西部劇はいまや過去の遺物のような映画ジャンルになってしまいました。敵がいて見方がいて、正義と悪の対決、そして、街の人々の物語などなど、非常にわかりやすく、そして身近であって、どこかノスタルジーの世界。それがかつての西部劇の典型でした。

この｢ワーロック」もまさにそんな一本、主演は定番のヘンリー・フォンダ、リチャード・ウィンドマークなどなど、悪役を演じる俳優さんもいつも決まっているし、正義の俳優さんも決まっているので、物語を見る前からその展開がわかるという面白さもまた一興です。

わかりきった展開で最後は拍手？あるいはニンマリとした笑が残るというこれが映画の世界、フィクションの世界という安心。
そんな安心がいつの頃からか廃れていき、映画に問題意識やテーマ性を求め始め、娯楽としての面白さがどんどん薄れていきました。

もう一度、映画の面白さを再発見してみてください。これがエンターテインメントです・・・

エドワード・ドミトリク監督作品 ケイン号の叛乱 バターンを奪回せよ	ワーロック BSｐｍ9：00	[原題]Warlock(1959) [製作国]アメリカ [製作年]1959 [配給]ＦＯＸ配給 スタッフ 監督： エドワード・ドミトリク 原作： 　オークレイ・ホール 脚本： 　ロバート・アーサー 撮影： 　ジョー・マクドナルド 音楽：　リー・ハーライン キャスト 　リチャード・ウィドマーク　 　ヘンリー・フォンダ　 　アンソニー・クイン　 　ドロシー・マローン　 　ドロレス・マイケルズ
	ストーリー ワーロックの町ではマックオウンの経営する、サン・パブロ牧場の暴れ者たちが跳梁していた。マックオウンの部下の１人ギャノン（リチャード・ウィドマーク）は、自分たちの行為を嫌っていた。 ポニーは散髪屋に難癖をつけて殺した。マックオウンはワーロックの法律は、自分が作るのだと豪語した。翌日、町の人々は集会を開いた。町を自衛するために保安官クライ（ヘンリー・フォンダ）を呼ぶ協議をした。しかし、ジェシー（ドロレス・マイケルズ）はクライが行くところ、かならず賭博師モーガン（アンソニー・クイン）がついてくるので、町に新しい騒動が起こるといって反対した。 クライとモーガンがやって来た。モーガンはさっそく酒場を開いた。クライはモーガンは悪人ではないと強調した。マックオウンが町に現われた。クライは彼の前に立ちふさがった。 ・・ ・・

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