カテゴリ:ちょっとためになる話
今日は建国記念日で祝日。でも、日本ができたのは2月11日なの?私の友人は8月15日だと言っていたけど。
と思っている人もおられるでしょう。大抵の国には建国の記念日があります。それは、偉大な王の即位の日であったり、民主国家ができた日であったりします。それは、その国では大切なことですから祝うのですが、その日は国が勝手に決めてもいいんです。 日本では、2月11日は「紀元節」と言って明治時代から祭日となっていました。これは、古事記や日本書紀に出てくる初代天皇である神武天皇の即位日が、旧暦の1月1日であったため祭日を作る際に計算して2月11日になりました。戦後GHQ(占領軍)によって廃止されましたが、20年ほど経ってほとぼりがさめた頃に「建国記念日」として復活したのです。 古事記や日本書紀はその信憑性があやしく、神武天皇は130歳位まで生きたことになっています(古事記では137歳・日本書紀では127歳)。昔の人は長生きだったのか、生き神様だから長寿であったのか分かりませんが、確かにちょっと考えにくいことです。だいたい、神武天皇は歴史学上は架空の人物となっているのです。 なぜ、そんなに2月11日に固執したのでしょうね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2016.02.11 22:35:21
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