窓口業務
郵政民営化が話題になっていますが、時々郵便局に行って感じる事を少し書きます。先日、本局と言われる大きな郵便局に行きました。皆さんご承知の番号札を引いて待ちますが、16人も順番待ちをしていました。私の隣に座っていたおじさんもイライラ・ブツブツ・・・窓口の様子を見ていると何やら問答をしているケースが多い様です。一人のお客様に要する時間が、待っている身としては長いように感じてしまいます。本局という事で来られる方も多いのでしょうね。小さな郵便局の方が絶対に早いと思います。しかし観察していて気付いた事は窓口が5つあるのに業務をしているのは実質2つだと言う事です。1つはクローズ、2つは窓口職員はいますが明らかに他の仕事をしているようで窓口電光板も「・・・」になっています。本局で来られる方も多いにも関わらず、窓口が2つでは混むのは当たり前です。もう何年も前の事ですが他の大きな局で、お年寄りが窓口で何度も職員に色々な事を質問をして、延々と話し込んでいた事がありました。私の隣で待っていた二人組みのおばちゃんが遂に痺れを切らして、局の職員にわざと聞こえる様に大きな声で不満の言い合いを始めました。効果覿面(てきめん)で直ぐに業務がスムーズに運び始めました。そのおばさんは勝ち誇ったように「言ってやんなきゃ分んないのよ!」と雄叫びを上げつつ窓口に向いました。銀行の肩を持つわけではありませんが、銀行に比べると郵便局は業務がどうも素人っぽい感じがします。親しみが持てて身近な感じはいいでしょうが、業務の効率はどうなんでしょう。一件一件丁寧に対応するのは良いのですが、次のお客さんを待たせている事への問題意識が薄いような気がします。個と全体のバランス、難しいとこですが・・・郵政民営化は良く分からないけれど、窓口業務をもっと効率よくする工夫やシステムの改良をして欲しいな~。民間企業はスピード(迅速性)が命という場合が多いですから・・・