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栃木県・注文住宅・リフォーム/ヨシダクラフト

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栃木県・家づくり・リフォーム/ヨシダクラフト

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2007年02月10日 楽天プロフィール Add to Google XML

やりたいけどできないこと。
[ 建築いろいろ ]    

普通の家の外観は、基礎の立ち上がりが40cmくらい見えます。地面から立ち上がっているコンクリートの部分ですね。

基礎を立ち上げる理由は、完成後に白蟻の発生を防ぐ防蟻工事や、床鳴りが出た場合、設備配管のメンテナンスなどの為です。ですから、万一の時に、床下に人が入れるようにします。

いつも疑問なことがありまして、今日はそのことを書きたいと思います。

本屋さんに並んでいる住宅雑誌に載っているモダンな木造住宅の中には、地面から基礎の立ち上がりが殆ど見えないものも多数あります。これは家の外観の重心を低く、バランスよく見せたいという建築家の意図だと思います。

基礎の立ち上がりが造られず、コンクリートの上にすぐ下地木材を設置しフローリングが貼られます。当然、床下には入れない。そのような場合、白蟻などに食われると大変で、床下に入れませんから、白蟻の薬を噴霧する為、床を壊すことになると思います。床の上に壁が載っていますから床を壊すと壁が壊れて、天井も壊れることになります。

ですから、そのようなお宅が、メンテナンスの時期が訪れた時に、どう対処するのか、とても興味深いものがあります。そうなった場合、表にはでてこないかもしれませんが、当事者は大変なはずです。

建築家も当然、その後、どうなるかは分かってやっるはずです。新しいことを提案し続けなければ売れなくなる建築家には、メンテナンスなどよりデザインが優先するのかもしれません。

少し、気を配っている方は基礎の立ち上がりを無くした場合、家の外周部に巾1.5mくらいコンクリートを打設して、白蟻を防いでいると思われるものもありますが、確率が少なくなるだけで、メンテナンスは出来ません。

佐藤秀工務店でサラリーマンをしていた時は、現場監督をしていました。殆どがアトリエ系といわれている設計事務所が設計したお宅の現場管理が仕事でしたから、一般の工務店の社長よりも、建築家といわれる方の仕事のやり方を見ていると思います。

あとで不具合が出ると、零細なアトリエ系の設計事務所では、お金を出して直すことはできませんから、施工業者が泣くことになります。川上で仕事をしなければ、(エンドユーザーであるお客様から一番近い所で仕事を取らなければ)自分の考えを反映させた家は造れないと思いました。

施主も芸術家のパトロン気取りのお金持ちであれは゛、自分でお金を出すのかもしれません。

私の無知で、基礎の立ち上がりの無い家も、床下メンテナンスできる状態になっているのかも知れません。知っている方は教えてください。

話しは変わります。以前のブログにも書いたと思います。何年か前に、業界でも権威ある住宅設計の賞を取った、目黒通りの裏路地の家を、たまたま歩っていて見つけました。木造なのに外観のモルタルで塗られた大きな曲面が印象的なお宅でした。住宅雑誌の仕様書に木造と載っていたのと、大きなモルタル曲面外壁だったのでびっくりしたものです。絶対に外壁はビリビリに割れるだろうなと思っていたら、その年の賞を取ったので2度びっくり。やはりデザインが印象的な家が賞を取り、メンテナンス性など参考にしないのだなと、納得したものです。デザインが印象的というのは、ただ「見たことが無い」というだけですけど。

1年後、近くにいったので、そのお宅を見に行ったら、外壁の全面補修中でした。予想どうり外壁は、干ばつの沼底のようにビリビリ。モルタル外壁はひび割れが入るのは普通で、ひびれ割れの無いお宅は見たことがありません。しかし、あれはかなりひどかった。有名な構造家も外壁の割れまで計算できなかったのかもしれません。、とりあえず面白そうだからやっちゃえ、施工側が責任取るでしょ的なことだったのかもしれません。

その設計者はその後も活躍しています。想像するに施工者がお金をだいぶ持ち出して、直したのではないでしょうか?

合掌。アーメン

 今日は、やりたいけどできないことを書きました。基礎の立ち上がりを低くするのはやりたいのですが、出来ないんです。

 

 

 

 

 




最終更新日  2007年02月16日 09時33分44秒
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そうですね   tamatamaさん


Re:そうですね(02/10)   ヨシダクラフトさん

tamatamaさん
>ボクも昨年、某建築家の仕事を断りました。構造的にも、内部の仕様にも、予算計画にも疑問があったからです。気になって、工程をサイトで追ってましたが、予算の足りない部分は施主施工・・・それはいいのですが、フラットルーフのパラペットの板金を施主が工事しているのを見て!!??。完成した家はステキで、某メジャーな住宅雑誌に掲載されていました。
-----
たまたまその号の雑誌持っていて、桐生の住宅見ていました。ブログに工程が書いてありましたね。あのお宅のことだったのかと。
専業の設計事務所は、安全性とコストを含めた施工責任を取らなくて良いというか、取れないので思い切ったことができるんですよね。

受注が安定しないうちは、3社見積して一番安い所に発注しますので、私に依頼するとお徳ですという営業します。

それで、船頭が無茶しちゃったり、施工の「肝」をわかってないと、施主、設計者、施工者が揉めてるお宅多いですよ。今大丈夫でも、将来危ないことが多いです。

この文章はtamatamaさん のブログに触発されて書いたものです。

うちも、たまーに設計事務所から見積依頼がありますが、有料だというと、割りと早めに電話を切ってくれます。(2007年02月16日 09時14分54秒)

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