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10月4日(木)“就職氷河期世代”夢はつかめるか というNHKTV番組を見た。日本が長い不況に入っていた今世紀の初め頃各企業は採用を控え、いわゆるリストラを進めた。その結果、正社員として採用されなかった大勢の若者がいわゆるフリーターとして、社会人になった。それから約10年景気は回復したが、30歳前後の若者は相変わらず、派遣社員として働いている人々が多い。彼らの中には、フリーターをよしとせず、正社員として中途採用されることを目指す人が出てきた。しかし、企業特に大手企業は既に30歳になったこの人たちを採用することは少ない。企業の論理としては、新卒者をより安い給料で採用した方が有利だからである。何度も就職試験に失敗した人の中から、「語学力をつけて、就職を有利に」と考えて、中国に出かけ、語学学校に通いながら、就職活動に挑戦している2人の男女を取材していた。1年間中国で中国語を勉強して再度就職活動をしたが、今の所いい結果は出ていない。一方、就職氷河時代に正社員として採用された同年輩の人々は、キャリアを積み、「希少価値」を買われて、「引く手あまた」だそうだ。新卒当時の採用、不採用がこの人たちの運命を分けた。今の所「勝ち組」と「負け組」の「格差」は開く一方だ。
私はこれを見て、運命の皮肉を感じた。それと、就職活動を有利に展開するために、中国にわたった2人の男女に「君たちの努力に脱帽。そこまで気付いて何とか自分の将来を切り開こうとしている努力は評価したい。そして、その気になっていれば、いつかきっと努力は報われるだろう。だが、もう少し、知恵を働かせ、戦略を練ったらいいのに」とも感じた。仮に私が彼らから相談を受けたら、次のように助言する。 ・やみくもに、就職に拘らず、「自分たちは何がしたいのか」「何が得意なのか」「何をすることに意義を感じるのか」と 「考えること」=「自分を見つめること」をすすめる。その結果によっては、 ・どの分野のどんな業界のどの仕事をするかを決め、場合によっては、大企業でなく、中小企業、零細企業にあえて焦点を合わせること、中小企業なら、この年齢で、健康で、それなりの、才覚があれば、喜んで、迎え入れてくれるだろう。社長と意気が合えば、頼りにしてもらって、企業とともに、成長することも期待できるからだ。 ・人によっては、独立・自営を目指す。 たとえば、中国語の学校でなく、「職人修業」の道を選ぶ。板前、造園、建築など。あるいは、農林・漁業の道もある。 そうすれば、途上は厳しいが、結果として、大企業や官庁で「キャリア組」として今は肩で風を切っている人々と、どちらが充実した人生だったか、答えは不透明だと思う。 頑張れ1フリーター脱出を図ろうとしている就職氷河時代、正社員になれなかった諸君。 就職氷河時代の同世代の人々を初めご家族や関係者に、この記事が参考になり、奮起する動機付けになれば幸いだ。 │<< 前へ │次へ >> │一覧 │コメントを書く │ 一番上に戻る │ |