トウケイニセイスイフト&グレートの強力コンビが底上げした岩手サラブレットの評価を一際高めたのが、地方競馬の宝とまで言われた同馬である。 デビュー戦勝利後、脚元にアクシデントが発生、1年7カ月の長期休養を余儀なくされたが、強烈な精神力で不死鳥の様に復活、6歳の秋まで18連勝、当時のサラブレットの連勝日本記録を樹立した。 表舞台初登場は平成5年(7歳)8月1日のみちのく大賞典で、これをレコードタイムで勝ち、以後平成7年の桐花賞までの20戦が全て重賞・特別戦(17勝)だった。生涯唯一連を外したのが平成7年、中央のライブリマウント等を迎えての南部杯(3着)だったが、9歳でピークを過ぎていただけに残念だった。 脚に爆弾を抱え、遠征も控え目にせざるを得なかったが、重賞14、特別4、生涯1番人気に支持されたのが41回という、まさに怪物の名に相応しい活躍だった。現在、門別・日高軽種馬農協門別種馬場に種牡馬として供用されている。 前へ戻る ジャンル別一覧
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