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2008年04月07日
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カテゴリ:今日のテレビ映画
芥川竜之介の原作で、黒澤明監督の名作「羅生門」のリメイクとも言うべき映画、それがこの「暴行」です。

物語の本筋はほとんど同じ、登場人物や舞台は違っていますが、展開が同じで、三人三様に語られる暴行殺人事件をとおして、人間の性、本性などが暴かれていきます。

名作「羅生門」はそんな特異な物語の語り口の描き方はもちろんすばらしいのですが、その映像美の見事さで世界に注目された作品です。光の演出のすばらしさ、木漏れ日やクローズアップ、風、木々など、画面に出てくるそれぞれの小道具やカメラワークが見事な美学になって結実したからこそ、今なお名作とされているものです。

そんなオリジナルの「暴行」事件のみに焦点を当てているこの「暴行」はそんな意味で、ただのリメイクだと理解されればそれまでですが、なんといっても、キャストの豪華さが目を引きます。

ポール・ニューマン、エドワード・G・ロビンソン、クレア・ブルームなど目を見張り魔寸え。それだけでも、オリジナル版への敬意が感じられる力の入った作品だと思います。






オリジナル版を見る

羅生門





暴行

BSpm9:00



[原題]The Outrage
[製作国]アメリカ
[製作年]1964
[配給]MGM配給
スタッフ
監督: マーティン・リット
原作: 芥川龍之介
脚本: マイケル・カニン
撮影: ジェームズ・ウォン・ホウ
音楽: アレックス・ノース
スクリプター: 黒澤明 
 橋本忍
キャスト
 ポール・ニューマン 
 ローレンス・ハーヴェイ 
 クレア・ブルーム 
 エドワード・G・ロビンソン 


ストーリー
19世紀末。ある鉄道駅で3人の男が偶然顔を合わせた。町の牧師とペテン師(エドワード・G・ロビンソン)は汽車を待つためで、もう1人の探鉱者(ハワード・D・シルバ)は雨宿りに駆けこんだのだ。

牧師は昨日町にあった奇怪な裁判に、人間というものに絶望していた。その裁判で悪名高いメキシコ人の強盗カラスコ(ポール・ニューマン)は旅行中の紳士(ローレンス・ハーベン)を刺し殺し、紳士の美しい妻(クレア・ブルーム)を犯した罪で縛り首を言い渡された。奇怪なのは事件についての証言-カラスコ、犯された妻、瀕死の紳士から聞いたという老インデアンの話がそれぞれ違っていたことだ。 ・・ ・・


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byくらのすけ映画社










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最終更新日  2008年04月07日 06時43分39秒
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