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2007年12月30日
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カテゴリ:今日のテレビ映画
山田洋次監督という人はまったく、自分の主義主張を押し通すという気概が全く感じられない。とはいえ、さすがにそれなりの演出手腕を持っているので発表する作品はなかなかのものであることは誰もが認めるところでしょう。

この「武士の一分」も、山田監督ならではの演出のさえが随所にみられる。
特に木村拓哉と緒形拳との道場での練習シーンの迫力、そして、クライマックスの一騎打ち、さすがに、これほどのシーンは今の監督でとれる人はそういない。

とはいえ、前作「たそがれ清兵衛」に比べると格段に作品のレベルが落ちるのは、別に主演が真田広之から木村拓哉に変わったからではないと思う。木村拓哉もそれなりの個性の固まりで武士を演じているのだから、彼の努力は評価すべきでしょう。

ではこの違いなはにか?そこに最初に書いた山田洋次監督の自画の主張の弱さがある。
「たそがれ清兵衛」がヒットしたから、同じパターンの作品を会社の意向とはいえ、平気で作る神経。もうちょっと、チャレンジ精神を持ってもらいたい。

などと、偉そうなことをいっている。山田洋次監督には日本映画界を引っ張ってほしいからあえていっていますが、この監督の力量は誰もが知る現代の名監督であることにかわりはありません





武士の一分

民放pm9:00



上映時間 121分
製作国 日本
公開情報 劇場公開(松竹)
初公開年月 2006/12/01
スタッフ
監督: 山田洋次
原作: 藤沢周平 「盲目剣谺返し」(「隠し剣秋風抄」文春文庫刊)
脚本: 山田洋次
平松恵美子
山本一郎
撮影: 長沼六男
音楽: 冨田勲
キャスト
木村拓哉
檀れい
笹野高史
岡本信人
左時枝

ストーリー
三村新之丞は東北の小藩に仕える三十石の下級武士。剣術の覚えもあり、藩校でも秀才と言われながら、現在の勤めは毒味役。張り合いのない役目に不満を持ちながらも、美しく気立てのいい妻・加代とつましくも笑いの絶えない平和な日々を送っていた。

ところが、そんな平穏な生活が一変してしまう。貝の毒にあたった新之丞が、一命は取り留めたものの失明してしまったのだ。 ・・・





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最終更新日  2007年12月30日 06時01分47秒
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