕事(収入源)の不安定さを考えれば、
この記事を見て、
「家賃が下がったら移住しよう」なんて思う人は
あまり多くはないでしょうね。


数年後、バブルが去った後、
沖縄ブームによるバブルの影響で増えた仕事に
たずさわる移住者、その家族が、
経済的に不安定な立場に追いやられるとすれば、
それは地域社会にも悪影響を与えるでしょう。


沖縄ブームに煽られて、不安定な仕事でもいいからと、
安易に移住した人が少ないことを祈るばかりです。



「癒し」だとか「楽園」だとか、
人を惑わす沖縄ブームは、早く去ってほしいと思います。



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最終更新日  2007.10.21 22:56:59

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