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2008年04月29日
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カテゴリ:今日のテレビ映画
マリー・アントワネットが入浴という習慣をフランスにもたらすまでのパリは悪臭に満ちていた。入浴の習慣のないパリの人たちはひたすら強い香水を体に振りまくことで動物的なにおいを隠していたのである。

世界的にも人口の多かった当時のパリのことですから、そのにおいたるやむせ返るようであったと創造される。そしてこの「パフュームある人殺しの物語」はそんなむせ返るパリの、さらに鼻が曲がるほどの悪臭も混じる魚市場から物語が始まります。

なんと雑踏の中で一人の赤ん坊が産み落とされる。それだけでも目を背けたくなるようである。しかし物語りはここからなんともシュールな世界へと突き進んでいくのです。

人並みはずれた嗅覚の持ち主の主人公、それはある意味超人的な能力でした、その彼が目指したのは、香水士といういわばにおいを作り出し調合するプロフェッショナル。そして、理想の香水を求めるうちに彼は禁断の世界へ落ち込んでいきます。

目くるめくパリの雑踏と、人間の心理の裏側の欲望、そして、目的のために異常な世界へ落ち込む主人公たち。そんな世界がまさに抽象的な独特の映像と、非現実的な展開で観客を引き込んでくれるのです。
ラストシーン、ひさしぶりに堪能するほどの映画芸術に酔うこと間違いなしですよ







パフューム ある人殺しの物語

WOWWOW深夜1:30




PERFUME: THE STORY OF A MURDERER
上映時間 147分
製作国 ドイツ/フランス/スペイン
初公開年月 2007/03/03
スタッフ
監督: トム・ティクヴァ
原作: パトリック・ジュースキント
『香水 ある人殺しの物語』(文藝春秋刊)
脚本: トム・ティクヴァ
アンドリュー・バーキン
ベルント・アイヒンガー
撮影: フランク・グリーベ
音楽: トム・ティクヴァ
ジョニー・クリメック
ラインホルト・ハイル
キャスト
ベン・ウィショー
ダスティン・ホフマン
アラン・リックマン


ストーリー
18世紀のパリ。悪臭立ちこめる魚市場で一人の赤ん坊が産み落とされる。危うく捨てられかけた赤ん坊は、間一髪で拾われ、グルヌイユと名付けられて育児所に引き取られる。グルヌイユは友だちもいない孤独な子どもだったが、何キロも先の匂いを嗅ぎ分ける超人的な嗅覚の持ち主だった。やがて青年となったグルヌイユは、ある時運命の香りと出会った。それは赤毛の少女の体から匂い立っていた。しかし彼は、怯えて悲鳴を上げようとした少女の口をふさぎ、誤って殺してしまう。 ・・ ・・



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    最終更新日  2008年04月29日 07時08分40秒
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